池脇千鶴出演おすすめ映画11選

1999年のデビュー以来、ふんわりとした独特の存在感と確かな演技力で、主演・助演問わず様々な映画で活躍中の池脇千鶴。そんな彼女が出演するおすすめ映画をまとめました。
目次
- 美少女タレントの登竜門を経てデビュー、見事演技派に転身した池脇千鶴
- 1:大島弓子の傑作短編漫画を映画化【2000年】
- 2:痛くて暖かい、ラブストーリー【2003年】
- 3:フリーター、デリヘル嬢、OL、イラストレーター…4人の女性の日常を、リアルに描く【2006年】
- 4:傷ついても泣いても、「どんな恋でもないよりまし」【2010年】
- 5:藤沢周平の人気時代小説が原作【2010年】
- 6:理容師・美容師を目指す若者達と、教員との絆を描く【2012年】
- 7:ノンフィクションを原作とした衝撃作【2013年】
- 8:2014年のベスト邦画に挙げる映画好きも多い作品【2014年】
- 9:男子禁制のアパートに集う、オタクの女性の恋と友情【2014年】
- 10:様々な問題を抱えながらも、前を向いて生きていく人々を描く群像ドラマ【2015年】
- 11:豪華俳優陣が競演!胸を衝く人間ドラマ
美少女タレントの登竜門を経てデビュー、見事演技派に転身した池脇千鶴
池脇千鶴は1981年11月21日生まれ、大阪府出身。1997年に、第8代リハウスガールとしてデビューします。映画への初出演は1999年の『大阪物語』。この作品で、日本アカデミー賞など主な日本映画賞の新人賞を総なめに。以降は映画、テレビドラマ、舞台に、女優として幅広く活躍しています。
1:大島弓子の傑作短編漫画を映画化【2000年】
少女漫画の大家、大島弓子原作の同名漫画が原作の、ちょっと不思議なファンタジー映画。ある朝、20歳の青年として目を覚ました実は80歳の老人と、彼がかつて密かに思いを寄せていた女性に瓜二つのホームヘルパーの女性との交流が描かれます。ホームヘルパーの女性、なりす役を池脇千鶴が演じています。
2:痛くて暖かい、ラブストーリー【2003年】


大学生の青年と、足の不自由な女性との日々を綴った映画。原作は田辺聖子の小説です。池脇千鶴はジョゼと名乗る足の不自由な女性を演じています。公開当時、その内容と共に、彼女の演技も高い評価を得た作品です。
3:フリーター、デリヘル嬢、OL、イラストレーター…4人の女性の日常を、リアルに描く【2006年】


魚喃キリコの同名漫画が原作、職業、立場もそれぞれな4人の女性達の日常が描かれます。池脇千鶴が演じるのはデリへル店で電話番として働く里子。過去の大失恋を乗り越えて、今も恋に恋するフリーターの女性を演じています。
4:傷ついても泣いても、「どんな恋でもないよりまし」【2010年】


人気漫画家・西原理恵子の同名作品を映画化。海辺の町にある小さな美容室、「パーマネント野ばら」に集う女性たちの、男性たちとの悲喜こもごもが描かれます。池脇千鶴が演じるのは、菅野美穂演じる主人公、なおこの友人の一人、ともちゃん。ともちゃんの夫はギャンブルに溺れて行方不明になってしまうのですが…。
5:藤沢周平の人気時代小説が原作【2010年】

多くの傑作時代小説を遺した作家、藤沢周平の同名小説を映画化。江戸時代、東北の海坂藩を舞台に、自らの正義のために行動するも、藩内の政治的謀略に巻き込まれ、翻弄される武士、兼見三左エ門の物語です。池脇千鶴は三左エ門の妻の姪、里尾役。妻を病気で亡くした三左エ門を慕い続けます。
6:理容師・美容師を目指す若者達と、教員との絆を描く【2012年】
東京都のとある理容美容専門学校を舞台に、様々な事情、悩みを抱えながら理容師・美容師を目指す生徒たちと、彼らを導く教師たちとの日々を描いた作品です。池脇千鶴は、生徒たちに真剣に向き合う若手教師、永井久沙江を演じています。
7:ノンフィクションを原作とした衝撃作【2013年】
とにかくピエール瀧が恐い。そして上手い! 観る前はあのお茶目なピエール瀧が悪役?全然怖くないと思ってたけど、トラウマになりそうなほど恐かったです。


