晩春

晩春

1949年製作 日本 108分 1949年9月19日上映
rating 4.3 4.3
14 3

『晩春』とは

長年2人暮らしを続けてきた父娘が結婚による別れの時を迎え、父・娘双方に募る気持ちを丁寧に描写し映像化した純日本映画。監督は『東京物語』で広く名が知られる小津安二郎。主役の父娘を『東京物語』でも共演する笠智衆と原節子が務め、共演には月丘夢路、杉村春子、青木放屁らが名を連ねる。 本作は1949年度の「キネマ旬報ベスト・テン」日本映画部門で1位に輝いたほか、海外でも非常に高い評価を受けており、英国映画協会(BFI)が発表した「批評家が選ぶ史上最高の映画トップ50」の第15位にもランクされている。

『晩春』のあらすじ

妻を早くに亡くした大学教授の曾宮周吉は、娘の紀子の世話になりながら父娘2人の生活を長年送っていた。紀子は母を亡くし1人身の父を心配してよそへ嫁ごうとせず、27歳になる今でも独身のままであるため、周吉は娘の結婚が気がかりでならなかった。 周吉の実妹・田口まさも周吉と同じ気持ちで紀子に縁談の話を勧めるのだが、紀子は頑なに縁談の話を受け入れようとせず、月日が流れていくばかりであった。ある時周吉は紀子に結婚を決断させるため、自身も再婚の話を進めていることを紀子に告げる。それは、結婚を受け入れさせるための周吉の方便だったのだが、紀子は父が後妻を娶ることに激しいショックを受け“不潔”だと感じるようになってしまう。 紀子は父に怒りと寂しさを感じたまま結婚を承諾するが、結婚前の最後の2人旅でその本心を父親に吐露する。周吉はその言葉を静かに受け止め、紀子が自分から離れていけるように優しく諭すのだが……。

『晩春』のスタッフ・キャスト

『晩春』の感想・評価・ネタバレ

  • イワ

    ヴェンダースの変化は必然だという言葉がここで生きる。 そしてやっぱり最後は海。 熊太郎の件笑った。

  • Iwamoto
    Iwamoto 4 2015年6月7日

    あの時代だからこその、雰囲気とか会話の間、情緒みたいなものがとてもよかった!あたたかい映画でした!

  • 泣きむし大王
    泣きむし大王 4 2015年5月14日

    見ているときは退屈だったけど、思い出すといい感情が残っている。原節子さんの美貌が衝撃的だった。

『晩春』に関連する作品