2017年7月6日更新

新作!『スター・トレック ビヨンド』あらすじ・キャスト【大人気SFシリーズ第三作!】

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スター・トレック・ビヨンド

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豪華な製作陣が贈る『スター・トレック ビヨンド』

1966年のテレビドラマ放映開始以降、アメリカのみならず世界中に多くのファンを持つ大人気SFシリーズ「スター・トレック」。J・J・エイブラムスが監督を務め、カーク艦長の若き日を描いた新シリーズ『スター・トレック』(2009年公開)、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2009年公開)は大ヒットし、全世界で8億5300万ドルの興行収入を記録しました。 2作の続編にあたる本作ではJ・J・エイブラムスが監督から製作にまわり、新監督には大人気アクションシリーズ『ワイルド・スピード』を手掛けるジャスティン・リーが抜擢されました。脚本は本シリーズのスコット役でおなじみのサイモン・ペッグらが担当します。

『スター・トレック ビヨンド』のあらすじ

エンタープライズ号を失った絶体絶命の乗組員たち

舞台は前作から2年半後。 ジェームズ・T・カーク艦長(クリス・パイン)が率いるエンタープライズ号は航海中に未知のエイリアンからの激しい襲撃に遭い、ついにエンタープライズ号は破壊されてしまいます。 乗組員たちは命からがら艦体から脱出できましたが、未踏の惑星に取り残されます。そこで彼らを待ち受けていたのは、エイリアンからの容赦ない攻撃でした。 脱出時にバラバラになってしまった乗組員たちは、エイリアンと死闘を繰り広げます。 また、乗組員たちはこの惑星から何とかして脱出しようと試行錯誤しますが、死闘を繰り広げながらのこの試みは困難を極めます。

おなじみの顔ぶれに加え新キャストも!

主演クリス・パインが続投

前作、前々作で直感的で無鉄砲な主人公ジェームズ・T・カーク船長を熱演し、高い評価を得たクリス・パインが続投されました。 他の出演作には『アンストッパブル』(2011年)、『Black&White ブラック&ホワイト』(2012年)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(2015年)などがあります。 また、主演ディズニー最新作『ザ・ブリザード』の公開が2016年2月27日に決定しています。最も不可能な救出ミッションとして語り継がれている【SSペンドルトン号の救出劇】を描いた奇跡のノンフィクションで、こちらからも目が離せません!

スポック役にザカリー・クイント

スポック役にはザカリー・クイントが続投されています。ザカリー・クイントは『24 -TWENTY FOUR-』のアダム・カウフマン役や、『HEROES』のサイラー役でブレイクしたことでも有名で、日本でも知名度が高い俳優です。 彼は自身が同性愛者であることを公表しているオープンゲイ俳優としても知られており、世界モデルランキングトップ10入りを果たしているイケメントップモデルのマイルズ・マクミランと順調に交際している様子が報じられており、結婚まで秒読みではないかとも噂されています。 またクリス・パインとザカリー・クイントは、次回作となる第4作にも出演する契約を結んだことが明らかにされています!

スコット役兼脚本を担当 サイモン・ペッグ

カークらを支える乗組員モンゴメリー・スコット役に続投されたサイモン・ペッグは、今回から共同脚本家として製作に関わっています。イギリス出身のコメディアン俳優のサイモン・ペッグは、前々作『スター・トレック』(2009年)でSFオタクとしても有名な彼のキャスティングは長年のスタートレックファンの間での納得だと好評を得ました。 『スター・ウォーズ』シリーズをはじめとしたSFオタクの俳優であるサイモン・ペッグは、1999年から2001年にイギリスで放映されたテレビドラマシリーズ『スペースド』で脚本を担当しており、『スター・ウォーズ』オタクの主人公を自ら演じて注目を集めました。この経緯もあって脚本に抜擢されたのかもしれませんね。 彼が演じる乗組員スコットも、前作に引き続きどのようにストーリーの展開に関わっていくか期待されます。 ちなみに、2015年12月に公開された『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に実はカメオ出演している彼。ジャクーの商人アンカー・プラットに扮しているのですが、特殊メイクによって面影が全くなくなっているので、気付かれなかった方も多いのではないでしょうか?

ボーンズ役にはカール・アーバン

カーク船長のよき理解者でもあるボーンズには前2作に引き続きカール・アーバンが抜擢されています。 カールは『スター・トレック』シリーズのほか、『ロード・オブ・ザ・リング』でエオメルを演じたことでも知られています。

ウフーラ役にはゾーイ・サルダナ

エンタープライズ号の通信士官ウフーラ役で前作、前々作同様ゾーイ・サルダナが続投することになりました。『アバター』(2009)ではヒロインのネイティリ役、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)ではガモーラ役など近年のヒット作にも多く出演しており、その2作の続編では再出演が決定しています。

スールー役にはジョン・チョー

エンタープライズ号のパイロット。スールーを演じるのはこちらも前2作に引き続いて、韓国系アメリカ人のジョン・チョー。 今作でスールーはゲイとして描かれるそうで、これは以前スールーを演じていた日系俳優のジョージ・タケイがゲイを公表し、自らも性的マイノリティのために積極的に活動していることに対してスタッフ陣が敬意を表す意味での設定だということです。

パヴェル・チェコフ役にはアントン・イェルチン

エンタープライズ号の操縦士パヴェル・チェコフ役には前作、前々作から続投のアントン・イェルチン。これからの活躍が楽しみな俳優でしたが、2016年6月、事故で27歳という若さでこの世を去ってしまいました。 アントンは『スター・トレック』シリーズの他にも『ターミネーター4』(2009)や『フライトナイト/恐怖の夜』(2011)などのヒット作に出演しています。

注目の新キャスト陣!今回の悪役はイドリス・エルバ

『マイティ・ソー』シリーズ(2011年~)、『ゴーストライダー2』(2011)、『パシフィック・リム』(2013)などの大作への出演が続いているイギリス人俳優イドリス・エルバが今回の悪役として起用されました。イドリス・エルバは007シリーズの次期ジェームズ・ボンドに抜擢されるのではという噂もあり、今目が離せない俳優の一人です。 前作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で、べネディクト・カンバーバッチが悪役を魅力的に熱演して非常に評価を高めただけに、イドリス・エルバの本作での演技も注目されます!

