涙あり!笑いあり!アカデミー史上に残る授賞式の名・珍場面20選

2017年7月6日更新

年に一度開催される映画界最大の祭典アカデミー賞授賞式。いままで数えきれない感動的場面、歴史的名場面が生まれてきました。今回はアカデミー史上に残る授賞式の名・珍場面20選を紹介します。

1.ハティ・マクダニエル:アフリカ系アメリカ人として初の快挙!?

1940年、第12回アカデミー授賞式の中で歴史的な瞬間が生まれています。『風と共に去りぬ』でハティ・マクダニエルが助演女優賞を獲得、アフリカ系アメリカ人として初の快挙でした。彼女の感動的なスピーチは全米の人々の胸を打ち、歴史が刻まれた瞬間となりました。

2.マーティン・スコセッシ:名監督たちが祝福!?

『タクシー・ドライバー』など、数々の名作を残してきたマーティン・スコセッシが初めてオスカーを獲得したのは、2007年の『ディパーテッド』でのことでした。

1980年、『レイジング・ブル』で初めてオスカーにノミネートされて以来、4度アカデミー監督賞にノミネートされましたが、受賞には至りませんでした。

スコセッシの親友のフランシス・フォード・コッポラ、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグが壇上に上がり、監督賞受賞者の名を読み上げたこともあり、第79回アカデミー賞授賞式は多くの人の記憶に残る素晴らしい受賞式になりました。

3.クリストファー・リーブ:車いす姿で会場に登場!?

スーパーマンとして知られる俳優クリストファー・リーブは、1995年の落馬事故によって、首から下が麻痺し、俳優を引退することを余儀なくされました。

1996年、第68回アカデミー賞授賞式に、クリストファー・リーブが車椅子で登場、映画における社会貢献の重要性を語るスピーチを届け、会場は感動の渦に包まれました。

4.ウディ・アレン:アカデミー授賞式初登場!?

『アニー・ホール』などで知られるウディ・アレンは俳優、監督、脚本家として何度もアカデミー賞にノミネートされてきましたが、授賞式に姿を現すことはありませんでした。

しかし、2001年、アメリカ同時多発事故が起きたことで状況は変わりました。同時多発テロが起きたニューヨークはウディ・アレンの出身地でもあり、数多くのウディ・アレン映画の舞台となった場所でした。

2002年、アカデミー授賞式にウディ・アレンが初めて登場、アカデミー会員たちはスタンディングオベーションで彼を迎えました。

ウディ・アレンは独特のユーモアを交えてニューヨーク愛を語り、感動的なスピーチを会場に届けました。

5.グウィネス・パルトロー:アカデミーの歴史に刻まれた感動スピーチ!?

『恋に落ちたシェークスピア』(1998)でアカデミー賞主演女優賞を獲得したグウィネス・パルトロー。1999年、第71回アカデミー賞授賞式で、グウィネス・パルトローはアカデミー賞の歴史に残る感動的なスピーチを行っています。

彼女が、共に主演女優賞にノミネートされていたメリル・ストリープに最大の敬意を示した後、声を震わせながら母親に感謝を述べた瞬間は、まさに全米が泣いた瞬間です。

6.ヒース・レジャー:亡き息子のために家族が登壇!?

『ダークナイト』で映画史に残るパフォーマンスでジョーカーを演じた後、28歳という若さで亡くなったヒース・レジャーは2009年、第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。

授賞式に登場したのは彼の家族でした。アカデミーに感謝を述べた後、ヒースにあらためて別れの言葉を贈りました。

7.ロベルト・ベニーニ:子供のように喜びを表現!?

1999年、第71回アカデミー賞『ライフ・イズ・ビューティフル』で主演男優賞、外国語映画賞を受賞したロベルト・ベニーニ。

受賞作が発表された瞬間ロベルトは、座っていたシートによじ登り喜びを表しました。その時のロベルトのリアクションは決して行儀のよいものではありませんでしたが、『ライフ・イズ・ビューティフル』グイド役のように、おかしく、愛おしい姿だったため、会場は温かい雰囲気で包まれていました。

8.マーロン・ブランド:アカデミー主演男優賞を拒否!?

1973年、第45回アカデミー賞、マーロン・ブランドは『ゴッドファーザー』で主演男優賞を獲得しましたが、それを拒否、自身の代わりにネイティブアメリカンの女性を会場に送りました。

これはハリウッドやアメリカのテレビでネイティブアメリカンが不当に扱われていることに対する抗議でした。

9.ハル・ベリー:ハティ・マクダニエル以来の快挙!?

2002年、ハル・ベリーは『チョコレート』レティシア役でアカデミー主演女優賞を獲得しました。これは、アフリカ系アメリカ人女性にとって初の快挙、彼女は単に黄金のオスカー像を獲得しただけではなく、1940年、ハティ・マクダニエルが『風と共に去りぬ』でアカデミー助演女優賞を獲得して以来、アフリカ系アメリカ人女性には閉じられていたオスカーのゲートを大きく開きました。

10.チャールズ・チャップリン:12分ものスタンディングオベーション!?

喜劇王として、アメリカに多大な貢献をしてきたチャールズ・チャップリンでしたが、一時期アメリカ映画界から追放されていたことがあります。

1972年、アメリカ追放から20年後、第44回アカデミー賞名誉賞受賞のため、チャップリンはアメリカに戻ります。会場は温かい拍手と12分にも及ぶスタンディングオベーションでチャップリンを迎えました。

11.マイケル・ムーア:政治的発言で大ブーイング!?

マイケルムーア

過激なドキュメンタリー映画を数多く撮ってきた、マイケル・ムーア。

2003年『ボウリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を獲得、その時の受賞スピーチでブッシュを批判する過激発言をしたことで、会場から大きなブーイングを浴びる前代未聞の事態となりました。

12.ジョン・トラボルタ:発音が適当すぎて批判を浴びる!?

ジョン・トラボルタ

2014年アカデミー賞授賞式で、ジョン・トラボルタは悪い意味で注目を集めてしまいました。

トラボルタは『アナと雪の女王』の主題歌『Let it Go』を歌唱したイディナ・メンゼルを“アデル・ダズィーム”と全くことなる発音で紹介、その後ネット上で多くの批判を受けることとなりました。