2017年7月6日更新

2017年アカデミー賞ノミネート・受賞作品まとめ!作品賞発表でまさかのハプニング【速報】

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ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』
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2017年のアカデミー賞受賞作品が発表!【オスカーの栄光はどの作品に】

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅
今年もこの季節がやってきました。世界中の映画ファンが注目するアカデミー賞の時期です! 2017年の授賞式は現地時間の2月26日、ハリウッドのドルビーシアターで開催。授賞式では2016年『レヴェナント: 蘇えりし者』で念願の主演俳優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオや、『ルーム』で主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンがプレゼンターを務めました。

第89回アカデミー賞2017受賞作品まとめ【速報】

・作品賞は『ムーンライト』 ・監督賞はデイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』) ・主演男優賞はケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』) ・主演女優賞はエマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』) ・助演男優賞はマハーシャラ・アリ(『ムーンライト』) ・助演女優賞はヴィオラ・デイヴィス(『フェンス (原題)』) ・脚本賞は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ・撮影賞はリヌス・サンドグレン(『ラ・ラ・ランド』) ・脚色賞はバリー・ジェンキンス、タレル・アルヴィン・マクレイニー(『ムーンライト』) ・視覚効果賞は『ジャングル・ブック』 ・美術賞は『ラ・ラ・ランド』 ・メーキャップ&ヘアスタイリング賞は『スーサイド・スクワッド』 ・編集賞は『ハクソー・リッジ』 ・作曲賞はジャスティン・ハーウィッツ(『ラ・ラ・ランド』) ・衣装デザイン賞は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 ・歌曲賞はCity of Stars(『ラ・ラ・ランド』) ・音響編集賞は『メッセージ』 ・録音賞は 『ハクソー・リッジ』 ・外国語映画賞はイラン映画の『セールスマン』 ・短編実写映画賞は『合唱』 ・長編ドキュメンタリー賞は『O.J.:メイド・イン・アメリカ (原題)』 ・短編ドキュメンタリー賞は『ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-』 ・長編アニメ映画賞は『ズートピア』 ・短編アニメ映画賞は『ひな鳥の冒険』

アカデミー賞前代未聞のハプニング!作品賞発表の瞬間に何が…?

世界中の映画ファンがその瞬間を待ちわびていた、作品賞発表のときに前代未聞のハプニングが起きたのです。作品賞のプレゼンターは『俺たちに明日はない』などで知られる映画監督のウォーレン・ベイティと、女優のフェイ・ダナウェイ。 彼らがステージに立ち、封をあけ読み上げたのは『ラ・ラ・ランド』でした。 『ラ・ラ・ランド』は『タイタニック』と同じく史上最多ノミネートを記録しており、作品賞が発表されるまでに監督賞・主演女優賞を始めとする6部門でオスカーを獲得していました。勢いのまま『ラ・ラ・ランド』が作品賞を受賞したと、多くの観客が思ったことでしょう。 製作陣スタッフは拍手の中ステージに登壇。オスカーを手に喜びのスピーチを行ないました。 しかしスピーチが行われている最中に『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーが割って入り、『ムーンライト』が本当の作品賞であると発表。ジョークのように思えるこのハプニングに対して、プロデューサーは「ジョークではない」と正しい紙を観客に見せたのです。 実はアカデミー賞スタッフが“主演女優賞”が記された紙をウォーレンたちに渡してしまったらしく、そのまま舞台で読み上げ、このようなハプニングが起きてしまいました。 会場は一時騒然となりましたが、『ラ・ラ・ランド』製作陣、『ムーンライト』製作陣のお互いを思いやったユーモアのあるスピーチによって第89回アカデミー賞は幕を閉じました。

2017年アカデミー有力候補だった『ラ・ラ・ランド』/日本公開2017年2月24日

日本では2017年2月24日に公開された『ラ・ラ・ランド』。2014年に公開された『セッション』で話題をさらったデイミアン・チャゼルが監督を務め、主演にライアン・ゴズリングとエマ・ストーンという旬なハリウッド俳優をキャスティング。 『セッション』の監督が描くミュージカル映画ということで、日本でも公開前から話題に。本作は作品賞、監督賞を始めとする13部門で14ノミネートされ、2017年アカデミー賞受賞の最有力候補でしたが作品賞を逃し6部門で受賞となりました。 授賞式では作品賞発表時にスタッフが誤って主演女優賞の紙を渡してしまい、一瞬『ラ・ラ・ランド』が受賞するなどのハプニングが。 注目されていただけに作品賞を逃したのは残念ですが、32歳という史上最年少で監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルや、28歳でありながら2度もアカデミー賞にノミネート、今回見事受賞となったエマ・ストーンらが集結した作品は豪華な仕上がりになっています。

