2017年11月29日更新

ミッキー・ロークが格好いい!ボクサー俳優の知られざる魅力に迫る

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ミッキー・ローク
©️WENN.com

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イケメンとして大ブレイクしたミッキー・ローク

白いドレスの女
1952年生まれのミッキー・ローク。両親の離婚と同時にマイアミへ移り住んだ彼は、演技よりもスポーツに熱中する少年時代を過ごします。ロサンゼルスへと移り、1979年に映画デビューし、『白いドレスの女』(1981年)、『ダイナー』(1982年)で高い評価を得ます。
ナインハーフ
ミッキー・ロークの魅力はそのセクシーさ。厚い唇に鍛え上げられた体、低音ボイスで1980年代には世の女性を虜にしました。過激なラブシーンが満載の『ナインハーフ』(1986年)、凄惨な殺人と意外な結末の『エンゼル・ハート』(1987年)などヒット作が続き一躍人気俳優となりました。

ボクサー時代の「猫パンチ」が話題

ミッキー・ローク
俳優としての人気が一時落ち着いた1990年代、ロークはボクシング界へと「復帰」します。義父がボクサーだったこともあり、俳優になる前はボクサーとして活動していたのです。ライトヘビー級だった彼の得意技が「猫パンチ」。まるで猫がパンチするように手首で相手の顔を引っ掻くような可愛らしいパンチで、「なぜ相手をKOできんだ?」と話題になりました。
ミッキー・ローク
度重なる怪我が原因で1994年に引退しますが、2014年には再びリングの上に立っています。62歳での試合でしたが見事勝利、しかしその後八百長が発覚。他にも引退後に整形したりと、何かとゴシップ誌を騒がせています。

犬に命を救われたことがあるミッキー・ローク

ミッキー・ローク
2度の離婚を経て現在は独身のミッキー・ローク。そんな彼の最愛の家族は6匹のチワワ達。愛犬家として知られるミッキー・ロークですが、なんと飼い犬によって自殺を思いとどまった経験もあるのだとか。
辛い時期を味わっていたんだ。自分を痛めつけていて、ある日クローゼットの中に座り込んでいたんだ。これ以上我慢できないと思って銃を手に取ったんだよ。頭のどの部分に銃を当てようか考えていた時にうちの犬、ボー・ジャックが泣いたから、そっちを見たらあの子が俺の目を見てあたかも『これから誰が僕のことを面倒見てくれるの?』って言ったように見えたんだ。それで銃を置いたんだよ。
引用:narinari.com
ペットショップへの抗議活動をおこなったこともあるようです。

ミッキー・ロークについて意外に知らない7の事実

ミッキー・ローク
そんなミッキー・ロークについて、知られざるエピソードをご紹介します。

1.キム・ベイシンガーに「人間灰皿」と呼ばれた

ミッキー・ローク
『ナインハーフ』でミッキー・ロークと共演した女優、キム・ベイシンガーは彼のことを「人間灰皿」と称しました。彼女が何を意味していたのかは未だにナゾ。ミッキーがヘビースモーカーだったのか、周囲の人の灰をなすりつけられる犠牲者だったということなのか、はたまた彼が人生は汚れた一面と隣り合わせだと諦めていたのか、色々な解釈ができますね。

2.タランティーノ作品『デスプルーフ in グラインドハウス』で主人公スタントマンマイクを演じるはずだった

ミッキー・ローク
ほぼ決まりかけていた役を蹴ったのは誰かと口論になったからだと言われています。代わりにカート・ラッセルがマイクを演じましたが、ミッキー・ロークのマイクも見てみたかったですね。ちなみにミッキーはボクサーという職業柄にも関わらずプライベートではもちろん、仕事でも喧嘩のシーンはあまりないそうです。

3.伝説のラッパー、2パックと仲良し

ミッキー・ローク
20世紀を代表するラッパーでありながら、銃弾に倒れて若くしてこの世を去った2パック。実はミッキーと2パックは映画でも共演するほどの(『ハード・ブレット 仁義なき銃弾』)仲の良い友人でした。意外な取り合わせですが、アルバムを一緒に製作しようとしていたのは有名な話です。

4.チャールズ・ブコウスキーの死亡記事でミッキー・ロークの写真が掲載!?

ミッキー・ローク
詩人チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説を映画化した『バーフライ』。この映画でブコウスキーをモデルにした人物ヘンリーを演じたのがミッキー・ロークですが、そのインパクトがあまりにも強かったのか、または似すぎていたのか。ブコウスキーの訃報がニューヨークポストに掲載された時の写真は、なんとミッキーの写真だったそうです。

5.実は演劇学校で演技を学んでいた

ミッキー・ローク
元ボクサーで、イケメンっぷりで人気となった…そんなミッキー・ロークが本格的に演技を学んだことがあるのはあまり知られていません。彼はクリストファー・ウォーケンやアル・パチーノ、レオナルド・ディカプリオを輩出したアクターズスタジオで演技を学んだ経験があります。そのときの経験を彼は次のように話しています。
努力したんだよ。誰よりもね。
引用:spike.com
持って生まれた才能だけではなく努力で成功を勝ち取ったんですね。

6.ボクシング雑誌の表紙を飾った

ミッキー・ローク
2度の鼻骨折に5度の手術、かかとやあばらを折ったボクシング時代。その代償は大きかったものの、1994年6月に雑誌『ワールド・ボクシング』の表紙を飾っています。ワールドチャンピオンとも戦った経験のある彼、八百長をしてしまいましたが、実は才能に恵まれたボクサーだったんです。

7.『パルプ・フィクション』のオファーを断っていた

パルプ・フィクション
ボクサーとしての活動が終焉を迎える頃、『パルプ・フィクション』のオファーを受けていたミッキー・ローク。八百長試合を依頼されるボクサー、ブッチ・クリッジの役で結局はブルース・ウィリスが演じました。もしこの映画に出演していれば、彼の本格的な映画界カムバックは早まっていたのでは?という話もあります。

ミッキー・ロークの今後の出演作品

mickey-rourke
2008年、『レスラー』が評価され俳優としての仕事も順調に続けているミッキー・ローク。今後も出演作品が控えています。

『WEAPONiZED(原題)』

WEAPONiZED(原題)
息子を殺したテロリストを壊滅できる「ロボットウイルス」を開発しようとする男をめぐるSFアクション。ミッキーはピーターソンという名の教授役で出演しています。アメリカでは2016年3月に公開されました。

『Tiger(原題)』

ミッキー・ローク
出典: www.bbc.com
これぞミッキー・ロークのボクシング映画。ボクシング界から理不尽な仕打ちを受けた男がリングの上でその屈辱をはらすというストーリーで、ミッキーはもちろん主役のボクサー、フランクを演じます。2016年アメリカで公開予定。 年齢を重ねてベテラン俳優の域に達したミッキー・ローク。今後の活躍が楽しみですね!