2017年7月6日更新

アニメ『CLANNAD‐クラナド‐』豪華声優一覧まとめ

不良高校生だった主人公・岡崎朋也が、一人の人間として成長していく過程を描いたアニメ『CLANNAD-クラナド-』。朋也の人生は視聴者を感動させ、「クラナドは人生」という言葉も生まれる大ヒット作品になりました。今回は、様々な事情を抱えたキャラクターに命を吹き込んだ豪華声優陣をご紹介します。

『CLANNAD‐クラナド‐』は人生

ゲームソフトメーカー「Key」のゲームを原作とするアニメ『CLANNAD-クラナド-』。2007年から2008年3月に第1期が、2008年10月からは続編となる『CLANNAD~AFTER STORY~』が放送されました。

今作に関連する用語で有名なのが、「クラナドは人生」。発売当時、18禁ゲームと勘違いした人が多く、2ちゃんねるの「エロゲじゃないならなんだ」という問いに、「人生」と答えた人がいたことに由来しています。

また、原作者の麻枝准やアニメの石原監督も、「クラナドは岡崎朋也の人生を描いた」という内容をコメントしました。現在は、学生時代不良だった朋也が、結婚や父親になることを通して成長する過程。つまり、ストーリーを人生そのものと指す言葉として使用されています。

ゲームでは複数のルートが存在しており、アニメ化に際しては複数ルートを統合。渚をメインヒロインに置いて、原作を踏襲しつつ大幅なアレンジを施しています。そのため、杏と智代に関して補完する物語が制作されDVD第8巻に収録されました。

岡崎朋也/中村悠一

本作の主人公で、光坂高校に通う3年生。かつてはバスケに打ち込むスポーツ少年でしたが、父親との喧嘩で選手生命を絶たれ、遅刻や授業欠席などを繰り返す不良少年になってしまいます。

物語序盤では、不良のレッテルによって周囲から敬遠されており、朋也自身も他人との関わりを避ける節がありました。3年生の春に渚と出会い、様々な経験を通して一人の人間として成長していきます。

岡崎朋也の声を演じた中村悠一は、2001年に『電脳冒険記ウェブダイバー』で声優デビューし、2007年の『おおきく振りかぶって』阿部隆也役や本作で注目を集めました。朋也のように、主演やヒロインの相手役を務める際は、素直でなく天邪鬼であることが多くあります。

また、重度のゲーマーとしても有名で、2014年1月からゲーム番組『東京エンカウント』に杉田智和と出演。膨大な知識量でトークを展開し、現在まで続く人気番組になっています。

古河渚/中原麻衣

幼少期から病弱で、前年度に留年している本作のメインヒロイン、古河渚。同級生の朋也らよりも1歳年上となっており、人見知りな性格も災いして、朋也と出会うまでクラスで孤立しがちになっていました。

誰にでも丁寧で優しい少女ですが、気弱で自信が持てない性格。そのため、自分を鼓舞しようと好物の「あんパン!」を呼称する癖を持っています。朋也と打ち解けてからは、演劇部復活の夢を告白して実現のために奔走していました。

古河渚を演じた中原麻衣は、『七つの海のティコ』の影響で声優を志し、2001年に『パッパラパー!』でアニメデビューを果たしました。セクシーな役や明るい天然キャラ、お嬢様など、現在まで様々なタイプのキャラクターを演じています。

その中でも、特に定評があるのが”ヤンデレ役”。『ひぐらしのなく頃に』竜宮レナ役を始めとする、狂気や怒りをはらんだ演技の凄みはかなりのもので、視聴者を震え上がらせることがあります。

藤林杏/広橋涼

藤林杏は椋の双子姉で、勝ち気で男勝りな性格をしたヒロインの一人。お節介焼きの他人思いで、スポーツも得意とするため女子生徒から人気が高い様子です。

また、クラス委員長ながら不真面目な行動が多く、悪名高い朋也や陽平にも気兼ねなく話しかける数少ない女子です。朋也に思いを寄せる妹を応援していますが、杏本人も朋也のことが気になっている素振りを見せます。

藤林杏の声を担当した広橋涼は、2002年に『アクエリアンエイジ』でデビュー。主な出演作は、『WORKING!!』山田葵役や『ケロロ軍曹』東谷小夏役、『繰繰れ!コックリさん』市松こひな役などがあります。

