2019年7月8日更新

大友克洋の新作SF長編映画『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』が製作決定!『AKIRA』も新アニメ化

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SFアニメ界のレジェンド的作品『AKIRA』を手掛けた大友克洋による新作長編『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』の製作が決定しました。さらに『AKIRA』の新アニメーション化も発表など、動きつつあるプロジェクトの全容を紹介します。

大友克洋の新作『ORBITAL ERA』製作が決定!さらに『AKIRA』も新アニメ化

世界中に多くのファンがいるSFアニメ映画『AKIRA』。本作の原作・脚本・監督で知られる大友克洋による新作SF長編『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』の製作が決定し、ファンを賑わせています。 さらに新作アニメ映画だけでなく、『AKIRA』の新アニメーション化プロジェクトも動き出したとのこと。2020年、大友克洋による複数のプロジェクトが一気に始動します。 今回は、大友克洋の新プロジェクトについて、全容を紹介していきます。

大友克洋は何者!?漫画も映画も手掛ける鬼才

大友克洋は、1954年4月14日生まれ。漫画家としてデビューし、その後映画監督としても活躍しています。 彼は、1980年に連載開始した漫画「童夢」で日本SF大賞を受賞。その後、1982年から連載を開始した『AKIRA』は講談社漫画賞を受賞し、さらに米国版はアメリカで最も権威ある漫画賞の一つであるアイズナー賞で最優秀国際作品部門を受賞するなど、漫画家としての確固たる地位を築いていきました。 大友がアニメ映画に携わるキッカケとなったのは1983年。「仮面ライダー」などで知られる石ノ森章太郎の『幻魔大戦』をアニメ映画化する際に、キャラクターデザインを担当して以降のことです。 その後、自身の大ヒット漫画『AKIRA』のアニメ映画版で監督を務め、2004年のアニメ映画『スチームボーイ』や、2007年実写映画『蟲師』などで監督を務めています。 漫画家として当時としては画期的だった作風で評価されただけでなく、映画監督としても才能を発揮するマルチな才能を持っているのが、大友克洋なのです。

大友克洋の新作SF長編『ORBITAL ERA』あらすじは?

今回発表されたプロジェクトの一つ、新作アニメ映画『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』は、2004年アニメ映画『スチームボーイ』以来、約15年ぶりの長編作品になっています。 舞台は、近未来。宇宙空間ではスペースコロニー(人工の居住地のこと)が建設途上です。特異な環境や社会に翻弄される少年たちによる、冒険譚が繰り広げられます。 公式ティザー映像とキービジュアルでは、宇宙服を着た少年がスケートボードを脇に挟んでいる様子が描かれています。広大な宇宙空間と、スケボーを持った少年とが対比的に描かれたこのビジュアル。シンプルで写実的な画でありながら、壮大な世界観が垣間見えています。すでに大友克洋ワールド全開で、期待が高まりますね。

世界中で愛される『AKIRA』の新プロジェクトとは?本作のあらすじをおさらい

アニメ好きなら誰でも知っている名作『AKIRA』 あらすじは?

『AKIRA』は、大友克洋による漫画を原作に、1988年にアニメ映画化された作品です。漫画版もさることながら、アニメ版も絶大な人気を誇り、30年以上経った2019年現在も多くのファンに愛されています。 舞台は2019年の日本の首都「ネオ東京」。80年代に「新型爆弾」が炸裂し、第三次世界大戦が勃発したのち、今でも反政府ゲリラと軍(アーミー)との戦いが続いていました。主人公の金田は仲間と共にオートバイで暴走する日々を過ごしていました。 ある日、オートバイに乗っていた時、金田の仲間の一人・鉄雄が道路に飛び出してきたタカシという子供と衝突事故を起こします。鉄雄はタカシとの接触で超能力に目覚め、仲間である山形たちを殺してしまいます。金田は、鉄雄との対決を決意するのです。 金田が、超能力を得た親友・鉄雄に立ち向かうというストーリーを軸にしながら、タイトルにもなっている「アキラ」という存在が後に物語の肝となってきます。SFアニメ作品の金字塔的な作品だけあって、今見返しても斬新で、胸が躍る映画です。 2019年の「ネオ東京」というリアルな近未来の舞台設定や、金田たちが乗り回すオートバイのカッコよさが人気の要因の一つでもあります。

『AKIRA』新プロジェクトとは

そんな名作『AKIRA』が、新作アニメーションとして帰ってきます!公開時期やストーリーなど、詳細は決まり次第発表されていくとのことです。 新作アニメ映画『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』の製作と共に発表された、『AKIRA』の新アニメ化。さらに2020年には旧バージョンの『AKIRA』が4Kリマスターで発売されたり、大友克洋による自作品の再構成版「OTOMO THE KOMPLETE WORKS」プロジェクトも並行して動き出しています。 『AKIRA』の舞台である2019年というアニバーサルイヤーに、大友克洋作品のプロジェクトが複数稼働し始めています。この大規模な展開から、目が離せません。

大友克洋『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』の公開日は?その他の連動プロジェクトからも目が離せない!

大友克洋の新作SF長編『ORBITAL ERA(オービタル・エラ)』の製作が発表されたのは、2019年7月のこと。公開時期は早くても2020年後期、一般的なスパンでみれば2021年の公開となることが予想されます。 また大友の代表作『AKIRA』の新アニメ版や、大全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」の発売など、ファンには嬉しい新プロジェクトが同時並行しています。 各プロジェクトの詳細は、これから順次発表されるとのことです。お見逃しなく!