2020年1月2日更新

面白いアニメ映画21世紀おすすめランキングベスト100!2020年最新版【名作はジブリだけじゃない!】

『君の名は。』
(C)2016「君の名は。」製作委員会

今やアニメーションは映画という枠を超えた1つのエンターテイメントです。実写では描ききれない事もアニメでは可能で、作品の幅を選ばないメリットがあります。そして3DCGなどの技術が実写にも入り込んでいるなど、アニメーションは独自の世界観を持ち始めているのです。今回は絶対に観るべき100の珠玉の作品群をご紹介します。

目次

21世紀の面白いおすすめアニメ映画をランキングで紹介 名作揃いの2020年最新版

日本を代表するジブリ作品からTVアニメの劇場版まで

宮崎駿監督作品をはじめとする日本アニメ映画から、ディズニーやピクサー、ストップモーションアニメまで、世界には数々の素晴らしいアニメーション映画があります。 今回はその中でも、絶対見るべきおすすめの面白いアニメ映画を、ランキング形式で100作品紹介します!

100位:『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』(2013年)

世紀の大泥棒と少年名探偵が激突!

ルパン三世から「チェリーサファイアを頂く」という予告状が届き、ICPOの銭形警部と警視庁の日暮警部が協力して捜査に当たることに。一方その頃、海外アイドルのエミリオが来日。コナンはエミリオのボディガードの中に次元大介が紛れていることを見抜きます。 モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』と青山剛昌原作のアニメ『名探偵コナン』をクロスオーバーさせた劇場版。「奇跡の対決、開幕」というキャッチコピーも付き、文字通り豪華な共演が実現しました。

99位:『花とアリス殺人事件』(2015年)

花とアリスの出会いを描く

石ノ森学園中学校に転入してきた有栖川徹子(アリス)は、3年2組に関する殺人事件のことを耳にします。アリスの隣の家「花屋敷」に住む引きこもりの花という少女が事件について詳しいことも聞き、屋敷に向かいます。 2004年の実写映画『花とアリス』の前日譚として製作されたそうです。実写のキャストと同様、アリスの声を蒼井優、花の声を鈴木杏が務めました。モデルの動作をトレースしてアニメにするロトスコープという手法が印象的です。

98位:『虹色ほたる 永遠の夏休み』(2012年)

少年が体験した不思議な夏休み

ある日突然事故で亡くなっってしまた父との、思い出の場所にやってきた少年・ユウタ。そこで老人と出会い虫集めをして遊んでいるうちに、30年以上前にタイムスリップしてしまい……。 不思議な縁で出会った少年少女の友情を描いた川口雅幸の小説が原作。CGを使わないため、やわらかなタッチのアニメーションに仕上がり、よりあたたかい印象を残しています。

97位:『フランケンウィニー』(2012年)

ティム・バートンの原点回帰といえるストップモーションアニメ

一度は才能を発揮し、独特な感性を持った映画監督ティム・バートンを、自ら原点に引き戻した作品ともいえるのが『フランケンウィニー』です。 初期の実写短編映画をストップモーションアニメとしてリメイクした本作。この作品は、車に轢かれて死んでしまった愛犬スパーキーを、飼い主の少年ヴィクターがメアリー・シェリーが描いた物語のように蘇らせる、絆の物語です。 印象的なモノクロのストップモーションアニメと、バートンの大きな目のキャラクターの組み合わせが視覚的な喜びをもたらしています。また、ジョン・オーガストによる脚本も素晴らしく、ひとつの物語をフランケンシュタインをはじめ、数々のモンスター映画のオマージュに拡大することにも成功しています。

96位:『カラフル』(2010年)

直木賞作家・森絵都の感動作をアニメ映画化

前世で過ちを犯した「ぼく」の魂は、突然やり直しのチャンスを与えられました。自殺で命を失ったばかりの少年・小林真の体に宿りながら、かつて自身が犯した過ちがどれだけ大きいかを悟れた時、再び新しい人生をスタートできるというのですが……。 原作は森絵都のベストセラー同名小説。「ぼく」が小林真の体を借りて過ごしながら己の人生を見つめ直し、やがて本当に「再生」していく物語です。

95位:『ONE PIECE FILM Z』(2012年)

大人気漫画「ワンピース」の劇場版アニメ第12作目

古代兵器に匹敵するエネルギー「ダイナ岩」を強奪し、全海賊の抹殺を目論む元海軍大将ゼット。海軍との戦いで負傷したゼットを助けた麦わらの一味は、海賊を憎むゼットに逆に襲われてしまいます。 原作者・尾田栄一郎がプロデューサーを務めたアニメ『ONE PIECE』のオリジナル劇場版の第12弾。劇場版で初めて「新世界編」を描いています。脚本は放送作家の鈴木おさむが務め、主題歌をアヴリル・ラヴィーンが担当しました。

94位:『かぐや姫の物語』(2013年)

高畑勲のキャリア総決算と悲しい別れ

『かぐや姫の物語』は宮崎駿とともにスタジオジブリを設立し、『火垂るの墓』の監督としても知られている高畑勲の最後の作品。本作はアニメーションの巨匠の悲しく、美しくほろ苦い別れとなりました。

昔話「竹取物語」をベースに、とても美しい絵画的なスタイルでアニメーション化されたこの寓話は、竹の中から見つかり、つつましい両親に育てられたかぐや姫が、富を築きあげ、数えきれない男性たちからの求愛を受けても、結局は地球を去らなければいけなくなってしまう物語です。

表現もストーリーもシンプルですが、内容は非常に豊かで、男女同権や環境問題に関する深いテーマや、死すべき存在である人間に関する深い考察が含まれています。繊細で牧歌的な映画となっており、高畑のキャリアの総決算と、深い悲しみをもった別れの両方を感じることができるでしょう。

93位:『コララインとボタンの魔女』(2009年)

ニューカマーの最高のデビュー作

近年では、以前より多くのアニメーションスタジオからクオリティの高い作品が発表されています。卓越した美しさを持つストップモーションアニメ『コララインとボタンの魔女』でブレイクした、ポートランドの「ライカ」もそのうちのひとつです。 ニール・ゲイマンによる本を原作とし、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリックが監督を務めたこの作品は、ネグレクト気味の両親から逃れ別の世界にやってきた女の子が、そこが実は不気味な場所であったことを発見する物語です。 魅力的にデザインされたこの作品は、知的で感情豊か、雰囲気があり、豊かで、面白く、エキサイティングで変わっていて、公開されてからもファンは増え続けています。

92位:『リロ&スティッチ』(2002年)

ディズニー黄金期には作れなかった奇妙な名作

90年代後半から2000年代初頭は、ディズニーアニメーションの暗黒時代でした。『ブラザー・ベア』や『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』などの作品は失敗し、『アナと雪の女王』以前の作品では興行収入はほとんどありませんでした。しかし、そのなかで輝いていたのが、(先に紹介した『ラマになった王様』と)『リロ&スティッチ』です。

表面的には『E.T.』を引用していますが、監督のクリス・サンダースとディーン・デュボワ(のちに『ヒックとドラゴン』を監督)は、かわいらしく頭のおかしいスティッチのいたずら心をうまく歌い上げ、ハワイの設定を豪華に実現し、リロと児童福祉局から調査を受けている姉の驚くべき哀愁を表現しています。

90年代初頭のディズニーの黄金期には作られなかったであろうこの作品は、とても奇妙ですが、私たちを楽しませてくれる作品です。

91位:『くまのプーさん』(2011年)

原作絵本に忠実に映像化された愛すべきキャラクターたち

ドン・ホールとスティーヴン・J・アンダーソンの監督によるディズニーの手書きアニメーション映画『くまのプーさん』は、その魅力とウィットで、物事がシンプルだった時代を呼び起こしてくれます。 たしかにこの作品は幼い子供向けですが、以前のプーさんの映画に親しんだ大人にはどうもディズニーらしさが足りないと感じられるようです。しかし、この短く、落ち着いていて、ちょっぴりおかしな作品は、A・A・ミルンの素晴らしい原作絵本に敬意を払っているのがうかがえます。

90位:『名探偵コナン 紺青の拳』(2019年)

2019年現在シリーズ最高興行収入!

19世紀末、海賊船と共に海底に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア「紺青の拳」。キッドに巻き込まれたコナンは、ホテル「マリーナベイ・サンズ」で起きた殺人事件と、シンガポールの巨大な陰謀に立ち向かうことに!?そして、ブルーサファイアを狙うキッドの前には、400戦無敗を誇る最強の男・京極真が立ちはだかるのです。 前作「ゼロの執行人」の興奮も冷めやらぬなか、劇場版第23弾の公開が決定!コナンと、月下の奇術師・怪盗キッド、最強の空手家・京極真が三つ巴のバトルを繰り広げます。

89位:『レミーのおいしいレストラン』(2007年)

他とは違う洗練されたピクサー作品

『レミーのおいしいレストラン』は、ピクサーの中では変わった作品で、それは製作の歴史のせいというよりも、登場人物が他のピクサー作品に比べて大人であるせいです。 料理の世界を舞台に批評家をターゲットとた物語は、わりとゆっくりとしたペースで描かれています。 料理人になる夢と洗練された味覚を持つネズミの物語は、しゃべる動物の映画であり、ラブコメでもあり、パリと食べ物へのラブレターでもあり、ピクサーでなければ作ることのできなかった作品です。他のピクサー作品にはもっと幅広い魅力もありますが、『レミーのおいしいレストラン』は、まさに洗練されたアニメ映画です。

88位:『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』(2013年)

温泉旅館で働く女子高生の奮闘劇

とある事情で、祖母が経営する旅館に中居として住み込むことになった東京育ちの女子高生・松前緒花。日々奮闘し、様々な経験を重ねて成長していく様子を描いたテレビアニメの劇場版です。 映画化にあたり、「ぼんぼり祭り」から少し遡った数日間にスポットを当て、完全新作のストーリーが展開されます。ちなみに、「ぼんぼり祭り」は作品中の架空の行事でしたが、アニメの人気を受け実際に石川県で開催されるようになったそうです。

87位:『聲の形』(2016年)

「このマンガがすごい!」第1位に輝いた大今良時作品を映画化

小学生時代、聴覚に障害のある硝子をいじめた主人公の将也は、やがて報いを受け自分がいじめの対象となりました。5年後高校生となったふたりは再び出会い、将也は心からの謝罪を硝子に伝えたいと思いますが……。 大切な人に、素直な気持ちを届けられないもどかしさ。少年少女の抱える心の葛藤が、京都アニメーション渾身の映像美とともに描かれます。

86位:『涼宮ハルヒの消失』(2010年)

谷川流のライトノベルの名作アニメの映画化

変わり者の女子高生・涼宮ハルヒが率いる「宇宙人・未来人・超能力者を探して一緒に遊ぶ」ことを目的とした「SOS団」。メンバーたちが繰り広げるおかしな学園生活を描いたテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の劇場版です。 物語はテレビ版から続きます。クリスマスが近づいたある日いつも教室にいたハルヒの姿が消え、代わりに以前消滅したはずの人物がハルヒの席に……というストーリーが展開され、アニメ『涼宮ハルヒ』シリーズの集大成的作品となっています。

85位:『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)

死のシーンから始まるよろこびに満ちた人生賛歌

ピクサーに所属するピート・ドクターと、『ファインディング・ニモ』の脚本で知られるボブ・ピーターソンが監督を務めた『カールじいさんの空飛ぶ家』。カールとエリーの結婚生活を4分にまとめた映像だけで、観客はボロボロに泣いてしまうでしょう。

映画はバンビの母以来の効果的な死のシーンからこの作品は始まりますが、『カールじいさんの空飛ぶ家』は、よろこびに満ちた人生賛歌に他なりません。

84位:『ファインディング・ニモ』(2003年)

最高のキャストで送る奇跡的な名作

第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した『ファインディング・ニモ』。アンドリュー・スタントンとリー・アンクリッチが監督を務めました。 息子・ニモが海を越えて連れ去られてしまい、過保護な父・マーリンの悪夢が現実となってしまう物語は、めまいがするほどカラフルで非常におかしく、記憶に残るキャラクターたちがたくさん登場します。しかしその中心に隠された、父と息子の物語が感情を強く揺さぶります。