インデペンデント映画『ムーンライト』が作品賞を受賞!/日本公開2017年4月28日

アカデミー賞受賞有力候補の一つとして『ラ・ラ・ランド』など強豪作品と共に名を連ねていた『ムーンライト』。製作費を抑えたインデペンデント映画でありながら口コミで話題が広まり、第74回ゴールデングローブ賞も獲得しています。 マイアミに住む少年にフォーカスしたヒューマンドラマで、貧困・麻薬・育児放棄・性問題など多くの社会問題にフォーカスしたセンセーショナルな作品。 製作費を抑えた作品にもかかわらず本年度のアカデミー賞では『ラ・ラ・ランド』に次いで8部門で名前が挙がり、見事作品賞と助演男優賞を受賞しました。 近年「白人だらけのアカデミー」と批判されることが多かったオスカー賞レースですが、今回のアカデミー賞で「白人だらけのアカデミー賞」には終止符が打たれたことになります。

アカデミー作品賞ノミネート・受賞作品

『ムーンライト』
■「メッセージ」 ■「フェンス (原題)」 ■「ハクソー・リッジ (原題)」 ■「最後の追跡」 ■「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」 ■「ラ・ラ・ランド」 ■「LION/ライオン 25年目のただいま」 ■「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ■
「ムーンライト」

アカデミー監督賞ノミネート・受賞作品

ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』
■ドゥニ・ヴィルヌーヴ「メッセージ」 ■メル・ギブソン「ハクソー・リッジ (原題)」 ■
デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」
■ケネス・ロナガン「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ■バリー・ジェンキンス「ムーンライト」 ■トム・フォード「ノクターナル・アニマルズ (原題)」

アカデミー主演男優賞ノミネート・受賞作品

マンチェスターバイザシー
■デンゼル・ワシントン「フェンス(原題)」 ■アンドリュー・ガーフィールド「ハクソー・リッジ」 ■ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」 ■ヴィゴ・モーテンセン「はじまりへの旅」 ■
ケイシー・アフレック「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

アカデミー助演男優賞ノミネート・受賞作品

■ジェフ・ブリッジス「最後の追跡」 ■ルーカス・ヘッジズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ■デヴ・パテル「LION/ライオン 25年目のただいま」 ■マイケル・シャノン「ノクターナル・アニマルズ (原題)」 ■
マハーシャラ・アリ「ムーンライト」

アカデミー主演女優賞ノミネート・受賞作品

■イザベル・ユペール「エル (原題)」 ■ルース・ネッガ「ラビング 愛という名前のふたり」 ■ナタリー・ポートマン「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」 ■
エマ・ストーン「ラ・ラ・ランド」
■メリル・ストリープ「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」

アカデミー助演女優賞ノミネート・受賞作品

ヴィオラ・デイヴィス「フェンス (原題)」
■ミシェル・ウィリアムズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ■オクタヴィア・スペンサー「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」 ■ナオミ・ハリス「ムーンライト」 ■ニコール・キッドマン「LION/ライオン 25年目のただいま」

アカデミー脚本賞ノミネート・受賞作品

■「最後の追跡」 ■「ラ・ラ・ランド」 ■「ロブスター」 ■
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
■「20センチュリー・ウーマン (原題)」

アカデミー撮影賞ノミネート・受賞作品

■ロドリゴ・プリエト「沈黙―サイレンス―」 ■ジェームズ・ラクストン「ムーンライト」 ■
リヌス・サンドグレン「ラ・ラ・ランド」
■ブラッドフォード・ヤング「メッセージ」 ■グレイグ・フレイザー「LION/ライオン 25年目のただいま」

アカデミー脚色賞ノミネート・受賞作品

■エリック・ハイセラー「メッセージ」 ■ルーク・デイヴィス「LION/ライオン 25年目のただいま」 ■オーガスト・ウィルソン「フェンス (原題)」 ■アリソン・シュローダー&セオドア・メルフィ「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」 ■
バリー・ジェンキンス&タレル・アルヴィン・マクレイニー「ムーンライト」

