2019年1月24日更新

『甲鉄城のカバネリ』は映画へ続く!2期「海門決戦」最新情報【2019年公開】

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甲鉄城のカバネリ

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アニメ『甲鉄城のカバネリ』の続編(2期)は映画「海門決戦」!

『甲鉄城のカバネリ』新作発表PV

『甲鉄城のカバネリ』は、フジテレビ系深夜アニメ枠「ノイタミナ」で2016年4月から6月まで放送されたオリジナルアニメです。『進撃の巨人』や『終わりのセラフ』などのアニメを手掛けた「WIT STUDIO」が制作を担当しました。 作画の美しさも際立ち、クールな和製スチームパンクとして話題を呼んだ本作。続編を予感させる終わり方に2期を望むファンの声が高まる中、新作の制作が決定! 続編となる新作は中編アニメ映画で、2019年春に劇場公開されます!タイトルは『甲鉄城のカバネリ 海門決戦(うなとけっせん)』。 この記事では第1期アニメのあらすじ・ネタバレと、2期にあたる映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の最新情報をお伝えしていきます。

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アニメ『甲鉄城のカバネリ』これまでのあらすじ

ここで、これまでのあらすじをおさらいしておきましょう。 突然この世に現れた怪物「カバネ」。それに噛まれた人間はウイルス感染し、一度死んだ後再び蘇りカバネとなり、増殖を繰り返していきます。カバネを倒すには、その心臓を覆う「鋼鉄の被膜」を破ることが唯一の手段と言われていますが、並の武器では貫くことはできません。 島国・日ノ本では、外の世界を覆いつくすカバネから身を守るため、「駅」と呼ばれる砦の中で暮らし、装甲機関車の駿城で移動しながらかろうじて生活を保っていました。
顕金駅に住む蒸気鍛冶の少年・生駒は、妹をカバネに殺された過去を持ち、カバネに対抗するための新しい武器やウイルスに関する研究を独自に行っています。 ある日、駿城の1つを乗っ取ったカバネが顕金駅を襲撃。生駒はカバネに噛まれますが、開発した器具を使いウイルスの侵食を防ぎました。しかし、心は人間で身体能力はカバネという「カバネリ」になってしまいます。 カバネが人々を襲う中現れたのは、別の駿城「甲鉄城」に乗り顕金駅に立ち寄った無名と名乗る少女。無名は、圧倒的な戦闘力で顕金駅住民の脱出を助けました。 こうして、カバネリとなった生駒含む顕金駅住民と謎の少女・無名は、甲鉄城に乗り幕府最大の要塞「金剛郭」を目指すことになります。その行く手に、どんな困難が待ち受けようとも……。

映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』のあらすじ

甲鉄城でのカバネとの戦いで生き残った生駒たちは、廃坑駅「海門(うなと)」にて、周囲の地域の人々とともにカバネと戦い続けていました。 しばらくして生駒はカバネが集団行動を取っていることに気づき、仲間たちに主張します。しかし、自身がカバネリであることが原因で聞き入れてもらえません。 生駒は怒りに冷静さを失い、単独でカバネに立ち向かうことを決心するのです。一方で無名は、生駒に対して新たな感情が芽生え始めていたのでした。

「甲鉄城一行」メインキャラクター・声優

生駒(いこま)/cv.畠中祐

本作の主人公・生駒。カバネへの対抗武器「ツラヌキ筒」などの研究途中でカバネに噛まれてしまい、人間とカバネの間の存在「カバネリ」になりました。妹を助けられなかった自分の弱さに打ち勝ち、いつかカバネを倒すことを強く心に誓っています。 生駒の声を担当するのは、畠中祐です。声優デビューは映画『ナルニア国物語』のエドマンド・ペベンシー役でした。アニメでは『遊☆戯☆王ZEXAL』の主人公・九十九遊馬や『バッテリー』永倉豪役などを務め、経験を積んでいます。 本作の荒木哲郎監督によると、「生駒」というキャラクター名は「将棋で駒が成る前」、つまり「これからの人」の意。踏みしめられた雑草が下から見上げるようなイメージで、雑草魂や“熱さ”を表現できる声として畠中に決まったのだとか。

