2020年2月27日更新

映画「スーパーマン」の新旧シリーズを一覧で紹介 おすすめの観るべき順番とは

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マン・オブ・スティール、ヘンリー・カヴィル、スーパーマン
© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC.

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世界で最初のスーパーヒーロー!スーパーマン映画おすすめの観る順番を紹介

世界で最初のスーパーヒーロー、スーパーマン。アメコミキャラクターとして抜群の人気と知名度を誇る彼の物語は何度も映像化され、世界中の人々に親しまれています。 アニメやドラマなどを含めると、30作品を超える「スーパーマン」作品のなかから、今回は映画に特化しておすすめの観る順番を紹介しましょう。 今後のDCEU作品に備えてスーパーマンを知っておきたい「ざっくり派」向けと、スーパーマンの世界に浸りたい「じっくり派」向けに分けてみました。

スーパーマン映画の公開順は?

1938年にDCコミックスから刊行された『Action Comics #1』で初登場したスーパーマンは、世界で最初のスーパーヒーローとして知られています。 「スーパーマン」の最初の映画作品は、カーク・アレン主演で1948年に公開された『Superman』。1950年には、その続編として『Atom Man vs. Superman』が公開されました。 その後、1951年にはジョージ・リーヴス主演の『スーパーマンと地底人間』が公開されています。 1970年代後半から1980年代にかけては、クリストファー・リーヴがスーパーマンを演じた4作品が世界中で大人気となりました。 そして2006年、ブランドン・ラウス主演で満を持して21世紀のスーパーマン『スーパーマン リターンズ』が公開されます。 2013年にはDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)作品の一部として『マン・オブ・スティール』が公開。その後、同シリーズは『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)、『ジャスティス・リーグ』(2017年)と続いて公開されました。

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おすすめの観る順番は?【ざっくり派/じっくり派】

「スーパーマン」映画は少し作品数が多めなので、ここでは「スーパーマンについてざっくり知りたい!」という人と、「スーパーマンの魅力に浸りたい!」という人向けに、それぞれおすすめの観る順番を紹介します。 ざっくり派は今後のDCEUを見据えて、知っておきたいスーパーマンの変遷を追っていきましょう。 じっくり派は、名作といわれる旧映画シリーズでスーパーマンの魅力を堪能してください。

【ざっくり派向け】今後の新作に向けてDCEUのスーパーマンを観る

DCコミックスが現在実写映画化を進めている通称・DCEU。スーパーマンについてざっくりと知りたい人は、今後公開される新作に備えて、DCEU作品のなかからスーパーマンが登場しているものを公開順に観ていくのがおすすめです。 DCEUのスーパーマン映画は、同じくDCヒーローのバットマン実写映画として、大ヒットを記録した「ダークナイト」シリーズの監督クリストファー・ノーランが製作に参加し、同シリーズに似たダークな印象が特徴です。

『マン・オブ・スティール』(2013年)

『マン・オブ・スティール』は、DCコミックの実写化映画を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う、通称・DCEUの第1作目です。本作は、ヘンリー・カヴィルがイギリス人俳優として初めてスーパーマンを演じたことでも話題に。 故郷クリプトン星が危機にさらされ、脱出ポッドで地球に漂着した赤ん坊。小さな町に住むケント夫妻に拾われた彼は、クラークと名付けられ、彼らの子供として育てられます。しかし、自分が他の人とは違う能力を持っていることに気付き孤独感を抱くようになった彼は、自分探しの旅に出るのでした。

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)

DCEU第2作目であり、人気ヒーロー同士の衝突を描いた『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生』。前作『マン・オブ・スティール』の直後から始まるストーリーで、早くもDCコミックの人気ヒーロー、バットマンとワンダーウーマンが登場します。 自分の出自を知り、スーパーヒーローとして生きることを受け入れたスーパーマン。しかし、前作の戦いで街が大破したことで、人々は彼に恐怖を抱くようになってしまいました。バットマンことブルース・ウェインは、「人類の脅威」であるスーパーマンに戦いを挑みます。

『ジャスティス・リーグ』(2017年)

DCEU5作目の『ジャスティス・リーグ』では、「ジャスティスの誕生」に登場したバットマン、ワンダーウーマンに加えて、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの5人のスーパーヒーローが集結。地球を新たな脅威から守るため、スーパーマンを蘇らせようと奔走します。 本作では、当初監督を務めていたザック・スナイダーが家庭の事情で途中降板し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ」シリーズで知られるジョス・ウェドンが代理監督を引き継ぎました。

