2019年12月26日更新

名作揃い!ノイタミナアニメおすすめランキングトップ30

テレビアニメとしては初となる文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を獲得するなど、これまでにいくつもの人気アニメを放送してきたノイタミナ。数々の名作を世に送り出し、のりにのっているノイタミナのおすすめアニメランキングを紹介します!

目次

ノイタミナ、フジテレビ系毎週木曜深夜のアニメ枠がすごい

ノイタミナとは、フジテレビやフジテレビ系列の一部地上波で放送されている、深夜アニメ枠のことです。アニメーションをローマ字にしてひっくり返すとノイタミナになることから、アニメーションの常識をひっくり返すというコンセプトで名づけられました。 コンセプトとしてあげられている 「アニメの常識を覆したい」「すべての人にアニメを見てもらいたい」の通り、これまでに数々の意欲的に作品を生み出してきました。 今回は、名作を生み出し続け、勢いに乗るノイタミナ作品の中を、おすすめをランキング形式で30作紹介していきます!

30位『ギヴン』(2019年7月~9月放送)

バンドを通じた青春ボーイズライフ

本作は、キヅナツキによるボーイズラブ漫画をアニメ化したものです。2020年の春には、アニメ映画化も予定されています。 佐藤真冬(さとうまふゆ)は、中学時代に幼馴染の吉田由紀(よしだゆき)と交際していました。しかしある事がきっかけで、吉田は自殺してしまいます。真冬は、高校2年生になっても吉田の事が忘れられませんでした。 そんな真冬は、ひょんなことから同じ高校生の上ノ山立夏(うえのやまりつか)にギターを教わるようになります。日常の楽しみがくすんで見えていた上ノ山は、真冬の天才的な歌唱力に心を動かされていました。そして上ノ山は、未だに吉田の自殺を引きずる真冬に嫉妬した事で、真冬に対する感情を自覚してしまいます。

29位『さらざんまい』(2019年4月~6月放送)

少年3人が「人と人の絆」を求める物語

本作は、『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』などを手掛けた幾原邦彦によるオリジナルアニメです。 謎のカッパ型生命体「ケッピ」から突然「尻子玉(しりこだま)」を抜かれてしまった矢逆一稀(やさかかずき)、久慈悠(くじとおい)、陣内燕太(じんないえんた)。カッパの姿に変身させられてしまった矢逆たちは、“元の姿に戻りたいのならば「ある方法」でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい”と命じられます。 少年達は、ゾンビの尻子玉を奪って人間の姿に戻るために奮闘!脚本や深いメッセージ性、独特な世界観など、幾原監督ならではのクオリティの高さが感じられる作品です。

28位『恋は雨上がりのように』(2018年1月~3月放送)

一途な女子高生と、自分を諦めた中年男性の恋が切ない

女子高生と遥か年上の男性の恋模様を描いた眉月じゅん原作のアニメ作品。原作の漫画は、第63回小学館漫画賞を受賞しました。 ファミレス店長を務める45歳のバツイチ子持ち・近藤正己(こんどうまさみ)。怪我が原因で陸上部に出なくなった女子高生の橘あきら(たちばなあきら)は、そんな近藤に密かな想いを寄せていました。想いが募ったあきらは近藤に告白しますが、“自分は既に枯れた”と考えている近藤には、なかなか想いが伝わりません。 本作は単なる女子高生と年上男性の恋愛作品ではなく、お互いが一度諦めてしまった夢に向き合っていく成長の物語でもあります。美麗な作画で描かれる雨や雨上がりの空模様が、2人の叙情的な関係をさらに引き立てている作品です。

27位『銀の匙 Silver Spoon』(2013年7月~放送)

