2025年11月6日更新

『ワンパンマン』音速のソニックの死亡説・怪人化の真相は?隠された過去まで徹底解説

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ワンパンマン 音速のソニック

2025年10月からアニメ第3期がスタートし、その勢いがますます加速している『ワンパンマン』。 この記事では中性的な見た目で「カワイイ!」と言われる人気キャラ、音速のソニックについて徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、死亡説や怪人化の真相など、気になるポイントをまとめて紹介していきます。 ※この記事は『ワンパンマン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『ワンパンマン』音速のソニックの死亡説・怪人化の真相を解説

名前 ソニック
所属 なし
職業 殺し屋
ランク S級賞金首
年齢 25歳
声優 梶裕貴

暗殺や用心棒など、様々な荒事を請け負う殺し屋・音速のソニック。中性的で幼い見た目をしていますが、実は25歳の青年です。冷徹でプライドが高い性格をしており、「最強の忍者」を自称するほど強さに自信を持っています。 しかし、本作の主人公・サイタマには勝てず、屈辱的な敗北を経験することに。それ以来、ソニックはサイタマをライバル視しており、何かにつけて戦いを申し込んでいます。 2025年11月時点では、ソニックは死亡しておらず存命中。サイタマを倒すため、その腕を磨き続けています。

サイタマに勝つため、ついに怪人細胞を取り込む!?

サイタマにどうしても勝てず、究極の強さを手に入れるため、ソニックはついに怪人細胞に手を出します。 怪人細胞とは、自らの意志で摂取すると怪人化して格段にパワーアップする物体。ソニックは意を決してその物体を体内に取り込みますが、「得体の知れぬ生肉をそのまま食えるわけがない」とソテーにして食べてしまいます。 怪人細胞は、生のまま食べないと意味がありません。しっかり焼いて、ワインまで添えて食べたソニックは、ただ腹を壊しただけで怪人化はしませんでした。こうしたソニックのマヌケな部分こそ、人気のゆえんなのでしょう。

【因縁】“音速のソニック”と“閃光のフラッシュ”との共通点の理由とは?

音速のソニックは、S級ヒーロー・閃光のフラッシュと名前が似ており、スピードを活かした戦法や、使う技が一緒だったりと何かと共通点が多いです。これは、ふたりが同じ里の出身であることが関係しています。 同郷出身の2人ですが、「終わりの44期事件」という出来事によって因縁の関係へと変化。真相を知るソニックとしては、当事者であるフラッシュがプロヒーローを語ることに違和感を感じ、結果ヒーローを毛嫌いしているようです。

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【過去】「終わりの44期事件」とは?壮絶なフラッシュとの昔

ワンパンマン 音速のソニック

ソニックとフラッシュは、ともに「忍者の里」の出身。そこは孤児を集めて暗殺者を生み出す工場で、ふたりは切磋琢磨しながら苛酷な訓練を乗り越えていきます。 そんななか、フラッシュは「同じ境遇の孤児たちを自由に育てたい」、「本当に価値があるのは自分の人生を自由に生きる力」と、里の現支配体制を撤廃させたい夢を語りました。 しかし、フラッシュは卒業試験時に施設関係者や同期生を惨殺し、里は壊滅。これが「終わりの44期事件」です。 その後、フラッシュはプロヒーローになりましたが、ソニックはフラッシュとともに実現させたかった夢を打ち砕かれ、突如孤独となってしまい、生き抜くために暗殺者の道へ。これが、ふたりの因縁のはじまりでした。

【強さ】ソニックの能力や必殺技を解説

忍者の里で過酷な訓練を積んできたソニックは、驚異的な身体能力を身に付けています。特にスピードは一級品で、音速に迫るほどの超高速移動が可能です。さらに、忍者特有の歩行技術などを習得しているほか、手裏剣をはじめとする武器の扱いにも長けています。 ソニックはそれらを組わせた多種多様な技を会得しており、作中に登場した主な技だけでも13種類存在。ここからは各技の概要を紹介していきます。

風刃脚

体を回転させて放つ強烈な蹴り技。カカト落としのように繰り出す、連続でラッシュを食らわせるなど、様々な攻撃パターンが存在します。

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爆裂手裏剣

強烈な爆発を起こす手裏剣を投げつける技。様々な派生技に繋がる基本技術で、作中にもよく登場する代表的な技のひとつです。

爆裂手裏剣 殺戮乱陣

爆裂手裏剣で四方八方を爆撃する広範囲攻撃。複数人と同時に戦う場面や、スピードが速く捕まえきれない相手と戦う場面で役立ちます。

煙幕手裏剣

煙幕を撒き散らす手裏剣を放ち、相手の視界をふさいでしまうイヤらしい技。番外編「キャッチ&スマッシュ」で披露したレアな技です。

ホーミング爆裂手裏剣

相手を追跡するホーミング機能付きの爆裂手裏剣を放つ技。「逃げ切ることは不可能」と言われるほどの、高い追尾能力を有しています。

四影葬

超スピードの移動と特殊な歩行技術を組み合わせ、4つの残像を発生させる技。作中でも上位クラスの実力を持つジェノスでさえ捉え切れない、ハイレベルな技となっています。

十影葬

「四影葬」を発展させ、残像の数を10まで増やした強力な技。これはサイタマを倒すために編み出した技ですが、サイタマは「マジ反復横跳び」で撃退、あっけなく敗北してしまいました。

