
『プラネット・テラー in グラインドハウス』のスタッフ・キャスト
『プラネット・テラー in グラインドハウス』の感想・評価・ネタバレ
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B級映画ばかりを2本立て、 3本立てで上映するアメリカでかつて流行った映画館“グラインドハウス”を現代に甦らせるべく、 クエンティン・タランティーノ監督と、 盟友ロバート・ロドリゲス監督がホラー映画を競作した2本立てムービー。 本作はうちのロドリゲス版。 謎の化学兵器でゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町を舞台に、 ゾンビに片脚を奪われたセクシー・ヒロインの怒りの“片脚マシンガン”が炸裂する近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー。 ロバート・ロドリゲス監督が、 エロ・グロ・バイオレンスをいかにして楽しく見せるかというこだわりを感じる素晴らしい作品。 B級映画を出すためにフィルムの傷や音のノイズを意図的に入れる徹底振り。 片足をなくしたチェリーが、 弾切れ無しの自動小銃を義足代わりに突き刺して反撃するヒロインをローズ・マッゴーワンが演じてます。 腕が銃になるのは漫画やアニメでお馴染みだが、 足がマシンガンというのはひと味違う。 残虐描写も満載で、 クエンティン・タランティーノの片目に木が刺さったり、 トム・サヴィーニがゾンビに八つ裂きにされたり、 もう笑うしかありません。
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デスプルーフの流れで観てしまいました。ロドリゲスとタランティーノの“これからは俺たちの世代だ!”感がたっぷり盛り込まれたイカしたB級ゾンビ映画。 無くした片脚の代わりにマシンガンを埋め込む発想の厨二病感とどういうギミックで撃っているんだろうと終始疑問が止まりませんでしたが、もうそんなの関係ないと言わんばかりの開き直った痛快アクション。編集、特殊効果、アクション、演出と映画作りにおける欠かせない技術をあえて大袈裟にあえてチープにあえて子供っぽく製作された映画バカの無秩序映画といったところでしょうか…。もう本当にかっこいいです。
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記録用