2017年11月11日更新

空から〇〇が降ってくる!ネオ異常気象映画5選

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シャークネード

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ある日、突然空からおかしなものが降ってきたら?

空から降ってくるものは雨や雪ばかりとは限りません。異常気象の際に発生する雹(ひょう)は地上の農作物や家屋に甚大な被害をもたらし、宇宙空間から降る隕石は落下時に大きな衝撃波を発生させクレーターを作ります。 珍しいものではファフロツキーズという現象が存在し、竜巻などで空へと巻き上げられた魚や鳥などが地上へ大量に落下してくるといった現象が起こります。空からいきなり大量に生き物が降ってきたら、恐らくその場の誰もが困惑するはずです。 この記事では、空から変わったものが降ってくる異常気象をテーマにした映画をいくつかご紹介します。異常気象映画に興味のある方は是非チェックしてみてください。

1.まず手始めにボートやタンクローリーが飛んできます『ツイスター』【1996年】

アメリカの竜巻多発地帯を舞台に、竜巻に極限まで接近して危険な観測に挑む研究者の姿を描いたネオ異常気象映画です。視覚効果をILMが担当しており、竜巻の迫力ある映像がCGによってリアルに再現されています。 幼いころに父親を竜巻で亡くし、ストーム・チェイサー(竜巻を追い観測する研究者)として活動するジョー。ある日ジョーのところに、元チームリーダーで別居中の夫ビルが離婚届を済ませるためやってきます。ビルは自身が発案した観測装置が完成したことをジョーから聞かされ大喜びしますが、そこへ突然竜巻の警報が入り、ビルは1日だけ追跡に付き合うことになります。 主人公のジョー・ハーディング博士をヘレン・ハントが、ジョーの夫で気象予報官のビルをビル・パクストンが演じています。次々と発生する竜巻との追跡劇や、頭上ギリギリに飛んでくるボートやタンクローリーなど、スリル満点の展開に思わずドキドキしてしまいます。

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2.空から降ってくるのは大量の食べ物!?『くもりときどきミートボール』【2009年】

1978年に出版されたアメリカの人気絵本を原作とした3DCGアニメーション映画で、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが制作を手掛けました。食べものを空から降らせる機械が巻き起こす騒動をファンタジックに描いており、食べものの質感をリアルに表現しています。 発明家のフリントは売れ残りのサーディンばかりを食べる町の人たちを救うため、水を食べ物に帰る機械「FLDSMDFR(フリズムドファー)」を開発しました。町に食べものを降らせたことでフリントは町の人気者となりますが、しだいに機械が暴走していき、世界中が巨大な食べ物の嵐に見舞われまれる事態に発展してしまいます。 主人公のフリント・ロックウッドはビル・ヘイダーが声優を担当し、日本語吹き替え版では梯篤司が声を当てています。もしも空から食べ物が降ってきたら、そんな誰もが一度は夢見た世界を美麗な3D映像で作り上げたネオ異常気象映画です。

3.降ってくる隕石で地球が滅亡!?『ディープ・インパクト』【1998年】

隕石衝突の危機に直面した世界の様子を描いた作品です。ネオ異常気象映画のなかでも人間ドラマに重点を置いており、登場人物の人間模様や政府の危機管理対策の様子が緻密に描かれています。 天文学部のリオが巨大彗星を発見してから1年後、アメリカではジェニーは元高官のスキャンダルを暴くべく「エリー」という女性を調べていましたが、事実を知ったホワイトハウスに連行されます。スクープを伏せる代わりに招かれた緊急会見でジェニーは、1年後に隕石が地球に衝突することや回避策の「メサイア計画」、「エリー」が大量絶滅の意味である「E.L.E」であったことを知ります。 物語の主人公は3人登場し、ジェニーをティア・レオーニが、リオをイライジャ・ウッドが、ベテランパイロットのフィッシュをロバート・デュバルが演じています。隕石による滅亡が迫る世界で、登場人物がそれぞれ大切な人を想って決断する姿には目頭が熱くなります。

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4.これぞネオ異常気象!人食いザメが空から降り注ぐ!『シャークネード』【2013年】

B級映画で有名な映画製作・配給会社アサイラムが制作したネオ異常気象映画で、ロサンゼルスに到来した竜巻と空から降るサメの脅威に立ち向かう人々の様子を描いています。同作は一部の映画ファンから根強い人気があり、シリーズ化もされています。 メキシコ湾で3つの台風が発生し、海中のサメを巻き上げながらロサンゼルスへと到達。ロサンゼルスは暴風と豪雨に見舞われ、さらには空から降ってくるサメの脅威に脅かされることになります。海沿いでバーを経営していたフィンは愛する家族を守るため、銃とチェーンソーを手にサメとの戦いに臨みます。 主人公のフィン・シェパードはアイアン・ジーリングが演じており、2作目以降のシリーズにも続投しています。サメが屋根を突き破って人間に襲いかかったり、飛来するサメをハンドガンで撃ち落とすなどツッコミどころ満載の映画ですが、ストーリーのテンポが良く最後まで飽きずに楽しむことができます。

5.銀座に降り注ぐ5メートルの雹に絶望!『ジオストーム』【2017年】

気象コントロール衛星の暴走により、異常気象が世界各地で引き起こされる様子を描いたネオ異常気象映画です。世界各地で起きる津波などの異常気象を迫力のある映像でダイナミックに描写した作品で、日本版のポスターには日本の都市に巨大な雹(ひょう)が降り注ぐ様子が描かれています。 多発する自然災害から地球や人類を守るために世界各国が団結し、気象コントロール衛星「ICSS」を中心とした防衛システムを構築します。衛星によって天候は完璧に管理されていましたが、運用してから3年後に衛星が突然暴走。世界各地で異常気象を引き起こし、世界に地球嵐(ジオストーム)の危機が訪れます。 監督をディーン・デヴリンが務め、主人公のジェイク・ローソンをジェラルド・バトラーが熱演しています。衛星が暴走した理由は何なのか、暴走する衛星をジェイクは止めることができるのか、その結末に最後まで目が離せない映画です。

空からおかしなものが降ってくるネオ異常気象映画は他にも数多くあるので、気になる方は是非調べてみてはいかがでしょうか?