無名(むめい)/cv.千本木彩花

本作のヒロイン・無名。カバネに対抗できる高い戦闘力を持つ謎めいた少女です。あまたの戦闘を経験してきたためシビアな面が目立ちますが、12歳らしいあどけない表情を見せることも。 無名を演じるのは、千本木彩花です。『帰宅部活動記録』の九重クレア役でデビュー以降は小さな役を重ね、本作の無名役が初のメインヒロインとなりました。大役ですが、共演の内田真礼は、初回から無名のキャラクターの完成度に感心したのだとか。 「無名」に関しても荒木監督は、「これからの人」の意味を込めて名付けたといいます。「ある程度無名だけどうまい」を条件にオーディションをし、「無邪気さ」や「達観した様子」、さらに「Sっ気」も兼ね備えた少女「無名」に千本木の声がぴったりだったそうです。

「甲鉄城一行」そのほかの主なキャラクター・声優

菖蒲(あやめ)/cv.内田真礼

菖蒲は、顕金駅を治める役を担う四方川家の跡取り娘。民の安全を第一に考える強く優しい心の持ち主ですが、経験不足のため頼りない一面もあります。顕金駅がカバネに襲撃された際には、周りのサポートを受けながら住民を率いて脱出しました。
内田真礼
内田真礼は『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花役でブレイクし、多くの作品で主演やヒロインを務める売れっ子です。また、歌手活動や写真集の発売など、幅広く積極的に活動しています。

来栖(くるす)/cv.増田俊樹

四方川家に仕える若い武士の来栖。剣の腕前は一流で、忠義に厚く、常に菖蒲の身辺警護をしています。初めはカバネリの存在を危惧するものの、次第に理解を見せるようになりました。
増田俊樹
増田俊樹のデビューは、舞台『ミュージカル・テニスの王子様』幸村精市役でした。その後、声優としての活動を始め『遊☆戯☆王ZEXAL』神代凌牙役、『エンドライド』エミリオ役などで活躍しています。

逞生(たくみ)/cv.梶裕貴

蒸気鍛冶の少年・逞生。生駒の親友であり、カバネを研究する生駒を助け、ともに武器開発に励みます。生駒がカバネリ化した際にはさすがに戸惑いを隠せませんでしたが、親友としてサポートする覚悟を持ちそれを貫きました。
梶裕貴
梶裕貴は、ゲームの『帝国千戦記』彰欄役で声優デビュー。高音トーンの声質を持ち味に人気を博し、『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『ポケットモンスター XY』シトロン役でもお馴染みです。

鰍(かじか)/cv.沖佳苗

鰍は、生駒や逞生の同僚で蒸気鍛冶の少女です。家庭的で面倒見がよく、家事や孤児たちの世話を積極的に行い、みんな頭が上がりません。 鰍の声を務める沖佳苗は、大の特撮ファン。女優としてドラマでの端役を重ねながら、『ふたりはプリキュア Splash Star』で声優デビューしました。『RD 潜脳調査室』でヒロインを射止めると本格的に声優にシフトし、『フレッシュプリキュア!』桃園ラブ役でも知られています。

侑那(ゆきな)/cv.伊瀬茉莉也

甲鉄城の乗務員である侑那。見習いでしたが、顕金駅の襲撃事件からは運転を担当しています。駿城を操るため女性ながら見事な筋肉質の体を持ち、性格も勝ち気で男勝りです。 侑那の声は、2015年にママになった伊瀬茉莉也が担当。『Yes!プリキュア5』春日野うらら役や『TIGER & BUNNY』ホァン・パオリン役などで人気を得ていますが、全編ロトスコープで制作された『惡の華』での個性の強い仲村佐和役も印象的でした。

