東京ゴッドファーザーズ

東京ゴッドファーザーズ

作品情報

新着感想・ネタバレ

TORABISU777の感想・評価
クリスマスの夜、ホームレス3人組がゴミ捨て場で偶然拾った赤ちゃん。その家族を探し求めて東京の街を走り回る。漠然的に言うと、そんな話。

とにかく温かい作品です。
社会的地位の低い、というより世間的な評価はほぼ皆無に等しい路上生活者の泥臭い感じというか、底辺を知ってるからこその温かみ、人間らしさみたいなのがかっこいいです。地位や肩書きで人は語れないし、どんな人間にも思う家族がいて、隠したい過去がある。その上で色んな人間と関わりを持って、成長していくんだなぁと。僕はその人の肩書きよりも、人間らしい温かみのある人が好きなので、ついこの作品に出てくるキャラクター達に感情移入してまいました。

東京砂漠と呼ばれるこのご時世を生きる、現代の若者たちに(自分も若者ですが…笑) ぜひこの作品を拝見して何かを感じて欲しいです。
mazda620の感想・評価
ホワイトクリスマスの東京。ホームレスが、捨てられた赤ん坊を拾ったことから始まる壮大な6日間のドラマ。フライヤーとあらすじからはとても連想できない、これがまさかのアクション映画(°_°)笑
捨てられた赤ん坊、家出する女子高生、事故を起こす救急車、発砲事件、誘拐、飛び降り自殺、自転車でトラックを追っかけるシーンなんてもうね・・・。笑
これでもかとつめこられた要素。詰め込みすぎた感じは否めないし出来すぎな話っていわれたらそれまで。でもすごく東京らしい。ホームレスがいて、自殺しようとするやつがいて。そこら中で事件が起きてて。けどみんな自分のことで精一杯だからすぐ真横でたくさんの事が起きてるけど、気付かないことばかり。そんな弾むようなリズムであちこちで何かあっても他人事みたいにしてすぐ忘れちゃうんだから。
ホームレスという立ち位置からみる東京。各々いろんな事情でそういう環境で生きているけど、すごくあたたかい人たちばかりでね。赤ちゃんを救おうとする1つの行動が連鎖して、結果として自分たちが一歩踏み出すきっかけをあたえる。東京は人で溢れているけどすごく狭い。みんなどこかで繋がってる。『フィッシュストーリー』みたいな人の繋がりにドキドキする。クリスマスだから『大停電の夜に』かな。
私たちのすぐ近くに生死がある。私たちの誰もが誰かの助けになれる。助けられていきてる。うまくいかないことだらけだけど。みんなそれぞれ何かを抱えてるけど。苦しいことばかりではない。腐っても家族は家族。
すっごい笑えたし、見ごたえあったし、定期的にみたい映画。最高。最高な年越しだよ。
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