下野紘、唐揚げが大好きな声優についておさえておきたい8つのこと

2017年8月28日更新

『ラーゼフォン』でアニメデビューし、以降、数多くの作品でメインキャラクターを務めてきた下野紘。歌手活動も精力的に行い賞を獲得するほか、「唐揚げ声優」としても有名になりました。そんな下野に関して、おさえておきたいポイントをまとめてみます。

1:下野紘が声優になったきっかけは『無責任艦長タイラー』

下野紘(しもの・ひろ)は、1980年4月21日生まれ。2016年現在、アイムエンタープライズに所属し、アニメやゲームで数多くのメインキャラクターを務め、歌手としても精力的に活動する人気の男性声優です。

下野はアニメ自体はもともと好きだったそうで、声優雑誌などもチェックしていたようですが、自身がなろうと思ったきっかけは、テレビアニメの『無責任艦長タイラー』だといいます。失恋や受験で悩んだ中学3年の時に改めて観返したところ、主役のタイラーのような大人になりたいと憧れ、声優のラジオを聴き「こんなに楽しい世界があるんだ」と思ったのだとか。

アニメ『無責任艦長タイラー』は、吉岡平のライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズが原作。植木等の映画『無責任男』シリーズを意識したつくりで、持ち前の強運と奇抜な策で出世していくタイラーが主役のコメディです。

2:『ラーゼフォン』の主人公に抜擢でデビューを果たす

日本ナレーション演技研究所本科時代に事務所オーディションを受け、アイムエンタープライズ所属となった下野。事務所に入ったはいいものの、仕事は思うようにいきませんでした。1年以上オーディションに落ち続け、これでダメなら声優を辞めるつもりで臨んだのがアニメ『ラーゼフォン』。

下野は見事に合格し、2002年、初のアニメ出演が主役という大抜擢でデビューを果たします。『ラーゼフォン』は『勇者ライディーン』をオマージュしたロボットSFアニメ。下野が演じたのは、神像型のロボット・ラーゼフォンのパイロット・神名綾人でした。決死の覚悟で受けたオーディション。その合格の決め手を下野は以下のように語っています。

汗ですね。「キミだけだったんだよね、オーディションで汗かいてたの」と監督がおっしゃっていたので、汗も決め手だったんだと思います(笑)。ホントかどうかは分からないですけどね(笑)。

3:ヴォーカルユニット「Root」で活動

以降、下野は声優としてアニメやゲームに出演しながら、2003年には声優ヴォーカルユニット「Root」としての活動も始めます。メンバーはリーダーの下野、そして、石井一貴、宮本克哉、高橋トオル。途中高橋がメンバーから抜けて3人でのユニットになりますが、2007年に解散するまでに2枚のシングルを発売しました。

1stシングルは『CLOVER』、2ndシングルは『風夏(ふうか…)』。下野がまだブレイクする前の貴重なタイトルで、2016年現在は廃盤になっているようです。

近年での下野の歌手活動ですが、アニメのキャラクターソングを中心に発表。2012年には『うたの☆プリンスさまっ♪』名義で第6回声優アワード歌唱賞を受賞しました。2016年3月からはソロアーティストとしての活動もスタートさせています。

4:唐揚げが大好きな下野紘

からあげクン音頭2012 ヒャダインのリリリリ☆リミックス

下野は無類の唐揚げ好きです。12代目のパーソナリティを務めたラジオ『VOICE CREW』では、「下野紘のからあげ帝国」というコーナーを設け、リスナーから美味しい食べ方を募ったり、下野考案のレシピを紹介したりと、終始唐揚げ愛に溢れていた内容だったとか。

そんな唐揚げをこよなく愛する下野は、日本唐揚協会によるカラアゲニスト検定試験を受け、一発合格。不正解は1問のみの好成績だったそうです。そのため、日本唐揚協会の「2012年ベストカラアゲニスト」に選ばれるという唐揚げ好きにはこの上ない名誉を獲得。

これをきっかけに、日本唐揚協会の全面協力のもと前山田健一(ヒャダイン)と唐揚げの名店を食べ歩くDVDを製作。またローソンの人気商品の楽曲『からあげクン音頭2012 ヒャダインのリリリリ☆リミックス』に参加したり、限定味のからあげクンキャンペーンキャラクターを務めたりと、下野の唐揚げにまつわるエピソードは山盛りです。

