
『戦争のはらわた』の感想・評価・ネタバレ
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20180107 JB
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戦場で英雄とされる男が強欲な上官の元に就く。 アクションシーンはすごい。アクションシーンでスローにするのは監督であるペキンパーが元祖と言われているそうですが、それ以上に独特な早いカットが印象的。最近劇場で鑑賞した『ハクソーリッジ』もすごいなあ、と思ったのですが演出のアイディアが明らかにこちらの方が上。最新の技術をもってしても、伝説的監督のアクションシーンに及ばない。 アクションシーン以外にも語るべきシーンがたくさん。個人的には大尉が部下二人に詰め寄るシーンが好き。三人それぞれを映すカメラがどんどん寄って、画面の緊迫感が尋常ではない。映画は後半から特に好き(序盤までアクションシーンが多すぎてサ…)。カタルシスがなんたるかがとてもよくわかっている。最後の残酷なまでに皮肉なオチが大好き。まさかああ落とすとは。最高の高笑い。 日本の実録モノでもよく使われているのですが、凄惨なシーンに可愛い音楽をつけるあれ。本作や『ワイルドバンチ』が元祖なのですね。ラストめちゃ冴えてる。
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ネットでみると好評価ですが、何が名作なのかよくわかりませんでした。つまらないという事も無いです。 しかし、独ソ戦争はキチガイvsキチガイで何が何やら。。。 ヒットラーよりスターリンの方が絶対キチガイ
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人間の醜さと男のロマンが戦争という「最高のバイオレンス」で描かれる。斬新なカメラワークと描写、ただのどんぱちじゃない戦争映画。戦争を経験していない世代は観るべき映画だと思う。
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ペキンパーここにあり! コバーンの高笑いにしびれます!
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この映画の製作当時 ここまで戦争の悲惨さ無意味さについて掘り下げて生々しく描いた映画は無かったはず、ペキンパーはバイオレンス描写で名を馳せた監督、 ここでも凄惨な場面はさすがです ラストでブレヒトの言葉を引用したことで更に作品に深い印象を残しています。
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昔からホビー雑誌でよく取り上げられていたのでタイトルは知ってたけど未見だった。重厚なる東部戦線。スローモーション演出はかなりキマってますが、やはり射撃が全部腰だめフルオートなのがどうしても気になる…
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組織に属さない、男の生きざまが垣間見れる作品です。アウトロー憧れます。完成迄にすったもんだあったようですが、大好きな映画です。ペキンパ最高です。
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タランティーノ好きならこのペキンパー物も楽しめます。
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大好きな映画
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