2025年6月21日更新

『ワンパンマン』キャラ強さランキングTOP30!ヒーローと怪人の最強は一体誰?

このページにはプロモーションが含まれています
ワンパンマン
(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

2025年10月からのアニメ第3期放送も決定し、今まで以上に熱い視線が注がれている『ワンパンマン』。本作には途轍もない戦闘力を誇るヒーローや強敵が大集結しています。 この記事ではそんな『ワンパンマン』に登場するキャラの強さランキングTOP30を紹介!独自の基準でランク付けをおこない、各キャラの能力や活躍について解説していきます。 ※この記事は『ワンパンマン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

『ワンパンマン』キャラ強さランキングTOP30!

様々なヒーローや強敵たちの戦いを描く『ワンパンマン』。どんな相手でも簡単に倒してしまう主人公・サイタマが大活躍するバトルアクション漫画です。 本作には途轍もない戦闘力を誇るキャラが数多く登場します。そのキャラたちを独自の基準で順位付けしたのが本記事のランキングです。ここからは各キャラの概要や強さの詳細について解説していきます。

ランキングの選定基準はこちら

詳しい評価基準はこちら
  1. 戦績作中でどのような戦いぶりを見せたか
  2. 個人としての強さ戦闘力や所持している能力の強さ
  3. 周りからの評価ヒーローランクや災害レベル(原作準拠)・他キャラからの評価など

1位:サイタマ

ワンパンマン サイタマ
(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

やはり最強!誰も勝てない無敵の主人公

分類ヒーロー
ランクA級(39位)
能力驚異的な身体能力

全ての敵を一撃で粉砕する、本作の主人公サイタマ。「趣味でヒーローをやっている者だ」と公言する、気楽さと余裕にあふれた性格の持ち主です。

たゆまぬ訓練?により途轍もない戦闘力を手に入れたものの、「強すぎるゆえのむなしさ」に苦しめられている様子。自身と対等に戦える強者を求め、彼は今日もヴィランたちをコテンパンにしています。

強さのポイント

その身体能力はあまりにも規格外で、拳を振るうだけで天候や地形にも大きな影響を与えてしまいます。これまでダメージを受けているようなシーンがなく、耐久性・生命力・適応性などすべてにおいて優れているようです。特にボロスに月まで飛ばされたシーンでは、ただ息を止めただけでノーダメージ、そのうえ地球までジャンプして帰って来るという離れ業を披露しています。さらに成長性も高く、感情を昂らせることでさらなるパワーアップも可能。「無敵」と呼ぶにふさわしい、常軌を逸した戦闘力を発揮できます。作中でも敗北の気配どころか苦戦の様子もほとんどない、文句なし不動の第1位です。

AD

2位:神(ゴッド)

サイタマに並ぶ可能性アリ?未知数すぎる謎多き存在

分類怪人?
ランク災害レベル不明
能力対象に力を授ける

正式名称不明の謎多き存在、通称・。神は心に隙がある者に力を授けることが可能で、この力により「神覚者(代行者)」という存在を量産します。

この者たちは生物にとって有害な力を持っているほか、「自然や星の秩序のために人間を滅する」という意識を植え付けられていることがほとんどです。そのため、神の目的は「人類の滅亡」と推測されています。

強さのポイント

神により与えられる力は常軌を逸しており、一般的な成人男性であっても災害レベル「竜」の戦闘力を手にしてしまうほど。そのうえ対象の精神をある程度コントロールできるようで、無意識のうちに神の目的完遂のため働くことになってしまいます。この特殊能力は非常に強力で、最強レベルのバフ&洗脳効果を発揮。神自身の戦闘力は明らかになっていないものの、力を授けられた者以上の強さを誇っていることは間違いないでしょう。実力の上限が読めない底知れなさや周囲への影響力を評価し、サイタマに次ぐ第2位にランクインです。

3位:ガロウ

最強クラスの怪人として覚醒した元・人間

分類怪人
ランク災害レベル「竜」以上(「神」レベル?)
能力抜群の戦闘センスと驚異的な成長スピード

ヒーロー狩りに手を染めた男・ガロウ。彼は幼少期にヒーローごっこで怪人役をやらされ、イジめられていた経験があります。

「誰も助けてくれない」という自身の苦しい経験を、ヒーローに倒される怪人の姿に重ね、いつしかヒーローを憎むことに。それをきっかけにヒーローとの戦いを開始し、成り行きで様々な怪人たちとも交戦。数々の激戦を乗り越えながら、ガロウは覚醒を繰り返していきます。