農業に憧れる人続出!農業高校が舞台の青春ストーリー

原作は週刊少年サンデーで2011年から2019年まで連載されていた、荒川弘の『銀の匙 Silver Spoon』。北海道の農業高校を舞台に、主人公が自分自身と向き合っていく青春ストーリーです。 札幌の某進学校で学力競争に疲れてしまった八軒勇吾(はちけんゆうご)は、実家から遠く離れた農業高校へ進学する事を決意します。クラスメイト達は“農家である実家を継ぐ”“獣医を目指す”など、入学当初から明確な目標を持つ生徒ばかり。勉強で一番を取りたい、という漠然とした理由で入学した八軒は、周囲とのギャップに葛藤していきます。 本作の魅力は何と言っても、辛い環境に揉まれながら大人になっていく八軒の成長物語でしょう。八軒を取り巻く友情・恋愛や、作中に登場する美味しそうな農業グルメも見逃せません。学力だけでは測れない、人と人との繋がりの大切さに気づかされる作品です。

26位『約束のネバーランド』(2019年1月~3月放送)

孤児院の怖ろしい真実……。自由を目指す少年少女の脱獄劇!

アニメ『約束のネバーランド』は、週刊少年ジャンプで2016年8月より連載されている白井カイウの少年漫画が原作です。 身寄りのない子供たちが集まる家、「グレイス=フィールドハウス」。11歳の少女・エマは、優しいママやノーマン、レイ達と共に、幸せな日々を過ごしてきました。そんなある日、少女のコニーが里親の元へ旅立つ事が決まります。 寂しさを感じつつも、コニーを見送るエマ達。しかしコニーが旅立った後、エマは彼女の人形が置き去りにされている事に気づきます。コニーへ人形を届けるため、エマとノーマンは禁じられた門の向こうへ足を踏み入れました。しかしそこで、彼女たちが目撃したものは……。 ぬくもりのあるハウスは、実は農園。エマ達兄弟は、鬼に食べられる為に育てられた食用人間だったのです。高い頭脳を持つエマ・ノーマン・レイの3人が、知恵を振り絞る脱獄劇は圧巻!

25位『Robotics;Notes』(2012年10月〜2013年3月放送)

「科学アドベンチャー」シリーズの第3作目は種子島を舞台にした爽やかな青春劇

5pb.×ニトロプラスが手掛けたADVゲーム企画「科学アドベンチャー」シリーズのアニメ化作品。本作は『CHAOS;HEAD』、『STEINS;GATE』に続く第3作目となります。 『STEINS;GATE』から9年経った2019年、中央種子島高校のロボット研究部は廃部の危機にありました。二人しかいない部員の1人・八潮海翔は相変わらず対戦格闘ゲーム以外には興味を示さず、部長の瀬乃宮あき穂は、アニメに登場する巨大ロボットを再現するために1人奮闘していました。2人はとあるきっかけでロボット競技大会ROBO-ONEへ出場することになり……。 ノイタミナとしては珍しい真っ当な青春劇で、種子島とロボットという題材も新鮮です。過去のシリーズとストーリー上の関連性は薄いですが、ファンにはお馴染みの疾風迅雷のナイトハルトほか、あのキャラクターも名前だけ登場しています。

24位『UN-GO』(2011年10月〜12月放送)

ノイタミナの隠れ名作!近未来を舞台に難事件に挑む最後の名探偵

昭和期の作家・坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』をもとに制作されたオリジナルアニメで、今より少しだけ未来を舞台にした探偵もの。 近未来の東京、世界の情報を掌握する海勝麟六はあらゆる難事件を解決し、探偵業は衰退していきました。世間からは「敗戦探偵」と揶揄される結城新十郎は、相棒を務める謎の美少年・因果とともに事件現場に現れ、麟六によってねじ曲げられた真実を暴き出していきます。 相棒の因果は、”ひとつだけ質問に答えさせる”という能力を持っているため、ミステリーとしては薄味ですが、幅広く受けそうなお洒落なビジュアルに、萌えも押さえたキャラクターと全体の完成度が高い作品。1話完結で気軽に観ることができる点も魅力のひとつです。

23位『冴えない彼女の育てかた』(2015年1月〜放送)

影の薄いクラスメイトを同人ゲームのメインヒロインに!?

