ヒア アフター

HEREAFTER
アメリカ
rating 3.2 3.2
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「ヒア アフター」とは

幼い頃から死後の世界と特別な繋がりを持つジョージ。臨死体験をしたジャーナリストのマリー。最愛の人を失った小学生のマーカス。死に直面した3人が出会い、生きる喜びを見つけていく姿を描いた、クリント・イーストウッド監督が贈る希望の物語。マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランスほか出演。

「ヒア アフター」のスタッフ・キャスト

「ヒア アフター」の感想・評価・ネタバレ

  • Masaki_Yoshikawa
    Masaki_Yoshikawa 3 10月8日

    3in1

  • tategoto
    tategoto 2.5 2016年10月6日

    2016.9月鑑賞 最後までいい人でよかった

  • HMworldtraveller
    HMworldtraveller 3.5 2016年10月2日

    【知り過ぎないほうがいいこともある】イーストウッドの作品を観終えた後は言いようの無い感情に襲われる。受け入れるしかない運命。努力や気持ちだけではどうにもならないこと。あの時 他にどんな選択ができたのかと溜め息混じりに振り返る人生の岐路。何かに苦悩しながら生きる主人公の生き様を克明に描いておきながら、観衆に自ら考えることを促す ”余白” の多い作りに嵌り 思いを巡らせる。 アジアのリゾートで津波に遭い、臨死体験をしたフランスの女性。双子の兄を事故で亡くしたイギリスの少年。少年期のある体験以来死者と交信ができるようになったアメリカ人の男。3人それぞれの目線で物語は進む。 女性は死の淵に立って初めて、人間はいつか死ぬのだという当たり前のことに気付いたのか 生還後 その瞬間に取り憑かれたような日々を送る。少年は一心同体だった兄への思いが呪縛のようになり 前へ進めない。霊能者の男性は” 見えてしまう” がために それが人との関係を遠ざける結果になり苦しむ。前を向きたいのに 過去体験と自分の気持ちをうまく処理できない3人。 霊界とか輪廻転生を信じておらず、彼らと似たような経験があるわけでもないのに 三人三様の生きにくさが 不思議と良く伝わってきて苦しくなった。冒頭の津波のシーンのせいだろうか。生々しい映像が3.11を思い出させ、それが私の中に生まれてくる”物語の絵空事感 ” を掻き消したのだろうか。劇中、特にマット・ディモン演じるジョージの「知り過ぎないほうがいいこともある」というセリフに心の奥から絞り出すような切実さを感じた。 3人が繋がる後半 物語は急な展開を見せる。印象的なのは終盤の、少年の兄との交信だ。あの後半の言葉はジョージの優しい嘘だと思う。なぜなら前半の描写から察するに、ジョージは死者の姿を見、声を聞くことはできても、こちらから声をかけたりはできないと思われ、だとすると声をかけ引き止めたわけでもないのに、一度去りかけた兄が戻ってくる理由がないからだ。少年の今後を案じてついた嘘。それによって少年は兄との思い出を引きずるのではなく生きる力に変える。それは同時に 自分の能力に苦しむジョージがそれを受け止め前を向いた瞬間でもあった。 ヒアアフター。来世。来世というタイトルを付けながらも イーストウッドが取り上げたのは実は紛れもなく「今」なのだと思った。

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