強さのポイント

ガロウは天才的な戦闘センスに恵まれており、一瞬にして相手の技をコピーする対応力を所持。シルバーファングの教えで身に付けた「流水岩砕拳」のほか、複数の拳法を習得しています。さらに他キャラとは比べものにならない驚異の成長スピードを誇り、数々の激闘を超えてどんどんレベルアップ。最終的に完全な怪人として覚醒しました。覚醒ガロウは怪人協会トップクラスの実力者・黄金精子を瞬殺したうえ、S級ヒーローたちもあっさりと撃破します。しかし、その後のサイタマとのバトルで敗北を喫することに。サイタマには負けたものの、その戦績は目を見張るものがあります。S級すら圧倒した戦闘力を評価し、第3位にランクインです。

AD

4位:ボロス

サイタマを苦戦させた!?ダークマターの頭目

分類怪人
ランク災害レベル「竜」以上
能力高い身体能力・治癒能力・驚異的な体内エネルギー

宇宙からやって来た暗黒盗賊団ダークマターの頭目を務めるボロス。非常に高い戦闘力を誇っており、サイタマ同様「強さゆえのむなしさ」を感じています。

彼はとある占い師から「対等に戦える猛者が地球にいる」と聞き、怪しみながらも手下と共に地球へ襲来。そこで最強の男・サイタマと出会うことになります。

強さのポイント

ボロスは「全宇宙の覇者」を自称するほどの実力者です。身体能力・治癒能力に優れるうえ、爆発的な体内エネルギーをビームや身体強化に利用可能。サイタマを月まで吹き飛ばした「メテオリックバースト」や惑星を更地にするほどの威力を持つ「崩星咆哮砲」など、強力な技を複数所持しています。結果的にサイタマに敗北したものの、彼の攻撃を複数回耐える驚異のタフさも披露。サイタマに「今まで一番強かったかも」と言わせるなど、途轍もない強さを見せていました。ただ、作者は「成長したガロウがボロスの強さに追い付いた」という旨の発言をしています。ガロウは今後のさらなる成長も見込めるため、ボロスは1ランク下の第4位にランクインです。

5位:ブラスト

別格の強さを誇る!?S級1位ヒーロー

分類ヒーロー
ランクS級(1位)
能力時空操作

S級ランク1位に君臨するヒーロー・ブラスト。誰もが知っているトップヒーローでありながら、その素性がほとんど明かされていない謎多き人物です。

自由意志でヒーロー活動を行っており、ヒーロー教会も動向を把握しきれていない別格の存在。他のS級ヒーローからもその実力を認められるなど、周囲からも高い評価を受けています。

強さのポイント

長らくその実力が不明だったブラストですが、「時空操作能力」の持ち主だと判明しました。空間・次元・重力を操ることができ、亜空間ゲートを利用したワープや攻撃のほか、敵を異空間へ隔離するなど強力な技を複数所持。その実力はヒーロー内でも別格のようで、「サイタマと近いレベルの強さを持つ」と匂わせる発言もありました。ただ、サイタマが一撃で倒したムカデ長老を取り逃がすなど、その実力はサイタマよりも少々劣る様子。その点も考慮し、ヒーローではサイタマに次ぐ高順位の第5位にランクインです。

AD

6位:戦慄のタツマキ

S級2位に位置する最強の超能力者

分類ヒーロー
ランクS級(2位)
能力超能力

S級2位にランクインしている戦慄のタツマキ。ヒーロー活動を積極的に行っており、休日なども仕事にあてる程熱心です。体が小柄なため子供っぽく見られることにコンプレックスを抱いており、セクシーな服装に身を包んでいるのもそのせいかもしれません。

ヒーローとして活動する妹のフブキには高圧的な態度を取っていますが、実際は大切に思っている様子。危険な戦闘には参加させたがらないなど、少々過保護気味な一面も持ち合わせています。

強さのポイント

タツマキは「最強の超能力者」とも言われるテレキネシス使いです。瓦礫の竜巻を発生させる、隕石を敵に落とすなど、超常現象レベルの攻撃を繰り出すことができます。その力の使い方は多種多様で、遠距離・近距離どちらにも対応可能。また、念動力の渦に相手を巻き込んでねじ切る戦法を得意としており、その恐ろしい戦いぶりから「戦慄」の名がつけられました。ヒーロー協会の最終兵器ともいえる存在で、ダークマター編ではコンクリートを撃ち出してダークマターの戦艦を沈めています。しかし覚醒したガロウには歯が立たず昏倒。上位5名には及ばぬ強さと思われるため、第6位にランクインです。

