戦場のピアニスト

戦場のピアニスト

THE PIANIST
2002年製作 フランス・ドイツ・ポーランド・イギリス 148分 2003年2月15日上映
rating 3.9 3.9
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『戦場のピアニスト』とは

ナチス統治下のポーランドを舞台に、実在のピアニストであるウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化した感動ドラマ大作である。『ローズマリーの赤ちゃん』『チャイナタウン』で知られる鬼才ロマン・ポランスキー監督が、自身のポーランドでの戦争体験を重ねて映像化した渾身の一作だ。主演は『マリー・アントワネットの首飾り』のエイドリアン・ブロディ、共演は『ブレイド2』のトーマス・クレッチマン、『私家版』のフランク・フィンレイ、『リタと大学教授』のモーリン・リップマン、『リトル・ヴァンパイア』のエド・シュトッパルトほか。ナチスの迫害を奇跡的に逃れ生き延びたピアニストと、その周囲で戦火を生きた人々の姿を、演出を抑えた落ち着いた調子で事実に基づいて描き出した。第75回アカデミー賞では7部門にノミネートされ、監督賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。2002年カンヌ国際映画祭パルムドール、英国アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞など多数受賞。日本でも高く評価されキネマ旬報2003年度外国映画ベスト・テン第1位に選ばれた。また2015年にはデジタルリマスター版も公開された作品である。

『戦場のピアニスト』のあらすじ

1939年、ナチス・ドイツがポーランドへの侵攻を開始した。ウルシャワのラジオ局でピアノを演奏していたウワディスワフ・シュピルマンとその一家は、ユダヤ人であったためにゲットーへの強制移住が命じられるのだった。40年住んだ我が家を離れゲットーに移ったウワディスワフは、ナチスの弾圧が激しくなる中でもカフェでピアノを演奏する日々を過ごした。1942年、シュピルマン一家はついにゲットーから大勢のユダヤ人とともに列車に乗せられて収容所に送られたのだ。しかし、一家でウワディスワフのみが警察の友人の手引きで収容所行きを免れることが出来たのである。1943年、ウワディスワフはゲットーから脱出を決行、旧知の仲であるポーランド人歌手ヤニナの手引きで隠れ家に移った彼は、僅かな食料で食いつなぎながらナチスの目を逃れて潜伏するのだった。

『戦場のピアニスト』のスタッフ・キャスト

『戦場のピアニスト』の感想・評価・ネタバレ

  • アパ予約して。
    アパ予約して。 4 2018年1月9日

    2018.1.8

  • Kawamura

    人種の違いって、永遠のテーマだけど、ナチは許されない。

  • 森本航洋
    森本航洋 3 2017年8月6日

    ナチとユダヤの過去をこんなストレートに描いた作品は初めて観ました。 地面に溢れたおかゆを這いつくばって舐め回す男がいたり、一人前のキャラメルを10倍ぐらいの値段で購入しそれを六等分で分け合って食べたり、気が狂ったように自分の夫の名前を叫び続けるおばちゃんがいたり、カピカピになった子供の死体が転がってたり…全ての描写が実際に起きたことであり、むしろコンプライアンス的に少し抑えて表現してるぐらいあまりに悲惨な状態だったことがわかります。 そんな阿鼻叫喚の中で懸命に生きる主人公(ピアニスト)はもちろんかっこいいのですが、惨めでもあります。正直見てられない部分もあります。ですが、そんな順風満帆でスターのような男でも戦争下では一人の飢えた男に成り下がり、生きるために全てを投げ捨てていく姿にはいろいろ考えさせられます。 こんなこと絶対二度と繰り返されちゃいけないです。

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