「さえかの」の略称で親しまれている本作は、丸戸史明のライトノベルを原作とする人気シリーズ。2017年には続編となる『冴えない彼女の育て方♭』も放送されました。 筋金入りのオタク高校生・安芸倫也は、坂の途中で出会った少女に運命を感じ、彼女を主役にしたゲーム企画を思いつきます。そんな彼女の正体は影の薄いクラスメイト・加藤恵でした。美術部に属する幼馴染の澤村・スペンサー・英梨々と、作家として活動する霞ヶ丘詩羽、そしてヒロインの恵とともにサークルを立ち上げますが、問題は山積みで……。 可愛らしいビジュアルのヒロインと、際どいカットが盛り込まれたハーレム系ラブコメ。メインヒロインの恵が持つ「印象が薄い」という特徴がしっかりと演出・シナリオにも反映されているのも見どころです。

22位『僕だけがいない街』(2016年1月〜3月放送)

現代と過去を行き来して、明らかになる事件の真相は!?

『僕だけがいない街』はマンガ大賞にも選ばれた人気漫画を原作とするアニメで、同年に映画化も果たした話題作です。 2006年、自らの時を巻き戻す「リバイバル」の能力を持つ青年・藤沼悟はピザ屋のアルバイトで生計を立てる売れない漫画家。ある日、母親が殺害された事件をきっかけに、悟の身にかつてない規模のリバイバルが発生し、1988年の小学生時代へとタイムリープしてしまいます。 小学生時代の連続誘拐事件と現代で起こった母親の殺人事件。現代と過去を行き来しながら、絡み合った複数の伏線がひとつの真実として結実するときのカタルシスが最高です。ストーリーを重視する大人の視聴者も満足させる作品となっています。

21位『モノノ怪』(2007年7月〜9月放送)

ノイタミナ節炸裂!色鮮やかなビジュアルがお洒落な和製ホラーアニメ

『モノノ怪』は怪(あやかし)に関するいくつかのエピソードを集めたオムニバス形式のアニメで、独特な世界観の和製ホラーテイストが熱狂的な支持を受けている作品です。 本作はノイタミナの3作目として放送された『怪 ~ayakashi~』の続編にあたり、共通の世界観を持っています。『怪 ~ayakashi~』の一篇であった「化猫」が好評を博し、ディレクターを担当した中村健治を監督に迎え『モノノ怪』が制作されました。『C』や『ガッチャマンクラウズ』の監督として知られる中村健治の出世作といえます。 まず目を引くのは鮮やかな色合いのビジュアル。全体を通して和紙の質感も取り入れられており、美術的にも高く評価されています。謎の薬売りを主人公とした胸に沁みるようなエピソードからも、大人向けの印象を受けます。

20位『放浪息子』(2011年1月〜3月放送)

トランスジェンダーものを得意とする志村貴子の原作をアニメ化

『放浪息子』は志村貴子の漫画を原作としたアニメ。トランスジェンダーを扱った志村貴子の原作を、売れっ子脚本家の岡田麿里が再構成し、自身の性をめぐり揺れ動く思春期の少年・少女を見事に描き切っています。 小学5年生の二鳥修一は、女の子になりたいという気持ちを心に秘めていました。修一は転校先でカッコいい女の子・高槻よしのと出会い、彼女が男装して出かけていることを知ってしまいます。秘密を共有した二人は服装を入れ替えて出かけるようになり、その距離を縮めていきます。 性に関する難しい題材を扱っていますが、2人の主人公の心情を丁寧に描くことで、誰もが共感できるものになっています。視聴後は爽やかさがありながらも、何か心に残るものがある唯一無二の作品です。

19位『ピンポン THE ANIMATION』(2014年4月〜6月放送)

青春部活漫画の傑作がついにノイタミナでアニメ化!