AD

7位:覚醒オロチ

驚異の覚醒を見せた怪人協会の首領

分類怪人
ランク災害レベル「竜」以上?
能力ツノによる攻撃や炎ブレスなど

危険な怪人たちが集まる怪人協会の首領を務めるオロチ。もともとは普通の人間でしたが、ギョロギョロの人体実験により怪人化。何度も死線を乗り越え、そのたびに驚異的な強さを手に入れてきました。

その成長速度はガロウと近いレベルとも言われています。オロチは最終的に「怪人王」と恐れられるほどの覚醒を遂げ、圧倒的な戦闘力を手にすることに成功しました。

強さのポイント

オロチはツノによる攻撃や炎ブレスなど、シンプルながらも強力な攻撃手段を持っています。そのうえ他の生物を取り込み自身を再生させる超回復力や、相手の技をコピーしてしまう天才的な戦闘センスまで所持。スイリューを一撃で沈めたゴウケツ曰く「地球上にあれより強い生物はいない」とのこと。災害レベルはおそらく竜以上で、並のヒーローや怪人では太刀打ちできない強さを誇っています。また、作者が「サイタマの攻撃でも一撃で死ぬことはない」と語っていたため、耐久力はボロスと近いレベルと推測可能。しかし、最終的にオロチはS級ヒーローたちの波状攻撃を受け敗北を喫することに。ランキング上位勢には少々及ばないと思われるため、第7位にランクインです。

AD

8位:黒い精子

作中トップクラスのタフさ!常軌を逸した生命力の持ち主

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力驚異的な再生力や合体によるパワーアップ

怪人協会の幹部を務めている黒い精子。黒い全身タイツを身に纏ったようなコミカルな見た目をしていますが、その性格は怪人らしくワガママで攻撃的。そのうえ能力も非常に危険です。

黒い精子は複数の同一個体で形成されている不思議な生命体で、1体でも残っていればすぐに復活してしまいます。個体の数は少なくとも54兆1万101体。これを殲滅しなければ殺せないという、無敵レベルの生命力を持っているのです。

強さのポイント

前述したように、黒い精子は最強クラスの生命力を所持しています。しかもその個体たちを合体させていくことで、「黄金精子」や「白金精子」にパワーアップ!S級ヒーロー上位勢に匹敵する、驚異的な戦闘力を発揮できるのです。しかし、覚醒したガロウには及ばず敗北を喫することに。ランキング上位勢には及ばない点、また怪人協会でオロチの下についていた点も加味し、こちらの順位にランクインです。

9位:ムカデ仙人

地球を見下ろせるほどの巨大怪蟲

分類怪人
ランク災害レベル不明
能力硬質の外殻や脱皮による再生

神により遣わされた大地の化身・ムカデ仙人。凶悪な見た目をしたムカデ型の大怪蟲で、体を伸ばすと地球を一望できるほどの巨体を持っています。

非常に硬い外殻に覆われており、その防御力は全キャラのなかでもトップレベル。作中では怪人化したガロウらを相手に大激戦を繰り広げています。

強さのポイント

ムカデ仙人は外殻による高い防御力に加え、脱皮による超回復力も所持。そのうえ攻撃力も高く、6666本の脚を利用した「ムカデ大行軍」などの強力な技を使ってきます。攻防共に隙がないキャラに見えますが、最終的にガロウの拳で真っ二つにされて死亡。並みのキャラには圧勝できる強さを誇っていますが、ランキング上位勢には少々及ばないレベルだと思われます。

AD

10位:ムカデ長老

作中屈指の耐久力を誇る怪人協会幹部

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力高い防御力を誇る外殻や脱皮による再生

怪人協会の幹部を務めるムカデ長老。全長数kmにもなる巨大ムカデで、ムカデ仙人の下位に属する存在だと思われます。

仙人と同様の高い防御力と再生力を所持しているほか、作中では高い知性や俊敏な動きも披露。ただ、頭部についている老人の顔が弱点になっているなど、明確なウィークポイントも存在しています。

強さのポイント

ムカデ長老は高い戦闘力を誇っており、ギョロギョロ曰く「ムカデ長老とまともに戦えるヒーローはブラスト、タツマキ、メタルナイト、キングの4人」とのこと。それを証明するかのように、作中ではジェノス・ボンブ・シルバーファングの足止めに成功。S級ヒーローでも倒し切れないほどの強さを見せつけています。しかし、ムカデ長老はサイタマのマジ殴りを受けあっさりと死亡。また、過去にブラストと戦い敗北したことも判明しています。それらの戦績やムカデ仙人の下位存在ということも加味し、こちらの順位にランクインです。