巣刈(すかり)/cv.逢坂良太

蒸気鍛冶の少年・巣刈は、皮肉屋な面もありますが、冷静沈着で判断力に優れ、カバネリになった生駒にも普通に接します。侑那への想いが成就するのか気になるところ。 巣刈の声を務める逢坂良太は、『つり球』真田ユキ役に抜擢されブレイク。以降、『革命機ヴァルヴレイヴ』時縞ハルト役をはじめとする多くの主演やメイン級の役を務め、今や引く手あまたの人気声優になりました。

吉備土(きびと)/cv.佐藤健輔

四方川家に仕える偉丈夫の武士・吉備土(画像左)は、来栖とともに菖蒲を守っています。武士にしては珍しく物分かりのよいタイプで、カバネリの存在も比較的早い段階で受け入れています。 吉備土の声を務めるのは、ハスキー気味の声質が魅力で、少年から老人まで巧みに演じ分ける佐藤健輔。『イナズマイレブンGO』三国太一役や『ダンボール戦機W』コブラ役などを務め、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』では、ノボリ役のほかポケモンも複数担当しています。

アニメ1期『甲鉄城のカバネリ』ストーリーのネタバレ

ざっくりとしたあらすじとキャラクター紹介をしましたが、新作映画(2期)に向けてこれまでのストーリーのネタバレをおさらいしましょう。 無名の本名は穂積(ほづみ)といい、カバネを退治する部隊「狩方衆」の一員。狩方衆が開発した薬剤で人工的にカバネリ化したため、圧倒的な戦闘力を持っていたのです。 狩方衆総長の美馬(びば)は、以前から計画していた倒幕を決行。甲鉄城の人々は囚われ、無名は利用され、美馬側と生駒らの壮絶な戦いになりました。その中で、生駒は右腕を失い、生駒の親友・逞生は命を落とします。

美馬との決戦に対して、生駒は自身が開発した武器「ツラヌキ筒」を義手にし、さらに薬剤でカバネの力をアップさせて臨みました。死闘を繰り広げ、最後は無名が美馬の心臓被膜を貫き勝利。この戦いで、実は美馬もカバネリであったことが判明しています。 薬剤を投与して危険な状態だった生駒が助かったのは、密かに美馬が別の薬剤を生駒に打っていたからのようです。 弱い自分を認めながら弱さに打ち勝とうと懸命に戦う生駒と、弱さを否定し強い自分を装っていた美馬。臆病な心に対して対極な2人であり、美馬は生駒の生き方にどこか憧れの念があったのかもしれません。

新作映画「海門決戦」は1期アニメとゲームに続く物語

物語は、2016年に放送されたアニメ(全12話)、2018年12月に発売されたゲーム『甲鉄城のカバネリ -乱- 始まる軌跡(みちあと)』、2019年春に公開される中編アニメ映画「海門決戦」と続きます。 ゲームは、アニメと映画を繋ぐ物語として位置づけされており、カバネが日ノ本を侵食し始めてから20年後が舞台。日ノ本の中心地で独自勢力を築いた「十国二都」でしたが、あるとき東ノ国との境に位置する遠江が周辺を侵攻しはじめ……。 映画をもっと楽しみたい人は、是非ゲーム版もチェックしてみてください。

映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦」でカバネリは人間に戻ることができるのか?

これまでのアニメ放送で一区切りは付いたものの、本作には謎や問題が多く残されています。カバネの発祥からして明らかになっていませんし、生駒も無名も人間の血を分けてもらわなければ生きていけず、いつかはカバネ化してしまう「カバネリ」の体のまま。 新作では、生駒の強い目標である「無名を人間に戻し、カバネのいない平和な世界をつくること」の実現に向けてのストーリー展開を、多くのファンが予想し期待しているのではないでしょうか。

2期にあたる映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』は2019年春公開!

2016年12月に続編の制作が明らかになり、長らく沈黙を続けていた『甲鉄城のカバネリ』。2019年春、ついに映画が公開されます! 公開日などの詳細はまだ明らかになっていません。引き続き、最新情報を要チェックです。