続・激突!カージャック

続・激突!カージャック

THE SUGARLAND EXPRESS
アメリカ 1974年6月8日上映
rating 4 4
14 1

『続・激突!カージャック』のスタッフ・キャスト

『続・激突!カージャック』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2016年8月10日

    スピルバーグ劇場長編初監督作。TV用映画であった『激突!』の続編かのような邦題ですが、関係ありません。『サスペリアPART2』みたいなことです。運悪くパトカーをカージャックすることになった若い夫婦と人質の警官。警察に追われながら愛する息子を取り返すためにシュガーランドという町に向かう。 1974年公開の本作は1977年公開のロン・ハワード監督の快作『バニシングIN TURBO』に影響をモロに与えています。ですが、本作はカージャックしてるにも関わらずかなり牧歌的。『激突!』の荒削り感は減り(それでも現在のスピルバーグとは比べものにならなくらい荒削り)、映画的な演出や画面の洗練度は増しています。どのシーンを思い返してもスピルバーグの才気が溢れ出ています。これがデビュー作だなんて信じられない。むちゃくちゃ面白い映画です。 アホだけどキュートな肝っ魂彼女が起点となり始まるカージャック。あと4ヶ月彼氏の刑期を待っていればこんなことにはならなかったのに。まさに若気の至りです。彼らの行く末は破滅でしかないのは誰が見ても当然ですが、アホな彼女にはわからない。しかし彼氏にだけ逃避行の顛末がわかってしまうのがあまりに切ないのです。中古車屋のキャンピングカーの中から映画を観るシーンの素敵さ、切なさに思わず震えます。永遠にこの追いかけっこが続けばいいのに、と人質の警官や追う側の警部も思っていたはずです。若さゆえの愚かさと輝きの美しさ、それらが見事にマッチしています。カーアクションであり、ロードムービーでもある素晴らしい映画だと思います。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2015年6月20日

    激突はTV作品なのでスピルバーグの劇場デビュー作はこちらです、、なのに激突に便乗したタイトルに混乱させられます、家庭のゴタゴタ 夫も獄中で裁判所の決定で子供を里子に出されたゴールディ・ホーン、旦那を脱獄させ共に子供奪還へと言う実話を元にしたお話、80年代の脂の乗ったスピルバーグ作品も好きですが70年代の粗っぽいけど若い才気を光らせているスピルバーグも魅力的!何より本作をビリー・ワイルダーが「しばらくこの若者を越えるヤツは出ないだろう、私もかつてはスティーヴン・スピルバーグだった」って評した言葉に感動。

  • tmck3000
    tmck3000 3 2015年6月1日

    アメリカンニューシネマのような、俺たちに明日はないのような。変わっていく巡査とだんだんヒーロー扱いされていく夫婦。本当の正義はなんなのか。

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