11位:エビル海洋水

実質無敵!?物理攻撃を無効化する厄介な存在

分類怪人
ランク災害レベル不明
能力水を利用した攻撃や物理攻撃の無効化

神により遣わされた海の化身・エビル海洋水。膨大な量の海水に2つの巨大な目が浮かぶ、おぞましい姿をした怪物です。

意思や感情がない化け物に見えますが、作中ではムカデ仙人と共に現れガロウらと対峙。ムカデ仙人と何らかの意思疎通をしていると思われるため、エビル海洋水にも精神が存在すると推測できます。

強さのポイント

エビル海洋水は超高圧水流を発射する「海大砲」など、シンプルながらも強力な攻撃手段を所持しています。そのうえ全身が水分で構築されているため、ほとんどの物理攻撃を無効化。サイタマに倒されたものの、それでも生き残るほどのタフさを披露しています。そののち豚神に丸呑みされなければ、死ぬことはなかったであろう強キャラ。なかなかランキングに入れづらい特徴のキャラクターではありますが、物理攻撃無効のチート能力と殺意のない相手には攻撃できない特徴を相殺して11位にランクインさせました。

AD

12位:ホームレス帝

神に力を授けられた元人間

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力光パワー

怪人協会で幹部を務めるホームレス帝。かつてはサラリーマンとして働いていましたが、飲み会で上司に裸踊りを強要され、その結果セクハラでクビに。さらに住居も追い出されホームレスになってしまったという過去があります。

負のエネルギーを溜め込んでいたところ「神」に目をつけられ、授けられた神通力により怪人へ変貌しました。

強さのポイント

ホームレス帝は圧倒的な威力を誇る光の弾を、無尽蔵に作り出す能力を持っています。弾は意のままに操ることができ、攻防の両面で利用可能。S級ヒーローや災害レベル「竜」クラスの怪人でさえも恐れる、驚異的な戦闘力を誇ります。ただ、ホームレス帝はそれ以外の能力が常人レベル。ゾンビマンと戦った際は隙を突かれて捕まり、何もできない状態になってしまいました。最終的に彼は「神」の存在をゾンビマンに語ろうとしたため、神通力を没収され死亡。身体能力の低さや戦績を加味し、この位置にランクインです。

13位:育ちすぎたポチ

怪人協会が飼う犬?の怪物

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力驚異的なタフさやエネルギー弾の放出など

怪人協会で飼われている育ちすぎたポチ。犬のようなシルエットに見えなくもないですが、恐竜やドラゴンのようにも見えるおぞましい姿をしています。

意思疎通が難しい危険な生き物で、刺激を加えると敵味方関係なく攻撃。作中でも屈指の凶暴性を秘めています。

強さのポイント

育ちすぎたポチはシルバーファング&ボンブの連携奥義を受け切ったほか、サイタマやガロウの攻撃にも耐えるなど驚異的なタフさを披露しています。そのうえ、ガロウにダメージを与えるほどのエネルギー弾を放つことができ、攻撃面でも驚きの強さを見せつけていました。しかし、最終的にはサイタマの強さに怯えてしまい退散。動物的な本能や知性の低さがデメリットとなっているため、こちらの順位にランクインです。

AD

14位:シルバーファング(バング)

武を極めた歴戦の猛者

分類ヒーロー
ランクS級(3位)
能力流水岩砕拳

S級3位にランクインしているシルバーファング。81歳の細身な老人ですが、実は流水岩砕拳という拳法の達人です。長い年月を賭けて鍛え上げられた肉体と技は超人の域。年齢を全く感じさせない身のこなしで敵を翻弄します。

兄のボンブと共に武術界の大御所と呼ばれており、その実力は災害レベル竜の怪人を瞬殺したこともあるほど。彼は師匠としてガロウにその技術を叩き込みますが、ガロウがその技を使いヒーロー狩りを開始。ガロウを止められなかった責任を感じ、他のヒーローと共に彼と対峙します。

強さのポイント

シルバーファングが極めた「流水岩砕拳」は防御に重きを置いた柔の拳で、相手の攻撃を受け流しながら戦います。その技術で隕石の破片をさばき切ったほか、災害レベル「竜」のブサイク大統領の一撃を簡単に受け流すなど圧倒的な強さを披露。もちろん攻撃力も非常に高く、ブサイク大総統はあっさり瞬殺されてしまいました。ただ、覚醒ガロウの攻撃を受け切れないなど、その能力にも限界があります。81歳という老齢、さらに「相手を殺めない」という甘さを持つ点も考慮し、こちらの順位にランクインです。

