2017年7月6日更新

キウェテル・イジョフォー、『キンキーブーツ』ローラ役の2016年の活躍が凄い!

イギリス映画『キンキーブーツ』で注目を集め、アカデミー賞作品賞受賞作品『それでも夜は明ける』の主演で、世界中にその名を知らしめたキウェテル・イジョフォー。2016年、注目作への出演が目白押しの彼のこれまでの活躍、これからの出演作をチェックしてみましょう!

キウェテル・イジョフォーのプロフィール

キウェテル・イジョフォー(チュイテル・イジョフォー、チウェテル・エジョフォーとも)は、1977年7月10日、ロンドンのフォレストゲート生まれの、イギリスの俳優です。

ナイジェリア出身の両親のもとに生まれ、サウスイースト・ロンドンのダリッジ・カレッジに進学しました。13歳までに学校やナショナル・ユース・シアターで多くの公演に参加し、その後ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ・アートに進みます。

1997年にスティーヴン・スピルバーグの映画『アミスタッド』で、アフリカ生まれの英国軍人を演じ、映画デビューを果たしました。

『キンキーブーツ』ローラ役で注目を集める

イジョフォーは、2005年に出演した映画『キンキーブーツ』のローラ役で注目を集めました。

『キンキーブーツ』は、イギリスの田舎町ノーサンプトンを舞台に、潰れかけた老舗紳士靴メーカーの再建を描いた物語です。この作品でイジョフォーは、紳士靴店の若き跡取りに、男性用のハイヒールの生産という新しい事業のヒントを与えることとなるドラァグ・クィーンのローラを演じ、高評価を得ました。

このローラ役でイジョフォーは、ゴールデングローブ賞主演男優賞ミュージカル・コメディ部門にノミネートされました。

『それでも夜は明ける』主演!

2013年の映画『それでも夜は明ける』で、キウェテル・イジョフォーは主人公のソロモン・ノーサップを演じ、多くの賞にノミネートしました。

『それでも夜は明ける』は、ワシントンD.C.で自由黒人として生活していたソロモンが、誘拐され奴隷として売られてしまうことから始まる物語です。ソロモンは12年間奴隷として働かされた後に、解放され帰郷します。

この作品は実話を元にした歴史ドラマで、大変な高評価を得ました。イジョフォーは2014年の英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞しています。

キウェテル・イジョフォーのその他の主な出演映画

『ラブ・アクチュアリー』(2003)

クリスマスのロンドンを舞台に、19人の男女それぞれの愛に関するストーリーを描いていく、豪華キャスト出演の映画です。

イジョフォーはこの作品で、キーラ・ナイトレイ扮するジュリエットの夫ピーターを演じました。ピーターは自分の親友マーク(アンドリュー・リンカーン)がジュリエットに恋をしていることに気づかず結婚します。

『トゥモロー・ワールド』(2006)

『トゥモロー・ワールド』は、2027年の近未来を舞台に子供を産めなくなった人類が、唯一妊娠が確認された女性を巡って戦いを繰り広げるSFアクションです。

この作品でイジョフォーは反政府グループ「フィッシュ」のメンバー、ルークを演じています。ルークは主人公セオの元妻で「フィッシュ」のリーダー、ジュリアンに次ぐ実力者ですが実は裏の顔を持つ複雑な役でした。

『アメリカン・ギャングスター』(2007)

リドリー・スコット監督、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ主演の犯罪映画。1968年、キング牧師暗殺やベトナム戦争を背景に、運転手から麻薬王へ登りつめる男の一代記を描いた作品です。

イジョフォーは、デンゼル・ワシントン演じる麻薬王フランク・ルーカスの弟で、やはりギャングのメンバーであるヒューイを演じました。

『ソルト』(2010)

アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイ・アクション『ソルト』。

ロシアから来た密告者により、二重スパイの疑いをかけられたイヴリン・ソルト(ジョリー)は、罠だと主張するもCIAから追われる身となってしまいます。一度は投降したものの、パトカーから脱走し、逃亡を続ける彼女をCIAが追い詰めていきます。

