あの日本人女優も…タランティーノ作品に出演する強烈なキャラクター10人まとめ

2017年7月6日更新

タランティーノといえば暴力と犯罪にまみれた人々を描くことにかけて右に出る者はいません。その独特な作風から根強いファンも多いはず。Whatculture.comではタランティーノ作品の中から特に個性的で強烈なキャラクターをピックアップして紹介しています。

1.店に置いてあるものまで超個性的!

パルプ・フィクション

メイナード(『パルプ・フィクション』)

デュアン・ウィテカー演じるポルノショップの変態店主メイナードは、ブッチ(ブルース・ウィリス)とマーセルス(ヴィング・レイムス)が迷い込んだ際に2人を捕らえようとします。普通だったら乱闘中の男が店に突入したら慌てるでしょうが、メイナードは顔色一つ変えずに悪友ゼッドをけしかけるのです。

彼の店もチェーンソーや日本刀といったホラー映画にぴったりの小道具が揃っています。さらにメイナードはその刀で殺されてしまうのですから、なんとも衝撃的な最期でもあります。

2.お金を払えば患者に何をしてもいい!?

キル・ビル

バク(『キル・ビル Vol.1』)

マイケル・ボーウェン演じる病院スタッフ、バクは『キル・ビル』シリーズで一番不埒で下品なキャラクターと言えるでしょう。

彼は75ドル払った人に、昏睡状態に陥っているザ・ブライドへイタズラする権利をあげていました。施術中にも放送禁止用語がどんどん飛び出してくる、別の意味でヤバい脇役です。

3.不気味な存在感で裏世界に立つ男

ジャッキー・ブラウン

オデール・ロビー(『ジャッキー・ブラウン』)

主人公ジャッキーの裏の仕事の雇い主、オデール・ロビー(サミュエル・L・ジャクソン)。諸悪の根源のような存在のオデールとジャッキー、レイの間の駆け引きが物語の要となります。

オデールは金と権力のためならなんでもする男で、保釈された仲間のボーマンを口封じのために殺害した際もなんのためらいもなくやってのけました。

4.状況を悪くし、より映画を複雑にする!?

フロム・ダスク・ティル・ドーン

リッチー・ゲッコー(『フロム・ダスク・ティル・ドーン』)

タランティーノ脚本でロバート・ロドリゲスが監督を務めた本作は、強盗殺人を犯した兄弟の逃亡劇。格好良くキメたい兄セスの足を引っ張るのが、どこか抜けている弟リッチー・ゲッコーです。

状況を悪くすることにかけては天才のリッチー。冒頭のガソリンスタンドのシーンでも、丸く収めようとしたセスに対し、リッチーは警官に拳銃を抜いてしまい、ガソリンスタンド丸ごと爆破させる騒ぎとなってしまいます。しかも驚くべきはこのリッチーを演じているのはタランティーノ自身だということです。

5.血の涙はトラウマレベル

キル・ビル vol.1

GOGO夕張(『キル・ビル Vol.1』)

栗山千明が演じたGOGO夕張はオーレン石井のボディガードでした。高校生にして車を運転し、ザ・ブライドとの戦闘ではサディスティックな喜びに満ちて鎖の付いた凶器を振り回しています。血の涙を流しながら死んでいく最期も強烈でした。

この役所が彼女に回ってきたのはタランティーノが『バトル・ロワイヤル』を観たことによるそうです。

6.一度ハンドルを握ったら豹変!

デス・プルーフ in グラインドハウス

スタントマン・マイク(『デス・プルーフ in グラインドハウス』)

女の子とバーで楽しく話す男の正体は、スタント用の車で女性を追い回し死に至らしめる殺人鬼スタントマン・マイク。元々スタントマンだったというだけあって、マイクの腕前は本物。カート・ラッセルの演技も光ります。

7.実在しなくてよかった!無差別殺人鬼

レザボア・ドッグス

ミスター・ブロンド(『レザボア・ドッグス』)

マイケル・マドセン演じるミスター・ブロンドは仲間のミスター・ホワイトやミスター・ピンクからも「あいつはサイコパスだ」と言われるほど狂気に満ちています。無差別で人を殺す様は、確かに狂っているとしか言えません。

8.「ユダヤ・ハンター」の異名を持つナチスの申し子

イングロリアス・バスターズ

ハンス・ランダ(『イングロリアス・バスターズ』)

悪役の多くが自分の行いは善だと信じ込んでいるように、ランダ大佐も自分は社会に必要な人材だと思っています。彼は教養があり4ヶ国語を操るインテリでもあります。一方で冷酷に殺人も行えるわけですから、まさに鬼に金棒といった人物。

最終的には自分の利益を優先し、ヒトラーや他のナチス上官を罠に嵌めるというしたたかさも持ち合わせています。

9.少ない登場時間でも観客に恐怖を与える

トゥルー・ロマンス

ヴィンセンツォ・ココッティ(『トゥルー・ロマンス』)

彼が登場するのはおよそ10分ほど、しかも殆どセリフを発していないのにその存在感は抜群です。オープニンングのドスの効いたセリフとクリストファー・ウォーケンの演技によるものでしょうか。

10.予測不能な行動で殺しを全うする

エル・ドライバー

エル・ドライバー(『キル・ビル Vol1/Vol2』)

復讐など強い動機がなくても単なる悪意で人を殺すことができるのがDiVASの1人、エル。

ザ・ブライドとは犬猿の仲で、かつて自分を隻眼にした相手を殺害するなど残忍な面を持っています。特にビルの弟、バドと刀を取引するシーンでは毒ヘビを仕込んで彼を殺してしまうなど、目的のためならなんでもする、ザ・ブライドのライバルにふさわしい相手となっています。