ちなみに、日本唐揚協会の「ベストカラアゲニスト」ですが、下野は2013年、2014年も声優部門で選ばれ、3年連続の受賞となっています。

5:ブログは『水曜どうでしょう』由来

下野のブログのタイトルは「気まぐれにどうでしょう ~下野紘公式ブログ~」。これは、北海道発のローカル番組『水曜どうでしょう』が由来となっているそうです。『水曜どうでしょう』は、俳優・大泉洋ら4人の撮影隊による低予算旅番組。大泉の巧みな話術に加え、本来は流さない裏方の様子をあえて放送し大人気となり、放送地域は北海道だけでなく全国にも広がりました。

下野もこの番組も大ファンだそうで、自身のブログタイトルに「どうでしょう」を付けたそうです。さらにブログ内には「どうでしょう系」というカテゴリがあり、グッズを購入したことや、どうでしょう好き仲間との飲み会の様子など、『水曜どうでしょう』に関しての話題を熱く激しいテンションで綴っています。

6:学生時代は演劇をやっていた

中学校を卒業したらすぐにでも声優養成所に入ることを考えていた下野ですが、高校だけは卒業するようにという両親の説得に進学しました。高校を選ぶ基準は、演劇部があること。声優になるための準備期間と思って通っていたそうです。

下野が所属した演劇部はミュージカルを演目に選ぶことが多く、初舞台は文化祭での『真夏のシンデレラ館で』という作品でした。これは、シンガーソングライターの小椋佳が企画したジュニアミュージカルの演目のひとつで、演劇部では1時間に短縮して上演したそうです。

いわゆるストレートな演劇を経験したのは、下野が3年生になってから。劇作家・鴻上尚史の『ピルグリム』を下野が監督・脚本・出演・照明・音響監督を掛け持ちで務め、初めて“オカマ”を演じたのだとか。

7:とにかく梶裕貴と仲がいい!

下野紘とは先輩後輩の関係でとても仲が良いようです。お互いの誕生日にはプレゼントを贈りあったり、プライベートでも交流があったりと、仲の良さは良く分かります。

また、ふたりがパーソナリティを務める「下野紘&梶裕貴のRadio Misty」では仲睦まじい様子がたくさん伝わってきました。また、『進撃の巨人』など共演作も多くいつも一緒にいるのではないでしょうか。

8:花澤香菜との共演が多い下野紘

今や、アニメやゲーム、ライブにテレビ出演、唐揚げイベントなど引っ張りだこの下野紘。やはりたくさんの作品で活躍している女性声優の花澤香菜と共演することが多いようで、ふたりの共演作をピックアップしてご紹介します。

ゲーム『グロリア・ユニオン』

スティングが企画・開発し、アトラスより発売されたPSP用ゲームです。世界の海に眠る“クリスタルの伝説”を求め、一攫千金を狙う海賊たちの冒険物語。下野は主人公の海賊少年・イシュトと、ルキア皇国の若き皇帝・アシュレイの二役を、花澤はクリスタルのありかを知っている謎の少女・ルルゥを務めました。

アニメ『ダンボール戦機W』

原作はレベルファイブのPSP用ゲーム。アニメ『ダンボール戦機』の続編。あまりにも強力なためそのままでは危険とされるホビー用小型ロボット「LBX」を、あらゆる衝撃を80%吸収するという強化ダンボールの中で戦わせます。

下野は主人公のひとり、「ペルセウス」という「LBX」を操作するゲームオタクの中学生・大空ヒロを務めました。 花澤は「ミネルバ」を操作するヒロイン・花咲ランを演じています。

アニメ『機巧少女は傷つかない』

海冬レイジのライトノベルが原作のアニメ。少女型人形を操り、人形使いのトップである「魔王」を目指す戦いを描いた物語。下野は主人公の人形使い・赤羽雷真を、花澤は魔王最有力候補のマグナスの人形・火垂を務めました。火垂は惨い死を遂げた雷真の妹・撫子によく似ています。

アニメ『となりの関くん』

森繁拓真のコメディ漫画が原作のアニメ。授業中にこそこそと一人遊びにふける関くんと、その奇想天外な遊びの様子におもわず見入ってしまう隣の席の真面目な女性徒・横井さんを描いています。

下野は一人遊びの奇才・関俊成を、関くんの壮大な遊びを横目で見ながら心の中でツッコミを入れる横井るみを花澤が演じました。ちなみに、セリフはほとんど横井さんの心の声で、関くんは溜息や相槌くらいです。