2025年7月26日更新

『スーパーマン』愛犬のクリプトの犬種は?新作映画で担う重要な役割や活躍・原作との違いを解説

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© & TM DC © 2025 WBEI

DCコミックスのスーパーヒーロー「スーパーマン」が、DCスタジオのトップに就任したジェームズ・ガン監督による新作映画として帰還!この記事では、新作に登場するスーパーマンの相棒の犬「クリプト・ザ・スーパードッグ」の詳細をお届けします。

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『スーパーマン』の愛犬クリプトとは?

名前 クリプト・ザ・スーパードッグ
犬種 ラブラドール・レトリバー系の大型犬
出身 惑星クリプトン
能力 超常的な筋力と聴力、超高速スピード、飛行能力、ヒーリングファクター
初登場 『ADVENTURE COMICS』#210(1955年)

クリプトはスーパーマンの良き友であり相棒で、鋼鉄をもかみ切るスーパードッグ。スーパーマンの故郷「クリプトン」が崩壊する前は、赤ん坊だったカル=エルを見守っていた忠実な伴侶でした。スーパーマンとお揃いの赤いマントを着て、普段は普通の犬のペットのように振舞っています。 クリプトン人と同じように太陽のエネルギーから得られる強大な力を持っており、超常的な筋力や空飛ぶ力でスーパーマンとともに悪と戦います。

新作2025映画『スーパーマン』の最新予告映像から分かる犬種・特徴を解説!

4月4日に公開された最新映像"sneak paek"では、冒頭からクリプトが登場して大活躍!空から落ちて氷面に激突したスーパーマンが助けを呼んだクリプトは、遊んでもらえると思ったのか彼の身体を蹴ったり引っ張ったり。ちょっとやんちゃな性格なのでしょうか? しかし賢く忠実なクリプト、すぐに彼の願い通りにマントを引っ張って家に連れ帰ります。映像から見る限りクリプトは白い小型犬で、ものすごいスピードで走り寄りスーパーマンを引っ張っていけるなど、原作と同様に超常的な力を持っているようです。

『スーパーマン』(2025)のクリプトが重要な存在へ

原作のマスコット的存在とは異なるジェームズ・ガン版のクリプト

クリプトの登場は、ともすればストーリーとは関係のない「かわいいだけのマスコット」にも出来たわけですが、ジェームズ・ガンはむしろクリプトがいないと成り立たない作品を制作しました。 冒頭では、口笛で呼ばれたクリプトがスーパーマンを救出し、ラストバトルではルーサーを倒す切り札として登場するのです。 そして、ルーサーの命令を忠実に守るウルトラマンやエンジニアに対して、自分の意志でスーパーマンに協力するクリプト、という対比構造も見えてきます。 スーパーマンならば、力でねじ伏せて部下を従わせることもできるでしょう。しかし、それをせずチームや仲間と戦うからこそ「スーパーマン」なのです。クリプトは、彼の本質を思い出させてくれる大事なキャラクターでした。

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飼い主に似た性格の持ち主へ

クリプトのモデルとなったジェームズ・ガン監督の愛犬・オズは飼い始めの頃、家具やノートPCを食べてしまうほどの問題児だったそう。そのやんちゃぶりに「もしこの子にスーパーパワーが宿っていたら、どれだけ大変だろうか」という想像からクリプトの性格が生まれた、とジェームズ・ガンは明かしています。 また、作中ラストでは飼い主であるスーパーガールが登場しました。再会した2人が床でぐちゃぐちゃになりながら抱き合う姿は、「この親にしてこの子あり」という言葉がぴったりなシーンです。 オズの性格とスーパーガールの性格、2つの要素があってクリプトのハチャメチャな性格が生まれました。

原作「スーパーマン」のクリプト・ザ・スーパードッグと映画版での違いは?

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原作「スーパーマン」でのクリプトの情報

名前 クリプト・ザ・スーパードッグ
犬種 ラブラドール・レトリバー系の大型犬
出身 惑星クリプトン
能力 超常的な筋力と聴力、超高速スピード、飛行能力、ヒーリングファクター
初登場 『ADVENTURE COMICS』#210(1955年)

クリプトは1955年にDCコミックス『ADVENTURE COMICS』に初登場し、それ以来スーパーマンの良き相棒として活躍してきました。アニメシリーズにも登場し、2022年のアニメ映画『DC がんばれ!スーパーペット』でもスーパーペットたちのリーダーに。 しかし実はクリプトが実写映画に登場するのは、今回のジェームズ・ガン監督の新作『スーパーマン』が初めて!どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?

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実写映画と原作では犬種が違う!?モデルはガン監督の愛犬?

新作『スーパーマン』に登場するクリプトは、ジェームズ・ガン監督の愛犬オズがモデルになっているそう。そのため犬種も、レトリバー系の大型犬からヨークシャー・テリア系の小型犬に変わっています。 この変更にネット上では批判もあったようですが、特報映像の先行解禁イベントではクリプトの登場シーンに歓声が上がったとのこと。さらに監督によれば、この映像の他にもクリプトの魅力がたくさんあるとか!これは期待大!

DC次回作『スーパーガール』でクリプトの謎が明かされる?

本作での一番のサプライズは、スーパーガールのカメオ出演でした。スーパーマンと恋人ロイス・レインとの会話の中で「(クリプトは)預かっている犬」と答えていまいたが、ラストでその飼い主であるスーパーガールが引き取りに来るのです。 スーパーガールが「孤独の要塞」に入ってきた瞬間、寝ていたクリプトは一目散に走っていきます。床がひび割れるまで激しくじゃれ合うスーパーガールとクリプト、治療中のスーパーマンは呆れた様子で眺めていました。

クリプトの謎が明かされる?

2026年には、DCU映画の第2弾『スーパーガール(原題)』の単独作公開が控えています。 そして、ポッドキャスト「Armchair Expert with Dax Shepard」にて、ジェームズ・ガンは「クリプトは次のスーパーガール映画でも非常に重要だ。(20年以上生きていることなど)クリプトについてもっと多くのことが分かるだろう」と、クリプトファン歓喜のコメントを残しています。

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新作映画『スーパーマン』でのクリプトの活躍に注目

DCヒーローシリーズの新たな門出となるジェームズ・ガン監督の新作映画『スーパーマン』は、2025年7月11日に日米同時公開。スーパーマンの相棒クリプト・ザ・スーパードッグの活躍も、ぜひ劇場でご覧ください!