卓球を扱った部活漫画の傑作、松本大洋の『ピンポン』をアニメ界の鬼才・湯浅政明がアニメ化。いずれも個性の強い2人ですが、本作では見事な化学反応を起こしています。 片瀬高校の卓球部に所属するペコとスマイルは幼いころからタムラ卓球場に通っていた幼馴染で、卓球の腕前は周りから群を抜いています。ですが、真面目なスマイルに比べ、ペコは部活に参加せず、素人をカモにして小金稼ぎに夢中でした。慢心するペコは辻堂学園の留学生・チャイナ相手に一点も取れずに敗れる人生初の屈辱を味わい、卓球と距離を置きます。一方でスマイルはその才能を開花させていき……。 原作の絵の再現はもちろん、松本大洋が描けなかったエピソードをアニメで拾ってくれたのもファンには嬉しい限り。原作を知らない人にもオススメできるアツい青春部活アニメです。

18位『甲鉄城のカバネリ』(2016年4月〜7月放送)

豪華制作陣が描く、熱く激しい命を懸けた戦い!

アニメ版『進撃の巨人』で知られるWIT STUDIOが手掛けるオリジナルアニメ作品です。『進撃の巨人』監督・荒木哲郎と作曲家・澤野弘之をはじめ、『コードギアス 反逆のルルーシュ』などを手掛けた脚本家・大河内一楼、キャラクター原案を『超時空要塞マクロス』の美樹本晴彦が担当するという豪華な制作陣による迫力の良作です。 突如現れた怪物・カバネに覆われた世界。極東の島国・日ノ本では、駿城という装甲蒸気機関車で砦を行き来する方法でカバネの脅威を退け、人々の生活を保っていました。 妹をカバネに殺された過去を持つ17歳の主人公・生駒は、カバネに対抗するべく独自の研究を行っていました。そんなある日、生駒のいる顕金駅に甲鉄城と呼ばれる機関車が立ち寄った際にカバネの襲撃を受けてしまいます。 パニックの中でカバネに噛まれてしまった生駒は、独自の器具で脳へのウイルス浸食を止めるも、身体はカバネであるのに理性と人格を保った存在・カバネリへと変化してしまいます。 不思議な少女・無名との出会い、カバネからの脱出、不可解な行動を取る狩方衆、怒涛の展開と美麗なアニメーションに鳥肌が止まりません。

17位『四月は君の嘘』(2014年10月〜2015年3月放送)

君と出会ってモノクロの世界がカラフルに変わった

母が叶えられなかった“世界的なピアニストになる”という夢を叶えるため幼い頃から厳しい指導を受け、その正確な演奏で数々のコンクールで優勝しながらも、ヒューマンメトロノームなどと揶揄されてきた主人公・有馬公生。しかし11歳の時に喧嘩をしたまま母親と死別してしまい、そのショックで演奏中の自分のピアノの音が聞こえなくなってしまいます。 ピアノから遠ざかり14歳になった公生は、幼なじみの澤部椿を通じてヴァイオリニスト・宮園かをりと出会います。かをりの独創的で魅力ある演奏に衝撃を受けた公生は、少しずつ自分の世界に色を取り戻し始めます。 交錯する恋心、音楽と向き合う心、そしてその中に秘められたかをりの”嘘”とは。2016年9月10日に実写映画も公開になりました。

16位『図書館戦争』(2008年4月〜6月放送)

すべては本と自由を守るため、わたしたちは戦う

舞台は”メディア良化法”によって表現の自由が過剰に規制された2019年の架空日本。メディア良化委員会とその弾圧に対抗する図書隊の激しい衝突、そして図書隊員として襲い来る困難に立ち向かう主人公・笠原郁の姿を描いた作品です。 高校3年生の秋に地元茨城県に書店で、メディア良化委員会の検閲にあった際、お気に入りの本を守ってくれた偶然居合わせた図書隊員である名前も顔もわからない「王子様」に会うことを夢見て、図書隊員を目指すようになった郁。生まれ持った身体能力と努力で遂に図書隊員に入隊し、女性で史上初の図書特殊部隊隊員になります。 実は郁の憧れの王子様の正体でもある直属の上官・堂上篤とぶつかりながらも数々の任務を遂行し、強い絆と信頼を築いてゆく郁。表現の自由という現代の問題についても考えさせられる深い作品です。

15位『Paradise Kiss』(2005年10月〜12月放送)

あの人気作品『ご近所物語』の続編作品をノイタミナでアニメ化!