83位:『鉄コン筋クリート』(2006年)

混沌の街で必死に生きるクロとシロの物語

世間から隔離されたような街で、盗みを生業として自由に生きるクロとシロ。ある時、都市開発の風が吹き、怪しげなヤクザらが街になだれ込み不穏な空気が漂います。そして、クロとシロに命の危険も及び……。 独特の画風とストーリー性で絶大な支持を得ている松本大洋の同名漫画が原作です。主人公らの声を二宮和也と蒼井優が務めたことも話題となりました。

82位:『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)

細田守監督の最初の傑作

細田守は『サマーウォーズ』を発表したあと、『おおかみこどもの雨と雪』を手掛け、『時をかける少女』と同じジャンルに戻り、時代遅れの狼人間伝説に新しい要素を付け加えました。

雪と雨という2人の子供は、狼男の父親と人間の母親の間に生まれましたが、幼い頃に父親を亡くしてしまいます。成長するにつれ、彼らの変身がコントロールできなくなっていき、母親とともに田舎に移り住みますが、すぐに姉弟はそれぞれ別の方法で、彼らの特別な人生に取り組むようになります。

かなり控えめな『トワイライト』と、是枝裕和監督の作品をミックスしたような映画ですが、思春期と狼人間を対比させる、本物に近い感情のこもったアプローチが非常に効果的で新鮮です。

81位:『インサイド・ヘッド』(2015年)

ピクサーのハードルをさらに上げた作品

ピクサーの意欲作で、最高の作品のひとつでもある『インサイド・ヘッド』。

サンフランシスコに引っ越し、感情的に混乱しているライリーという少女の頭のなかを舞台に、擬人化されたヨロコビとカナシミが心の奥底を冒険する本作。

驚くほどよく考えられており、我々の感情がどのようの働いているのかわかりやすく、悲しみは避けられないだけでなく必要なものだという、理解しにくい真実に向き合わせてくれます。並みの大人向けと言われる映画では避けるようなテーマです。

80位:『WALL・E/ウォーリー』(2008年)

これまでで最もリスクを取ったピクサー作品

『WALL・E/ウォーリー』はこれまでに、ピクサーがもっともリスクを取った作品と言えるかもしれません。ラブコメ寄りの環境問題に関する寓話であり、どちらのジャンルにしても非常に楽しめる映画です。 取り残された文明の跡地で、たった一人で働くゴミ処理ロボットを主人公とし、ハイテク探査ドロイドとの恋、人間が残したものへの再接続などを大胆に描きました。これまでの作品と比べて極端にセリフが少なく、ほとんど無声映画と言っていいこの作品は、ピクサーでもっとも簡素で皮肉に満ちています。 それだけでなくアンドリュー・スタントン監督の映画はあたたかく笑えるもので、ウォーリーのすばらしい感情表現とデザイン、オリジナリティのあるストーリーがかすかに光ります。

79位:『カウボーイビバップ 天国の扉』(2001年)

ハードボイルドな賞金稼ぎたちが大暴れ

近未来の銀河系を舞台に、宇宙船「ビバップ」に乗った賞金稼ぎの活躍を描いたテレビアニメ『カウボーイビバップ』の劇場版です。 火星で生物兵器テロが起こり、「ビバップ」クルーのスパイクやジェットらが巨額の懸賞金がかけられた犯人を追いかけるという劇場版のストーリーは、テレビ版の22話と23話の間にあたるエピソードだそうです。

78位:『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』(2015年)

大人気SF警察アニメの劇場版

人間の精神状態を数値化する「シュビラシステム」で管理された近未来社会。様々な犯罪に立ち向かう刑事らの活躍を中心に描いたSFアニメ『PSYCHO-PASS』の劇場版です。 日本政府が「シュビラシステム」を海外のシーアンへも広めようとしますが、シーアンから日本へテロリストが送り込まれ、公安が捜査するうちにテロの意外な黒幕が明らかになっていきます。

77位:『イヴの時間 劇場版』(2010年)

ロボットとの交流による少年の成長物語

アンドロイドが「家電」として重用される近未来。高校生のリクオもアンドロイドを「道具」として認識してきましたが、ある時両者を全く区別しない人々と出会い、リクオの心にも変化が現れ……。 ネット配信され驚異的な再生回数を誇った『イヴの時間』の「ファースト・シーズン」に、新しいシーンを追加し編集され映画として劇場公開された作品です。

76位:『アナと雪の女王』(2014年)

ディズニー初のダブルヒロイン!2019年に続編も公開

触れるものすべてを凍らせてしまう力を持つエルサは、幼い頃にその力で妹のアナを傷つけてから閉じこもっていました。両親である国王と王妃が亡くなり、女王となる戴冠式に臨んだエルサでしたが、思わず力を暴発させて王国を氷の世界に変えてしまいます。 アンデルセン童話『雪の女王』をモチーフとしたディズニー長編アニメで、主題歌「Let It Go」とともに世界中で大ヒットしました。日本でも「アナ雪」と呼ばれ親しまれ、興行成績など歴代記録を大きく塗り替えています。

75位:『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018年)

安室フィーバーで興収90億超え!人気シリーズの第22弾

東京で開催するサミット会場「エッジ・オブ・オーシャン」で大規模な爆破事件が発生し、その容疑者として毛利小五郎が逮捕されてしまいます。コナンは小五郎の無実を証明するため動き出しますが、その前に公安の安室透が立ちはだかります。 劇場版では第20作目「純黒の悪夢」で初登場した安室透が、本作ではメインキャラクターとして再登場。安室人気に拍車がかかって興行収入は91.8億と100億に迫り、6作連続でシリーズの最高興収を更新し続けています。

74位:『Mr.インクレディブル』(2004年)

最高のアニメーション映画であり最高のヒーロー映画

『Mr.インクレディブル』は正統派のスリル満載のアクション映画で、大人も子供も楽しめるキャラクターのドラマであり、スーパーヒーロー物の需要を的確に受け取ったものでもあります。

50年代風の郊外の住宅とオフィスの風景が巧みにデザインされ、2つのストーリーが絶えず補い合い、高め合う脚本も良くできています。『Mr.インクレディブル』は全ての時代を通して最高のアニメーション映画であるだけでなく、全ての時代を通して最高のスーパーヒーロー映画です。

73位:『ブレンダンとケルズの秘密』(2008年)

ケルト神話をベースにした風変わりで実験的な作品

制作会社のカートゥーン・サルーンに所属するトム・ムーアとノラ・トメイが、監督を務めたアニメ映画『ブレンダンとケルズの秘密』。

本作はケルトの神話と歴史を下敷きに、少年ブレンダンと森の精アイスリングの友情と「ケルズの書」が作られる過程、そしてその本をヴァイキングや神話上の生き物などから守ろうとする様子を描いています。

本作は、第82回アカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされる快挙を成し遂げました。

72位:『ペルセポリス』(2007年)

自伝をアニメーション化した鮮烈なデビュー作

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『ペルセポリス』は、同年同じくカンヌとオスカーにノミネートした『戦場でワルツを』と同様に、脱出をテーマにしており、アニメーションの別の機能を主な観客層に受け入れさせた作品です。自伝という個人的で政治的な内容は、実写よりもアニメーションに適していました。 主人公の視点は一風変わっていて、細部に人道的な配慮がされており、マルジャン・サトラピの映画監督としての才能を感じさせます。

71位:『同級生』(2016年)

男子高校生同士のピュアな恋

学校きっての秀才・佐条利人と、バンドマンとして活躍するモテ男の草壁光。ある時、佐条が自身の音痴を気にしていることを草壁が知り歌の練習をみることに。すると、ふたりの仲は急速に接近していき……。 中村明日美子のボーイズラブ漫画のアニメ映画化です。公開から11日間での興行収入が1億円を超えるという、小規模公開の作品としては異例のヒットとなりました。

70位:『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(2014年)

アニメ後進国の実力を見せつける

トム・ムーアの2作目である、2014年の作品『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』は、スタジオのトレードマークである簡素で丸みを帯びたキャラクターが語る、チャーミングな物語です。 灯台守のベンと無口なシアーシャの兄弟は、自分たちがアイルランドの伝説の妖精セルキー(半分人間で半分アザラシ)であることを知ります。 ケルト民族の伝承とスタジオジブリの雰囲気を融合させた、感情のこもった忘れられない物語は、見かけとは違った過酷なストーリーとなっています。

69位:『たまこラブストーリー』(2014年)

ひとかわむけた、たまこの恋

バトン部に所属し、お餅が大好きな主人公・たまこは、高校3年生になり進路について考えるようになりました。そんな時、幼馴染みのもち蔵からまさかの告白をされ動揺してしまい……。 餅屋の跡継ぎ娘・たまこの日常を描いたテレビアニメ『たまこまーけっと』の続編となる劇場版です。たまこ役で初の主演を務めた洲崎綾は、劇場版の主題歌も担当し個人での歌手デビューを果たしています。

68位:『サカサマのパテマ』(2013年)

奇妙なサカサマ世界での冒険

父を亡くした少年・エイジが住む“空”を嫌悪する世界・アイガに、地下世界の少女・パテマが突然降ってきました。友人を探しているというパテマをかくまうことにしたエイジは、彼女と行動をともにするうちに父の死の真相にも辿り着きます。 重力が反対に作用する異なる世界の少年と少女の出会いによって生まれた奇跡の体験を、「サカサマ」という不思議な映像美の中で描き出した新感覚のアニメです。

67位:『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)

2015年の面白いアニメ映画といえばこの作品!

主人公の順は幼い頃の両親の離婚から、玉子の妖精に「お喋り」を「封印」する呪いをかけられてしまいます。意思疎通はメモやメールのみ。高校生活を送る中で、ミュージカルを通し、その呪いに立ち向かいます。 アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』と同じ埼玉県秩父市が舞台で、一瞬ですが「あの花」の登場人物が出てくるのも見所でおすすめです。

66位:『ファンタスティック Mr.FOX』(2009年)

古風な手法を使った新しい映画

ストップモーションアニメとウェス・アンダーソン監督の相性が良いと証明した本作は、ロアルド・ダールの原作を映画化した甘酸っぱい作品です。 アンダーソン監督の最高傑作であることに議論の余地はありませんが、様々な意味で一流の”芸術家”としての、彼の代表作でもあると言えるでしょう。絵本の映画化は、アンダーソンにさらに幅広い表現をさせ、とぼけたユーモアさえも心地よく描かれています。 60年代のストップモーションアニメのような古風な手法でも、うまくすれば新しいものを生み出せると証明しました。万人向けでありながら荒削りなこの作品を多くの人が気に入るでしょう。

65位:『アシュラ』(2012年)

人間の真理に迫る名作アニメ

時は平安時代の末期、飢饉によって人が屍を喰らう時代。一人の狂った女が子を産み、「アシュラ」と名付けます。誰にも育てられずケダモノとして生きるアシュラの運命は……。 原作は未成年への販売が禁止されるなど、物議を醸した一作です。

64位:『ジョバンニの島』(2014年)

親子で観たいメッセージ性の強いアニメ

純平と寛太は第二次世界大戦の戦中、色丹島に暮らす兄弟。終戦後から生活は激変し、ソ連軍人の子どもが小学校に現れます。島の大人と、純粋に仲良くなる子ども達を、純平目線で回想した物語です。

『銀河鉄道の夜』がモチーフとなっています。

63位:『ほしのこえ The voices of a distant star』(2002年)

新海誠がほとんどひとりで作り上げたアニメ作品

2039年の近未来、火星に遺跡と地球外生命体が発見されます。中学3年生のミカコとノボルはお互いに淡い恋心を抱くも、ミカコは調査隊として選ばれ、宇宙に行ってしまい……。 『君の名は。』の新海誠が原案・脚本・監督ほかほとんどを手がけたという、携帯メールをモチーフにした、おすすめの遠距離恋愛ストーリーです。

62位:『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』(2019年)

アニメ12話を観てから観たい!

