
『青の炎』とは
貴志祐介の同名小説を「世界のニナガワ」こと蜷川幸雄が描いた青春サスペンスドラマ。日本を代表するアイドルグループ嵐の二宮和也が自分の犯した罪に追い詰められていく17歳の少年を繊細に演じている。二宮のガールフレンド紀子を松浦亜弥が演じた。人気絶頂のアイドルだった松浦はこの紀子役で第18回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞し、女優としても認められた。
『青の炎』のあらすじ
母親と妹と湘南で平穏に暮らしていた高校2年生の秀一。しかし、母親の元夫で秀一の養父である男、曾根がある日突然現れ、家に住み着きはじめたことから運命の歯車が狂いだす。曾根は酒を飲んでは母親に暴力を振るいカネをせびる。許せない秀一は以前母親と元夫の離婚の際世話になった弁護士に相談に行くが、法律は秀一達家族を守ってくれなかった。母親と妹を守れるのは自分しかいないと確信した秀一は曾根の殺害を計画し、完全犯罪を企てる。入念なリハーサルを行い秀一はある日ついに曾根の殺害計画を実行に移す。警察は曾根の死を事故死と判断し、何もかも計画通りにいくはずだった……。
『青の炎』のスタッフ・キャスト
『青の炎』の感想・評価・ネタバレ
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自転車じゃなくてロードレーサー。
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あやや、つよい。ぽつりぽつりと落とされるセリフの、ぞっとする強さ。 アイドル映画?バカ言ってんじゃないよ。初主演映画で親を殺すアイドル。親を、同級生を、自分を殺すアイドル。 #ネタバレ
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復活上映にて。
©『青の炎』製作委員会