マッチ工場の少女

マッチ工場の少女

作品情報

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
マッチ工場で働く不幸な少女のお話。会話を必要最小限にしスタイリッシュなんだが決して観づらくない映画です。不況の煽りを受けたどんよりとした雰囲気の中で、感情を表情にほとんど写さない女の子が黙々と淡々と生きていく。そんな中でサラリーマンにナンパされてから人生の歯車が狂い始めます。
オープニングの工場のシーンはアキ・カウリスマキ監督処女作『罪と罰』の序盤でも確か工場でしたよね。主人公はごく一般、もしくは社会的に虐げられている側の人間であることの象徴なのでしょう。マッチができていくの面白い。そのマッチがこの映画における重要なキーツールだと思います。
ところでこの日本語版のジャケットが、もう映画の内容と全然違って面白い。こんなポップな映画じゃないです。
whentheycryの感想・評価
初アキ・カウリスマキ監督作品鑑賞。
あまりにもリアルで可哀想な少女に数分で感情移入させられる。そこからいきなり彼女逆転が始まるもんだからついていけなさもあるけど「おいおいw」って最後はツッコミ入れていた。そんな穏やかな映画ではないんだけど。
必要最低限の会話だけの台詞、少女の気持ちを代弁する音楽の使い方も凄くてシンプルで王道なのに他の類似作品とは全く異なる作品になってるのが凄い。
1時間と短いけど実際は30分くらいのショートフィルムを見ているように見やすかった。
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