ヒロインに新進女優ソフィア・ブテラ!

大ヒットスパイアクション映画『キングスマン』(2015年9月公開)で義足の暗殺者ガゼルを演じ、華麗なアクションで観客を魅了したソフィア・ブテラが本作のヒロインに抜擢されました。ソフィア・ブテラは、ジャズミュージシャンの父と建築家の母を持つアルジェリア出身のダンサーで、名門バークリー音楽大学を卒業しています。NIKEのCMで注目を集めた後、『ストリートダンス2』(2012年公開)で女優デビューを果たしました。 本作『スター・トレック ビヨンド』では主役級のキャラクターを演じるとしか明かされていないので、『キングスマン』に引き続き悪役ヒロインなのか、クルーの仲間のヒロインなのかまだ分かっていませんが、本作の見どころである大胆なアクションに一役買うのは間違いないでしょう。 ジャスティン・リン監督は、映画出演経験ゼロのミス・イスラエルのモデル、ガル・ガドットを『ワイルド・スピード MAX』(2009年)で大抜擢し大スターに導いた経験を持つので、本作においてもソフィア・ブテラがどれほど注目を集めるのか目が離せません!

旬な製作陣が『スター・トレック ビヨンド』を盛り上げる!

製作には今最も旬なJ・J・エイブラムス!

2015年12月末に公開された監督作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界中で大ヒットを記録し、飛ぶ鳥を落とす勢いで進むJ・J・エイブラムス。 スター・ウォーズ新シリーズ、スター・トレック新シリーズという2大SFシリーズを手掛ける彼は、スター・ウォーズ製作の多忙さ故に本作の監督を降り、製作を担当しました。

新監督にジャスティン・リン

監督には、『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』、『ワイルド・スピード MAX』、『ワイルド・スピード MEGA MAX』で常識を覆すアクションシーンで全世界を熱狂させたジャスティン・リンが抜擢されました。 ジャスティン・リン監督がどのような新スター・トレックを生み出すのか、大いに注目されています!

コミカルなシーンは必見!

本作では、意外にもコミカル要素が注目のポイントともなっているようです。スポックを演じるザカリー・クイントは、
本作はユーモアも満載だ。ユーモアが場の緊張をやわらげ、各自の個性を際立たせるんだ
引用:eiga.com
と解説しています。 本作では、互いに相反する性格を持つスポックとボーンズの掛け合いなどが、コミカルな作品に仕上げています。主演のクリス・パインは、
スリル、笑い、感動などさまざまな要素がある。でも究極のテーマは仲間との固い結束だ
引用:eiga.com
と様々な要素が作品にあることを説明し、チームワークが一番のテーマとなっていることを明かしました。

『スター・トレック ビヨンド』の見どころ

本作『スター・トレック ビヨンド』の見どころは何といっても、かつてないスピード感と度肝を抜くようなアクションになるでしょう!ジャスティン・リン監督が生み出すアクションシーンによってシリーズが新境地を迎えることは間違いありません。 また、新たに描かれるストーリーにも注目です。前々作・前作までの世界観はどこまで取り込まれているのでしょうか?より旧シリーズに近づいたものになるのでしょうか? 前作、前々作を引き継ぐ姿勢に言及したジャスティン・リン監督のコメントはこちら。
「脚本を担当したサイモン(・ペッグ)とダグ(・ユング)と一緒に、時間を割いて考えたんだ。スター・トレックは50年も続いているシリーズで、関わった映画作家は一人一人異なる視点を持っている。スター・トレックの宇宙は、多くの視点や旅路や冒険を包容できる。J・Jがもたらしたものを、僕は喜んで受け止める。J・Jがいなかったら、そもそも僕らみんなが一緒に仕事をすることはなかったから、とても感謝しているんだ」と、まずはエイブラムスの手掛けた前作を尊重する姿勢を示したリン監督。 その上で、「と同時に、問題となっている事柄を真剣に取り扱うのかと訊かれれば、答えはノーになる。意味を軽んじているわけじゃないし、起きなかったことにするわけではない。今やこの宇宙の一部となっているものだからね」と、リン監督は続けている。
引用:dramanavi.net

予告編ではウフーラをはじめクルーが戦う姿も!

前述した通り、スピード感とアクションが見どころの本作。今回の予告編では、一番のテーマとなっている「チームワーク」が際立つような、ウフーラをはじめクルーたちのアクションもちらほら見られます。 宇宙を舞台にした壮大なアクションはもちろん、クルーたちのチームワークと絆に焦点を当てたシーンにも要注目です。 全米公開は2016年7月22日公開、日本公開は2016年10月21日公開です。ストーリーやキャラクターにもまだまだ明かされていない部分が多い本作。全く新しいシリーズ最新作『スター・トレック ビヨンド』から目が離せません!