2017年7月6日更新

平野綾の絶頂期からスキャンダル後の現在までを振り返る

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平野綾

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平野綾のプロフィール

平野綾は1987年10月8日愛知県名古屋市出身の声優です。元々は子役として芸能界入りし、2001年にはTVアニメ『おとぎストーリー 天使のしっぽ』で声優としてデビューしました。 2006年に初主演を務めた『涼宮ハルヒの憂鬱』で一躍大ブレイク。本人の可愛らしいルックスもあり、アイドル的な人気を集めます。その後スキャンダルから人気が急落してしまった平野。しかし、2016年現在では声優の他に舞台でも活躍している彼女の活動を振り返ります。

『涼宮ハルヒの憂鬱』で一躍人気声優に

2006年にTVアニメとして放送された『涼宮ハルヒの憂鬱』。谷川流のライトノベル「涼宮ハルヒシリーズ」を原作にしています。平野はヒロインの涼宮ハルヒを演じ、そのハマリ具合から一躍声優として有名となり、本作は平野綾の代表作となりました。 『涼宮ハルヒの憂鬱』は「SOS団」を率いるヒロイン涼宮ハルヒと、主人公キョン(声:杉田智和)や団員を中心とした日常生活を描き、そのクオリティの高さからも幅広いファンを獲得しました。本作の成功で平野は多くのアニメでレギュラーに抜擢されることが多くなります。

多くの主演を務めた平野綾

『らき☆すた』/泉こなた

2007年に放送されたTVアニメ『らき☆すた』。美水かがみの同名4コマ漫画を原作にした作品です。平野綾は本作でヒロインの泉こなたを演じました。オタクのこなたをはじめとした4人の少女たちの日常を描いた作品です。 『らき☆すた』はパロディや小ネタが多く、平野の代表作『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディもあったため、彼女が作中でハルヒを演じたこともあります。番組は好評を博し、今もファンの多いアニメです。

『DEATH NOTE』/弥海砂

2006年のTVアニメ『DEATH NOTE』。ご存知「週刊少年ジャンプ」で連載された大ヒット漫画が原作です。平野はこのアニメでヒロインの弥海砂(通称:ミサミサ)を演じました。主人公夜神月にそそのかされ、殺人へ手を染めていく狂気のヒロインを演じています。

『寄生獣 セイの格率』/ミギー

2014年には『寄生獣 セイの格率』のミギー役として、新たな代表作を作った平野綾。岩明等のベストセラー漫画『寄生獣』を原作に、突然人間に取り付いた寄生生物たちと人間との闘いを描いた作品です。 それまでは後述するスキャンダル騒動でバッシングをうけ、声優として仕事が激減していた平野ですが、ミギー役で改めて声優としての実力を評価されました。

ブブカでスキャンダル写真が流出

2011年7月に発売された雑誌『ブブカ』に、平野綾らしき女性が男性と寄り添ったりキスしたりしている写真が掲載されました。その姿は平野の容姿に酷似していたため、ファンの間で騒然となります。同時期に平野のTwitterも停止状態。 雑誌「フライデー」では彼女があるバンドの男性たちと次々に付き合っていた、との話が掲載される事態に。その後平野は所属事務所を退職。アニメのレギュラーも激減してしまい、辛い低迷期になってしまいます。

その後は主に舞台での活動に

元々子役で活動を開始していたこともあり、2016年現在は声優の仕事だけでなく女優として舞台の仕事も行っているようです。声優としての彼女の活躍を応援してきたファンからは戸惑われることもありますが、2011年から女優としてキャリアを着実に伸ばしていきます。 舞台の代表作を挙げるだけでも、『嵐が丘』のキャサリンや『レディ・ベス』のヒロイン、レディ・ベス役。『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役など、なかなか重要な役どころです。特に2014年初演の『レディ・ベス』は世界初演の主役という大役を任されました。

歌手・女優として活動する平野綾

当たり役の涼宮ハルヒ役やいくつかの役を演じてはいるものの、全盛期のように声優業のみ専念しなくなった平野。現在は女優業の傍ら歌手としても活動しています。 2013年にはシングル『Promise』を発売。オリコン初登場16位と、残念ながらヒットはしていませんが、舞台でも定評のある歌唱力は健在のようです。

2016年には留学に行くことを発表した平野綾

平野は2016年に自身のラジオ番組『AYA Means I Love You』でニューヨークへ短期留学に行くことを発表しました。11月には舞台『マーダー・バラッド』の稽古が控えてますので、それまでには帰国する予定とのことです。 これまでその行動に賛否両論あった平野綾。しかし、確かな演技力や歌唱力を持つ存在ですので、これからの飛躍を期待したいですね。