不死の怪物「カバネ」の脅威が全世界を覆い尽くす中、蒸気機関が発達した極東の島国・日ノ本にて、装甲蒸気機関車「甲鉄城」で生き残った生駒たち。 彼らは人とカバネの攻防の地、日本海に面した廃坑駅「海門」で玄路、虎落、海門の民と「連合軍」を結成することになりました。しかし、生駒はカバネリであるため連合軍から虐げられ、単身敵地へ乗り込むことを決意。生駒と、支えになってくれた彼に特別な感情が芽生え始めた無名の運命は?そして、カバネとの激闘の行方は……!? 2016年4月から6月にかけて放送された、TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の劇場版です。

61位:『えいがのおそ松さん』(2019年)

『おそ松くん』と『おそ松さん』を繋ぐストーリーが明かされる

二十歳を過ぎてもクズでニートで童貞のおそ松以下、松野家6兄弟。 高校の同窓会で再会した同級生は社会人として、"ちゃんとした"大人になっていました。6つ子はそっと帰路に着き、やけ酒をあおり眠ってしまうのですが、翌朝目が覚めると驚きの光景が!? 日本で一番有名な6つ子がスクリーンデビュー!!2015から2016年に社会現象を巻き起こした、赤塚不二夫原作の大ヒットTVアニメが、完全新作劇場版で復活します。

60位:『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』(2019年)

アニメ2期から監視官になった霜月美佳が主人公

2117年冬。青森にある潜在犯隔離施設 、「サンクチュアリ」の心理カウンセラー・夜坂泉が運転する車両が暴走し、公安局ビルに突入する事件が発生しました。取り調べ直前で夜坂の即時送還が決まり、監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らと共に青森へ向かうことに。 しかし、現地で彼女たちを待っていたのは、「偽りの楽園」でした。

59位:『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年)

強敵ブロリー再登場!アニメ「ドラゴンボール」シリーズの劇場版第20弾

まだ見ぬ宇宙の強者と戦うため、さらなる修行に明け暮れていた孫悟空とベジータ。彼らの前に突然、見知らぬサイヤ人“ブロリー”が現れます。復活したフリーザをも巻き込んで、3人のサイヤ人の死闘が始まります。 テレビアニメ「ドラゴンボール超」シリーズの初の映画化で、「ドラゴンボール」シリーズ劇場版20作目となる記念作品。原作者の鳥山明が自ら原作と脚本、そしてキャラクターデザインも手がけています。

58位:『父を探して』(2013年)

チャーミングな映像で綴られる政治的寓話

ブラジル発のアニメーション映画『父を探して』は2013年に本国で公開され、2015年にはアメリカでも公開。2016年のアカデミー賞にノミネートされました。

仕事を得るため家族の元を離れた父親を探す幼い少年の冒険は、寓話的で見る者の心を動かします。

セリフもなく(キャラクターたちの会話は意味のわからない言葉で表現される)、これといったストーリーもない中で語られるのは、工業化やグローバル化、労働者の搾取に関するやんわりとした政治的な寓話です。しかし、チャーミングで華やかなファンタジーの手法によって、まったく説教くささを感じさせません。

57位:『レゴ(R)ムービー』(2014年)

バカバカしくも意外な哀愁をもつアクションコメディ

『くもりときどきミートボール』のフィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督した『レゴ(R)ムービー』は茶目っ気があり、目がくらむような楽しい作品です。 「選ばれし者」の物語をパロディにし、クリス・プラット演じるエメットは邪悪なおしごと大王に立ち向かう最後の希望となります。非常にバカバカしく、メタ的な要素のあるアクション・コメディには、意外な哀愁も漂います。

56位:『夜明け告げるルーのうた』(2018年)

少年と人魚による、ボーイミーツガール作品

日本だけでなくフランスなど世界各国から注目を集めた、湯浅政明監督によるオリジナルアニメ作品『夜明け告げるルーのうた』。 本作では、後ろ向きでふさぎ込みがちな少年カイと人魚のルーの交流が描かれています。ベタなストーリーでありながらもおとぎ話のような魅力も含まれている1作です。 ポップな色合いやデザインが独特で、映像そのものにも面白さがある本作。キャラクターの勢いのある動きやテンポよく進むストーリーは爽快です。また、劇中に登場する音楽も本作の魅力をより一層高めており、湯浅監督の世界観を存分に楽しむことができます。

55位:『劇場版 名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001年)

名探偵コナン映画の初期傑作のひとつ

数多くの作品を世に送り出してきた『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』。本作は西多摩市に阿笠博士や少年探偵団とキャンプに行くことになったコナンたちを中心に描かれていきます。 蘭達とも遭遇した彼らは、ツインタワーのオーナーのパーティーが行われることを知ります。黒の組織の動向、殺害事件との対面、灰原の怪しい行動。それらが意味することは……。 コナンが初めて黒の組織と対峙する作品です。

54位:『名探偵コナン 迷宮の十字路』(2003年)

京都を舞台に東西の名探偵が活躍!コナン作品らしさ溢れる1作

「劇場版名探偵コナン」シリーズの第7作目である『名探偵コナン 迷宮の十字路』。盗賊団「源氏蛍」のメンバーが次々と殺害され、コナンたちは京都へと向かうことに。そして、西の名探偵である服部平次と共に事件解決に挑む、といったストーリーになっています。 事件を追って謎を解いていくミステリー要素が軸としてありつつ、アクションあり、恋模様もあり、友情もありと、多くのエッセンスが含まれています。また、京都の実在する場所が次々と登場。風情ある街並みも美しく、劇中の音楽ともマッチしており、日本らしさも感じられるような作品です。

53位:『名探偵コナン 純黒の悪夢』(2016年)

黒の組織に迫る、必見作品

『名探偵コナン 純黒の悪夢』は、コナンが追い続けている黒の組織と、オッドアイと呼ばれる謎の女性の正体が描かれている作品。「劇場版名探偵コナン」シリーズの20周年記念作品であり、コナンシリーズの中でも人気のある作品です。 穏やかな場面とシリアスなシーンのバランスが妙で、カーチェイスなど本格的なアクションシーンは見ごたえ抜群!また、天海祐希演じる記憶喪失の謎の女性はミステリアスで、非常に魅力的に描かれています。そして何より、手に汗握るストーリー展開からも目が離せません。

52位:『魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』(2013年)

圧倒的な世界観!本編を観てからどうぞ

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takanori_is 4.5

TVシリーズはどちらかというと脚本の良さで人気を博した本作だが、続編となる今作では美術と映像の凄まじさがそれを上回っている。 濃密に描き込まれた場面場面の情報量たるや膨大で、とても一見では追いきれない。すべてが瓦解していくクライマックスは言うに及ばず、全編に漂う狂気の描き方がすばらしく、背筋の凍る場面が何度かあった。疲れてるときは観ない方が良さそう。 もちろん、アニメの映画作品において、ここまで大胆にキャラクターを「成長」させた脚本も賞賛されてしかるべきだと思う。しかも、ただの驚かしに終わらず、キャラクターの本質を見失わないまま、新たな役割と関係性を築かせたのはなかなかの離れ業だし冒険。これだけでも十分に観た甲斐があった。 惜しむらくは、話の辻褄を合わせるために設定が複雑化しており、少々難解なストーリーになってしまった。二時間という上映時間も長く感じる。 ただ、このへんは「あの五人をもう一度活躍させたい!」という制作・ファン両方の思いがあってのことだろうし、それを成立させるためには多少の無理も仕方ないのかな。

大人気テレビアニメシリーズを前後編に分けた2作の続編。魔法少女たちが新しい仲間を迎え、怪物「ナイトメア」と戦います。 ファン待望の魔女っ子ストーリーです。

51位:『シュガー・ラッシュ』(2013年)

アーケードゲームの悪役が主人公!2018年に続編も公開

アーケードゲーム「Fix-It Felix」の悪役キャラクターを長年務めてきたラルフは、嫌われ者を演じることに不満を募らせていました。そこでゲームから飛び出し、お菓子の国のレースゲーム「シュガーラッシュ」へ!そこでやはり孤独を感じていたレーサーのヴァネロペと出会います。 ディズニーがフル3DCGアニメで描く、ヒーローに憧れる悪役キャラと孤独な少女レーサーの友情物語。日本のゲームからも「スーパーマリオ」のクッパや、「ストリートファイター」のベガとザンギエフなどが多数登場します。

50位:『雲のむこう、約束の場所』(2004年)

SF的世界観が何気ない日常として描かれる秀逸なアニメ映画

南北に分断された日本のもうひとつの戦後世界に生きる二人の少年と、東京に行ってしまう少女。彼らの交わした約束について、日常的な生活の中にSF要素を取り入れた作品です。 新海誠が初めて手がけた、新海誠らしい長編アニメーションです。

49位:『楽園追放 Expelled from Paradise』(2014年)

2014年のベストアニメ映画に挙げる人も多い作品

廃墟と化してしまった地球を捨て、人々は電脳世界ディーヴァで生活をし始めます。しかしディーヴァはハッキングによって、異変が生じてきます。一体何故なのか。その謎に迫る旅が幕を開けます。 ニトロプラスの虚淵玄と水島精二がコラボした、初のオリジナル劇場作品です。

48位:『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』(2019年)

20年ぶりの新作に、オリジナルキャスト・スタッフが奇跡の再集結!

新宿に事務所を構えるシティーハンターの冴羽リョウと、相棒の槇村香。モデルの進藤亜衣の依頼でボディガードをすることになり、リョウが美人の依頼に浮かれる一方、香は亜衣の繋がりから幼なじみのIT会社社長・御国真司と再会し、何やら良い雰囲気に!? なぜか亜衣を狙う傭兵たち、来日する大物武器商人と最新兵器……。シティーハンターは亜衣を、巨大な陰謀に包まれる新宿を護りぬけるのでしょうか! 北条司原作で、1980~90年代に放送されたTVアニメ『シティーハンター』の30周年記念作品として、新たに書き下ろされたオリジナルストーリーが描かれます。

47位:『空の青さを知る人よ』(2019年)

不思議な四角関係が織りなす青春群像劇

『空の青さを知る人よ』は、埼玉県秩父市周辺を舞台した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』と『心が叫びたがってるんだ。』と併せて3部作といわれているオリジナルアニメ作品。そんな本作は、父と母を失った姉妹・相生あかねとあおいと、あかねのかつての恋人・金室慎之介の物語です。 受験勉強もせずに大好きな楽器・ベースを触る日々を送る、高校2年生のあおい。しかし、両親を亡くしたことをきっかけに慎之介との上京も諦め、地元で職に就いた姉・あかねのことを思うと罪悪感を感じずにはいられませんでした。 そんなある日、音信不通になっていた慎之介が、地元の音楽祭に出演する大物アーティストのバックバンドのメンバーとして帰ってくることに。さらに同時期、あおいの前に18才の慎之介も現れ、不思議な四角関係が始まる……。 登場人物それぞれの心情の変化が繊細に描かれており、程よい演出や風景描写が美しいのも魅力。ファンタジー要素が混ざっている青春群像劇ですが、リアリティもあり、思わず涙してしまう感動作です。

46位:『天気の子』(2019年)

「大丈夫」と伝えたくて

高校1年生の夏。離島から上京した家出少年・帆高は、彼の未来を示唆するように雨が振り続ける都会の片隅で、一人の少女・陽菜と出会います。事情を抱えながら、弟と2人でたくましく暮らす彼女は、祈るだけで晴れに出来る不思議な力があって……。 邦画興行収入歴代2位を記録した前作『君の名は。』から3年、新海監督の3年ぶりの新作。 美しくも切ない恋の物語は、天候の調和が狂っていく時代を舞台に、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれます。

45位:『千年女優』(2002年)

回想と虚構の万華鏡。今敏の真骨頂

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今監督独特の現実と過去・芝居の交差を軸に、引退した大女優・千代子の人生を辿るお話。 途中まで千代子の一途な恋の話だと思って見ていたけれど、そういうことではないんだなと最後の台詞で気づけた。芝居が変わる度に思い人を追いかけ続けるという永遠のループ。その構図を指してのあの台詞は、なるほど狂気。”千代”子という名前もそれを連想させますね。 しかし自分の過去を芝居と結びつけて回想できるのは俳優女優の特権だなと羨ましくなった。そして『パプリカ』もそうだけれど、平沢進のサントラが良い。EDのロタティオンは感動する。

30年前に突如として表舞台から姿を消した大女優。彼女がインタビューを通して自分の人生を語ります。しかしいつしか、自分の出演した映画の世界と自分の現実世界が混ざり始め……。 村井さだゆきら『PERFECT BLUE』のスタッフが結集して放つ、壮大な愛の物語です。