散閃斬

ソニックが四影葬発動中に使おうとした技。サイタマに発動を妨害されたため詳細は不明ですが、名前から推測するに「分身たちによる超スピードの斬撃技」の可能性が高そうです。

爆裂手裏剣 猛襲陣

複数の爆裂手裏剣を投げ、ターゲットに爆発を集中させる技。フラッシュ戦で使用するも、あっさり避けられてしまいました。

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二影葬

四影葬などと同じ要領で、2つの残像を発生させる技。残像の数が少ないためそれほど強力ではありませんが、高威力を誇る派生技に繋げることができます。

音速重連拳

2人に分身したあと、変則的なパンチの連撃を打ち込む技。ソニックにしては珍しい拳を使った技となっています。

音速放雷拳

電撃をまとった強烈なパンチを放つ技。作中では高速移動と組み合わせて使い、なんと29人もの敵をまたたく間に撃破しました。

十三影葬

十影葬のさらに上を行く技で、13人に分身して敵に斬り込みます。ソニックはこれを使い、災害レベル「竜」を誇る機神シュンポウを撃破しました。

【戦績・活躍】フラッシュと同郷だったソニック

VSサイタマ

ワンパンマン サイタマ
(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

『ワンパンマン』の主人公で、最強の男と言われているサイタマ。股間をパンチされ、屈辱的な敗北を味わったことをきっかけに、音速のソニックは勝手にサイタマをライバル視しています。当のサイタマからは、「関節のパニック」などと名前を間違えられています。 サイタマを倒そうと、新たな技を生み出したりと、試行錯誤をしていますが、ことごとく返り討ちされています。音速のソニックVSサイタマには、今後も目が離せませんね。

VS深海王

不気味な容姿に見合う強さで、ヒーロー達を次々と叩きのめす深海王。音速のソニックも、その脅威的はスピードから、始めは有利な戦いをしていたものの、深海王が雨を浴びたことで海の生物本来のスピードとパワーを向上させ格段に強くなり、一時ヒヤリとする場面もあります。 深海王の攻撃を上手にすり抜けることができたソニックですが、深海王は結局サイタマの一撃で胴体に穴を開けられ、倒されます。 俊敏な動きで鈍い深海王の攻撃は避けられるものの、弱点である「一撃の軽さ」によって決め手に欠けるという課題が明確になった戦いでした。

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VSジェノス

ワンパンマン ジェノス
(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

ジェノスはサイタマの弟子で、S級14位にランキングされている、サイボーグの青年です。その容姿からファンクラブも存在するほど人気がありますが、強さも半端ではありません。自らの肉体に改造を施し続け、サイタマに近づこうとするジェノスには、そこいらの敵では相手にならないでしょう。 音速のソニック自身は、ジェノスから「音速のソニック(笑)」と、小馬鹿にされたりしていますが、深海王との戦いでジェノスが負けていることから、場合によっては音速のソニックの方が上を行っているかもしれません。このことから、音速のソニックの強さは、S級クラス相当と言えます。 原作者のONEは、ソニックとジェノスの力関係について、「ジェノスの攻撃は速さが売りのソニックには当たらないし、ソニックの攻撃ではサイボーグのジェノスに傷をつけることができない。きっと勝負はつかないだろう」とニコニコ動画で発言しています。 1vs1では互角レベルだと原作者からも言われている通り、おそらく決着のつかない戦いになると思います。ですが、状況次第ではソニックの方が強い可能性は十分にあるでしょう。

ネオヒーローズ編

新興のヒーロー組織「ネオヒーローズ」との戦いを描くネオヒーローズ編。ソニックは忍者の里の創設者が残した巻物や武器を手に入れ、大きなパワーアップを果たします。彼はこの力を駆使し、殺し屋エーが指揮を執るネオヒーローズ軍団を圧倒しました。 さらに、街なかで破壊活動を始めた機械軍団たちを一掃したうえ、災害レベル「竜」の強敵・機神シュンポウまで撃破!竜クラスの怪人は「S級ヒーローが複数で戦う必要がある」と言われているため、この時点のソニックはS級複数人を単独で相手にできる強さを誇っていると推測できます。

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アニメ『ワンパンマン』で音速のソニックを演じた声優は梶裕貴

梶裕貴
©S.Y,S/TKG 2022

音速のソニックの声優は、『進撃の巨人』エレン役や、『ポケットモンスター』シトロン役などが代表作として挙げられる、東京都出身イケメン声優の梶裕貴です。 容姿だけでなく、優しく甘い声が声優としても大人気で、ソニックのような容姿端麗なキャラクターを多く演じています。アニメでお気に入りのキャラクターの声優を調べるとがっかりするケースもよくありますが、梶裕貴の場合はそんなことはなさそうですね。 中性的な見た目のソニック役でも、高めの声を保ちながら力強く演技。ソニックの特徴をうまく捉えた名演技でした。

自称サイタマのライバル、音速のソニックが今後どうなるのかに注目

サイタマに何度返り討ちにされても、そこからパワーアップして帰ってくるソニック。 元々実力自体は高く、また努力家な彼は今やS級ヒーローに並ぶほどの強さを手に入れました。サイタマが強すぎるあまりに、やられネタキャラと化しつつありますが、今後どんどんパワーアップしていくのは間違いありません。 サイタマと互角に渡り合う日が来るのか、音速のソニックの今後から目が離せません。