2017年7月6日更新

『10 クローバーフィールド・レーン』あらすじ・キャスト【J.J.エイブラムス製作】

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10クローバーフィールド・レーン

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映画『10 クローバーフィールド・レーン』はあの話題作の続編!?

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で監督を務めたJ・J・エイブラムスがプロデューサーを務めた最新作『10 クローバーフィールド・レーン』の日本公開日が2016年6月17日に決定し、早くも話題沸騰中です! 監督は、これが長編デビューとなる未知数の新鋭ダン・トラクテンバーグです。J・J・エイブラムスが2008年に製作を手掛け、当時は珍しいドキュメンタリーチックな作風のSFパニック映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』と同じタイトルを冠するものの、なぜか純粋な続編ではないと言われている本作品。 キャストも、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガーJr.の3人が明らかになっているだけ、と未だ多くの謎に包まれています。 予告編を観ると、3人がゲームや食事を楽しむ姿や、その3人に何か揉め事が起きたような様子、トレイラーを抜け出そうとするウィンステッドが何かを目撃する場面などが映し出されていて、謎は深まるばかりです…。

『10 クローバーフィールド・レーン』のあらすじ

目を覚ましたら地下の密室に手錠をかけられ閉じ込められていたメアリー・エリザベス・ウィンステッド演じるミシェル。 そこに現れたジョン・グッドマン演じる見知らぬ男ハワードは「外の世界は化学兵器によって汚染され、みんな死んだ」と言い、彼女を軟禁状態に置こうとします。 自ら地下室に来たという、ジョン・ギャラガーJr演じる腕を負傷した謎の若い男も登場し、3人での奇妙な共同生活が始まりますが、男の言うことを信じられない彼女は外へ世界へ脱出しようとを試みます…。

『10 クローバーフィールド・レーン』のキャスト、スタッフ

監禁された主人公ミシェル役にメアリー・エリザベス・ウィンステッド

主役のミシェルを演じるメアリー・エリザベス・ウィンステッド。 『ダイハード4.0』で、あのジョン・マクレーンの娘ルーシー役に抜擢され一躍知名度を上げた彼女ですが、『ザ・リング2』、『ファイナル・デッドコースター』や『遊星からの物体X ファーストコンタクト』などホラー作品に数多く出演し、”スクリーム・クイーン”としても知られています。 自身も『シャイニング』『ローズマリーの赤ちゃん』『エイリアン』などを好むホラーファンであることを公言していて、本作でも迫真の演技で楽しませてくれそうです!

謎の地下生活を送っている男・ハワード役にジョン・グッドマン

物語のカギを握る謎の男・ハワードを演じるジョン・グッドマンは、主役を張ることこそ少ないものの、存在感のある名脇役として、数多くの作品で重要なキャラクターを演じてきた名優です。 『赤ちゃん泥棒』『バートン・フィンク『ビッグ・リボウスキ』など常連のコーエン兄弟作品ではぶっ飛んだキャラクターを演じることも…。 ジョン・グッドマンは声優としても活動しており『モンスターズ・インク』のサリーの声も担当しています。

謎の青年役にジョン・ギャラガーJr

自分の意志で地下室にやってきたという、謎の青年を、ジョン・ギャラガーJrが担当。 『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキン原作で、2012年から放送されている人気の社会派ドラマ『ニュースルーム』のジム役で人気を獲得している俳優です。

ミシェルの婚約者ベンにブラッドリー・クーパー

ミシェルの婚約者ベンをブラッドリー・クーパーが演じます。映画『アメリカン・ハッスル』や映画『アメリカン・スナイパー』などのヒット作に出演し、今やハリウッドを代表する俳優です。本作では声だけの出演となっています。

監督:ダン・トラクテンバーグ

レクサスやナイキ、コカ・コーラなどを手がけてきたCMディレクターでありながら、いきなり話題作の監督に大抜擢されたダン・トラクテンバーグ。 ビデオ・ポッドキャストのホストとして映画オタクの支持を集めつつ、インディーズのフィルムメイカーとしても活動。 同名のゲームをモチーフに作成したショートフィルム『ポータル: ノーエスケープ』が高く評価され今回の大抜擢に繋がったそうです。その作品がこちら。

プロデュース:J.J.エイブラムス

『LOST』や『FRINGE』といった人気ドラマや、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『スター・トレック/イントゥ・ダークネス』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などヒット作を次々と世に送り出す、いまやハリウッドの最重要人物! 『10 クローバーフィールド・レーン』は前作から8年もの間J.J.エイブラムスが温め続けた企画なのです。

脚本:デミアン・チャゼル

2009年公開の映画『Guy and Madeline on a Park Bench』で監督・脚本家としてデビュー。2014年に公開された『セッション』、2016年公開の『ラ・ラ・ランド』では多くの映画賞を受賞した新進気鋭の映画監督・脚本家です。 脚本のみの参加は、2013年公開の『グランドピアノ 狙われた黒鍵』、『ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛』があり、今作で3作品目となります。

米映画評集計サイトでは高評価

2016年3月8日にアメリカで公開された本作は、オープニング興行収入は約2500万ドルとなりました。前作の『クローバーフィールド/HAKAISHA』が4000万ドルだったことに比べると少し物足りない気もしますが、米映画評集計サイトのRotten Tomatoesでは90%以上の高評価を得ています。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』との関係は!?

J.J.エイブラムスは、本作を『クローバーフィールド/HAKAISHA』と「血のつながった映画」と表現していますが、純粋な続編、「2」ではないと語っています。 『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、怪獣+パニック+POVの当時としては珍しい組み合わせの映画です。情報も2008年の公開寸前まで明かされず、謎の映画として話題となり興行収入も好成績を残しました。 この続編を期待するファンは多かったものの、エイブラムスは「続編を作れるほどのアイデアがない」と発言をしており、この続編に関する話は完全に止まったかのように考えられていました。 それがここに来て突然同じタイトルの続編の発表。 というのもJ・J・エイブラムスがこれまで携わった映画『SUPER 8』や映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』で行った、公開直前まで情報を明かさずネットの口コミを利用したバイラルマーケティングの一環で、水面下で制作されていたと思われる本作品の情報を隠していたのでしょう。 どちらにせよ期待が高まるばかり!『10 クローバーフィールド・レーン』は2016年6月17日の公開です!