44位:『夜は短し歩けよ乙女』(2017年)

京都を舞台に描かれる幻想的な青春恋愛物語

森見登美彦のベストセラー小説が原作の『夜は短し歩けよ乙女』。監督は『夜明け告げるルーのうた』の湯浅政明が務め、主人公の声優はシンガーソングライターの星野源が担当しています。 本作は、主人公の「先輩」が思いを寄せる黒髪の乙女を追っていく中、いつの間にか珍事件に巻き込まれていく物語。京都を舞台に、原作では1年間を通して進んで行くストーリーを一晩の出来事として描いており、テンポよく次々と物語が展開していきます。 森見登美彦による独特の言い回しや作品の雰囲気はそのまま残っており、原作ファンも必見の1作。アニメでしか描くことができない幻想的なビジュアルや色合いなどとのコラボレーションも非常に魅力的です。

43位:『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』(2019年)

みんな狡噛に会いたかった

2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、放浪の旅を続ける狡噛慎也。南アジアの小国で、彼は武装ゲリラに襲われる難民を乗せたバスを救出しました。狡噛は難民の少女テンジンに、かたき討ちのために戦い方を学びたいと懇願されて……。 映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』(2015年)後の世界を舞台とし、「復讐を望む少女と復讐を終えた男」をキーワードに、第1期の主人公・狡噛にフォーカスします。

42位:『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』(2017年)

SAOシリーズの劇場版、描かれるのは「AR(拡張現実)」

ライトノベルを原作とした大人気アニメ「ソードアート・オンライン」の劇場版作品『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』。原作者である川原礫の書き下ろし作品で、監督は『HELLO WORLD』の伊藤智彦が務めています。 AIやVRなど最新技術が登場し、近未来を感じさせるような展開が魅力の「SAO」こと「ソードアート・オンライン」シリーズ。劇場版である本作では「AR(拡張現実)」をテーマとして描かれており、これまでのシリーズ作品を未視聴の状態でも見ごたえ抜群の作品です。 もちろん、これまでのメインキャラクターたちも登場し、テレビアニメ同様にアクションシーンは迫力満点。SAOファンも見逃せない1作です。

41位:『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』(2019年)

「紅魔の里」の秘密が明かされる!

『この素晴らしい世界に祝福を!』は、暁なつめの大人気ライトノベルを原作に、2016年~17年にかけてTVアニメ第1期、2期が放送された異世界コメディ。引きこもりの少年・佐藤和真(カズマ)が交通事故で命を落として異世界に転生し、個性豊かな女性キャラたちとパーティを組み、珍道中を繰り広げる様が描かれました。 劇場版では、"紅"魔族であるめぐみんの故郷「紅魔の里」を舞台にしたエピソードが展開されます!

40位:『劇場版 幼女戦記』(2019年)

2017年に放送された、カルロ・ゼン原作のTVアニメ『幼女戦記』の劇場版

統一暦1926年。 金髪碧眼の幼女ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる、帝国軍第二〇三航空魔導大隊は、南方大陸で共和国軍残党を相手に戦役を征しました。時を同じくして、帝国に父を殺された少女メアリー・スー准尉が、連合王国主導の多国籍義勇軍の一員として連邦内部に足を踏み入れ、帝国に対する正義を求めて銃を取るのでした。

39位:『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』(2019年)

三部作で最高の出来と言われる過去編

2112年夏、沖縄。のちに厚生省公安局の執行官となる須郷徹平は、国防軍第15統合任務部隊に所属し、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していました。3ヶ月後、刑事課一係執行官・征陸智己が無人の武装ドローンが、東京・国防省を攻撃した事件を調査するため国防軍基地を訪れ、須郷とともに真相解明に乗り出します。 「First Guardian」のキーワードは、「『フットスタンプ作戦』とは何か?」。常守朱が公安局刑事課一係へ配属になる直前を舞台に、主要キャラの須郷と征陸にフォーカスします。

38位:『コードギアス 復活のルルーシュ』(2019年)

第2期「R2」の「ゼロレクイエム」から数年後

光和2年。神聖ブリタニア帝国亡き後、世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、人々は平和な生活を送っていました。 しかし、難民キャンプ慰問に訪れていたナナリーとスザクが謎のナイトメアフレームに連れ去られ、カレンらは戦士の国・ジルクスタン王国に潜入することに。襲撃者に"元嚮主様"と呼ばれ、彼らの前に立ちはだかるC.C.と、ジルクスタン王国の思惑とは?

37位:『ブレッドウィナー』(2019年)

男尊女卑の中、必死で生きる少女と家族の物語

カナダの児童文学作家デボラ・エリスによる同名小説作品を映像化した『ブレッドウィナー』。アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされ、注目を集めました。 本作の舞台は、タリバン政権下のアフガニスタン。家族と共に暮らす少女パヴァーナは、戦争により片足失った父と一緒に露店で生活費を稼ぎながら日々を送っていました。 しかしある日突然、父が刑務所に連れて行かれてしまいます。さらに、アフガニスタンでは女性だけでの外出は禁止されているため、一家に危機が訪れることに。 タリバン政権下での男尊女卑がリアルに描かれている社会派アニメではありますが、物語の合間合間に挟まれるおとぎ話は芸術的で美しく、その緩急も本作の魅力の1つ。重みがあり、胸が痛むストーリーではありますが、ぜひ多くの人に見てもらいたい作品です。

36位:『リズと青い鳥』(2018年)

高校生活最後のコンクールに挑む、2人の女子高生の葛藤

『リズと青い鳥』は、吹奏楽部に情熱を注ぐ高校生たちが描かれるアニメ『響け! ユーフォニアム』のスピン作品。 本作は、親友同士であるオーボエ担当の鎧塚みぞれとフルート担当の傘木希美が、高校生活最後のコンクールに挑む物語です。タイトルの「リズと青い鳥」はコンクールで演奏する自由曲の題名となっています。 みぞれと希美がそれぞれ自分自身と向き合い、変化していく姿が繊細に丁寧に描かれており、それが非常にリアルで、見ているこちらの胸が苦しくなるほど。また、吹奏楽部の物語ということもあり、音楽にもこだわりを感じるような作品です。

35位:『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)

クレヨンしんちゃん映画の中で1番のおすすめ作品!

万博を訪れた野原一家。他の大人たちも20世紀博で子ども時代を懐かしみ、思いを馳せます。しかし、そののめり込み方が常軌を逸し始め、ついには全てを放棄します。 自分の親や大人たちを取り戻すため、しんのすけたちが立ち上がります。大人気テレビアニメシリーズの、感動の1本です。

34位:『言の葉の庭』(2013年)

アニメーションを超えた美しい表現とプロットが秀逸

靴職人を目指す高校生のタカオの恋心を描いた、新海誠の傑作のひとつである本作。ある日、タカオが庭で靴の絵を描いていると、不思議な雰囲気を持った年上の女性と出会います。 新海監督が、少年の心理描写を甘く切なく描ききったおすすめ純情恋愛ストーリーです。

33位:『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』(2015年)

往年の無声映画を彷彿とさせるおすすめコメディ

マーク・バートンとリチャード・スターザック監督によって比較的低予算で製作された『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』は、タイトルにもなっている主人公とその群れの仲間たちが、大都会で動物管理局員の男から逃げながら、家に帰る方法を探る物語です。 会社のトレードマークであるストップモーションの技法を使って美しくアニメーション化されたこの物語は、ほとんどセリフなしで進行します。 バスター・キートンやチャーリー・チャップリン、ジャック・タチらとの共通点が見られるこの作品は、純粋に楽しい視覚的なストーリー進行で、笑いのタイミングも完璧に押さえています。

32位:『ペンギン・ハイウェイ』(2018年)

大人にもおすすめできるファンタジーアニメ映画

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2018/7/3完成披露舞台挨拶(中継)付試写会イオンシネマ熊谷にて。日々世界を学び疑問に思う事をノートを使って解析している優秀な少年アオヤマくんの一夏の不思議な体験。街のあちこちに出現したペンギンの謎に迫る。同じく優秀な同級生の女の子、いじめられっ子だけど根が優しい男の子、ガキ大将的なイジメっ子、謎のお姉さん、青山くんのお父さんなどそれぞれにキャラ設定がしっかりしているがやはり森見さんのストーリーは難解。それでもきっと実写よりアニメの方が伝わるしアニメ映像がキレイで素晴らしい。おっぱいの魅力、わかるよ少年!

小学4年生の夏。アオヤマ君の住む町で突如ペンギンが大量に出現しました。ペンギンの正体を探るアオヤマ君は、ある時、仲の良いお姉さんがペンギンを出現させるのを見てしまい……。 森見登美彦の小説が原作の本作は、大人でも楽しめるファンタジーアニメ映画。アニメだからこそできる表現と森見作品特有のユーモアがぴったりとマッチし、思春期のひと夏を魅力的に描いています。

31位:『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014年)

次元の渋さが際立つ、大人向けのルパン三世シリーズ作品

モンキー・パンチの漫画作品『ルパン三世』の劇場版第7作目となった『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』。独特な作風と危うげな雰囲気から注目を集めたアニメ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の世界観を引き継いだ劇場アニメ作品です。 本作の主人公はルパンの相棒であるガンマンの次元大介であり、彼の前に立ちはだかる敵との決死の闘いが描かれています。 ハードボイルドなテイストとシリアスなムードがクセになり、大人向けともいえる本作。作画から音楽、展開やキャラクターまで一貫して、ただひたすらにかっこよく、次元の魅力が存分に引き出されている1作となっています。

30位:『インクレディブル・ファミリー』(2018年)

スーパーファミリーのそれぞれの葛藤と家族愛

『インクレディブル・ファミリー』は、ピクサーによる『Mr.インクレディブル』の続編作品です。監督は前作に引き続き、ブラッド・バードが担当しています。 並外れた能力を持つ一家がヒーローとして再び輝くために奮闘する、アクションコメディ作品となっている本作。母親であるイラスティガールを軸として物語が展開していきます。 前作より磨きがかかった戦闘シーンは見もので、超能力を持つ家族それぞれの個性を生かした戦い方は、見ていてワクワクすること間違いなし。 また、イラスティガールの仕事での活躍、Mr.インクレディブルの育児や家事への挑戦など、家族ひとりひとりの成長も描かれており、家族の大切さについても再認識させられるような作品となっています。

29位:『劇場版 若おかみは小学生!』(2018年)

子どもから大人まで泣けるアニメ映画

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一部で話題になっている作品。認知率さえ上がれば『この世界の片隅に』クラスのヒットも狙えたであろう良作ですが。。。 本作の最大の美点は吉田玲子の脚本でしょう。古くはデジモン「ぼくらのウォーゲーム!」の脚本を担当し、京アニの『けいおん!』ではシリーズ構成を担当し原作を100倍面白くすることに成功。近年は『聲の形』『夜明けを告げるルーのうた』『リズと青い鳥』の脚本を担当するなど抜群の信頼感を誇る吉田玲子は、本作でも完璧な仕事をしてくれました。 『聲の形』は原作未読の方には厳しい部分も少々ありましたが、本作は原作未読であっても問題なく楽しめるでしょう。90分にきれいにおさめた手腕は見事と言うほかありません。 子ども向けだろうという先入観でスルーしている人も多いかもしれませんが、2018年のアニメ映画でベスト3には入るだろう良作です。

交通事故で両親を亡くし、旅館を営む祖母の家に預けられることになった小学6年生のおっこは、臨死体験をしたせいか幽霊が見えるようになります。そんなおっこは、旅館に住みついていた幽霊に若おかみになってくれと言われ……。 児童小説が原作という点、子ども向けの絵柄、ライトなタイトルからつい避けてしまいそうになりますが、大人の鑑賞にも耐える作品です。家族で観るのであれば最強の1本と言えるでしょう。同じく児童小説が原作の『魔女の宅急便』が好きな人であればきっと気に入るはず!設定はシリアスですが、おっこの性格のおかげで暗くはならず、笑えて泣ける良作アニメ映画に仕上がっています。

28位:『ガールズ&パンツァー 劇場版』(2015年)

