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『マーガレットと素敵な何か』とは
封印していた幼き日と向き合うことになる、大人の女性の心の成長を描いた人間ドラマ。フランスを代表する女優ソフィ・マルソーが、素の自分を隠してタフに生きようとしてきた主人公に扮し、説得力を帯びた好演を見せる。『世界でいちばん不運で幸せな私』で脚光を浴びたフランスのヒットメーカー、ヤン・サミュエル監督のリアルな語り口も魅力的だ。
『マーガレットと素敵な何か』のスタッフ・キャスト
『マーガレットと素敵な何か』の感想・評価・ネタバレ
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「世界でいちばん不運で幸せな私」のヤン・サミュエル監督作品。 一筋縄ではいかない、ひねくれた展開は前作にも通ずる。 ポップでキュート。だけどもハッピーなニュアンスはないのが良いバランス。 ラストはスッキリした気持ちになるのが、前作とは違うところ。
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すっかり魔女系フレンチ女優らしい貫禄のソフィー・マルソーが、かつてアイドルだった時代を見つめ直す映画。だよねコレ? ただいま野心満々上昇志向のヒロインの元に、7歳の自分から手紙が届く。その手紙(コラージュ)や少女時代の回想シーンが、これでもかとガーリーで『アメリ』好き層を狙い撃ち。そりゃ可愛いし、ご本家フレンチ映画がやる分には文句ないけど。このパターンの自分探しハッピーエンドで、現在の彼を捨てない(彼に捨てられない)のは何か安心した。
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映像の撮り方とか変わってて、 カラフルで可愛いフランス映画。 昔の自分から届くお手紙の コラージュとかかわいい