サラの鍵

サラの鍵

ELLE S'APPELAIT SARAH、SARAH'S KEY
2010年製作 フランス 111分 2011年12月17日上映
rating 3.8 3.8
78 21

『サラの鍵』とは

フランス人作家タチアナ・ド・ロネの同名世界的ベストセラー小説を映画化したナチス占領下のユダヤ人迫害事件にまつわる悲劇を描いた衝撃のヒューマンドラマ。自身のユダヤ人祖父を収容所で亡くしているジル・パケ・ブランネールが監督。『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー主演女優賞ノミネートされたイギリス人女優クリスティン・スコット・トーマスが取材を通して真実を追うジャーナリストを熱演。収容所に送られる過酷な運命をたどる少女サラ役にメリュジーヌ・マヤンス。

『サラの鍵』のあらすじ

夫と娘とともに現代のパリに住むアメリカ人ジャーナリストのジュリアは、夫の祖父母から譲り受けて住んでいるアパートのかつての住人が1942年パリのユダヤ人迫害事件で、アウシュビッツに送られたユダヤ人家族であることを知る。その家族の10歳の長女サラは一斉検挙の朝、弟ミシェルを納戸に隠して鍵をかけた。悲惨な収容所で体調その弟を助けるため警官ジャックに助けられ収容所から脱走したのだった。その後親切なデュフォール夫妻が孫と装ってともにパリに向かうのだが、サラの家はすでにテザックという一家が住んでいたのだった。無理やり家に上がり納戸を開けるサラ。果たして弟に再会できるのか?

『サラの鍵』のスタッフ・キャスト

『サラの鍵』の感想・評価・ネタバレ

  • どんぐり
    どんぐり 4 2016年7月18日

    人にはそれぞれ歴史がある。

  • kinako

    歴史で語られる事実の重さ... サラの人生を思うと、胸が締め付けられる。。 決してなかったことには出来ない、繰り返してはならない歴史。 個々の人生が真実なのかはわからない、でも、どんなことでもあってもおかしくない。 暖かさも残酷さも。

  • ののはな
    ののはな 4 2015年1月24日

    この映画でフランスの暗部、ヴェルディヴ事件を初めて知りました。 サラの心の傷は誰にも癒せず、計り知れない罪悪感と悲しさで満ち溢れていて胸が痛くなります。 物語は過去と現在を交差させながら描かれます。主人公(クリスティン・スコット・トーマス)はジャーナリストとして、あるいは家族が少しでもサラの人生に関わったとして、サラの身に何が起こったか追究します。その結果、サラの息子にサラが生きた跡を伝える事が出来たけど、その真実を本当に教えて良かったのか苦悩したはず。真実は知って良い事、知らずにいた方がよい事があると思うから。 紆余曲折を経てこの2人は心を通わす事ができ、ラストに繋がります。特に何てことはない静かなシーンなのに涙が溢れ出ました。  登場人物は皆、名演技ですが特に少女役のサラが凄かった。 このような悲劇を繰り返さないで欲しい。日々世界中で起こる悲しいニュースを見て感じるように、子供達にも見て欲しい映画です。

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