2017年7月6日更新

『ヘイトフル・エイト』のなんだこれ!ってなる16のシーン【ネタバレあり】

クエンティン・タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』が2016年2月27日に公開になります。今回は『ヘイトフル・エイト』のなんだこれ!ってなる16のシーンを紹介します。

クエンティン・タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』

クエンティン・タランティーノ長編映画第8作『ヘイトフル・エイト』がついに、2016年2月27日公開になります。

1.5分セリフがないオープニング!?

『ヘイトフル・エイト』はオープニング5分、全くセリフがないシークエンスが続きます。

ロバート・リチャードソンの美しい撮影、エンニオ・モリコーネ作曲の素晴らしいサウンドトラックが流れる中続くシークエンスのため、セリフなしでも全く問題ありません。

2.デイジーが酷い目に遭い過ぎ!?

今作で特に称賛を受けているのが、デイジーを演じたジェニファー・ジェイソン・リーです。

デイジーはルースやウォーランから顔をはたかれたり、熱々のシチューをかけられる、血しぶきを顔に吹きかけられるなど、散々な目に遭っていました。

この写真の場面は、映画全体を通して最も忘れ難い瞬間のひとつです。

3.あのセリフが登場する!?

クエンティン・タランティーノは自身の作品の引用をたびたび最新作に入れ込むことで知られていますが、今作も例外ではありません。

馬車がミニーの店へ到着、ルースがある疑いを持っていることを露わにする場面。

ルースが全員の銃を集め始めると、マイケル・マドセン演じるジョーがこう発言します。“A b***ard’s work is never done, huh,”

このセリフはタランティーノ作品『イングロリアス・バスターズ』の有名なセリフ“A basterd’s work is never done.”の引用です。

4.衝撃的な交換条件!?

ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)とジェネラル・サンディ・スミザース(ブルース・ダーン)が座って話し込むシーン。

サンディの息子の最期の瞬間は、凍えるような寒さの中を裸で這い、ブランケットを手に入れるためにフェラを申し出たと、ウォーレンが衝撃の告白をします。

ウォーレンの言葉は真実かどうか分かりませんが、本当ならフラッシュバックシークエンスに負けないくらいの衝撃です。

5.タランティーノがナレーションを担当!?

スミサーが死亡後、次のチャプターが始まることになりますが、そこで流れるナレーションの声がクエンティン・タランティーノでした。

ひどいオーストラリアアクセントではさすがになかったものの、決して称賛できるクオリティのナレーションではありませんでした。

6.ルースのドSっぷり!?

スミサーのドラマが終わった後、デイジーがギターでオーストラリアのフォークソング、ジム・ジョーンズの曲の弾き語りを始めます。

感動したルースはもう一曲リクエストしていましたが、次の曲が終わった瞬間に豹変、“音楽の時間は終わりだ”と叫びながらギターを壁にたたきつけて破壊してしまいます。

7.毒入りコーヒー!?

カート・ラッセル演じるルースが血へどを吐いて死んだ後、クリス・マニックス演じる保安官が毒入リコーヒーを危うく飲みそうになり、吐き出す場面があります。

この場面は今作で最高のスラップスティックシーンのひとつです。

8.最も衝撃的なデスシーン!?

今作で最もエキサイティングで、印象的なデスシーンは、デミアン・ビチル演じるメキシカン、ボブが死亡する場面でしょう。

ボブは尋問にかけられ、嘘つきと呼ばれた後、ウォーレンに胸を2発撃ち抜かれ床に崩れ落ちます。

それでも気の収まらない、ウォーレンはさらにボブの顔に銃弾を二発撃ち込み、ボブの頭はグチャグチャに、床は血の海となります。

9.チャニング・テイタムの登場シーン!?

チャニング・テイタム(『マジック・マイク』『フォックス・キャッチャー』)が今作に出演することが、公開前(アメリカ)から分かっていましたが、彼の役について詳しい情報は明らかにされていませんでした。

チャニング・テイタムは今作で、デイジーの弟ジョディを演じています。デイジーの店の床下に隠れていて、重要な場面で登場する、おいしい役回りを与えられています。

10.『パルプ・フィクション』のように謎が明らかになる!?

モブレー、ボブ、ジョディがスミザース以外の全員を殺していて、ルースとデイジーが現れるのを単に待っていただけだったことがフラッシュバックシーンで、明らかになります。

また、4人のキャラクターたちは、同じアウトローチームのメンバーであることも明らかに。今作はパズルのように時間軸を使って謎を明らかにするなど、タランティーノの傑作『パルプ・フィクション』を思い起こさせる構造です。

11.『レザボア・ドッグス』のようなエンディング!?

今作のエンディングはタランティーノの長編デビュー作、『レザボア・ドッグス』のように曖昧です。生き残ったキャラクターたちのその後の運命が提示されることはありませんでした。

12.タランティーノの作品常連のスタントウーマンが出演!?

『キル・ビル』『イングロリアス・バスターズ』など、タランティーノ作品常連のスタントウーマン、ゾーイ・ベルがシックス・ホース・ジュディ役で今作に出演しています。

ジュディの死体が井戸へと投げ込まれる場面では、自らスタントを務め、頭から巨大マットに着地していたそうです。

13.笑えるゴア描写シーン!?

映画の最終章、マニックスとウォーレンは床下に潜むジョディをおびきよせるために、デイジーを人質に取ります。

姿を現した、ジョディはウォーレンに頭を吹き飛ばされ、その血しぶきや脳みそがデイジーに飛び散ります。この場面はとても恐ろしいゴア描写のはずが、デイジーのリアクションなどによって、指折りの笑える場面に仕上がっています。

14.ウォーレンの銃の威力に一貫性がない!?

ウォーレンの銃のパワーは一定ではないようです。

ウォーレンがジョディの頭を撃った時は、頭が吹き飛ぶほどの威力を発揮していましたが、デイジーの足を撃った時、デイジーの足は穴が開くだけで吹き飛びませんでした。

15.デイジーがルースの腕を切断するシーン!?

激しい銃撃戦が繰り広げる中、デイジーは助かるために、手錠で繋がれたルースの腕を、日本刀またはマチューテのようなもの(カメラに明確に映ることはないが、剣の柄のようなものがあった。)で、切り落としてしまいます。

16.デイジーの死刑シーン!?

マニックスがデイジーを撃ち殺そうとすると、ウォーレンがそれを制止します。

これは、ジョン・ルースの望みを叶えるためでした。デイジーは死刑宣告を受け、首を吊られることに。その時、手錠がかけられたデイジーの腕に切り落とされたルースの手がぶら下がったままでした。