自虐の詩

自虐の詩

2007年製作 日本 115分 2007年10月27日上映
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『自虐の詩』とは

『日本一泣ける4コマ漫画』と評された合田良家の伝説同名コミックを映画化。監督は「トリック」シリーズの堤幸彦が務め、脚本は堤幸彦と『包帯クラブ』(2007年)でもタッグを組んだ関えり香と里中静流が共同執筆した。原作の舞台は東京だが、本作では大阪を舞台に変更している。主演は『嫌われ松子の一生』(2006年)の中谷美紀。そして「トリック」シリーズの阿部寛、更にカルーセル巻、竜雷太、西田敏行、遠藤憲一らといった豪華実力派俳優を迎える。

『自虐の詩』のあらすじ

幼い頃から不運続きの幸江(中谷美紀)は、無職で乱暴者のダメ亭主のイサオ(阿部寛)と大阪の通天閣が見える下町にある小さなアパートで暮らしていた。幸江は貧乏でもイサオが居れば幸せだった。隣に住む世話好きな小春(カルーセル巻)そんな幸江を不憫に思っていた。一方、幸江が働く中華料理屋「あさひ屋」の店長(遠藤憲一)は、幸江に思いを寄せ何度もプロポーズをせまる。その頃、イサオは暴力団組長(竜雷太)から足を洗ったヤクザの道に誘われていた。そんなある日、幸江の妊娠が発覚しイサオに報告するのだが、イサオは悩んだ結果逃げ出し失踪してしまうのであった……。

『自虐の詩』のスタッフ・キャスト

『自虐の詩』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 1 7月14日

    不幸な幸江は暴力的な男と同居していた。彼との日常は幸せとは程遠かった。 堤幸彦組がお馴染みのメンバーを揃えた映画。コメディの雰囲気などはナンセンスで大変に堤幸彦らしい。しかしテーマがテーマであり、映画全体が帯びる暗さを払拭し切れていないようにも感じる。さらに妊娠をきっかけに昔を思い出し幸せに戻る、という大きな流れも緩い。数ヶ月後数年後にはまた彼が暴力男に戻っていない保証があまりにもなさすぎるのだ。生まれてきた子どもの幸福を祈ろうにも祈れない。彼の人間的成長はこの映画でほとんど描かれない。いくら愛に不器用とは言え、その暴力が肯定されるべきではない。その暴力が肯定され、それでも強く乗り越えていこうと女に促すようにの見えてしまう。

  • tossy0329
    tossy0329 2 2016年1月11日

    世の中に幸も不幸もないと言っていたが、気持ちが疲れてる時にこの映画は見たくない~。でも頑張って最後まで見るべき。最後まで見て良かったー。パンドラの箱とはこのことよ

  • Kronos

    2016.01.02

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