フルートベール駅で

フルートベール駅で

作品情報

原題 Fruitvale Station
日本劇場公開日 2014年3月21日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

Kyohei_Fukubaの感想・評価
映画を見ていて本気で「ふざけんなよ・・・」って思ったのは久しぶりだった
最近だとおそらくいろんなところで似たような事件は起こっていて不穏さを感じずにはいられない。こういった事件を起こす警官は大抵警官になって数年以下の新米らしいのでそういう人たちの育成は取り組むべき課題だと思う
事件が起こる前のオスカー達が電車に乗るシーンの不穏さは新しくてこれから起こることを示唆していて監督の力量を感じた。これを見ればシルヴェスタースタリーンがクリードを受けた気持ちもわかる。
HMworldtravellerの感想・評価
冒頭、いきなり流れる衝撃的なその日の出来事。一般人が撮った実際の映像。最初にそれを見せられると誰もが、彼はその日どんな1日を過ごしたのだろう、どうしてこんなことになったのだろう、と回顧録を読むような気持ちで映画に向き合う。自分ではもう振り返ることのできない彼に代わって1日を振り返る。

やるせない。結末を知っているから1つ1つが胸に沁みる。車に轢かれてしまった犬、涙ぐむ彼。血を流し横たわる犬の姿に彼の姿が重なり思わず溜め息が出る。電車を勧める母親。大晦日の夜 当然アルコールが入るという思いからの言葉。” もし車で行っていたら・・ ” と、虚しいタラレバが私の頭をよぎる。彼の娘、家族の笑顔。数時間後にこの笑顔が消滅する出来事があるとは誰も知らない屈託の無さ。

前科があり、最近まで麻薬取引をしていたのは事実。決して良き社会人だったとは言えない。だからと言ってこんな目にあっていいはずがない。娘には大切な父親、実母には大切な息子だった。裁判の判決も不当なように見える。実際の映像を見る限り、警官の行為が行き過ぎた理不尽なものであることは議論の余地がなく。許し難い。

ただ、ここから先は本件のことではなく あくまで一般論としてだが、事件を1方向の視点からのみ描くのはとてもriskyだと思う。被害者の、友人との交流や子供と遊ぶ父親としての顔を見れば多くの人が感情移入するだろう。が、加害者側の視点が欠けてい...
acornkorokoroの感想・評価
彼が見ていたであろう、街のあかりが美しい。だからなおさら胸が苦しくなる。
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