かつてのライバルたちと共に戦うアツい展開から目が離せない

アクタスによるオリジナルアニメ『ガールズ&パンツァー』の完全新作として公開された『ガールズ&パンツァー 劇場版』。本作は、テレビアニメの最終話に続くストーリーとなっています。 戦車を使って戦う武道「戦車道」が女性のたしなみとなっている世界を舞台に、大洗女子学園が戦車道全国全国高校生大会を優勝した後の物語が描かれている本作。 戦車道という他では見られないような競技でありながら、そのアツい戦いはスポーツアニメそのもの。攻防戦や心理戦は手に汗握る臨場感があり、迫力も満点です。 メインキャラクターだけでなくこれまでのライバルたちも登場し、協力して戦う姿には思わず胸が熱くなるファン歓喜の名作です。

27位:『プロメア』(2019年)

独特な絵柄と情報量の多い戦闘シーンが魅力

『天元突破グレンラガン』などで知られる監督・今石洋之と脚本・中島かずきのタッグが再び実現した、オリジナルアニメ作品『プロメア』。製作はTRIGGERが務め、声優として「劇団☆新感線」の俳優陣が参加しています。 炎を操ることができる新人類「バーニッシュ」が突然変異によって生まれ、それにより世界の半分が焼失してしまう「世界大炎上」が発生。 それから30年後。次々と火災事件を起こす新人類の一部過激派「マッドバーニッシュ」と、対バーニッシュ用装備を持つ消防隊「バーニングレスキュー」の対立は続いていたのでした…。 独特な絵柄と圧倒的な映像美が魅力的な本作。ロボットなどメカデザインの作り込みも細かく、アクションシーンは迫力抜群。何度でも見たくなる作品です。

26位:『リメンバー・ミー』(2017年)

家族の絆と音楽の力が描かれるディズニーの感動作

亡くなった家族に会えるというメキシコの祝日「死者の日」をテーマに、死者の国を舞台として描かれるディズニー作品『リメンバー・ミー』。アカデミー賞では長編アニメ映画賞と主題歌賞を受賞しました。監督は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ。 本作は、音楽を禁じられた一族の少年ミゲルが死者の国へと迷い込んでしまい、ガイコツのヘクターと共に元の世界に戻ろうと奮闘する冒険の物語。そして、家族の絆を強く感じるような作品とです。 メキシコの文化に触れることもでき、カラフルな世界観に思わず目を奪われます。さらに、メキシコらしい陽気な音楽も魅力的で、音楽の力や楽しさも存分に味わうことも魅力のひとつです。

25位:『この世界の片隅に』(2016年)

『火垂るの墓』と並ぶ戦争アニメ映画の名作

第二次世界大戦中の広島を舞台とした作品。序盤は戦争をほとんど感じさせず、絵をかくことが好きなひとりの少女が嫁に行くまでを描いています。徐々に色濃くなる戦争の影、日常の中にある小さな希望で照らしていく、そんなあたたかなアニメ映画になっています。 2016年は『君の名は。』の圧倒的な存在感に割を食ってしまったところはありますが、例年であれば、国内アニメ映画のベストとして票が集中するであろうクォリティの良作です。

24位:『東京ゴッドファーザーズ』(2003年)

観る者を祝福する奇跡のアニメ映画。実写ではできない表現

新宿の公園でホームレス生活を送るのは、元競輪選手と元ドラァグクイーンと、家出少女の三人。クリスマスの夜にお互いのプレゼントを探すため、ゴミ捨て場へ。そこには赤ちゃんが捨てられており……。 ドタバタ人情コメディに、胸が打たれる作品です。

23位:『モンスターズ・インク』(2001年)

ピクサー史上もっとも愛される2人のキャラクター

『モンスターズ・インク』はピクサー作品『トイ・ストーリー』と同様に、子供時代のたまらなく魅力的な考えが詰まっていて、クローゼットの中やベッドの下にいるモンスターたちの知られざる物語が展開されます。

ビリー・クリスタル(日本語吹き替え:田中裕二)が演じる一つ目のマイクと、ジョン・グッドマン(日本語吹き替え:石塚英彦)演じる毛むくじゃらのサリーというピクサー史上もっとも愛すべき2人のキャラクターが、誤ってかわいらしいブーという女の子をモンスターの世界に連れてきてしまいます。

この映画はその後のピクサー作品と同様に、物語が完璧なだけでなく、魅力的にデザインされており、心温まるエンディングが用意されています。

22位:『ベルヴィル・ランデブー』(2003年)

フランス製、至福の78分

シルヴァン・ショメが監督・脚本を務めた『ベルヴィル・ランデブー』。彼の脚本には聞き取れる会話がなく、ほとんどランダムに進んでいき、観客はずっと内容を予想しながら見ることになります。しかしそれが、魔法のような独特な世界にまとまるのです。 多くの人手を要して仕上げた、美しく古風で絵画的なアニメーションが見どころで、かわいらしい女主人の自転車乗りの息子がマフィアに誘拐され、非道な賭博計画に使われてしまうへんてこなストーリーを生き生きと描きました。 2003年のアカデミー賞にて、本作は長編アニメ映画賞とオリジナル歌曲賞の2部門にノミネートされています。

21位:『塔の上のラプンツェル』(2010年)

知らない世界へと踏み出すプリンセスの冒険と自立

ディズニーにとって記念すべき長編アニメ第50作目となった『塔の上のラプンツェル』。グリム童話の『ラプンツェル』をモデルとして、ディズニーのアニメーターであるグレン・キーンを中心に制作されました。 本作は、18年もの長い間、森の中の塔で1人暮らしていたラプンツェルが外の世界へと冒険に出る物語。好奇心旺盛である彼女が胸をときめかせながら知らない世界に触れていく姿は、初々しくキュートに描かれています。 破天荒でアグレッシブなラプンツェルはディズニープリンセスの中でも異色ともいえますが、人々に愛される魅力があることには変わりありません。本作の王子ポジションである泥棒フリン・ライダーとの恋の行く末にも注目です。

20位:『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』(2002年)

コナンが仮想体感ゲームに挑む!アニメ「名探偵コナン」シリーズの劇場版第6弾

最新のAIプログラム「ノアズ・アーク」を開発した天才少年ヒロキ・サワダが謎の自殺を遂げて2年。仮想体感ゲーム「コクーン」の発表会が開催され、コナンたちも招待されていました。しかしゲームスタート直後「ノアズ・アーク」にシステムが占拠され、ゲーム内に子どもたちが人質に取られてしまいます。 アニメ「名探偵コナン」シリーズの劇場版第6作目で、江戸川乱歩賞受賞の小説家・野沢尚が脚本を担当しました。コナンの両親である工藤優作と有希子が初登場し、特に優作はコナンを助けるメインキャラクターとして活躍しています。

19位:『メアリー&マックス』(2009年)

実話をもとにした感動的なオーストラリア製ストップモーション・アニメ

2003年にアカデミー賞を獲得した短編アニメ映画『ハーヴィー・クランペット』の監督アダム・エリオットが、初めて長編作品に挑戦し、自らのニューヨークに住む文通友達との友情をもとにした本作。 オーストラリアに住む少女と、自閉症のニューヨーカーの文通を通じた数十年にもわたる友情を、色を制限したストップモーションで描いたものです。 あまりにも癖のある作品ですが、孤独や憂鬱、いじめ、精神疾患、アスペルガー症候群など、アニメーション映画ではあまり描かれない題材を扱う大胆な姿勢、特に本物の感性や感情を描いている点は、多くの人から評価されました。エンディングでは、お互いにとって価値のあるふたりの絆に心を動かされます。

18位:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形』(2019年)

ただただ美しい、心洗われるストーリー

2018年1月から4月まで放送された暁佳奈のライトノベル原作アニメの、外伝となる劇場版作品『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』。制作は京都アニメーションが務めています。 良家の子女のみが行くことのできる女学園へ通うイザベラ・ヨーク。しかし彼女にとってこの学園は檻そのもので、未来への希望や夢を見失っていたのでした。そんなある日、イザベラの教育係として、代筆業「自動手記人形」に従事するヴァイオレット・エヴァーガーデンがやって来て…。 物語や作画、音楽など全てが美しく、まるで心が洗われるような、心温まる1作。多すぎない台詞や細やかな描写も魅力的で、静かに進んでいくストーリーでありながらも見ごたえは抜群です。

17位:『なんて素敵な日』(2012年)

監督をメジャーな存在にしたおすすめアニメ映画

2011年に公開された映画『なんて素敵な日』は、監督ドン・ハーツフェルトの名をメジャーにした作品です。 ハーツフェルトのトレードマークである棒人間の線描で作り上げられ、皮肉で非常に暴力的で、精神疾患とアイデンティティに関する信じられない結末を迎えます。 本作は、それ以前に発表した2つの短編映画『きっと全て大丈夫』『あなたは私の誇り』を合わせた、印象的で究極に奇妙な、人生を肯定する3部作です。

16位:『冴えない彼女の育てかた Fine』(2019年)

加藤がかわいすぎてつらい。。。

安芸倫也は同人サークル「blessing software」代表として、副代表の恵とともに新作ゲームの開発を開始するも、2人の関係に異変発生!時を同じくして、英梨々と詩羽が着手した大作ゲームの行方は?blessing softwareの新作はどうなるのでしょうか!? 人気ライトノベル「冴えない彼女の育てかた」シリーズを原作とし、2015年に第1期、2017年に第2期が放送されたTVアニメの劇場版にして最終章。 原作者の丸戸史明が脚本を務め、冴えないヒロインをめぐる物語のフィナーレが描かれます。エンドロールの後にも一幕ありますので、最後までご覧ください。

15位:『ヒックとドラゴン2』(2014年)

圧倒的な映像美と王道の感動ストーリー

『ヒックとドラゴン』の続編であり、イギリスの作家クレシッダ・コーウェルの児童文学作品を原作とした『ヒックとドラゴン2』。日本で劇場公開はされませんでしたが、ゴールデングローブ賞をはじめとする数々の映画賞で注目を集め、大きな話題を呼びました。 物語は前作から5年後。ドラゴンを守るために奮闘する少年ヒックやドラゴンのトゥースたちの活躍が描かれています。 ドラゴンの質感や背景などが念入りに作り込まれており、その映像美が魅力的。ドラゴンの飛行シーンは子どもも大人もワクワクするような、躍動感溢れる映像となっています。 また、少年漫画のようなシンプルで分かりやすいストーリーでありつつ、涙なしでは見られない心揺さぶる感動作です。

14位:『君の名は。』(2016年)

アニメ映画史に残る大ヒット作

新海誠の映像美にRADWIMPSの音楽がかけ合わされた良作。興行収入ももちろんですが、アニメ映像としては史上最高のクォリティと言っても過言ではないでしょう。新海監督だけでなく、スタッフも超一流が揃い、そういったすべてのプレイヤーをプロデューサーの川村元気がまとめあげるという、これ以上ない布陣で臨んだ本作が面白くならないわけはないんです。 ありえないストーリー展開も難しく考えなければ大丈夫。映像美と音楽に身をゆだねれば、最高の映画体験ができるでしょう。2016年を代表する面白いアニメ映画です。

13位:『サマーウォーズ』(2009年)

現代邦画アニメの最高峰!3回は泣けます

自分のアバターでどんなサービスも使える、インターネット上の仮想世界OZ。世界一安全なシステムと言われていたのに、企みを持つ人工知能に乗っ取られます。高校2年生の主人公・健二は、悪だくみを阻止できるのか…。 近未来的なインターネット環境と高度なネットワーク技術を持つ主人公に、初めから終わりまで目を離せません。

12位:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年)

日本ロボットアニメに革命を起こした名作

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#eiga #movie 序があまり楽しめなかったので観てなかったけど、破は意外と面白かった!戦いも飽きずに観られたし、3人のドラマも楽しく、それでいて残酷で目が離せない。やっぱりストーリーに魅力があるだけで全然変わってしまうんだなあ。なんで?どうして?はいっぱいあるけど、全部放置して楽しんでしまった。どうかハッピーエンドになってください...

汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り、戦う14歳の少年シンジ。アスカの2号機に乗っての参戦と、新ヒロイン・マリの登場します。大人気シリーズが、さらに激しい戦いを繰り広げます。 新しい戦いから目が離せない1本です。

11位:『スパイダーマン スパイダーバース』(2019年)

スパイダーマン好き必見の最高傑作

アカデミー賞の長編アニメ映画賞に輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』は、これまで公開されてきたスパイダーマン作品の中で初となるアニメ作品。 高校生のマイルス・モラレスはスパイダーマンとしての顔を持ちながらも、その力を上手くコントロールできずにいました。 そんなある日、時空が歪められたことで、マイルスは別の次元で活躍するスパイダーマンたちと出会います。マイルスはスパイダーマンの中の1人、ピーター・パーカーに特訓してもらうことになるも…。 これまでのスパイダーマン作品の小ネタも登場し、ファンにとってはたまらない作品。王道なストーリーとアニメならではの迫力満点で臨場感のある映像に注目です。

10位:『ズートピア』(2016年)

年齢問わずおすすめ!動物たちのバディムービー

2016年に公開された『ズートピア』は間違いなく、ディズニーがこれまで製作してきた作品の中で、最高の1作に近いものかもしれません。 「動物の世界」というテーマはシンプルですが、監督のバイロン・ムーアとリッチ・ハワードは魅惑的な世界観を作り上げ、驚くべきことに『チャイナタウン』(1974)のような警官バディものミステリーを折り込みました。 ストーリー、声優、映像すべての点において高い評価を受けた作品となりました。

9位:『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』(2019年)

京都アニメーションのひとつの到達点

昨年度の全日本吹奏楽コンクールに出場を果たした後、新1年生の指導にあたることになった、2年生の黄前久美子と3年生の加部友恵。「全国大会金賞」を目標に掲げる北宇治高校吹奏楽部を舞台に、次々と新たな問題が勃発し、波乱の日々がスタートします! 武田綾乃の同名小説を原作に、2015年にTVアニメ第1期、2016年に第2期が放送され、2018年には完全新作映画『リズと青い鳥』が公開されました。 劇場版は2年生に進級した久美子を中心に、第2期のその後を描く正当な続編になっています。

8位:『トイ・ストーリー4』(2019年)

ウッディが自分のために選んだ道とは?

「あなたはまだ─本当の「トイ・ストーリー」を知らない。」という挑戦的なキャッチコピーの『トイ・ストーリー4』。ピクサーの中でも人気の高い「トイ・ストーリー」シリーズの第4作目となる作品で、監督は本作が初の長編監督作品デビューとなるジョシュ・クーリーが担当しています。 新たな持ち主である、5才の女の子ボニー・アンダーソンの元で日々を送るウッディ。ある日、ボニーが作った新しいおもちゃのフォーキーがウッディたちの元へとやって来ます。しかし、フォーキーは自分自身をゴミと認識しており、ボニーの前から逃げ出してしまうのでした。 そんな本作は、ウッディと仲間たちが、いなくなったフォーキーを探す冒険物語。これまでの「トイ・ストーリー」シリーズと異なり、悪役らしい敵は登場しません。さらに、考えさせられるようなストーリーへと仕上がっており、これまでのシリーズ作品の中で1番大人向けともいえる作品です。

7位:『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(2019年)

王道な冒険活劇と感涙必至のストーリー

世界54ヶ国で第1位を記録した、「ヒックとドラゴン」シリーズの第3作目『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』。監督・脚本は前2作に引き続き、ディーン・デュボアが担当しています。 ヒックとトゥースの活躍により、人とドラゴンが共に平和に暮らせるようになったバーク島。そんな中、島には人もドラゴンも増えすぎてしまったため、ヒックと仲間たちは新たな住み場所を探して旅に出ることに。しかし彼らがたどり着いた地は、ドラゴンだけが住むことのできる隠された王国でした。 これまでの作品では、ヒックやトゥースたちの出会いや成長について描かれていましたが、本作のラストシーンはそれらの関係性が完結するとも取れる結末で、涙なしでは見られません。 より濃く描かれる個性的なキャラクターや鮮やかな光景、ワクワクするストーリーはもちろん、寂しくも希望溢れる最後に注目です。

6位:『ヒックとドラゴン』(2010年)

ストーリーがすばらしいドリームワークス作品

『ヒックとドラゴン』は、『E.T.』のような若いバイキングと彼の相棒となるドラゴンの関係を中心としたスリル満点の冒険譚。3Dが可能にしたすばらしい空を飛ぶシーンや世界観を、ドリームワークス作品で最も絵画的なビジュアルで描き出しています。 ドリームワークスの作品は、映画のパロディや有名人を声優に起用する手法を頻繁に使いますが、この作品ではストーリーがいちばんの見どころとなり、結果、勝利を勝ち取りました。

5位:『パプリカ』(2006年)

天才アニメ映画監督今敏最後の作品

southpumpkin
southpumpkin 5

夢を創造する、というアイデアは記憶に新しいインセプションに類似し、良く比較されるこの映画。インセプションはあのアイデアでアクション映画なので、迫力はインセプションに軍配でしょう。しかし、設定の奥行きや魅力的な登場人物、さらに色彩豊かなアニメーションと完璧にマッチした音楽はこちらに軍配。アニメーション映画はあまり観ないのですが、ここ最近見た中では圧倒的に一番です。日本のアニメーションって本当に凄い。超お勧め。今年見た一本にしたいです。 夢を創造するこのアイデアでストーリーを錬る人の頭の中ってどうなっているんでしょうか。僕なんかとは違った世界が見えているような気がします。

サイコセラピストの千葉敦子(パプリカ)。彼女の使用している、夢を共有する装置が何者かに盗まれます。装置は悪用され、悪夢によって人々は精神を崩壊していきます。犯人の正体とその目的とは……。 筒井康隆の同名長編SF小説が、今敏によって映画化された、手に汗握る1本です。

4位:『時をかける少女』(2006年)

細田守の人気に火をつけたおすすめ名作「未来で待ってる」

igagurichan
igagurichan 4.5

映画館で観ました。やはり夏!を感じる作品。大林監督の有名すぎる実写とも違うし、筒井原作ともかけ離れてますが、素晴らしい青春映画です。 アニメならではの突き抜ける疾走感。 青臭くて、甘酸っぱくて、切なくてもどかしい。 最後の真琴と千昭のシーンでいつも泣く。 奥華子の曲が作品にカチッと合っていてノスタルジーを感じます。

東京の下町の高校に通う「遊び仲間」の真琴と功介と、千昭。ある日、真琴はタイムリープの現場を目撃してしまう。真琴と千昭はタイムリープを使い、過去を変え始めるが…。 「タイムリープを過去の人間に知らせてはいけない」という掟を破り戻れなくなった千昭と、迎えに行きたいという真琴の、淡い青春タイムリープ物語です。

3位:『秒速5センチメートル』(2007年)

美しすぎる映像美に全アニメファンが鳥肌

inazumababy
inazumababy 5

「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」 個人的には桜花抄が一番好きだった。 とにもかくにも美しい。 "全編切ないすぎ観る側を色んな意味で死にたくさせる"アニメーション(笑)。 この話をバッドエンドと言う意見もあるようだが、ただのバッドエンドと言う形で片付けたくはない。 主な登場人物となる3名は誰一人として、自分たちが思い描く最高の形で報われることはないし、貴樹と明里はあれだけお互いを思いあっていて、それなのに結ばれないという点ではバッドエンドなのかもしれない。しかし最後にそれぞれがどこかふっきれたような、スッキリしたような表情や思いが描かれているから、あえていうなら嫌な気持ちが残らない、ある意味気持ちいいバッドエンド。 久々に会う約束をして、貴樹が電車で向かってると雪で遅延してどんどん焦っていく気持ち、その上再開した時に渡そうと準備してきた手紙が風で飛ばされた時の踏んだり蹴ったり感、約束の待ち合わせ時間からどんどん遅くなりもはや自分のことは忘れて帰っていてほしいと思う気持ち…痛いほど分かるし伝わってくる。 約4時間遅れで到着すると、彼女は待っていてくれてるわけだ。(ここで待ち疲れて寝てるっていうのも可愛らしくて良い) この時の貴樹の嬉しさったら想像するだけで半端ないが、明里はお弁当を作ってきたと言う。あの流れからのあの場面で手作り弁当を差し出されたら涙が出るほど美味いに決まってる。これだけ感情移入できるとは思ってなかった。すごく良かった。

お互いに特別な感情のある遠野貴樹と篠原明里は、小学校卒業とともに離ればなれに。とある大雪の降る日に、意を決した貴樹は明里に会いに行き物語は展開していきます。 表題作は二人が再び会う瞬間を描いた「桜花抄」、他の人物から見た貴樹を描写した「コスモナウト」とともに、3本の連作アニメとして描かれた作品となっています。

2位:『千と千尋の神隠し』(2001年)

世界が認めた!日本アニメ映画でアカデミー賞を受賞した名作

Taku
Taku 4

ちゃんと観るのは15年ぶりくらいでしょうか。映画館で母と観たっきりです。 僕の中でトラウマ・ホラー枠に入れられてしまったことで10年以上避けてきました。 両親が豚に変わるシーンがトラウマです(笑) 改めて観るとやっぱり面白いですね!完成度高い映画です! お母さん、冷たすぎ。お父さん、その発想おかしいって… ツッコミたくなりますね! が、失われた10年を生きた夫婦(まさに僕の両親世代)は、生きる辛さとそれを乗り越える能天気さが相まってあの2人のような雰囲気を纏うのでしょう。 映画の基本コンセプトは色んなところに感じます。 子供の成長、日本の神様、仕事、魔法、欲望、、、 八百万の神様の湯浴み、なんてすごく神秘的な設定ですね。 そこに働く10歳の女の子。 よくよく考えたらヤバイですね笑 最初のユバーバとの契約とかブラックもいいとこですよ。 働かなかったら豚になるっていうなら働かざるをえませんが! あと! 多分ですが、カオナシに感情移入できる人、わりといると思うんですよ! 好意をはねられる侘しさだったり、普段人畜無害なコミュ障サイドの人。 金は出せないし、人も呑み込めないので、あんなに傲慢にはなれませんが笑 恥ずかしがり屋の小学生男子がキレた!みたいな雰囲気ありますね! 謎の多い映画ですが、ジブリの名作なので笑 これから金曜ロードショーとかも含め何度か目にするでしょう! 10年後、20年後に、子どもと一緒に見たりしたら、また新しい発見がありそうですね!

アニメーションの最大の強みが、製作者のイマジネーションの限界まで潜入できることだとすれば、現役で最も包括的で美しい映像を作る宮崎駿の『千と千尋の神隠し』はその最たるものと言えます。 両親を豚に変えられてしまった少女が、魔法の世界に立ち向かうストーリーは、話が進むにつれてさらに奇妙で気まぐれに、不確かなものになっていき、簡素で倫理的に白黒のつく子供向け映画の世界とは対極の存在になっていきます。 グロテスクで怖くスリルがありながら美しく、西洋のアニメーションとは全く違った作品。アカデミー賞を受賞し海外でも広く公開されました。

1位:『トイ・ストーリー3』(2010年)

子供時代についてのすばらしい物語

Riho
Riho 4.5

アンディが、ウッディたちとのお別れ。楽しくて、うるっとくるお話…。 だけど、隠れ注目ポイントは悪役の老人クマ・ロッツォだと思います。このキャラとても好き!!保育園のおもちゃたちを裏で操り、牛耳っていたロッツォ。ウッディたちもその罠にはめられますが、彼にも悲しい過去が。。んで、なんやかんやあり、ロッツォは改心したかと思いきや、最後の最後にまた裏切る!こいつ全然反省してない!!! 可愛いお顔からは想像できない、裏切り方がめっちゃ汚い。こういう話ってみんな仲良くめでたしめでたしが普通なのかな〜と思ったけど、最後まで意地汚いゲスの極みクマでした。いいキャラしてる。 あと、なんか言いたくなる名前だな、ロッツォ。

『トイ・ストーリー3』を製作したジョン・ラセターやアンドリュー・スタントン、そしてリー・アンクリッチ監督のクリエイティブチームは、現実と同じように時間を進め、おもちゃたちの持ち主アンディを大学に進学させました。 おもちゃたちの冒険は、命の危機や少し暗い要素を含み、すでに大人になった観客にとっても、深く魂をえぐられるようなものになっています。「トイ・ストーリー」シリーズは、どの作品もだたのプラスチックのおもちゃの話ではなく、実際には大人になってからこそ感謝できる子供時代についての物語だったのです。

20世紀の名作アニメ映画ランキングベスト30!