漫画家・矢沢あいの人気漫画『ご近所物語』の続編作品である『Paradise Kiss』も2005年にノイタミナ枠でついに映像化されました。 身の丈に合わない進学校に通い、自分のやりたいこともわからぬまま受験勉強に追われイライラ、もやもやとした高校生活を送ってきた高校三年生の主人公・早坂紫はある日、矢澤芸術学院服飾科の小泉譲二達からショーモデルとしてスカウトされ、やがて譲二と恋に落ちます。 個人的にプライベートブランド「パラダイスキス」を設立し夢を追いかける小泉譲二(ジョージ)、前作の主人公・幸田実果子の妹で独特の雰囲気を持つ櫻田実和子、自分の性に疑問を抱きつつパタンナーを目指す山本大助(イザベラ)など、自分とは違う世界観の中で夢を追いかけるデザイナーの卵たちとの出会いと交流により、感化され成長していく紫。 それぞれの道を見つけ、決断して歩み始める紫達。青春時代ならではの葛藤、将来の夢、友情と恋愛を美しいビジュアルで描いた名作です。

14位『海月姫』(2010年10月〜12月放送)

オタク女子と女装男子のドタバタシュールラブコメディ

主人公・倉下月海は、イラストレーターを目指して上京してきたクラゲオタクの18歳。住人はみんなオタクという男子禁制のアパート・天水館で、自分たちを”尼~ず”と称した上におしゃれと男子と無縁な生活を送っていました。 そんなある日、月海は行きつけのペットショップでの些細なトラブルが起こった際に、偶然通りかかった美女に助けられます。しかし、実はその美女の正体は政治家一族の次男坊・鯉淵蔵之介という女装趣味を持った男性だったのです。 自分に自信が持てないオタク女子の月海と、女装をすることで一族に反発しようとしているオシャレ男子の蔵之介の、ドタバタな日常と淡い恋心を描いています。

13位『働きマン』(2006年10月〜2月放送)

仕事を頑張る人に男も女も関係ない!松方弘子は今日も一所懸命。

週刊『JIDAI』編集部の女性編集者である主人公・松方弘子は、プライベートが犠牲になってもジレンマに悩んでいても猛烈に仕事を頑張る"働きマン"。30歳までに編集長になるという夢を追いかけ、職場の仲間と共に日夜奮闘しています。 主人公・松方弘子を主軸にストーリーは進みますが、時には主人公を取り巻く人にも焦点を当ててその仕事観をリアルに描いています。様々な立場から働く人のリアルに迫っており、共感すること間違いなしの名作です。 2006年にノイタミナで映像化、2007年に菅野美穂主演でテレビドラマ化、2011年にはムービーコミック化されるなど当時の注目度がとても高かった作品です。

12位『ハチミツとクローバー』(2005年4月~放送)

美術大学に通う学生たちを中心とした、珠玉の青春群像劇。

羽海野チカ著のマンガを原作とした、恋や夢に翻弄される若者たちの姿が心に深く突き刺さる物語です。美術大学と聞いて華やかな印象を覚えるかもしれませんが、実際に見てみると等身大の普通の若者たちを描いているのがわかります。 登場人物の多くが一方通行の片思いだったり、夢を抱いていても圧倒的な才能の差を見せつけられて焦ったり、日々を必死に生きて藻掻いているその姿は、見ているだけで胸が苦しくなります。 登場人物に感情移入しながら見ていると涙が止まらなくなること間違いなしの、切ない恋愛作品です。

11位『のだめカンタービレ』(2007年1月~放送)

クラシック音楽をテーマとしながら、笑えるギャグもてんこ盛り!?

二ノ宮知子著のマンガを原作とした、「ぎゃぼー」という奇声が印象的なピアニスト、のだめこと野田恵(のだめぐみ)を主人公とした青春物語です。 音楽は好きでも将来の夢は幼稚園か小学校の先生だったのだめが、指揮者を目指す千秋真一(ちあきしんいち)と出会ってから、徐々に音楽に対しても上昇志向を持ち始めていきます。この出会いによって二人を取り巻く環境が徐々に変化していき、お互いに高め合って行く姿が印象的です。 登場人物がちょっと風変わりな人が多く、笑えるギャグも盛りだくさん!

