ピエール瀧、バンド結成から『アナ雪』のあのキャラの声優をしていたことまで丸わかりの事実12選

2017年7月6日更新

俳優や、人気バンド『電気グルーヴ』のメンバーとして有名なピエール瀧。2014年3月公開のディズニーアニメ『アナと雪の女王』では声優としても登場し話題となりました。映画館のスクリーンやテレビの中でその存在感を増し続けるピエール瀧の活動の軌跡をご紹介します。

謎に包まれた強面俳優ピエール瀧

ピエール瀧

映画『凶悪』やドラマ『64(ロクヨン)』などに出演し、映画やドラマだけでなくバラエティ出演や音楽活動などマルチな才能をみせるピエール瀧。

幅広い活動を行っているのですが、いったい彼が何者なのかということは案外知られていないようです。

今回はそんなピエール瀧の知られざる経歴とこれまでの活躍をご紹介したいと思います。

1:当初はバンド「人生」に所属し、活動していた

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ピエール瀧(本名:瀧 正則 1967年4月生まれ )は、高校時代に知り合った石野卓球らと意気投合。1985年、テクノバンド『人生』を結成しました。楽器が扱えないながらも、他のメンバーとともに“ドラえもん”や“ゴルゴ13”などのコスプレをしながら派手なパフォーマンスで観客を驚かせたり楽しませたりする独特のスタイルで活動していたとのこと。

ピエール瀧

その後1986年に上京し、『人生』はインディーズデビューしました。

2015年11月、ピエール瀧が岡田准一のラジオ番組に出演した際に「ニューウエーブの流れで何でもアリ」の感じになっていたので「楽器やんない奴がステージに一人くらいいてもいい、という感覚で始めた」と結成当時の心境を語りました。

週刊SPA!2015年12/22号のインタビューでは、当時の自分たちの派手なパフォーマンスを振り返り、「今見るとほぼ他人」「若い子がイキって頑張ってんなって感じ」と語る一方で、今の自分達を「悪化してる」とも語っています。

2:デビュー当時の芸名は「畳三郎」

ピエール瀧

出典: natalie.mu

バンド『人生』でデビューしたピエール瀧ですが、デビュー当初の芸名は"畳三郎"。命名したのは石野卓球だそうです。命名の理由はピエールの実家が畳屋だったからとのこと。

"畳三郎"は今となっては旧芸名ですが、NHKドラマ『あまちゃん』で共演した能年玲奈にとってピエール瀧は「“人生”の“畳三郎さん”」との認識だったようで、『人生』のCDをねだられたと後に語っています。

ちなみに、今は“ピエール瀧”の芸名で活動していますが、現在の芸名になる前に“ピエール畳”と名乗っていた時期もありました。

3:石野卓球と共に「電気グルーヴ」を結成、人気バンドへ

電気グルーブ

『人生』は1989年に解散しましたが、同年、ピエール瀧は再び石野卓球とともにテクノバンド『電気グルーヴ』を結成します。1991年に アルバム『FLASH PAPA』でメジャーデビューを果たし、1997年にリリースしたシングル『Shangri-La』、アルバム『A(エース)』はどちらも50万枚の売上を記録しました。

1998年にはヨーロッパ公演を行うなど海外でも活動。その後『電気グルーヴ』は2001年に活動を休止しましたが、2004年から活動を再開しています。

電気グルーヴ

出典: natalie.mu

『電気グルーヴ』でも、『人生』時代と同様の破天荒なパフォーマンスを披露してファンを楽しませてくれるピエール瀧ですが、NHKの『ファミリーヒストリー』というドキュメンタリー番組(2016年1月22日放送)の中で取材を受けた母親の照子さんは、息子のバンド活動について「理解の限界を超えているので理解する努力をやめた」と苦笑いでした。

役者として注目されることが多くなったピエール瀧ですが、現在も人気バンド『電気グルーヴ』のメンバーとして活躍しています。

2015年12月には電気グルーヴのこれまでを追ったドキュメンタリー映画 『DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~』が全国公開されました。

4:2000年代から精力的に俳優活動を開始

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当初、アーティストとして活動していたピエール瀧が、俳優としてテレビや映画で活動しはじめたのは90年代中頃から。特に2000年以降は数々の映画、ドラマや TVCMに出演しています。

その出演作品には『ALWAYS三丁目の夕日』『寄生獣 完結編』『進撃の巨人』など数々の話題映画や、大河ドラマ『龍馬伝』『軍師官兵衛』、NHKの連続テレビ小説『おひさま』『あまちゃん』などのヒットドラマが数多く含まれています。こうして、『電気グルーヴ』を知らない人たちの間でも徐々にピエール瀧の知名度は上がっていきました。

ピエール瀧

俳優として初主演を果たしたのは、2007年に放送された日本テレビの連続ドラマ『おじいさん先生』で、ピエール瀧が主人公のおじいさん先生として活躍するコメディドラマでした。

