I am Sam アイ・アム・サム

I am Sam
2001年 アメリカ 133分
rating 4 4
859 116

「I am Sam アイ・アム・サム」のスタッフ・キャスト

「I am Sam アイ・アム・サム」の感想・評価・ネタバレ

  • Takezou_life
    Takezou_life 4.5 3月24日

    2017/03/24 2回目

  • Yuka_Tanoue
    Yuka_Tanoue 5 2月4日

    過去1くらいで泣いた

  • mazda620
    mazda620 4 2016年12月11日

    7歳の知能の父親と、7歳になる娘。彼は自分の中の精一杯の愛情を娘にささげ、娘もそんな父を理解したうえで、父親としての彼を必要とする。けれどどんなに愛情があろうと、現実的にそれは子供のためなのか?それで彼女は成長できるのか?本作は残酷にも父親の養育能力を問い進める作品。 愛情に能力が関係あるんだろうか?何かを愛そうとする根源は、純粋にただ好きっていうきもち意外のなにものでもないと思う。性別とか歳とか能力とかで変わるものではない。感情がある限り自然と生まれるきもちの一つだろう。 もちろん家庭環境が子供に影響しないなんてことはない。親の人格、仕事、収入が無関係だとは思わない。けど愛する人がいる者にとって、自分がいまおかれる環境と持って生まれた体で精一杯愛そうとするだろう。客観的に見ようが、法的に見ようが、その深い愛情に勝るものなどあるわけがないのだ。 『チョコレートドーナツ』のダウン症のマルコを思い出した。誰かを愛するって、考えることじゃなく感じることだから特別深い意味があるわけじゃない。育ててくれたゲイカップルを探すマルコも、何度戻されても父サムのもとへ行こうとする娘も、会いたいという強いきもちだけでとった直感だろう。ハンディがあろうと実の親じゃなかろうと、子供にとって親は自分を愛してくれるかけがえのない存在。親が必要じゃない子供なんていないんだから。 知的障害者の父と娘の話だと思っていたけど、サムと過ごしていくうちに、素直に自分の弱さを認める女弁護士との関係性も、この映画の大切な見どころだと思う。 目の前の仕事に必死で、自分の家庭とは向き合う余裕がない。そんな彼女の一人息子ウィリー君の存在が気にかかった。あくまで息子や旦那は、ハードに働く女弁護士のキャラクター背景としか描かれないけども、家族との時間を求めているウィリーくんは言葉や行動に表れなくても、母に対して抱いてる想い、親を日々必要としている寂しさが、彼の姿を見るだけで伝わってきた。 サムとは正反対の環境にいる彼女でも同じように家族の問題を抱えている。どんなにできた親だって、生まれてから20年間も育てていれば、どこかで壁にぶつかって当たり前だ。「知的障害者の親」というだけでものすごく大きな問題に思えるかもしれないけど、サムの問題はこれ、っていうだけ。壁にぶちあたっている1人の親に過ぎないと思う。 賢いパパできるパパじゃないかもしれないけど、娘を思う彼のまっすぐなきもちだけで十分素敵なパパじゃんって思う。娘のお気に入りをちゃんとわかっていて、塗り絵の赤色は母親を必要としている表れだという、その彼の感受性が素晴らしいと思った。卵を割る時に卵にごめんねっていう優しすぎる心。人として美しく、こんな父親私は誇りに思えると思う。 終始作中で使われていたビートルズのおかげで、題材のわりに重くならず、どストレートな愛情を明るい雰囲気の中で感じることができた。好きな音楽や映画について話すサム達の目はキラキラしてて、彼にとって娘は同じようにキラキラした宝物みたいな存在だったのだと思う。

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