
『ダウン・バイ・ロー』の感想・評価・ネタバレ
-
無実の罪で収監された男は、同じようにハメられて捕まった男と後からやってきたイタリア人と仲良くなり脱獄を決意する。 ユルユル脱獄映画。三人の男が偶然出会って時に仲違いしながらもなんとなく繋がってしまう。境遇が似たような奴っていうのは人間的に合わなくてもなんとなくうまくいってしまうのです。特にそれ以上のメッセージもない、激ユルさです。三人で大声で叫んだ後にウシシってやるところ可愛い。脱獄後、沼地をさまよう羽目になりますが、偶然見つけた空き家が刑務所と同じ二段ベットが二つ並ぶ部屋で「どこかで見たことあるな」といいつつ刑務所と同じところに横になってしまうところ大好き。「よっしゃ脱獄しよう」となった次のシーンが地下水道を元気よく走りまわる三人組、というのはズルいですよね。劇中でなんどもイタリア人が「アメリカの脱獄映画みたいだ!」と言いますが、この映画はその脱獄映画を見ている人向けということなのでしょう。脱獄シーンは他の映画でなんども観てるはずだから飛ばしちゃうね〜〜なんていうジム・ジャームッシュの顔が浮かぶ。楽しい。
-
肩に力を入れずに観れる作品。 ロベルト・ベニーニ素敵!
-
ジャームッシュの脱力系脱獄ムービー。手に汗握るハラハラドキドキな脱獄映画もいいけれど、これくらいゆるいのがあってもいいよね。
-
いいかんじのロードムービー
-
肩の力を抜いて観られる作品。 ザックとジャックの絡みが好きなんだなー 最後に出てくるは・・・ ニコレッタブラスキ
-
外しが効いてて良い脱力感。所謂"いい話"を描こうという意図は決して見せないんだけれどもどこかいい話だなあと思わせる要素を持ってる。
-
前作と違い、ストーリーがなんとなくあります。これ観た時、結構衝撃でした。「オフビート」というものに目覚めた気がします。歌っていないトム・ウェイツも初めて見ました!
-
脱獄映画もジム・ジャームッシュにかかればこんなゆるゆる系になるのかw仲が悪く、お互いにいがみ合っている囚人2人と片言英語しか話せないイタリア人(「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・べニーニ!)の囚人トリオ。脱獄して3人はどこへ向かうのか?観終わった後、思わず誰かと「アイスクリーム、ユースクリーム♪」と踊りだしたくなること間違いなし^^
-
監獄で出会った三人の小悪党(?)が脱獄したりなんだりだらだらやる話。 ジャームッシュ作品は、白黒映画の可能性みたいなのを見せてくれるなあと。 「現実を美しく作りかえる」っていうフィクション映像の根源みたいなものをすごく上手に表現している。 クズファッションくそかっこいい。
-
脚本・監督はストレンジャー・ザン・パラダイス,コーヒー&シガレッツのジム・ジャームッシュ. 監獄で出会った3人のダラダラ話.でもまったく飽きない. ライフ・イズ・ビューティフルのロベルト・ベニーニがいい味でてます. 夫婦で出演しちゃうところもニクい. 白黒映画いいよなあ.
-
刑務所で知り合って~で脱獄のシーンを見せないってのがジャームッシュのすごいとこなんじゃないかと思った。 普通の映画なら脱獄で何分も時間とって盛り上げて~ってするのに。 ジャームッシュ自身がオフビートな人やからこんな映画撮れるんやろか。
-
靴を投げるのはやめてくれ。 刑務所で同室になった個性的な男3人のドラマ。 ジャームッシュ特有のみんなが観たいところは省く主義がふんだんに盛り込まれてて、トム・ウェイツがすこぶるかっこいい。
-
Tシャツ着まくってます。