ある死刑囚が告白した内容をもとに、未解決事件の真犯人が明らかとなった…俄かには信じがたい実話を元に書かれたノンフィクションベストセラー小説、『凶悪 -ある死刑囚の告発-』を映画化。池脇千鶴は、死刑囚からの手紙をもとに事件の取材に没頭して行く主人公、藤井修一の妻、洋子役で出演しています。
8:2014年のベスト邦画に挙げる映画好きも多い作品【2014年】
どんなに辛く、苦しくても 人生最後の日まで、生き抜くべきなのだ と、訴えられた気がした。 池脇千鶴の役への作り込みと演技が凄くよかった。

この映画はその心情密度の高さのせいか終始重苦しい。どこにも持っていきようがないものを内に溜め込み、それが蓄積され心の奥深くに沈殿していくような感じ。淀みが汗や生活臭と共に画面から伝わってくるような空気を持っている。
そして空。達夫や千夏の気持ちを映し出したようなどんより曇った重たい空を見続けてきた目には、最後のシーンがとても眩しくて、どうにもならない状況や絶望感の中に垣間見えた小さいけれど確かな光に救われる思いがした。
この映画は、ラストシーン以外にも光と影の使い方がとても印象的。暗い中で2人が体を重ねるシーンは肌が艶めいたように光って、剥き出しの生と性の切なさを感じると同時に、まるで暗闇の中 見えない出口を2人手探りで探し求めているようでもありました。
何度も観たい映画ではないけれど、確かな余韻が尾を引く この感じ、しばらくすると吸い込まれるようにまた観てしまう気がする。
池脇千鶴の演技が良かった。主演3人は皆素晴らしかったけれど、中でも池脇千鶴の役は彼女以外のキャスティングは考えられないと思った。

終始暗い作品。池脇千鶴は、菅田将暉演じる大城拓児の姉、大城千夏を演じました。圧倒的過ぎるふたりの演技に、多くの映画ファンが賞賛の声を送りました。
9:男子禁制のアパートに集う、オタクの女性の恋と友情【2014年】


東村アキコの同名コミックが原作。主演の能年玲奈をはじめ、コミックからそのまま抜け出てきたかのような、出演者たちのキャラクターの再現度の高さが話題になりました。池脇千鶴が演じるのは、オタク女子が集う男子禁制のアパート「天水館」に住む、鉄道オタクのばんばさん。両目を覆い隠すほどに盛り上がったアフロヘア姿を披露しています。
10:様々な問題を抱えながらも、前を向いて生きていく人々を描く群像ドラマ【2015年】


虐待やいじめ、学級崩壊等、現代社会が抱える問題をテーマに、それらを抱えながらも、人とのつながりを通じて新たな一歩を踏み出す人々の姿を描いた作品。池脇千鶴は、娘に暴力をふるってしまうことを思い悩む女性、水木雅美の友人、大宮陽子役で出演しています。
11:豪華俳優陣が競演!胸を衝く人間ドラマ
裏切ったことへの怒り 疑ったことへの怒り 信じ通せなかったことへの怒り と、ゆうことなのかな?


『悪人』の小説家・吉田修一と、監督・李相日のタッグが再び。八王子で起きた凄惨な未解決殺人事件の逃亡する犯人に焦点を当て、3つの異なる場所で、物語が展開していきます。
池脇千鶴は「千葉編」で、愛子(宮崎あおい)と洋平(渡辺謙)の親子を支える明日香を演じています。