15位:ボンブ

旋風鉄斬拳を極めたシルバーファングの兄

分類なし(ヒーロー協会未所属)
ランクなし
能力旋風鉄斬拳

シルバーファングの兄にあたるボンブ。自身で編み出した「旋風鉄斬拳」を極め、数百人の弟子にそれを教えている武術界の伝説的存在です。

S級ヒーローとなった弟に比べ知名度は劣るものの、武術界隈ではシルバーファングと共にその名が広く知れ渡っています。

強さのポイント

ボンブが駆使する「旋風鉄斬拳」は驚異的殺傷力を誇る剛の拳、シルバーファングが使う「流水岩砕拳」の対極に位置する拳法です。その攻撃を受けた者は螺旋状に切り刻まれ、大ダメージを食らうことになります。ガロウ戦ではシルバーファングとのハイレベルな連携も見せ、驚異的な強さを発揮しました。シルバーファングと同等クラスの実力を持っていると思われますが、その年齢なども加味して1ランク下の15位にランクインです。

AD

16位:番犬マン

本当はベスト10クラス!?謎多きS級ヒーロー

分類ヒーロー
ランクS級(12位)
能力鋭い嗅覚や驚異的な身体能力

S級12位にランクインしている番犬マン。犬の着ぐるみのようなものを身に纏ったヒーローで、災害発生件数の多いQ市を防衛するために戦っています。

行動範囲がこの街に限定されているため12位という位置に甘んじていますが、実際はさらに上位になれるほどの実力を秘めているという噂も。高い戦闘力が匂わされている謎多き人物です。

強さのポイント

番犬マンは鋭い嗅覚や高い身体能力を駆使し、獣のような「四足歩行スタイル」で戦います。野性味あふれる戦法を得意としており、アグレッシブな攻撃でいとも簡単に怪人たちを撃破。ガロウ(覚醒前)を一蹴するほどの戦闘力を誇り、ガロウを敗走させることに成功しています。また、金属バットと共に「S級設立のきっかけ」になるなど、周囲からもその実力を高く評価されてきました。実力の全容がわからないためこちらの順位としていますが、今後の展開次第ではベスト10入りする可能性もありそうです。

17位:超合金クロビカリ

身ひとつで戦う肉体派ヒーローの頂点

分類ヒーロー
ランクS級(11位)
能力鍛え抜かれた肉体による驚異の攻撃力&防御力

S級11位にランクインしている超合金クロビカリ。常にパンツ一枚の格好で、名前の通り全身が黒光りしているのが特徴です。

その肉体は鋼鉄並の硬度とも言われ、災害レベル「鬼」の攻撃程度ではびくともしない頑丈さを誇ります。彼は元々虚弱体質でしたが、そんな自分を克服しようと鍛え上げた結果、超人的な肉体を手に入れたんだとか。肉体の頑強さではヒーローの中でも最強と謳われ、自らを鍛え上げたという経験が本人の自信にも繋がっています。

強さのポイント

超合金クロビカリはたゆまぬ努力により、人類最高峰の強さを誇る驚異的な肉体を手に入れました。ほとんどの攻撃を受け切る防御力の高さに加え、ジャブ一発で災害レベル「竜」の怪人を倒すなど常軌を逸した攻撃力も所持。ガロウが即死を覚悟するほどのタックルを放つなど、恐ろしい強さを披露しています。ただ、彼の戦闘スタイルは余りにも単純な力押し。また、ヒーローとしての貢献度が低いため、周囲からの評価が少々残念なレベル。それらのデメリットも考慮し、こちらの順位にランクインです。

AD

18位:閃光のフラッシュ

1級品のスピードを誇る美しき剣士

分類ヒーロー
ランクS級(13位)
能力超スピードを活かした剣技

S級13位にランクインしている閃光のフラッシュ。金色の長髪と整った顔立ちが特徴的な男性で、戦闘時は愛刀「瞬殺丸」を使い超スピードの剣技を披露します。

かなりプライドが高く、そこが弱点と指摘されることも。タツマキに対し「まさかとは思うが俺より強いつもりか?」と発言するなど、周囲を敵に回すような言動をちらほらしています。