21世紀の面白いアニメランキングをご紹介しました!ここからは20世紀の名作編です! スタジオジブリ、ディズニー、押井守作品と様々な名作が誕生した時代。あなたが好きなアニメ映画は何位でしょうか?

30位:『機動警察パトレイバー the Movie』(1989年)

画期的な名作ロボットアニメ

舞台は1999年の東京。「レイバー」と呼ばれる人型の産業用ロボットが様々な現場で活躍していましたが、ある時一斉に暴走を始めます。警視庁の特車二課は、その暴走の謎解明と阻止に乗り出しますが……。 人気のOVAをもとに製作された劇場版です。公開当時はまだパソコンが普及していない時代であり、コンピュータウイルスに着目したストーリー展開は画期的でした。

29位:『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)

ガイナックス制作の伝説のSF長編アニメ

エリートである水軍入隊を夢見ていたシロツグ・ラーダット。しかし不本意ながら、落ちこぼれと呼ばれる王立宇宙軍に入隊することに。宇宙軍を辞めようか悩むシロツグは、ある日神の教えを説く少女リイクニ・ノンデライコと出会います。 本作制作のために立ち上げたガイナックスを率いる山賀博之代表の監督デビュー作。原案と脚本も手がけ、平均年齢24歳と若いスタッフたちとともに完成度の高い作品を作り出しました。

28位:『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997年)

王道ミステリーと名場面が輝く初劇場版作品

名探偵コナンの名台詞「真実はいつもひとつ!」がキャッチコピーで使われた『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』は、「劇場版名探偵コナン」シリーズの記念すべき第1作。近年の派手さはないものの、ドキドキハラハラする展開から目が離せなるような作品です。 本作は次々と起こる爆破事件と、工藤新一と毛利蘭の恋愛模様を軸として物語が進んで行きます。ストーリーもしっかりと構築されており、伏線の回収やミスリードも妙で、安定感のある1作です。 終盤では、爆弾を解除するために赤いコードと青いコードのどちらを切断するかという王道なシーンも登場。その緊張感と結末でのシーンはコナンシリーズ作品の中でも屈指の名場面といえます。

27位:『火垂るの墓』(1988年)

終戦間近の神戸で、頼る術を失った兄と妹の物語

野坂昭如の小説を原作とした『火垂るの墓』は、高畑勲監督によるスタジオジブリ作品。第二次世界大戦時の神戸を舞台に、両親を失った兄妹を中心として描かれる戦争映画です。 戦争の虚しさや哀しさを痛いほどまでに突きつけられる本作。頼れる人物がいなくなった兄の清太と妹の節子が空襲や飢餓に見舞われながら、どうにか生き抜こうとする姿がリアルかつ繊細に描かれています。 生々しい描写に思わず目をそらしたくなる場面もあり、生半可な気持ちで見ることはできない作品ですが、1度は見てほしい、見なければいけないと思わされるような力も持っています。

26位:『人狼 JIN-ROH』(2000年)

押井守原作、脚本の名作アニメ

左翼反体制のアカと帝国主義体制の狼が対立する、童話の赤ずきんをオマージュした、残酷な寓話作品。第二次世界大戦後の日本を舞台とし、対立は内戦まで昇華します。 押井守の代表作である『ケルベロス・サーガ』の1作です。CGを極力使わず、手書きのセル画アニメーションにこだわった、秀逸な作品です。

25位:『PERFECT BLUE』(1998年)

外れを作らないアニメ映画監督今敏の初監督作品

アイドルグループに所属していた主人公が、突如脱退宣言。女優への転身を計ります。軌道に乗ってきたものの、本当にこれが自分の姿なのかと不満を抱き始めます。そんな中、ストーカーが主人公を名乗るウェブサイトを開設し……。 映画『レクイエム・フォー・ドリーム』の一部オマージュが使用されている点にも大注目です。

24位:『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)

高畑勲による日本アニメの古典的名作

悪魔の手から逃れるため、人間から離れて育った主人公・ホルス。成長したホルスは、太陽の剣を手にします。そんな中、父の死が死んでしまい、人間の元へ向かいますが……。 全てのキャラクターに複数人のデザインが加えられており、宮崎駿や高畑勲も携わった秀逸な作品です。

23位:『長靴をはいた猫』(1969年)

日本アニメ黎明期の傑作

「東映まんがまつり」記念すべき第1作目となった、日本アニメ版『長靴をはいた猫』。シャルル・ペローの名作童話をベースに、アクション要素やギャグ要素をふんだんに取り込んだ作品です。 主人公の猫・ペロは猫の国の掟を破りねずみを助けたことから、追放されていました。そこで偶然、カラバ侯爵のピエールと知り合います。ペロはピエールとお姫様を結婚させるため、魔王ルシファに立ち向かっていきます。

22位:『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』(2000年)

シリーズ初期作の本格派ミステリー

「劇場版名探偵コナン」シリーズの第4作目となった『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』。本作では遊園地トロピカルランドを舞台に、凶悪事件を追いながらヒロインの毛利蘭を守り抜く、コナンの活躍が描かれています。 いつも明るい蘭が記憶喪失になったりと暗めなシーンも多い本作ですが、事件のトリックが妙で、スリルも満点。さらに、工藤新一が幼児化して江戸川コナンとなった事件を思わせるようなシーンも登場するため、コナンファン必見の1作。 近年ではド派手なアクションが多い劇場版名探偵コナンシリーズですが、本作はミステリー要素が色濃く、王道なサスペンス作品へと仕上がっています。また、登場人物たちの人間模様と事件のバランスも良く、恋愛あり感動もありな作品です。

21位:『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(1999年)

怪盗キッド映画初登場!アドベンチャーありのミステリー

怪盗キッドの映画作品初登場となった『名探偵コナン 世紀末の魔術師』。「劇場版名探偵コナン」シリーズ第3作目となる作品で、大阪や古い城を舞台に物語が展開していき、アドベンチャーらしい要素も感じられる1作となっています。 本作では、怪盗キッドのターゲットとなった、ロマノフ王朝の家宝である「インペリアル・イースター・エッグ」を巡る事件や謎が描かれています。事件のトリックはもちろんのこと、エッグに隠された秘密や後半に登場する古城のシーンも魅力的。歴史とミステリーの組み合わせが光る作品です。 また、シリーズ初期作品である本作でのキッドは、キザでミステリアス。謎多き怪盗であった初期のキッドが好きな方は要チェックです。

20位:『銀河鉄道999』(1979年)

1970年代の終わりにアニメブームに火をつけた作品

igagurichan
igagurichan 4.5

鉄郎が美少年すぎるんです。 私が子どもの時に見てたエグイTV版アニメが大好きだから、その違いにちょっとモヤモヤするけどやはり名作。 松本零士キャラ勢ぞろい。 やっぱりガラスのクレアが好き。 機械人間。ネジ。惑星メーテル。 「別れも愛のひとつだと」泣ける(╥ω╥`) 子どもに見せたらウケなかった。悟空と声は同じなのにー( ー̀εー́ )

漫画で描かれたアンドロメダ編を構成し直したアニメ映画です。エピソードは山場を集めており、原作未読でも十分に楽しめる内容になっています。 初めて『銀河鉄道999』を観る方にもおすすめの作品です。

19位:『トイ・ストーリー2』(2000年)

おもちゃの価値とはどこにあるのか?

ディズニーとピクサーによる『トイ・ストーリー2』は、「トイ・ストーリー」シリーズの第2作目となる作品。ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞した本作は、カウボーイ人形のウッディを軸に物語が展開されていきます。 ある日、誘拐されたウッディは自身がプレミア付きの人形であることを知ります。一方で、仲間のおもちゃであるバズライトイヤーが救出するためにやって来るも、ウッディは持ち主の少年アンディの家へ帰るべきか、おもちゃ博物館へと寄贈されるか悩み始めるのでした。 そんな本作は、おもちゃの価値とはどこにあるのか、おもちゃにとっての幸せとは何なのかというテーマが描かれています。ハラハラドキドキするシーンも多く、冒険ものとしてももちろん楽しむことができる1作です。

18位:『リトル・マーメイド』(1991年)

地上の世界に憧れる人魚の恋

アンデルセンのおとぎ話『人魚姫』から着想を得て制作された『リトル・マーメイド』は、ディズニーの最後のセル画アニメ作品。主題歌の「アンダー・ザ・シー」はアカデミー賞の歌曲賞と作曲賞に輝きました。 本作は、陸の世界に憧れる好奇心旺盛な人魚のアリエルと、地上で暮らす人間の王子エリックの恋物語。海の魔女アースラに邪魔されながらも、夢を叶えようと全力なアリエルが非常に魅力的です。 海を中心に描かれている本作は、水や海の生き物の描写も美しく、見ごたえ抜群。アリエルやアースラなど主要キャラクターのビジュアルもインパクトが大きく、1度見ると忘れられないような魅力があります。 また、アカデミー賞で注目されたこともあって音楽が素晴らしく、物語の良さをグッと引き出してくれます。

17位:『ライオン・キング』(1994年)

厳しい自然界で生き抜く若きライオンの成長と冒険

アフリカが舞台のディズニーアニメ『ライオン・キング』。製作には大勢のスタッフと長い年月がかけられ、それが功を成し、世界中で今もなお愛される1作となりました。 叔父スカーの策略によって王であり父であるムファサを亡くした、若きライオン・シンバの成長と冒険が描かれている本作。 舞台であるアフリカの雄大な自然が魅力的で映像も美しく、その世界観に圧倒されること間違いなしです。また、ストーリは王道でシンプルさもありつつ奥深さも感じられ、家族の愛や仲間たちとの絆、そしてシンバの成長していく姿には心を打たれます。

16位:『トイ・ストーリー』(1995年)

「トイ・ストーリー」シリーズのはじまりとなる作品

ピクサーが贈る、おもちゃが主役の『トイ・ストーリー』。その後シリーズ化するほど大ヒットを記録し、不動の地位を築き上げた作品です。 少年アンディにとって1番のお気に入りのおもちゃであったカウボーイ人形のウッディ。しかし、最新のおもちゃであるバズライトイヤーが現れ、アンディの注目は彼へと向けられるようになっていきます。そしてある日、ひょんなことから、おもちゃをぞんざいに扱う少年のシドに連れ去られることに……。 そんな本作は、ウッディとバズライトイヤーが協力しつつ、アンディの元へと帰るまでの冒険が描かれています。人が見ていない間におもちゃが動き出すというファンタジーさもある本作。子どもはもちろん、大人も楽しめるようなメッセージ性の深さが魅力です。

15位:『紅の豚』(1992年)

男たちの空へのロマンが溢れるおしゃれな1作

スタジオジブリが贈る、空へのロマンが詰まった『紅の豚』。監督・脚本は宮崎駿が務めた、冒険ファンタジー作品です。 自分自身に「豚の姿になる魔法」をかけ、深紅の飛行船を操って賞金稼ぎする日々を送っていたポルコ・ロッソを中心として物語が進んで行きます。そんな本作は、宮崎監督の空への憧れが詰まった作品で、ダイナミックな飛行シーンは天下一品。 他にも、男と男のアツい戦いや大人な恋愛模様など見どころが盛りだくさん。無駄のないストーリー展開と一貫した大人な雰囲気も魅力的で、男の生き様やかっこよさを感じられる名作です。

14位:『耳をすませば』(1995年)

恋に進路に悩む中学生2人の青春ラブストーリー

『耳をすませば』は柊あおいの漫画を原作とした作品で、スタジオジブリのアニメーターとして活躍していた近藤喜文の初監督作品です。 本作は、読書好きで作家を目指す少女・月島雫とバイオリン職人を志す青年・天沢聖司の青春ラブストーリー。2人は中学3年生という設定で、恋に進路に悩みながらも進んで行く姿には心を打たれます。 そして、思春期特有の甘酸っぱい恋模様がリアルに描かれているのも魅力的。他にも、主題歌であり劇中にも登場する「カントリー・ロード」が物語をより一層引き出し、カタルシスを加速させます。 そんな本作は、大人になっても何度でも見返したくなるような1作です。また、スタジオジブリの『猫の恩返し』は雫が書いた物語という設定も。あわせてチェックしてみてください。

13位:『となりのトトロ』(1988年)

幼き姉妹と不思議な生物の出会い

埼玉県所沢市を舞台に描かれる、幼い姉妹の物語『となりのトトロ』。監督・脚本を担当したのは、スタジオジブリの宮崎駿です。 日本の自然がこれでもかと描かれている本作。病気を患う母のために引っ越してきた父と姉のサツキと妹のメイは、引っ越し先で不思議な生物と出会います。そんな不思議な生物との交流が描かれている、ファンタジー・ストーリーです。 ドキドキする冒険や胸ときめくような体験がギュッと詰まっており、子どもはもちろん、大人も童心に帰って楽しめるような作品です。また、家族の温かさを感じるシーンや天真爛漫なサツキとメイの素直な行動に、心をグッと掴まれます。

12位:『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』(2000年)

40分でこんなデジモンアニメを作れるのは細田守だけ

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アニメ映画の最高峰と言っても過言ではない。 30分程度でよくあそこまで上手くまとめられたよな… オメガモン大好きだー!!