10位『四畳半神話大系』(2010年4月~7月放送)

カルト的人気を誇る湯浅政明による人気ノイタミナアニメ!

森見登美彦著の小説を原作とした青春モノです。 京都を舞台に、京都大学3回生である「私」が、1回生のときに選ぶサークルで、どれくらい大学生活が変わっていくか可能性を描いた作品となっており、並行世界が前提となっています。 「もしもあの時あのサークルを選んだら……」という独特の世界観で描かれるマルチエンディングストーリーは、他に類を見ない作品です。

9位『墓場鬼太郎』(2008年1月~3月放送)

いつもの鬼太郎とはちょっと様子が違います

言わずと知れた水木しげる著の漫画が原作です。 『墓場鬼太郎』は少年誌で連載される前の貸本時代の漫画であり、そちらを原作としている為、『ゲゲゲの鬼太郎』とは設定や作風が一部異なっています。 また、アニメ化するにあたって、鬼太郎役を野沢雅子、ねずみ男役を大塚周夫、目玉親父役を田の中勇など、1968年に放送された『ゲゲゲの鬼太郎』第1シリーズと同じキャストが起用されたことも話題になりました。

8位『坂道のアポロン』(2012年4月~6月放送)

親の都合で転校してきた高校生が出会ったのは、心躍るジャズだった!

小玉ユキ著のマンガを原作とした、昭和に生きる高校生がジャズと出会ったことで始まる、様々な恋愛模様や友情物語が描かれる音楽ものです。 原作は少女マンガで、多くの女性ファンを獲得したのはもちろん、男同士の友情などもしっかりと描かれたことで、男性からも評価の高い作品となっています。 圧巻なのはなんと言っても演奏シーンでしょう。菅野よう子がプロデュースする、ジャズのセッションは、その映像美と共にアニメファン以外も魅了するほどに胸が高鳴る素晴らしさです。

7位『東京マグニチュード8.0』(2009年7月~9月放送)

マグニチュード8.0の大地震。その日、東京は崩壊した。

中学生の未来(みらい)は弟の悠貴(ゆうき)と共に、夏休みのお台場にロボット展を見に来ていました。その時、マグニチュード8.0の大地震が発生。大きな被害を受けた東京を舞台に、未来たちは自宅のある世田谷を目指します。 日常が一瞬にして崩れ去る。想像するだけで恐ろしい、そんな衝撃的な極限状態を舞台として、深みのある家族愛が描かれます。 物語が進むにつれて、悲しくて悲しくて涙が止まらなくなる。そんな心を揺さぶる名作です。

6位『うさぎドロップ』(2011年7月〜9月放送)

30歳の独身男と6歳の女の子。思いがけず家族となった二人の、絆を育む物語。

宇仁田ゆみ著のマンガを原作とした、家族の絆を描く心温まる物語です。 30歳独身男ダイキチは、祖父の葬儀で出会った6歳のりんを施設に預けようとする親戚に反発し、勢いに任せて自分が引き取って育てると宣言してしまいます。正義感の強いダイキチでしたが、子育ての経験や知識があるわけもなく、悪戦苦闘の日々が続きます。その姿は見ているこっちがはらはらしてしまいます。 りんのことを最優先に考え、煙草をやめ、仕事も残業のない課への異動を希望するなど、徐々に父親になっていくダイキチ。そんなダイキチに懐いて徐々に明るくなっていくりん。その家族愛に心癒されるに違いありません。

5位『PSYCHO-PASS サイコパス』(2012年10月~放送)

人々の精神が数値化され、管理される近未来。問われる正義の意味。

人間の精神状態や職業適性などを数値化し管理する「シビュラシステム」が導入された近未来を描くSF作品。その重厚な設定やディストピア的な世界観は多くのファンを魅了し、TVシリーズに続いて劇場版も公開されました。 「シビュラシステム」によって計測される数値は通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼ばれています。その数値の中の1つ、犯罪係数が規定値を超える者は潜在犯として認定され、例え犯罪を起こしていなくても、排除される対象となってしまいます。 多くの潜在犯や、それを操る黒幕の存在。それを追う公安局刑事課一係を中心として描かれるのは、正義とは何か。数値によって決められる人生とは本当に正しいのか。様々な事柄を考えさせられる、奥深い物語が展開されるのが本作の見どころです。