また、イベントやラジオでの突飛な言動は非常に有名。30歳目前のラジオ公開収録の際、周囲が騒然となるアフロヘアーで登場し、しばらくの間そのまま維持していました。

一ノ瀬ことみ/能登麻美子

ヒロインの一人で、全国でもトップクラスの成績を誇る才女、一ノ瀬ことみ。学校は、実績を挙げることを条件に授業欠席を黙認しており、必要な授業以外は独学で勉強しています。ヴァイオリンを弾くことが好きですが、聴いたものが「ショック死」してしまうほどの破壊音を放ちました。

また、飲食禁止の図書館で弁当を食べたり、書店の本を無断で切り抜くなどの浮世離れした行動も。これらの行動は、全て過去のトラウマによるもので、物語の重要な伏線になっています。

一ノ瀬ことみを演じた能登麻美子は、1999年『爆球連発!!スーパービーダマン』ハスラー・ナミ役でデビューしました。一切濁りのないウィスパーボイスが特徴的で、他の声優がモノマネしても再現できた例はほとんどありません。

代表作は、『マリア様がみてる』シリーズの藤堂志摩子役や『MONSTER』ニナ・フォスター役、『地獄少女』閻魔あい役など。あまりに浮世離れした声のため、童謡を歌った際に「呪いの歌」のようになったことがあるそうです。

坂上智代/桑島法子

坂上智代は朋也の1学年後輩で、2年生の春に転校してきたヒロインの一人。足技を駆使して喧嘩を繰り返していた過去を持っており、近隣の不良にとって畏怖や遺恨の対象になっています。転校後は女らしく過ごすと決意していますが、懲りずに挑む陽平には容赦なく実力を行使しています。

ある事情から生徒会長を目指しており、不正や惰性を許さない性格。スポーツ万能の智代を熱心に誘う運動部もありましたが、生徒会長への立候補を理由に断りました。

坂上智代の声を演じた桑島法子は、1996年に『機動戦艦ナデシコ』ミスマル・ユリカ役で声優デビュー。その後も、『犬夜叉』珊瑚役や『彩雲国物語』紅秀麗役など多くのキャラクターを担当し、多数の代表作が生まれました。

また、多様な声を使い分ける高い演技力があり、朗読活動なども精力的に行っています。桑島を目標にしている声優も多く、新人時代からその声量は圧倒的で、収録時にマイクを壊したという逸話も残っています。

伊吹風子/野中藍

伊吹風子は高校生とは思えない外見をしている公子の妹。異常なほどヒトデ好きで、手作りのヒトデの彫刻を手渡すなど、独特な感性による言動がみられることも。また、物事をはっきり伝える毒舌家で、口癖は「最悪です」。ああ言えばこう言う性格のため、会話が成立しにくい朋也への当たりは強い様子です。

伊吹風子の声を担当した野中藍は、『幽☆遊☆白書』を見て声優に興味を持ち、2000年に『ONE PICE』で声優デビューを果たしました。代表作は、『魔法先生ネギま!』近衛木乃香役や『さよなら絶望先生』風浦可符香役など。新房昭之監督作、シャフト制作作品で多くのメインキャラクターを担当しています。

宮沢有紀寧/榎本温子

宮沢有紀寧は図書室に附属する倉庫(資料室)に駐留している2年生です。来訪者には、飲み物や軽食を振る舞ってもてなしています。言葉遣いが丁寧で温厚な性格をしており、校外の不良からも慕われている様子。どうやら、朋也に何者かの面影を重ねているようです。

宮沢有紀寧の声を担当した榎本温子は、1998年に『彼氏彼女の事情』宮沢雪野役でデビュー。2001年には、鈴原みさき役で出演した『機動天使エンジェリックレイヤー』のOP「By My Angel」でCDデビューを果たしました。

その他の出演作は、『ふたりはプリキュア Splash Star』美翔舞役や『カードファイト!!ヴァンガード』先導エミ役などがあります。

藤林椋/神田朱未

藤林椋は杏の双子の妹で、朋也や陽平に手を焼いているクラス委員長です。あらゆる面で姉と正反対で、朋也に思いを寄せる大人しく恥ずかしがり屋な少女。占いが趣味で、得意のトランプ占いは大好評ですが、100%外れるため結果とは反対の解釈が採用されています。

藤林椋の声を演じた神田朱未は、2001年に『新雪姫伝説』プリーティア役でデビューしました。代表作は、『魔法先生ネギま!』神楽坂明日菜役や『ウルトラマニアック』佐倉仁花役など。明るい声質を活かし、天真爛漫な女性キャラを演じています。