デジタルワールドから帰還した子供たち。ほんの数ヶ月後の春休みに、突如新種の凶悪デジモンがネットに現れます。選ばれし子供たちは、凶悪なデジモンに立ち向かいます。 東映アニメーションが初めて手がけたという、フルデジタルの劇場映画は圧巻です。

11位:『もののけ姫』(1997年)

人間と自然は共に生きることができるのか

宮崎駿監督が贈る、色褪せない名作『もののけ姫』。公開当時には映画歴代興行収入を塗り替えたほど注目を集めた作品です。 本作は、青年アシタカがタタリ神の呪いを解くために旅に出るところから物語が展開していきます。その後、人間でありながらも犬神に育てられたサンと出会い、2人は“人間と自然の対立”に巻き込まれていくことに。 自然の描写が美しく繊細で、背景だけでも十分に見ごたえのある本作。メッセージ性も強く、人間と自然は共存することはできるのか、互いを尊重するとはどういうことなのかを問いかけてくるような作品です。 深みのある設定や考えさせるようなストーリーなど、見どころも非常に多く、幾度となく見返したくなるような珠玉の作品です。

10位:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)

海外にも大きな影響を及ぼしたおすすめの名作アニメ映画

igagurichan
igagurichan 4.5

自分という存在の不確かさ。 自分に魂(ゴースト)が存在するのか。 非常に哲学的であり、やっぱり押井作品は難解なのですが、とてつもなくカッコ良くて中毒になってしまうのであります。 少佐~!

ネットが世界に普及し、覆い尽くす近未来が舞台。公安警察の特殊隊・功殻機動隊がネット普及で生み出した国際的なハッカーとの対立を描く、SFかつアクション的なアニメーションです。 『パトレイバー(the Movie)』を手がける押井守の、丁寧な風景描写の際立つ人気作品です。

9位:『AKIRA』(1988年)

日本が世界に誇るアニメーション!今も名作たる圧倒的な面白さ

第三次世界大戦により、崩壊をしてしまった東京。復興したネオ東京は、半年後の2020年に東京オリンピックを控えます。高速道路を飛ばしていた主人公・金田と鉄男。しかし、奇妙な子どもの出現で転倒した鉄男は、軍用のヘリに連れ去られ……。 大友克洋が描く、渾身の超能力戦闘アニメです。

8位:『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993年)

緊張状態になった日本、戦争状態となった東京

『機動警察パトレイバー2 the Movie』は、押井守監督によるオリジナルアニメ『機動警察パトレイバー』の劇場版第2弾となった作品です。 不審な事件が続き緊張状態となった日本を舞台に、元凶となったテロリストを追い詰めていく姿が描かれる本作。押井監督らしさが詰まっており、都市で戦争が起こるとはどういうことなのかがリアルに映し出されています。 リアリティ溢れる描写やクオリティの高さが魅力的な本作ですが、政治色も強めで緊迫感に溢れており、最後まで目が離せなくなること間違いなし。登場人物のセリフも洗礼されており、ハッとするような場面も。 そんな本作はパトレイバーを題材に描かれるロボットアニメですが、一度見ただけでは汲み取れないような難解な部分も多く、大人向けのアニメ作品です。

7位:『風の谷のナウシカ』(1984年)

圧倒的な世界観で描かれる、優しき主人公の戦い

宮崎駿が自身の同名漫画作品を原作に映像化した『風の谷のナウシカ』。世界観がしっかりと構築されており、クオリティも非常に高く、数々の映画賞でも注目を集めた作品です。 舞台は、「火の七日間」と呼ばれる戦争から1000年後。人類はわずかながらに生き残り、腐海と呼ばれる毒や、巨大化した虫に怯えながら日々を送っていました。腐海からの毒が流れてこない風の谷に住む、少女ナウシカの物語が幕を開けます。 壮大な世界観が魅力的で、見る度に発見があるほど作り込まれており、何度見ても飽きることがない不朽の名作。優しさとたくましさを持つナウシカの勇気ある行動に心を打たれ、最初から最後まで思わず見入ってしまいます。

6位:『美女と野獣』(1991年)

美しき女性と野獣の恋を描いた不朽の名作

ディズニーが贈る、ロマンチックなラブストーリー『美女と野獣』。アニメ映画作品の中で初めてアカデミー賞の作品賞にノミネートされた、不朽の名作です。 本作では、美しさと強さを持つプリンセスのベルと、野獣の姿に変えられた王子の恋愛模様とその結末が描かれています。 丁寧に作られたストーリーや魔法によって食器や家具に変えられたキャラクター、シーンにピッタリの豪華な音楽など魅力たっぷりの本作。中でも、黄色のドレスをまとったベルと野獣がダンスする場面は、思わずウットリと見とれてしまう美しさがあります。 また、内面の美しさや本当の優しさとは何か、そっと教えてくれるような作品で、子どもも大人も楽しめる珠玉の作品です。

5位:『天空の城ラピュタ』(1986年)

ひたむきな青年と空から降ってきた少女の冒険

『天空の城ラピュタ』は、宮崎駿監督にとって初となるオリジナル長編アニメ作品です。劇中で登場する「バルス」という台詞は今でも話題に上ることが多く、ある意味で名言となっています。 本作は、炭鉱で働く見習いの少年パズーが、不思議な力を持つ「飛行石」のペンダントをつけた少女シータと出会ったことから物語は展開していきます。そして、そんな2人が飛行石を狙うムスカたちから逃げながら、空に浮かぶ天空の城「ラピュタ」を探す冒険作品となっています。 宮崎監督作品の魅力である飛行シーンは本作でも描かれており、見ごたえ抜群の圧巻のシーンとなっています。他にも、食事などの何気ない描写やアクションシーンなども魅力的。どんな状況でも諦めないひたむきな主人公パズーの姿に、勇気づけられるような1作です。

4位:『魔女の宅急便』(1989年)

人との交流を重ねて成長していく魔女の物語

『魔女の宅急便』は角野栄子の児童文学シリーズを原作に制作された作品で、監督を務めた宮崎駿にとって初めての原作ありきの長編作品となりました。そんな本作では、魔女の少女キキの成長が描かれている作品です。 立派な魔女になるために都会へと出てきたキキは、パン屋を営むソノの元で世話になることになります。そして、パン屋での荷物の配達の手伝いを通して人々と交流し、時には壁にぶつかりながらも前へ進んで行く、キキの成長物語です。 魔女のキキが主人公というファンタジー要素のある作品ですが、キキを取り巻く人々は至って普通の人間。そのため、現実離れしすぎということもなく、キャラクターたちが生き生きと描かれています。 また、荒井由実による主題歌「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」も物語にマッチしており、作品の魅力をより一層感じられるような楽曲となっています。

3位:『アラジン』(1992年)

魔法に冒険にワクワクが止まらない!王道ディズニーアニメ

『アラジン』とは『アラビアンナイト』を基に作られたファンタジー・アドベンチャー作品で、劇中歌「ホール・ニュー・ワールド」がアカデミー歌謡曲賞を受賞したことでも知られています。 主人公は貧しくも心が綺麗な青年アラジンで、魔人のジーニーが願い事を3つ叶えてくれるという魔法のランプを手に入れたことから物語が進んで行きます。 プリンセスのジャスミンとの恋や、ランプを狙うジャファーとの攻防など、見どころ満載の本作。色彩も鮮やかで、表情豊かなキャラクターが魅力的です。 また、ドキドキする冒険ものでありつつ、ジーニーによる魔法や魔法のじゅうたんといったユニークでファンタジーな要素もあり、何度見ても飽きない名作です。

2位:『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年)

後の世代に圧倒的な影響を残した押井守アニメ映画の最高傑作

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押井守ありがとう!!アニメ映画ということで敬遠していた作品でしたが、ciatrレビュアーのあまりの絶賛っぷりに押されて鑑賞です。『うる星やつら』は劇場版3作目(本作の次)しか観たことがなかったのですが、キャラクターなどを殆ど知らなくても大丈夫です。よく考えれば巧妙に序盤でそれぞれのキャクター説明がなされているというわけなのですね。 実写的アニメーションがとにかくすごいです。個人的には後半の方よりも前半の買い出しに行くシーンや先生がカフェで向かい合うシーンが特に好きです。超おしゃれですっごくかっこいい。 途中までその他キャラクターと同列のイメージの主人公(男の子とラムちゃん)ですが、これらが完全に主人公であることを決定づける瞬間があり、それらが夢であることを判明させる瞬間と重なるため、衝撃が大きいのだと思います。『ビューティフル・ドリーマー』というタイトルからわかるように夢モノなんですが、これがネタバレにならないレベルによく出来た非常にパワフルな脚本だと思います。鑑賞後ウィキペディアを読んだら絶対にもう一度観たくなると思います。校舎の件はすごい。鳥肌が立ちます。 オチはノーラン『インセプション』が真似てる、ということで良いでしょうか。

友引高校の文化祭前日。毎日続いている…?そう気付いた途端、友引町から人々が消えてしまいます。 高橋留美子の大人気漫画を原作とした、押井守手がける劇場版アニメ第2作目。胸がキュンとするラブコメディは何度見てもにんまりします。

1位:『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)

名セリフ連発!本当に面白い名作アニメ映画

HMworldtraveller
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ルパン三世、大好き。カリオストロの城も地上波で何度も観ている。シンプルで無駄の無い颯爽としたストーリー、冒険や探検に憧れた子供の頃の気持ちが自然と湧き上がるアドベンチャー的な要素、テンポのいい展開。何をとっても完成度の高い作品だと思う。 だけど、どうしても引っかかってしまうのがルパンのキャラクター。個人的に一番好きなルパンは、もっとエロくて、もうちょいワルで、猥雑で、騒々しくて、キザで、お宝に目がなくて、もっとお調子者なヤツ(笑)。そして赤いジャケットを着ているルパン。個人的な好みの問題だけど、このルパンはちょっと優等生過ぎるのよね。うーん、書きながら思ったけど私のストライクゾーンって結構狭いのかも( ̄▽ ̄)。 原作漫画、テレビアニメ、映画、そしてテレビシリーズでも初期の作風と第二期以降では登場人物のキャラクターが微妙に違うので、どこから入ってファンになったかで、人によって心に思い描くルパン像が異なるんだと思うし、どのルパンが好きでもいいと思う。カリオストロのルパンは私の一番好きなルパンとは違うけど、それは、作品の素晴らしさを揺るがすものじゃない。いろんなルパンがいろんな層のファンを獲得していくのもいい。 唯一、あげるとしたら悪役の魅力度かな〜。宮崎駿監督作品で、明確な悪役の位置付けのキャラクターが出てくるという意味でラピュタと比較すると、カリオストロの城の伯爵よりも断然ムスカ大佐に軍配が上がります。 うーん、やっぱり、私のストライクゾーンの問題かっ⁈

偽札を製造する、裏世界経済の暗躍地カリオストロ国を舞台に描かれる本作。盗みを働くはずが、カリオストロの王女クラリスの救出活動を開始することになったルパンたち。 ロマンスとアクションを兼ねた、シリーズ最高傑作とも言えるルパン三世の劇場映画。人生で一度は見ておきたい、宮崎駿の初監督作品です。

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