あの夏の子供たち

あの夏の子供たち

Le père de mes enfants
2009年製作 フランス 110分 2010年5月29日上映
rating 3.8 3.8
9 2

『あの夏の子供たち』とは

映画プロデューサーであり優しい父親でもあったグレゴワールの自殺に、家族の平穏な日々は一変した。現実に立ち向かいながら、それぞれに死を乗り越えていく家族の様子を優しく淡々と描いた物語である。 監督、脚本は本作が長編映画二作目となるミア・ハンセン=ラブ。彼女の前作『すべてが許される』のプロデュースをする予定になっていたアンベール・バルザンがグレゴワールのモデルとなっている。カンヌ国際映画祭ある視点部門の審査員特別賞を受賞している。

『あの夏の子供たち』のあらすじ

フランス、パリ。映画製作会社ムーン・フィルムを経営するプロデューサーのグレゴワールは複数の映画の企画を抱え多忙を極めていた。しかし愛する家族、妻シルヴィアと3人の娘たちの前では優しい父親であり、笑顔を絶やさない。グレゴワールの映画への愛情は深く、芸術のためなら興行収入が見込めなくとも企画を抱えた。 だがそれが、彼を苦しめていく。すでに会社の経営は火の車だったが、こだわりの強い監督の撮影がなかなか進まず製作費は膨らむばかり。その作品から手を引くように周囲から忠告されても、彼は辛抱強く待ち続けた。グレゴワールが追い詰められていく中、シルヴィアはイギリスへと出かける。 そしてその日、グレゴワールは融資を断られ、作品のネガを差し押さえられてしまうのだった。

『あの夏の子供たち』のスタッフ・キャスト

『あの夏の子供たち』の感想・評価・ネタバレ

  • Nabe Tan
    Nabe Tan 4 2014年7月13日

    情景描写が美しい。

  • misa

    予告や題名ほど子どもたちに焦点はあてられていないけど、子役の3姉妹の演技が素晴らしいので見る価値あり。内容も映画制作の暗い部分がリアルに描き出されていて考えさせられます。フランスを離れる家族を映すエンディングで流れるケセラセラの明るさが妙で、心臓をチクリと刺されました…。

  • じぇしか
    じぇしか 4 2012年11月24日

    父を失った悲しみを乗り越えようとする三姉妹の再出発(DVDの箱に書いてあること)… 再出発といえば再出発だけれど、宣伝や予告にあるような、なんとなく明るいムードで溢れてはいなかったし、子ども達が主役!ではなかった。予告のケ・セラ・セラのエンディングが、浮くような雰囲気に作られた映画。 映画の時間経過、仕草、行動や表情に、とても自然な印象を受けた。父が死ぬ前後、父や周囲に何が起きたか、じっと追って行くような映画。 あと、映画の仕事の大変さがリアルなシーンとして示されている映画。

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