グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

Good Will Hunting
1997年製作 アメリカ 127分 1998年3月7日上映
rating 4.1 4.1
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『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』とは

非凡な才能を持ちながら心に深い傷を負い踏み出せないでいる青年が、妻に先立たれ失意の底にいる心理学者の男と出会い、進むべき道を見出すヒューマンドラマ。監督は『マイ・プライベート・アイダホ』のガス・ヴァン・サント。脚本は、マット・デイモンが大学在学中授業のために執筆した戯曲をもとに、彼と親友のベン・アフレックが共同で執筆した。作品内でも主演マット・デイモンとベン・アフレックは親友役を演じている。心理学者の男ショーンを『レナードの朝』のロビン・ウィリアムズが演じた。本作は第70回アカデミー賞9部門にノミネートされ、助演男優賞、脚本賞を受賞している。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のあらすじ

アメリカ、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭をとる数学者ランボー教授は、廊下の黒板に出題した難問を解いた人物を探していた。そんな中、MITで清掃のアルバイトをしているウィルが黒板になにかを書き込んでいる所に遭遇する。ウィルはたびたび警察沙汰を起こしている青年で、ランボーは拘置所にいる彼の監督付き保釈手続きを取り、2つの条件を提示した。ランボーと会い数学の勉強をすること、セラピーを受ける事。条件を飲んだウィルだったが、セラピーでは心の傷に踏み込まれることを恐れ真面目に取り組もうとしない。ランボーは最後の手段として大学時代にルームメイトだった心理学者ショーンをウィルに紹介することにした。ショーンの真摯な姿に、ウィルは次第に心を開いていくようになるのだが…....。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のスタッフ・キャスト

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2018年12月24日

    MITで掃除係として雇われている青年ウィル。彼は掲示板に掲載された学生用の数学の問題をいとも簡単に解いてしまう。 天才ながらも生まれが悪く心を開かないウィル、その才能を見つけた天才数学者、ウィルの心を開くよう頼まれた傷心の心理学者。ウィルの心の解放が目的となった映画ですが、実は同時に心理学者の傷も彼との対話で救われていく。この3人の心情を直接的に描いたシーンはないのですが、状況を丁寧に描写することで間接的に理解することができます。クライマックスでウィルが泣いた時は泣ける。これはしゃあない。 ガス・バン・サント監督作。この映画の直前に『キッズ/KIDS』の製作を担当していますが、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』におけるマット・デイモンやアフレック兄弟のキャラクターは『キッズ/KIDS』そのもの。実は若者たちが憧れてしまう存在なのです。ちょっといいな、と思ってしまう。しかし社会的には怠惰で許されるものではなく、彼らにとっての旅立ちがまさにこの映画なのです。『キッズ/KIDS』で問題提起というか、その状況のみを切り取った映画なのに対して、本作はそれにきちんと映画的味付けをしています。マット・デイモン、ベン・アフレックが脚本を持ち込んだ、という話は有名ですが、ガス・バン・サントにとってみれば『キッズ/KIDS』の登場人物たちが脚本を持って「映画を撮ろう!」と言ってきたようなもんだったのでは?

  • yume

    心に傷を抱えた二人の世代を超えた友情…ウィルを包む周りの人たちの優しさに涙しました。ロビンウィリアムズ出演作品の中でもとくに好きです。

  • 百合

    ウィルがショーンの腕の中で嗚咽するシーン、チャッキーたちが車をプレゼントするラストシーンは涙なしには見れない。彼らの優しさに包まれて、少しずつ前進していくウィルに心が温まった。

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