アカデミー視覚効果賞ノミネート・受賞作品

ジャングルブック
■「バーニング・オーシャン」 ■「ドクター・ストレンジ」 ■
「ジャングル・ブック」
■「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」 ■「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

アカデミー美術賞ノミネート・受賞作品

■「メッセージ」 ■「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 ■「ヘイル、シーザー!」 ■
「ラ・ラ・ランド」
■「パッセンジャーズ」

アカデミーメーキャップ&ヘアスタイリング賞ノミネート・受賞作品

スーサイドスクワッド
「スーサイド・スクワッド」
■「幸せなひとりぼっち」 ■「スター・トレック BEYOND」

アカデミー作曲賞ノミネート・受賞作品

「ラ・ラ・ランド」
■「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」 ■「LION/ライオン 25年目のただいま」 ■「ムーンライト」 ■「パッセンジャーズ」

アカデミー衣装デザイン賞ノミネート・受賞作品

『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』
■「マリアンヌ」 ■
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
■「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」 ■「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」 ■「ラ・ラ・ランド」

アカデミー歌曲賞ノミネート・受賞作品

■Audition、
City of Stars「ラ・ラ・ランド」
■How Far I'll Go「モアナと伝説の海」 ■Can't Stop the Feeling!「トロールズ (原題)」 ■The Empty Chair「ジム:ザ・ジェームズ・フォーリー・ストーリー (原題)」

アカデミー外国語映画賞ノミネート・受賞作品

■デンマーク「ヒトラーの忘れもの」 ■スウェーデン「幸せなひとりぼっち」 ■
イラン「セールスマン」
■オーストラリア「タナ (原題)」 ■ドイツ「ありがとう、トニ・エルドマン」

アカデミードキュメンタリー部門ノミネート・受賞作品

■「13th -憲法修正第13条-」 ■「アイ・アム・ノット・ユア・ニグロ (原題)」 ■
「O.J.:メイド・イン・アメリカ (原題)」
■「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」 ■「ぼくと魔法の言葉たち」

アカデミー長編アニメーション部門ノミネート・受賞作品

ズートピア
■「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」 ■「モアナと伝説の海」 ■「マイ・ライフ・アズ・ア・ズッキーニ (英題)」 ■「レッドタートル ある島の物語」 ■
「ズートピア」

ベンアフレックの弟が主演『マンチェスター・バイ・ザ・シー』/日本公開2017年5月

2017年5月に日本でも公開することが決定している『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。主演を務めたケイシー・アフレックはバットマン役でお馴染み、ベン・アフレックの弟です。 突然兄が心臓発作でこの世を去り、それと同時に自分が甥の保護者になることが知らされます。しかし彼は直面した問題以上に大きな悩みを抱えていたのです。 本作も6部門でノミネートされており、見事主演男優賞をケイシー・アフレックが受賞。兄のベン・アフレックよりも先にオスカー像を手に入れることとなりました。

8部門でノミネートされたSF映画『メッセージ』/日本公開2017年5月19日

『ムーンライト』と同じく『ラ・ラ・ランド』に次いで8部門にノミネートされたのが『メッセージ』。音響編集賞を受賞しました。 突然、世界各地に点々と現れた謎の飛行物体。パニックになった人間たちの先頭に立つ言語学者のルイーズをエイミー・アダムスが務めます。 ドゥニ・ヴィルヌーヴは『プリナーズ』や『複製された男』などの監督として知られており、2017年には『ブレードランナー』の続編である『ブレードランナー 2049』の監督を務めることが決まっています。

ディズニー映画がアカデミー賞受賞!『ズートピア』/日本公開2016年4月23日

『ベイマックス』に次いで公開されたディズニーアニメ映画です。動物たちの理想の世界“ズートピア(Zootopia)”。 主人公のジュディは警察官を目指す正義感の強いアナウサギ。ずる賢いキツネのニックを相棒に、偏見がなく平等な世界を目指します。ジュディの芯の強さに思わず心が洗われる作品です。 ジブリ作品『レッドタートル』との賞レースとなりましたが、見事『ズートピア』が受賞となりました。

ハリーポッタースピンオフ作品『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』/日本公開2016年11月23日