また、堀江由衣らが所属する声優ユニット「Aice5」としても活動。堀江由依の強い要望で参加しており、2007年に一度解散した後2015年に再結成されています。

春原洋平/阪口大助

春原洋平は朋也の同級生で悪友です。スポーツ推薦入学でしたが、先輩との不仲が原因で退部。暴力事件を起こした朋也と引き合わされ、行動を共にするようになりました。不用意な言動で痛い目に会うことが多く、身体を張ったギャグを披露するいじられキャラです。

また、シリアスをぶち壊す語尾「それと便座カバー」で有名。一方で、真面目な場面では核心を突く発言をすることがあり、朋也の重要な相談に乗るなど信頼されている様子が伺えます。

春原洋平を演じた阪口大助は、『機動戦士ガンダム』に憧れて声優を志し、『機動戦士Vガンダム』ウッソ・エヴィン役で主演を務めました。若々しい声を活かして、『あたしンち』立花ユズヒコ役などの弟役、『メルヘブン』ジャックといった活発な少年役を演じています。

また、『銀魂』の志村新八役を始めツッコミ役に定評があるほか、ヘタレ・弱気な青年まで自在に演じ分けています。

相楽美佐枝/雪野五月

相楽美佐枝は朋也らが通う光坂高校のOBで、短大卒業後は陽平らが暮らす男子寮の寮母です。現役時代は女子初の生徒会長を務めており、全生徒が一週間、無遅刻・無欠席という快挙を達成。規律に厳しく、寮生たちからは恐れられつつも面倒見の良さで慕われているようです。

相楽美佐枝を演じた雪野五月は、1992年に洋画『素晴らしき日々』で声優デビューしました。その後、『犬夜叉』日暮かごめ役や『フルメタル・パニック!』千鳥かなめ役などのヒロイン役を担当。1997年頃から主要キャラクターを多数演じ、『銀魂』志村妙役などの姉役でも知られています。

現在は、2003年に雪野五月から”ゆきのさつき”に改名して活動しています。

志麻賀津紀/朴璐美

美佐枝が高校生時代に出会った少年、志麻賀津紀。入院していた時に励ましてくれたお礼に、何でも願いを一つ叶えると言います。その正体は、美佐枝の飼い猫が人間になって現れた姿で、最後は願いを叶えるために猫の姿に戻りました。

志麻賀津紀を担当した朴璐美は、演劇集団 円(円企画)に所属。舞台を見に来ていた富野由悠季に見出され、1998年に『ブレンパワード』で声優デビューしました。

代表作は、『機動戦士∀ガンダム』ロラン・ゼアック役や『鋼の錬金術師』エドワード・エルリック役、『NANA』大崎ナナ役など。吹き替えにも多数参加しており、2008年以降アニメへの新規出演はないようですが、現在は本業の女優として活躍しています。

幸村俊夫/青野武

光坂高校に勤める古典担当の教師、幸村俊夫。問題児だった朋也と陽平を孤立させないよう、2人を引き合わせたような節もあり、生徒と真摯に向き合うおじいちゃん先生です。朋也らの卒業と同時に定年を迎え、退職後は静かな余生を送っています。

幸村俊夫の声を演じた青野武は、19600年代から声優として活動しており、『ONE PICE』ミホーク役や『銀魂』平賀源外役などに出演。”おじいちゃん”こと『ちびまる子ちゃん』友蔵役としても有名で、晩年には老人役を多く演じました。

しかし、2010年に脳梗塞で入院。出演中の番組では代役が立てられていましたが、闘病の末2012年4月9日に永眠しました。

春原芽衣/田村ゆかり

春原芽衣は陽平の妹で中学2年生。自堕落な兄の現状に頭を悩ませていますが、兄弟仲は良好のよう。世話好きなしっかり者の出来た妹で、兄の生活を心配して寮を訪ねてきました。ちなみに、元ロックミュージシャンの佑介の大ファンです。

春原芽衣を演じた田村ゆかりは、『魔法少女リリカルなのは』高町なのは役や『ひぐらしのなく頃に』古手梨花役などで知られています。可愛らしい声を活かした少女はもちろん、二面性・熱血・ツンデレなど様々なタイプのキャラクターを演じてきました。

歌手活動も精力的に行っており、CDリリースやライブも多数開催。2008年には声優としては3人目となる日本武道館でのライブを成功させました。

柊勝平/白石涼子

柊勝平はバイトをしながら旅を続ける神出鬼没な青年です。極端な世間知らずで傍若無人な性格をしているため、アルバイトは長続きしていない様子。女性らしい容姿を気にしており、本人は男らしく生きたいと思っています。

