2017年7月6日更新

サイクロップス、「X-MEN」のリーダーの知られざる事実11選

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ジェームズ・マースデン/サイクロップス「X-MEN」

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サイクロップスとは

目から破壊光線を発射できるという超特殊能力をもつスーパーヒーロー・サイクロップス。 しっかり者でミュータントのヒーロー集団X-MENではリーダー役を担っています。 そんな真面目なサイクロップスがウルヴァリンと三角関係にあった!?意外と知られていないキャラクター像に迫っていきます。

1.パワーをコントロール出来なくなったきっかけ

サイクロップス(スコット)は生まれつきパワーをコントロール出来ないキャラクターだとと思っている人がいるようですが、それは間違いです。 幼少期、飛行機に乗っていたスコットの両親がシーアーに拉致された時のこと。息子の命を助けるため、両親はスコットと弟アレックスに最後のパラシュートを託します。命は助かったものの、着地時にスコットは脳にダメージを負ってしまいました。そのダメージによってオプティックブラストが制御不能に、スコットはブラストを遮断する特別なバイザーを装着しなくてはならなくなりました。

2.アイブラストは熱くない!?

また、多くの人はサイクロップスのアイブラスト(目から発射される光線)が相当熱いものだと勘違いしています。 アイブラストは壁を貫くほど強力ですが、全く熱を発生しません。スーパーマンのアイビームと似ていることで熱を帯びていると勘違いしている人が多いようです。

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3.ニックネームはスリム!?

身長190㎝とかなりの高身長にも関わらずやせ形の体型だったため、X-MENのメンバーにつけられた愛称は”スリム”。 メンバーからはスコットと呼ばれるより、スリムと呼ばれるほうが多いようです。

4.ウルヴァリンと恋に落ちた!?

X-MENイチのモテキャラクターといっても過言ではないサイクロップス。闘いだけでなく、恋愛模様においてもファンをワクワクさせてくれます。 とくにスコット(サイクロップス)、ジーン・グレイ、ローガン(ウルヴァリン)の関係はマーベルで最も有名な三角関係。ほぼ全てのX-menシリーズでこの設定が採用されています。 しかし、コミック”ALL-NEW X-men”でスコットとローガンの関係は思わぬ展開を見せます。このシリーズで若きスコットはセクシーなティーンエイジャー“ローラ”と恋に落ちることになりますが、ローラはウルヴァリンのクローンだったのです。

5.サイクロップスの視界は赤じゃない!?

サイクロップスのバイザーにはブラストの遮断、パワー調節など様々な機能があることは有名です。それでは、バイザーをかけた彼には何色の物体が見えているかご存じでしょうか? ほとんどの人が赤だと思ったはす。サイクロップスのバイザーはルビー・クオーツで作られています。そのルビー・クオーツは赤ではなく明るい黄色です。つまりサイクロップスの眼下には黄色い世界が広がっていることになります。

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6.クローンと結婚していた

スコットの恋人といえばジーン・グレイですが、ジーンが死んでいた間にスコットはジーンのクローン“マデリーン・プライアー”と結婚しています。 それから数年、スコットは復活したジーンと再び恋人関係になりますが、その代償としてマデリーンは悪へ堕ちてしまいました。これに懲りず、スコットはセラピスト“エマ・フロスト”と浮気したこともありました。

7.息子の方が老けている!?

コミックのサイクロップスは30代後半~40代前半として描かれることが多いキャラクターです。しかし、何度もタイムトラベルしているため、見た目より年齢はかなり上のようです。 スコットの息子ケーブルがアポカリプスによってテクノ・オーガニック・ウィルスに感染した時、スコットとジーンは遠い未来へタイムトラベルして息子を育てることに。スコットとジーンは12年間未来で過ごした後、ケーブルを残して現代へと戻ります。その後、現代へ戻ったケーブルは父スコットよりもかなり老けていました。

8.兄弟候補がたくさんいる!?

スコット(サイクロップス)にはアレックス(ハボック)ガブリエル(バルカン)と2人の兄弟がいることが明らかになっていますが、スコットにはまだまだ兄弟がいるとファンは考えているようです。 有力なのがアダムXです。アダムはサマー家の兄弟同様エネルギーを変化させる能力があります。また、ガンビットやX-men最大のヴィランの1人アポカリプスもスコットの兄弟だと推測されているキャラクターです。

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9.ハボックの能力に耐性がある!?

ミュータントの兄弟は互いの能力に耐性のようなものを持っています。それはスコット(サイクロップス)とアレックス(ハボック)についても例外ではありません。 もし、サイクロップスがブラストをハボックに放てば、ハボックはそれを吸収して強化することになります。そのため、ふたりが戦う時は特殊能力に頼らずに打撃で戦う傾向にあります。 しかし、サマー家の3男バルカンにはこのセオリーは適応していません。バルカンは3男ながら兄弟で最も強力なパワーを誇り、ふたりの兄の両方の能力に耐性があります。しかし、サイクロップスはバルカンの能力に対して耐性がありません。

10.サイクロップスは生きていた!?

『X-men:ファイナル ディシジョン』(2006)の製作は色々とゴタゴタがあったことで知られています。サイクロップスを演じていたジェームズ・マースデンが『スーパーマンリターンズ』に出演するために撮影を早く切り上げる必要があり、元々考えていたよりも出番は大幅に削られることになりました。『X-men:ファイナル ディシジョン』には死んだと思わせるシーンがありましたが、監督ブレット・ラトナーはあえて死体を見せずにカムバックする可能性を残したそうです。 結局、『X-men:フューチャー&パスト』ラストシーンで再登場しています。

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11.サイクロップスは引退する予定だった!?

ある時ライターのクリス・クレアモントはスコットの卒業計画を立てていました。年齢を重ねたミュータントを学校から巣立たせ、アップデートを繰り返すサイクルを作る意図が隠されていたようです。 スコットが“マデリーン”と結婚して子供を授かった後、家庭を築くためにX-menを離れたこともその一環でしたが、ジーン・グレイが復活したことで計画に狂いが生じました。 スコットはジーンとよりを戻した上にX-menに再加入。それ以来、X-menオリジナルキャストがしばらくコミックから離れて、またカムバックするトレンドが続いているようです。