カリガリ博士

カリガリ博士

Cabinet of Dr Caligari
ドイツ 1919年上映
rating 4 4
18 10

『カリガリ博士』とは

第一次世界大戦後に生まれた革新的サイレント映画。監督はロベルト・ウィーネ。ドイツ表現主義映画の代表作であり、最も影響力を持つ芸術的評価の高い作品として位置づけられている。その後のフィルム・ノワールやホラー映画にも影響を与えた。プロデューサーのエリッヒ・ポマーと脚本家のハンス・ヤノヴィッツは、フィルムこそ現存しないが『ジキル博士とハイド氏(1920年)』にも参加。カリガリ博士を演じたのはヴェルナー・クラウス。眠り男チェザーレを演じたのはコンラート・ファイト、彼が『笑う男(1928年)』で演じたグウィンプレインは『バットマン』のジョーカーのモデルである。

『カリガリ博士』のあらすじ

北ドイツのとある村にやってきた見世物小屋、カリガリ博士(ヴェルナー・クラウス)と名乗る年老いた興行師は箱の中で眠り続ける“眠り男”チェザーレ(コンラート・ファイト)を見世物にしていた。その小屋を見物していたフランシス(フリードリッヒ・フェーエル)と友人アラン(ハンス・ハインツ・フォン・トワルドウスキー)は、チェザーレが眠っていても質問に答えることができると聞き、自分の寿命についてアランが訊ねると、答えは「明日の朝」。その予言は的中し、アランは殺されてしまう。フランシスはカリガリ博士に疑念を抱き、ジェーン(リル・ダゴファー)と共に真相究明に乗り出す。真相暴露の危機に晒されたカリガリ博士は、眠り男とは名ばかりの夢遊病患者チェザーレにジェーンを殺すよう命じるのだった。

『カリガリ博士』のスタッフ・キャスト

『カリガリ博士』の感想・評価・ネタバレ

  • minako-n
    minako-n 0 3月5日

    ドイツ表現主義の最高傑作なので、文化構想するような勉強してるなら観ておこうと思った。半ば教養のような感じで観たけど 面白かった

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2016年8月15日

    ドイツ表現主義と言われるのでしょう、世界で最初のホラー映画だとも言われている本作をホラー映画好きを自称している身としては避けて通れませんでした。しかしこれがかなり面白い。 映像の前衛さにはこの時代に鑑賞しても遜色ありません。歪んだ背景、白黒だが伝わってくる陰影、キャラクターのメイクに至るまでハッとさせられます。カリガリ!カリガリ!と文字になってるところよかったですね。視覚的にはとりあえずの満足をしたので、これ以上の期待をせぬまま鑑賞したら、まさかのどんでん返し。最古のどんでん返しじゃないですかね、あれ。びっくりしました。伏線も張られており、とってつけたようなものではありません。脚本のクオリティも高く、現代の映画を半分近く駆逐できるんじゃないでしょうか。期待しすぎるとアレですが、勉強だと思って力を入れて鑑賞すれば満足を超える映画でした。

  • Erika  Yanagi
    Erika Yanagi 4 2014年7月19日

    古ーい映画で、おそらく表現上の都合で仕方なくな演出のはずなんだけど、逆になのか今も新しい。基本的に古い映画苦手なんですけど、終始流れるクラッシック音楽の心地よさも合い間ってモノクロでシュールな世界を楽しめました。

『カリガリ博士』に関連する作品