
『バッテリー』とは
売上800万部を超えた小説家・あさのあつこのベストセラー小説の実写映画化。野球を通じて少年の成長と、友情や家族との熱い絆を描いた感動作である。監督は「陰陽師」シリーズの滝田洋二郎、『13階段』(2003年)の森下直が脚色し、撮影は『阿修羅のごとく』(2003年)の北信康がそれぞれ担当した。 主人公役には3000人のオーディションから見出された新人の林遺都が演じ、ヒロイン役には2005年「ミス・フェニックス」グランプリの蓮佛美沙子を迎えた。
『バッテリー』のあらすじ
野球のことだけを考えてきた天才ピッチャーの原田巧(林遣都)は、中学校入学を機に家族で岡山県へと引っ越してきた。巧は自身のピッチャーとしての才能への自信のせいで、他人を近づけない孤独な一面を持っていた。そして、巧の両親の真紀子(天海祐希)と広(岸谷五朗)は病弱な弟・青波(鎗田晟裕)を大切に扱うあまり巧とは距離を作ってしまっていた。 入学した巧はキャッチャーの永倉豪(山田健太)と出会い、豪からバッテリーを組んでほしいと熱望される。ところが、入部した野球部では鬼監督・戸村(萩原聖人)によって部員たちは徹底的に支配されていた。そんな環境の中、巧は監督とぶつかりながらも自分を貫き仲間たちとの絆を深めていくのだが......。
『バッテリー』のスタッフ・キャスト
『バッテリー』の感想・評価・ネタバレ
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林 遣都のデビューとも言われて、主演映画。 監督も実年齢の俳優を揃えただけに、雰囲気や空気感、岡山県の土地に住んでいそうな、匂いを感じさせる俳優さん達をキャスティングしている拘りは、本当に良い。 音楽も脚本もカメラワークなど、凄くよい。演技演出が・・・・・ 林 遣都君は、本当に辛い役、あの若さでこの役は、骨が折れただろう。だけど、この作品の本当の主人公は、天海祐希さんのお母さんではないだろうか。 弟(息子)が難病な上に、父親が転勤族、長男は思春期を迎えた中学生。長男と母親がいつもすれ違い、最後にこの映画の「バッテリー」となる。心を分かち合う映画に感じました。 弟の「お兄ちゃん、投げるん?・・・1人でなげるん?・・・」 からのラストまでは、コテコテではあるがが、目が潤んでしまった。 この映画が何年たっても、観る事ができる映画ですね。
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2016.9.11鑑賞 あー野球してぇ!
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懐かしいー( ^ω^ )