強さのポイント

閃光のフラッシュは作中屈指のスピードを誇る凄腕の剣士で、災害レベル「竜」クラスの怪人を2体同時に倒すほどの実力者です。また、剣がなくとも戦えるほどの格闘術も習得済み。非常に高い戦闘力を誇っていますが、ランキング上位勢の常軌を逸した強さに比べると、「理解が及ぶレベル」の強さ。クロビカリにダメージを通す姿が想像しがたいため、こちらの順位にランクインです。

19位:ジェノス

ワンパンマン ジェノス
(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

サイタマを尊敬するサイボーグ戦士

分類ヒーロー
ランクS級(14位)
能力身体改造により手にした高い身体能力や各種武器

S級14位にランクインしているジェノス。サイタマに救われたことで彼に弟子入りを志願し、それ以降サイタマに強い憧れと尊敬の念を抱き続けています。

ジェノスは過去に狂サイボーグに家族を奪われた際、サイボーグを追っていたクセーノ博士に助けられ、家族の仇を討つために自らの体をサイボーグ化。その体に搭載された様々な兵器を使用し、怪人たちとバトルを繰り広げます。

強さのポイント

ジェノスは自身の身体をどんどん改造し、そのたびにパワーアップしてきました。かつては災害レベル「鬼」に苦戦していましたが、今では「竜」レベル3体を単独で撃破するまでに成長。熱線を繰り出す「焼却砲」や連続パンチを繰り出す「マシンガンブロー」など、多彩な技を駆使して強敵たちと激戦を繰り広げています。まだまだ未熟な部分も多いためこの順位となりましたが、今後の成長次第では大きなランクアップもありそうです。

20位:ゴウケツ

オロチに実力を認められる怪人協会幹部

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力驚異的な身体能力や衝撃波など

怪人協会の幹部を務めるゴウケツ。10m以上にもなる巨大な身体を持つ怪人で、オロチから厚い信頼を寄せられています。

ゴウケツはもともと人間で、初代「スーパーファイト」で優勝した凄腕の武道家でした。怪人化したあとはその強さにさらに磨きがかかり、驚異的な戦闘力を手にすることに成功しています。

強さのポイント

ゴウケツは怪人のなかでも上位クラスの戦闘力を誇っており、当時のジェノスが「過去に戦ったどの怪人よりも強い」と恐怖を覚えるほどでした。オロチもその実力を高く評価し、ムカデ長老と同列に語るようなシーンも存在します。しかしながら、作中での活躍シーンはやや少なく、サイタマとの戦いでは戦闘場面がないまま敗北することに。戦績面が少々微妙なためこの順位としていますが、実際はもっと上位の実力を持っているかもしれません。

21位:ブサイク大総統

インパクト抜群の怪人協会幹部

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力負の感情を力に変える

怪人協会で幹部を務めるブサイク大総統。ブサイクゆえに誰からも愛されず、負の感情を爆発させ怪人となった「ブサモン」の一種です。

イケメンや優秀な人物に対する強い嫉妬心を抱いており、戦闘時はその感情を自身の力に変えて戦います。

強さのポイント

ブサイク大統領は負の感情をエネルギー源に、高い身体能力や防御力を発揮することが可能です。作中ではジェノスの蹴りに堪えたほか、タンクトップマスターを圧倒するほどの攻撃を繰り出していました。また相性の問題もありますが、作中上位レベルの実力者と目されていたアマイマスクも撃破しています。しかしながら、シルバーファングには手も足も出ずに完敗。そののちGブサイク大総統として復活するも、今度はガロウの攻撃を受け死んでしまいました。高い戦闘技術を持つ相手には歯が立たないようなので、こちらの順位にランクインです。

22位:ワクチンマン

1話でいきなり敗北!?影の実力者

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力エネルギー弾の操作や変身能力

第1話に登場した怪人・ワクチンマン。環境を破壊する人類たちを滅するために生まれた存在で、地球の意志が生んだ「地球の使徒」を自称していました。

「ワクチンマン」というヒーロー風の名前をしていますが、見た目は完全に悪魔。『アンパンマン』に登場するばいきんまんをリアルにしたような姿をしています。

強さのポイント

第1話であっさりやられてしまったためインパクトが薄いのですが、実は災害レベル「竜」の怪人で、サイタマが来るまでに多くのA級ヒーローを倒しています。手から繰り出すエネルギー弾で広範囲に爆発を起こせるうえ、その爆発でビクともしない頑丈な肉体を所持。さらに自身を巨大化させる変身能力まで持っています。エネルギー弾の力がホームレス帝に似ていることから、「神に力を授けられた怪人なのでは?」という噂も存在。怪人協会幹部レベルの実力を持っていたと推測できますが、サイタマに瞬殺されたため戦績は最低クラス。それも加味してこちらの順位にランクインです。

