外国人から見た!超絶クレイジーな日本映画10選

『おくりびと』『そして父になる』などウェルメイドな邦画が海外で高い評価を獲得するのは稀なこと、それよりも海外の映画ファンが邦画に求めていることはトコトンクレイジーな作品です。今回は外国人から見た!超絶クレイジーな日本映画10選を紹介します。
1.海外でカルト的人気を誇る園子温作品!?
内容うんぬんあるけどそれよりも!宮崎ますみの演技素晴らしいんですが、いしだ壱成凄まじくないですか?(笑)動きの全てに笑いそうになりました、いや笑いましたw

『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』などで知られる鬼才園子温の作品は、イマジネーション溢れるプロットや容赦ないバイオレンス、エキセントリックなスタイルと確かな手腕が認められて海外でも高い評価を得ています。
中でも『Strange Circus 奇妙なサーカス』は近親相姦や児童虐待のようなセンシティブなテーマと園子温独特の世界観が見事に融合していると多くの人たちが絶賛、海外でカルト的人気を誇る作品になっているようです。
2.浅野忠信出演の奇怪映画!?
成宮寛貴は本当に艶かしいなと思う。 ドエロいはずなんだけど、成宮寛貴だから綺麗すぎて妙に現実感がなかった。SMシーン長かった。ちなみに家族で見ました。
4編オムニバス形式。 蟲が特によかった。カネコアツシの漫画そのままって感じ 見てると蝋燭の匂いがする映画。大好き
乱歩系映画の中で一番好み。 どうでもいいけどこのアプリ、エロチック乱歩シリーズが検索に出てこない。わりと好きなのに

2005年公開『乱歩地獄』は江戸川乱歩の短編をオムニバス映画化した作品です。
海外の映画ファンが本作を“super weird”(ハチャメチャに奇怪)な作品と称すなど、映画を観た感想を言葉で表現することが難しいほど、あっけにとられていたようです。
しかし、海外でも活躍する浅野忠信が出演していることやその奇怪さがうけて、コアな海外ファンを一定数獲得したようです。
3.海外でもカルト的人気を誇る日本産ホラー!?

1989年公開、塚本晋也監督『鉄男TETSUO』は日本でカルト的人気を誇るホラー映画の傑作として知られています。
人間が鉄化するという奇抜なプロットが“正気”ではないと声が上がるなど、海外では戸惑いながらも本作を称賛する人が多いようです。
4.外国人が喜ぶクレイジーゲイシャムービー!?
とはいえ、謎の熱量と説得力でラストシーンではがっちり感動してしまいました。姉妹愛ー!! あと、本当に斎藤工さんはNG無しで何でも全力でやってくれる良い俳優さんだな!と改めて好感度アップでした。胡散臭い雰囲気を纏ってるイケメン枠としてお約束になりつつありますね

2009年公開、井口昇監督『ロボゲイシャ』は芸者が殺人ロボットに改造されてしまうというクレイジーなプロットの作品です。
“芸者”、“刀”、“天狗”など外国人が喜ぶような日本要素とクレイジーなプロットが融合した本作は、日本の観客向けというより、初めから海外を意識した作品と言えます。
5.幻想的な世界観が海外でも絶賛されたアニメーション映画!?
ちょっとグロくてちょっとホラーなファンタジーアニメーションって感じ。 パプリカというキャラのふわふわさのおかげで怖さが柔らかくなっていて良い。 前半20分くらいまで何をやってるのか、どういう話なのかつかめなくて困惑してたけど、後半になるとそれらがバチっとつながって、最後はあっおもろいじゃんってなった。 細かいところまで理解できてないし、?なところもあるがおもしろかった。
最後に出てくる映画「夢みる子供たち」は「夢みる機械」という題名で映画化される予定でしたが、現在は資金難やらなんやらでどうなるか分からないらしいです。 今監督の遺作、なんとか劇場公開してほしいですね。

2006年公開、今敏監督『パプリカ』は夢をテーマにしたアニメーション映画です。
幻想的で色彩豊かな映像が海外でも高い評価を獲得、クリストファー・ノーランの『インセプション』にも大きな影響を与えたと言われています。
オープニングシークエンスで流れるメインテーマ曲は特に高い評価を獲得しているようです。
6.海外スター出演のクレイジーな日本産オムニバス映画!?

2004年公開、関口現監督『SURVIVE STYLE 5+』は浅野忠信、阿部寛、小泉今日子など豪華キャストが集結しているオムニバス映画です。
何度も生き返る妻とその妻を何度も殺す夫、鳥になってしまった父とその家族など、クレイジーな物語が独特なユーモアを通して語られます。
『X-men:ファイナル ディシジョン』で知られるヴィニー・ジョーンズが出演したため、海外からも注目度が高い作品でした。
7.コアな外国人ファンを抱えるJホラー!?
2000年公開『うずまき』は小さな日本の町”黒渦町”を舞台としたホラー映画です。
孤独や孤立といったテーマを軸にして、文字通りうずまきに憑りつかれた人々の恐怖を描いています。
海外での全体的評価は高くなかったものの、海外映画にはない本作独特の世界観を好む外国人は『うずまき』のコアなファンとなったようです。
8.外国人が喜ぶゾンビヤクザアクション!?
2000年公開『VERSUS』は海外でも活躍する北村龍平監督作品です。
死者が蘇りゾンビとなる世界を舞台に、ある女性を守ることになった囚人とヤクザの抗争を描きます。
本作はゾンビ、ヤクザ、アクションなど外国人が日本映画に求める要素が満載、コアな海外ファンを多く抱える作品です。
9.海外映画ファンも大満足のJホラー!?

2004年公開『稀人』は『富江』『呪怨』などで知られる清水崇監督のホラー作品です。
フリーランスカメラマンが東京の地下鉄で起こる超常現象の調査を開始、次第に深みにはまって恐怖に憑りつかれていく模様を描きます。
『稀人』を人気ホラーの焼き増しだと思っていた海外の観客は、本作の練り込まれたプロットに驚嘆してとても満足したようです。
10.外国人の間でも賛否が分かれるオムニバスコメディ!?

2006年公開『ナイスの森』は石井克人、三木俊一郎、ANIKIが共同監督を務めたオムニバス映画です。
上映時間150分という長尺ながら、プロットはあってないようなものです。日本独特のナンセンスギャグがまったく理解できない外国人と深くはまる外国人に大きく分かれた作品のようです。