その後2015年には、全5話構成で放送されたNHKのサスペンスドラマ『64(ロクヨン)』でNHKドラマ初主演を務め、このドラマは平成27年度芸術祭テレビ・ドラマ部門の大賞受賞作となりました。

5:映画『凶悪』では死刑囚を演じ数々の賞を受賞

2013年9月に公開された映画『凶悪』(監督:白石和彌)では、"元暴力団組長で死刑囚"という役で出演しました。

その映画の中でピエール瀧が見せた凶暴な犯罪者としての迫真の演技は高く評価され、 「第38回報知映画賞助演男優賞」 「第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞」 「第68回毎日映画コンクール男優助演賞」 「第56回ブルーリボン賞助演男優賞」 と、数々の賞を受賞しました。

ピエール瀧は俳優としても目覚ましい躍進ぶりをみせています。

6:声優の仕事も多くこなす

ピエール瀧

出典: www.kotaku.jp

『電気グルーヴ』のメンバーとしてだけでなく俳優としても有名になったピエール瀧ですが、実はアニメの声優としても活躍しています。特に2014年3月に日本でも公開され大ヒットしたディズニーアニメ『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版では、陽気でコミカルな雪だるま、オラフの声を担当し話題となりました。

出演が決まった時の心境を「ディズニーさんの気が変わらないうちに早いところ"やろう!"と返事しよう」と思ったそうです。

NHKの人気テレビアニメ『おでんくん』ではおでん村一番のガキ大将で、オナラでいたずらを繰り返すジャガーというユニークなキャラクターの声を担当しています。

その他にも様々なアニメで声優として登場しています。

7:石野卓球とは今でも昔と変わらず仲良し

電気グルーヴ

出典: www.cinra.net

「おう、おめーが瀧ってやつか。」ピエール瀧が16歳のとき、後に『人生』や『電気グルーヴ』でともに活動することとなる石野卓球からかけられた最初の言葉がこの言葉だったそうです。音楽という共通の趣味を通じて二人はそれから仲良くなっていったそうです。

そんな二人が一度だけケンカをしたことがあったとか。原因はピエール瀧が3,500円の散髪代を会社の経費から出そうとしたから。「ずるい!俺は自分で出してるぞ。」と石野卓球が言い出し「殴り合いのケンカ」になったそうです。

仲良しでいられる理由を石野卓球は「お互いに奪い合うものがないから」と語ります。今でも二人で飲みに行くそうで、「本当は一緒に住みたいぐらい」と語る二人。

2015年12月に『電気グルーヴ』としてフジテレビのバラエティー番組『SMAP×SMAP』に二人で出演した際、中居正広に「(二人でいて)楽しいですか?」と聞かれ、「コイツの夢見て自分の笑い声で目覚めたりしますもん。幸せだなぁって。」と笑顔で答えた石野卓球。 16歳の夏の日に出会ってから、ずっとその仲の良さは続いているとのことです。

8:ピエール瀧が6年ごとにリリースする”体操シリーズ”って?

6年周期で制作されている独特なテイストのPVがファンのあいだで人気です。

一風変わったコスプレやシュールなダンスが病みつきになってしまう動画「体操シリーズ」。年を重ねるごとにクオリティがどんどん上がっている!と話題になっています。

9:ファミリーヒストリーで祖先の多才な経歴が明らかに!

ピエール瀧

NHKのドキュメンタリー『ファミリーヒストリー』に出演した際には、絵描きであり終戦直後に亡くなった祖父が描いた虎の絵が公開され、本人も驚きの表情を浮かべていました。

音楽に俳優業に、マルチな才能を発揮する瀧ですが、おじいさんも才能あふれる人だったようですね。

また自身が出演するレギュラーのラジオ番組で、『ファミリーヒストリー』のスタッフから出演日まで自分のルーツを調べないよう念を押されたという裏話を暴露していました。

10:ハリウッド進出するも、出演シーンを全てカットされる

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

2006年9月に日本でも公開されたハリウッド映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、東京を舞台にしたカーアクション映画です(監督:ジャスティン・リン)。その中でピエール瀧はガソリンスタンドの店員役を演じましたが本編ではすべてカット。幻のハリウッド進出となりました。

なお、同映画のDVDにはピエール瀧の出演シーンが未公開映像として収録されています。

11:2016年注目映画『海賊とよばれた男』に出演!

海賊とよばれた男

出典: natalie.mu

2016年12月公開の邦画注目作『海賊とよばれた男』にピエール瀧の出演が決定しています。大ヒット映画『永遠の0』と同じく、作家の百田直樹が執筆した小説を映画化。同じく山崎貴監督と主演を務める岡田准一が再タッグを組みます。

戦後の日本の復興を担った熱い男たちを描いた物語。ピエールは物語の舞台となる国岡商店で働く元海軍大佐・藤本壮平を演じています。

主演の岡田准一をはじめ、綾瀬はるか、吉岡秀隆、染谷将太、堤真一などの豪華キャストが出演することでも注目を集めています。