23位:ギョロギョロ

オロチを支える怪人協会の参謀

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力念動力

オロチの側近を務める、怪人協会の参謀・ギョロギョロ。様々な実験でオロチをレベルアップさせた怪人で、ガロウを第2のオロチとして育てようと画策していました。

ギョロギョロは一つ目の奇妙な出で立ちをした怪人ですが、のちの展開で超能力により操作されていた肉人形だったと判明。ギョロギョロを操っていたのは人間の女性で、学生時代はフブキと共に「異能研究会」に所属していたことがわかっています。

強さのポイント

ギョロギョロはテレパシーや金縛りなどを繰り出せる、強力な念動力を所持しています。また他者に怪人細胞を提供して組織に引き入れるなど、知略面でも際立った才能を発揮していました。しかしS級ヒーローたちとの戦いで窮地に立たされたのち、因縁深いフブキと交戦し敗北を喫することに。直接戦闘よりもサポートなどで活躍している点や少々残念な戦績を考慮し、怪人協会幹部では下位となるこちらの順位にランクインです。

24位:ゲリュガンシュプ

ボロスの下につく最上位戦闘員

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力念動力

暗黒盗賊団ダークマターに3人しかいない、最上位戦闘員のひとりであるゲリュガンシュプ。身長6.8mのタコのような容姿をした異星人で、「宇宙一の念動力使い」を自称しています。

組織のなかでは宇宙船の警護や指揮など、非常に重要な役割を任されていたようです。

強さのポイント

ゲリュガンシュプは強力な念動力を駆使し、巨大竜巻の発生や、そこに巻き込んだ瓦礫を利用する「投石攻撃」を得意としています。作者曰く、「投石攻撃だけで言えばタツマキ以上の実力者」なんだとか。ただ、サイタマ戦ではそれらの戦法が全く通じず、あっさり倒されることに。かなりの実力を誇ることは間違いないのですが、戦績がかなり微妙なのでこちらの順位にランクインです。

25位:メルザルガルド

ゲリュガンシュプと肩を並べる最上位戦闘員

分類怪人
ランク災害レベル「竜」
能力分裂・変形・再生など

ゲリュガンシュプと共に、最上位戦闘員に名を連ねるメルザルガルド。5つの頭部と人格を持っており、コアを破壊されない限り死なないという特異体質の持ち主です。

ダークマターの本拠地となる超巨大宇宙船の周囲を見張っており、作中で複数のS級ヒーローと交戦しています。

強さのポイント

メルザルガルドはA級ヒーローであるイアイアンの左腕を奪うなど、並のヒーローでは歯が立たないレベルの戦闘力を有しています。体の分裂・変形・再生能力を駆使して複数のS級ヒーロー相手に善戦しますが、シルバーファングにコアを破壊されてしまい敗北。A級以上S級未満程度の戦闘力と推測できるため、こちらの順位にランクインです。

26位:アマイマスク

A級トップに君臨するイケメンヒーロー

分類ヒーロー
ランクA級(1位)
能力高い身体能力と再生力

A級1位に君臨するヒーロー・アマイマスク。そのイケメンぶりで高い人気を獲得し、俳優やアーティストとしても活躍しています。

正義感あふれる性格をしていますが、それゆえに「悪」と判断した者に冷酷な態度を取ることも。戦った相手が悲惨なかたちで死ぬことも多い、どこか危険な雰囲気が漂うキャラクターです。

強さのポイント

アマイマスクの実力はA級でもずば抜けており、一部では「S級クラス」とも噂されています。非常に高い身体能力を誇るうえ、心臓を貫かれても平然としている、腕を斬られても瞬時に接合できるなど、高い再生能力も所持。これらの能力の出どころは不明でしたが、のちにアマイマスクが「ブサモン」に分類される怪人だったと判明します。驚異の身体能力と再生力は、怪人ゆえに発揮されていたものだったのです。怪人としての姿を披露した際は、災害レベル「竜」クラスの敵を撃破することに成功。ただ、圧倒的な強さを見せたわけではなかったため、「竜」レベルでは下位となるこちらの順位にランクインです。