【じっくり派向け】これぞスーパーマン!クリストファー・リーヴ版

アメコミヒーローとして世界中で知名度を獲得したスーパーマン。太陽からエネルギーを得ている彼の“陽”のヒーローとしての魅力がを堪能したいひとには、旧映画シリーズを公開順に観ることをおすすめします。 1950年代の実写映画以来、20年以上の時を経て復活したスーパーマン映画は、主演のクリストファー・リーヴとともに大人気となりました。

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『スーパーマン』(1978年)

クリストファー・リーヴといえばスーパーマンというイメージを確立し、世界中で大人気となった本作。 『スーパーマン』は、田舎町スモールヴィルで過ごした少年時代から、デイリー・プラネットの記者クラーク・ケント/スーパーマンとしての活躍、そして宿敵レックス・ルーサーとの戦いまでを一気に描ききった娯楽大作となっています。 「スター・ウォーズ」シリーズなどでも知られるジョン・ウィリアムズが作曲した「スーパーマンのテーマ」も有名です。

『スーパーマンⅡ/冒険編』(1980年)

クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」映画第2作目『スーパーマンⅡ/冒険編』では、スーパーマンの地球を守る戦いと、ロイス・レーンとのロマンスが描かれます。 パリを水爆テロから救ったスーパーマン。しかし、宇宙空間に放り投げた水爆が爆発したことによって、捕らえられていたクリプトン星の反逆者・ゾッド将軍とその仲間が解放されてしまいます。スーパーマンを追って地球に来襲したクリプトン星の反逆者であるゾッド将軍。彼との戦いのさなか、スーパーマンは想いを寄せる同僚の記者、ロイス・レーンに正体を知られてしまい……。

『スーパーマンⅢ/電子の要塞』(1983年)

スーパーマンと超高性能コンピューターの戦いを描いたシリーズ3作目『スーパーマンⅢ/電子の要塞』。 大企業の社長ウェブスターと天才プログラマーのゴーマンは、超高性能コンピューターを使って世界の富を手に入れようと企んでいました。しかし、彼らの最初の計画はスーパーマンに阻止されてしまいます。報復を誓った彼らはスーパーマンの弱点を調べ上げ、ついにクリプトナイトの存在を知るのでした。 シリーズの中でもっともコメディ色が強い本作。本来のスーパーマンと悪の人格のスーパーマンによる対決では、クリストファー・リーヴが一人二役を演じ、スタンドインや合成など、当時最新の映像技術が使われています。

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『スーパーマンⅣ/最強の敵』(1987年)

スーパーマンことクラーク・ケントは、実家の売却話やデイリー・プラネットの買収など、大きな環境の変化を迎えていました。彼が日常に忙殺されるなか、世界は核戦争の危機に。さらに、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーが脱獄してしまいます。 スーパーマンは国連総会に参加し、各国の核兵器を廃棄させること成功しますが、その裏ではルーサーが打倒スーパーマンのために陰謀を巡らせていたのでした。 主演のクリストファー・リーヴは、本作で脚本原案に参加。また前作に登場しなかったレックス・ルーサー役のジーン・ハックマンが再登場しています。

『スーパーマン リターンズ』(2006年)

クリストファー・リーヴ版の2作目「冒険編」の続編として製作された『スーパーマン リターンズ』では、同シリーズの3作目と4作目の内容は反映されていません。 2作目のラストから5年後。地球に帰還したスーパーマンでしたが、母マーサは健在だったものの父はすでに亡き人となっていました。一方、逮捕・起訴に法的な不備のあったレックス・ルーサーは釈放され、恋人だったロイス・レーンはシングルマザーに。不在の間の変化に戸惑うスーパーマン/クラーク・ケントをよそに、ルーサーは新たな犯罪計画を進めます。 本作には、旧シリーズへのオマージュがふんだんに散りばめられ、主演を務めたブランドン・ラウスは、クリストファー・リーヴにそっくりだと話題になりました。

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世界最初にして最強のヒーロー、スーパーマンの世界を楽しもう!

アメコミきっての人気ヒーロー、スーパーマン映画のおすすめの観る順番を紹介しました。 今回は「ざっくり派」と「じっくり派」に分けて紹介しましたが、もちろんDCEU版のスーパーマンを観て、興味が増したら旧シリーズを観てみるのもよし、旧シリーズを楽しんだ後に最新のスーパーマンを観てみるのもよいのではないでしょうか。