2011年に『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が公開され、シリーズ完結となったハリーポッター。本シリーズの作者J.K.ローリングがスピンオフ作品として原作を執筆した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開されました。 スピンオフシリーズは全部で5作品になる予定なんだとか。新しいハリポタシリーズで主人公を務めるのは2014年に『博士と彼女のセオリー』で主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインです。 1926年のイギリス・ニューヨークを舞台にした本作は美術賞や衣装デザイン賞の2部門でノミネートされ、衣装デザイン部門を受賞しました。

スターウォーズシリーズのスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』/日本公開2016年12月16日

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開から約1年、2016年12月に公開されたのはスピンオフ作品『ローグワン』です。 スターウォーズエピソード3と4の間の出来事を描いた作品で、レイア姫がデススターの設計図を手に入れるまでが描かれています。主人公ジンを務めたのは『博士と彼女のセオリー』でエディ・レッドメインと共演したフェリシティ・ジョーンズです。 本作は視覚効果賞で名前が挙がっていましたが、惜しくも『ジャングル・ブック』視覚効果(VFX)賞を譲る形となってしまいました。

マーティンスコセッシ監督作品『沈黙-サイレンス-』/日本公開2017年1月21日

遠藤周作の小説『沈黙』を原作に、監督のマーティン・スコセッシが28年もの年月をかけて製作した『沈黙-サイレンス-』。島原の乱終戦後の廃れた日本を舞台に、隠れキリスト教徒(切支丹)たちの葛藤を描きます。 本作で窪塚洋介や小松奈菜をはじめとする、多くの日本人俳優がハリウッド映画デビューを果たしました。 1人称のようにカメラを回す手法や拷問のシーンを鮮明に映し出す映像が評価され、撮影賞受賞の候補として挙がっていましたが惜しくも受賞には至りませんでした。

VRアニメがアカデミー短編アニメ賞にノミネート!『パール (原題)』

2016年世界を賑わせたVR技術。なんと短編アニメ部門にて初めてVR作品がノミネートされました。 わずか5分の間に描かれる物語は、車の中だけを切り取った少女の半生。ギターを弾いて歌を聞かせていた父に影響されてミュージシャンを目指すようになった娘が主人公です。 本作を製作したのはGoogle Spotlight Stories。VR技術の拡大に合わせて、360度見渡せる動画を製作し提供しています。動画はYouTubeにアップされているため、誰でも視聴することができます。

2017年は番狂わせアカデミー?最多ノミネートの『ラ・ラ・ランド』は作品賞受賞ならず

有力候補だった『君の名は。』、『沈黙』俳優賞はノミネートを逃す

『君の名は。』
受賞作品発表前に13部門14ノミネートされていた『ラ・ラ・ランド』。勢いのまま多部門で受賞することを予想していた人は多いのではないでしょうか?しかし半分の11部門が発表された段階では1部門のみの受賞。最終的には作品賞を逃し、全6部門での受賞となりました。 ただ6部門受賞は本年度最多受賞であり、監督賞や主演女優賞などの栄誉あるオスカーを獲得しました。 また日本初アニメ映画賞の有力候補として挙がっていた『君の名は。』は惜しくもノミネートを逃してしまいました。2016年8月に公開されたにも関わらず2017年1月現在も劇場公開しているほどの記録的ロングヒットを打ち上げた新海誠監督作品。 アジアなど世界的に順次公開されさらに記録を伸ばし続けていることから、有力候補としてあがっていましたが、残念ながら至らなかったようです。 また、マーティン・スコセッシが監督を務めた『沈黙』は多くの日本人俳優がハリウッドデビューをした作品となりました。本作から俳優賞の選出があるかと思われていましたが、こちらもノミネートには至りませんでした。

日本からは『レッドタートル』がアカデミーアニメ映画賞にノミネートされるも

2016年9月17日に公開された『レッドタートル』。日本からは本作が唯一2017年アカデミー賞にノミネートされましたが惜しくも受賞には至りませんでした。プロデューサーを務めた鈴木敏夫は『コクリコ坂から』や宮崎駿監督最後の作品となった『風立ちぬ』でもプロデューサーを務めている人物です。 本作は“全編台詞無し”という作品であり、スタジオジブリが初めて海外の監督とタッグを組んだこれまでにないアニメ映画なのです。映画は日本だけでなく世界から注目を集め、カンヌ国際映画祭のある視点部門において特別賞を受賞しました。 嵐の海にのみ込まれ無人島に流れ着いた1人の男の、絶望と未来を丁寧に描き出した作品です。