27位:アトミック侍

全てを両断する剣客ヒーロー

分類ヒーロー
ランクS級(4位)
能力神速の剣技

S級4位にランクインしているアトミック侍。侍のような見た目をした37歳の男性で、まげ・着物・マントがトレードマークです。

実力のある者しか認めないという厳しい信念の持ち主ですが、非常に弟子想いで義理人情に厚い人物でもあります。A級2位のイアイアン、A級3位のオカマイタチ、A級4位のブシドリルと、弟子が全員A級上位にランクイン。指導者としても高い実力を誇っています。

強さのポイント

アトミック侍は「剣聖会」の出身で、神速レベルの剣技を扱う超一流の剣士です。必殺技のアトミック斬は複数の斬撃により敵を細切れにする恐ろしい技。ヒーロー大全によると、原子をも寸断するという驚異的な威力を誇るようです。しかしながら、「物理攻撃が効かない相手に対応できない」という明確な弱点も存在。シンプルな戦闘スタイル、上位勢が持つ驚異的な再生力などがない点も考慮し、こちらの順位にランクインです。

28位:メタルナイト(ボフォイ博士)

本質は悪?危険な思想を持つS級ヒーロー

分類ヒーロー
ランクS級(6位)
能力自身が開発した兵器

S級6位にランクインしているメタルナイト。全身をアーマーに包んだ大男に見えますが、実際は遠隔操縦されているロボット。操作しているのは「ボフォイ博士」という天才的な頭脳を持つ壮年の男性です。

ボフォイはとても偏屈な性格をしており、怪人との戦いも「兵器の実験」程度にしか考えていません。人命救助や緊急招集に応じない場面もあるなど、ヒーローらしからぬ行動を何度もとっています。

強さのポイント

遠隔操作ロボットにより数々の怪人を退治してきたボフォイ博士。メイン機となるメタルナイトは高火力の兵器を搭載しており、ジェノスも警戒するほどの高威力技を披露しています。ボフォイ博士はメタルナイト以外にも複数の機体を持っていると推測され、その軍事力は「個人で所有するレベルを超えている」ほどなんだとか。メタルナイトの戦績や戦闘力を基準にこの順位としていますが、場合によってはベスト10入りするほどの、途轍もない機体を隠しているかもしれません。

29位:豚神

まるでブサモン?敵を丸飲みにする異色のヒーロー

分類ヒーロー
ランクS級(10位)
能力敵を飲み込む

S級10位にランクインしている豚神。その名の通り肥え太った見た目をしており、一見するとヒーローに見えません。

鈍い動きしかできなそうな肥満体をしていますが、その実力は本物。作中ではパワー・防御・スピード、全てを兼ね備えた驚異的身体能力を発揮しています。

強さのポイント

豚神は飲み込んだ敵を強力な胃酸で処理するという、なんとも恐ろしい戦い方を得意としています。彼は自身の体積以上の敵も食べることができ、自分よりも大きな怪人を頭から丸飲みにしたこともありました。毒への強い耐性も持っており、猛毒も消化できます。また、この能力は攻撃だけでなく、仲間を丸飲みして体内で保護するという使い方も可能。戦闘のみならずサポートでも活躍できる有能キャラです。

30位:ゾンビマン

ほぼ不死身!最強の再生力を持つヒーロー

分類ヒーロー
ランクS級(8位)
能力驚異的な再生力

S級8位にランクインしているゾンビマン。マッドサイエンティストが人類の進化を推進するために作り上げた「進化の家」という組織があり、彼はそこの実験体サンプルでした。

その進化の家の実験により不死身に近い肉体に改造され、驚異的な再生力を手に入れることに。彼の強さは戦闘能力の高さよりも、優れた治癒能力に依存している部分が大きいようです。

強さのポイント

ゾンビマンの1番の武器はその再生力。頭に穴が開いても数秒で回復するほどの再生スピードを誇り、持久戦でじわじわと敵を倒していく戦法を得意としています。作中では災害レベル「鬼」を含んだ40体もの怪人を次々に倒すなど、並の怪人では太刀打ちできない圧倒的な強さを披露していました。ただ、戦闘技術がそれほど高くない点や、相手を一撃で倒すような必殺技を持っていない点が玉に瑕。攻撃面での不安点を考慮し、本ランキング最下位となる第30位にランクインです。

順位変動はある!?『ワンパンマン』の最新展開に注目

ここまで『ワンパンマン』の強さランキングを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。おそらく本作のテーマ上、サイタマ=最強という設定はそう簡単に揺らがないはず。ですがこれも確定ではありません。今後とんでもない強敵が現れ、サイタマが苦戦を強いられることも十分考えられます。 これからいったいどんなヒーローが登場し、どんな怪人が立ちはだかるのか。今後の展開に要注目です!