
『ザ・ウォード/監禁病棟』とは
『遊星からの物体X』『ハロウィン』などSF、ホラーの傑作を数多く送り出してきたカリスマ監督、ジョン・カーペンターの新作が約10年ぶりに日本公開。身に覚えのない罪で精神病棟に送られたヒロインが、幽霊の脅威にさらされる様を描く。主演は最近躍進が目覚ましく、ヒット作『ゾンビランド』では美女ゾンビに扮していた新鋭アンバー・ハード。
『ザ・ウォード/監禁病棟』のスタッフ・キャスト
『ザ・ウォード/監禁病棟』の感想・評価・ネタバレ
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予想通り!多重人格系。
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監禁病棟、という禍々しい邦題を付けてしまったせいで手に取りづらい作品ではありますが、そんじょそこらのB級映画とは一線を画しています。「ハロウィン」「遊星からの物体X」でおなじみ(?)ジョン・カーペンター監督作品なので観る価値はあります。ただ精神病棟を扱った映画には傑作が多く、もう新規の映画が名を刻む余地はないかと思われます。残念ながらこの作品もどこかで観たことあるようなシーンの連続でした。そもそもこの物語のオチが2003年の傑作スリラー(ネタバレなのでタイトルは伏せます)と全く同じです。そもそも精神病棟に記憶を失った女の子、と言うだけでオチまでスッキリ読めてしまいます。正直目新しさはないのですが、ホラー要素が入ってドキドキさせてくれる点はちょっと面白かったかなあ。でもジョン・カーペンターの割に血が少なかったかなあ。最近の傾向なのかしら。
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どんでん返し最高。