4位『東のエデン』(2009年4月~6月放送)

現代社会の空気感に鋭く切り込む、意欲的なサスペンス・アクション。

大学の卒業旅行でアメリカを訪れていた森美咲(もりみさき)は、全裸の男、滝沢朗(たきざわあきら)に窮地を救われます。滝沢は記憶を失っていて、その携帯には82億円もの電子マネーが!? この作品は、滝沢という記憶喪失の男以外にも、現代を舞台としながら日本各地に10発ものミサイルが撃ち込まれるも死傷者が出ていない。11発目が旅客機を撃墜するなど、数々の謎が謎を呼ぶ導入から始まります。 様々な賞を受賞するなど高い評価を受けている本作は、歪な現在社会で生きる大人にこそ見て欲しい、閉塞感のある社会の在り方に疑問を投げかける物語となっています。

3位『C』(2011年4月~6月放送)

ノイタミナ随一に異色な世界観!異世界バトルは、現実世界での金融取引?

平凡な大学生の余賀公麿(よがきみまろ)の銀行口座に、真坂木(まさかき)と名乗る男によって多額のお金が振り込まれます。その結果、公麿は金融街と呼ばれる異世界で、アントレプレナーとしての戦いに巻き込まれていくことに。 この世界では、未来を担保としてお金を借りて、異世界でそれを賭けたバトルが繰り広げられます。勝利すれば億万長者にもなれますが、敗北は未来を失うことも意味します。そんな特異な世界観をセンス抜群の映像で魅せてくれます。 お金の価値や意義を問い、現代社会を格差に通ずる部分を真剣に描いた本作。単純な勧善懲悪の物語ではなく、それぞれの欲望や正義がぶつかり合う様は緊迫感に溢れていて存分に楽しめます。

2位『ギルティクラウン』(2011年10月~2012年3月放送)

未知のウィルスの蔓延により隔離され、荒廃する日本を舞台に繰り広げられる群像劇。

未知のウィルスの蔓延により荒廃し、無政府状態になっている日本は、超国家間で組織されたGHQにより統治されています。 そんな仮初めの平和の渦中にある日本で暮らす高校生の桜満集(おうましゅう)は、楪(ゆずりは)いのりとの出会いにより、GHQとレジスタンス組織「葬儀社」との戦いに巻き込まれてしまいます。 その最中に特別な力を得てしまった集を中心に描かれる群像劇は、幾度となく心をへし折りに来るような重く苦しいものになっています。幾度もの挫折を乗り越えた先に待ち受ける結末に、心を動かされるでしょう。

1位『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年 4月~6月放送)

離れ離れになっていた幼馴染みたちが、再び集まって始まる成長物語。

かつて仲のよかった幼馴染みたちは、高校に入ってからはばらばらになってしまいました。そんな日々は、宿海仁太(やどみじんた)の前に彼が小さい頃に死んだはずの本間芽衣子(ほんまめいこ)が現れたことで、物語は大きく動き始めます。 芽衣子の願いを叶えるため、幼馴染たちとも再び会うようになっていき、衝突を繰り返しながらも、徐々に関係を修復していく様は、幼い頃に抱いていたはずの大切な思いを思い出させてくれます。 物語のラストに向けて盛り上がっていく展開は涙なしには見られない、そんな感動の名作です。

ノイタミナアニメには他にも傑作がたくさん!

おすすめのノイタミナアニメを紹介しましたが、いかがでしたか?

一口にノイタミナといっても、涙を誘う感動の名作から鋭い切り口の社会派作品など、様々なジャンルがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

この他にも紹介しきれなかった数々のノイタミナ作品にも、たくさんの名作が存在しています。気になった方は、是非チェックしてみてくださいね!