ソルトを追うCIAエージェント、ウィリアム・ピーボディをイジョフォーが演じています。

キウェテル・イジョフォーの主な出演ドラマ

『Trust(原題)』(2003)

英BBC制作の『Trust(原題)』は、ある会社の法務部で働く人々とその周辺で起こる労働問題や、薬物依存などを描いた作品です。

イジョフォーは有能な弁護士で、たびたび単独で行動するアシュリー・カーターを演じました。

『The Shadow Line(原題)』(2011)

イジョフォー主演の『The Shadow Line(原題)』は、2011年に制作された刑事ドラマシリーズです。『HEROS/ヒーローズ』『ドクター・フー』のクリストファー・エクルストン、『V・フォー・ヴェンデッタ』『インタビュー・ウィズ・バンパイア』のスティーヴン・レイなど、豪華キャストも出演しています。

犯罪集団のボス殺害をめぐる陰謀を解き明かす刑事、ジョナ・ガブリエルをイジョフォーが演じています。

『Dancing on the Edge(原題)』(2013)

1930年代のロンドンで活動する、黒人のジャズバンドを描いたドラマです。

元貿易商でバンドのリーダーである、ルイス・レスターを演じたイジョフォーは、この役でサテライ賞や、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートしました。

キウェテル・イジョフォーの2016年の活躍が凄い!

『オデッセイ』に出演

日本で2016年2月に公開された、マット・デイモン主演のSF映画『オデッセイ』にイジョフォーも出演しています。

火星にひとり取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニー(デイモン)が、NASAの救出を待つ間、残り少ない物資でなんとか生き延びるため試行錯誤を繰り返していく物語です。

イジョフォーは、NASAの火星探査総括責任者であるヴィンセント・カプーアを演じています。

アカデミー賞外国語映画賞受賞作リメイクに出演

2010年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した、アルゼンチンの映画『瞳の奥の秘密』のハリウッドリメイク『Secret in Their Eyes(原題)』が2016年に公開されることが決定しています。

オリジナル版のストーリーは、ブエノスアイレスの連邦刑事裁判所を定年退職したベンハミンが、25年前の事件を小説にしようと当時の記憶をさかのぼるうち、新たな謎が浮上し、一見解決したかのように見えた事件のもうひとつの真相に迫っていくというスリラー映画です。

ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツなどの豪華キャストを迎えて、ハリウッドリメイクが制作されました。

イジョフォーはオリジナル版の主人公、ベンハミンに相当するFBI捜査官を演じますが、その他のキャラクターについても役柄の設定、性別などの変更があり、オリジナル版とは違ったストーリーになることが予想されています。

『Triple 9(原題)』でアクションを見せる

大人気を博したテレビシリーズ『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポールと、こちらも大人気のテレビシリーズ『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダスが共演するクライムアクション映画『Triple 9(原題)』。

ストーリーは、犯罪集団と汚職警官のグループが、ロシアンマフィアに脅されて「実現不可能」なミッションに挑むというもの。

イジョフォーは、汚職警官たちのリーダーで今回の作戦の参謀であるテレル・トンプキンスを演じることがわかっています。

今のところ日本公開は未定です。

『ドクター・ストレンジ』でカンバーバッチと再び共演

映画『それでも夜は明ける』で、イジョフォー扮するソロモンの最初の所有者ウィリアム・フォードを演じたベネディクト・カンバーバッチと、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』で再び共演することにも注目が集まっています。

交通事故で腕に怪我をし、手術をすることができなくなってしまった天才外科医、スティーヴン・ストレンジ(カンバーバッチ)は、チベットの魔術師エンシャント・ワン(ティルダ・スウィントン)の元で修行をすることになります。7年かけて学んだ魔術を正しいことに使うため、ドクター・ストレンジを名乗るスーパーヒーローになる、という物語です。

イジョフォーの役柄は、ストレンジと同じワンの弟子であり悪役のバロン・モルド(モルド男爵)であると発表されています。原作では、ストレンジがワンに弟子入りするきっかけを作ったヴィランですが、他にもヴィランをしてマッツ・ミケルセンがキャスティングされており、どのようなポジションになるか注目が集まっています。