また、原作ではれっきとした登場人物の一人ですが、アニメ全編を通して一切登場しません。これは、キャラクター設定の影響とストーリー進行上の問題によるものだそうです。

柊勝平を演じた白石涼子は、2006年に『魔法先生ネギま!』長瀬楓役で注目を浴びました。少女役以外にも、少年役を多く演じるほか関西弁キャラクターに定評があります。

代表作は、『まほらぼ~Heartful days~』白鳥隆士役や『ハヤテのごとく!』綾崎ハヤテ役、『絶対可憐チルドレン』野上葵役など。綾崎ハヤテは原作者からの抜擢だったそうで、白石にとっての出世作になりました。

古河秋生/置鮎龍太郎

「古河パン」を経営する渚の父親、古河秋生。早苗が独創的なものばかり生み出すため、売っているパンの殆どを作っています。柄が悪く初対面でも口が悪いですが、実際は非常に優しく家族思い。無邪気な性格で慕われており、地元では草野球チームも作っています。

古河秋生を担当した置鮎龍太郎は、『地獄先生ぬ~べ~』鵺野鳴介役で初主演に抜擢され、現在までコンスタントに出演を重ねるベテラン声優。『BLEACH』の朽木白夜などの低音のクールな2枚目から、『トリコ』トリコ役のような熱血漢や3枚目まで幅広く演じています。

また、塩沢兼人や曽我部和恭などの死去(引退)した声優の役を一部引き継ぎました。

古河早苗/井上喜久子

古河早苗は渚の母親で秋生の妻です。渚が幼い頃は教師でしたが、渚が病気になってからはパン屋に転職。同時に、自宅で近所の子供たちを対象にした学習塾を開講しました。

普段は子供っぽく打たれ弱い部分がありますが、岡崎親子の関係修復に尽力するなど、いざという時には行動力と芯の強さを発揮します。

古河早苗を演じた井上喜久子は、1989年の『らんま1/2』天道かすみ役でブレイクしたベテラン声優です。デビュー後は、穏やかなお姉さん役や母親役などを多く演じていましたが、『キャプテン翼』大空翼役といった少年役も増えています。

また、「井上喜久子、17歳です。」という自己紹介でも有名。後に「永遠の17歳」を宣言する声優たちが現れたことにより、井上を教祖とする「17歳教」が誕生しました。

伊吹公子/皆口裕子

伊吹公子は風子の姉で、3年前までは美術教師として光坂高校に勤務。渚の恩師であり、古河パンの常連客として退職後も交流が続いています。また、元・教え子の佑介とは婚約していて、作中では後に結婚しました。

伊吹公子の声を演じた皆口裕子は、中学生時代にグループこまどりに入団し、1985年にOVA『GREED』キィ・ミ役で声優デビューしました。

その後、『YAWARA!』猪熊柔役で認知度を上げ、『ドラゴンボールZ』ビーテル役や『美少女戦士セーラームーン』シリーズの土萠ほたる役などに出演。地声に近い声で演じることが多く、可愛らしいのになぜか色気のある声で視聴者を魅了しています。

芳野祐介/緑川光

芳野祐介は朋也らが通う光坂高校のOB。一度はロックミュージシャンとして成功しましたが、様々な事情で挫折してしまい、地元に戻って電気工になりました。過去の影響なのか、ロック魂を叫んだり台詞が臭かったりすることがあり、しばしばギャグ要員になることもあります。

芳野祐介を演じた緑川光は、『機動戦士ガンダム』に感銘を受けて声優を志し、後に『機動戦士ガンダムW』ヒイロ・ユイ役で主演を果たしました。

端正な美声を活かして、『SLAM DUNK』流川楓役などの2枚目キャラクターを多く担当する一方、「仕事を選ばない」と言われるほど個性的な役を演じることも。若手声優の中には、緑川に影響を受けて声優を目指した者も多いそうです。

岡崎直幸/中博史

妻の死後、朋也を一人で育ててきた父親、岡崎直幸。生活苦から酒に溺れ、朋也に暴力を振るって選手生命を断たせてしまった負い目から疎遠になってしまいます。しかし後に、父親の本心を知った朋也と和解。母・史乃が住む実家に戻り朋也との関係も修復されていきました。

岡崎直幸の声を演じた中博文は、1987年頃から活動しており、『ONE PICE』モンキー・D・ガープ役や『HELLING』のドグ役などで知られています。吹き替えも多く、特に有名なのは『スタートレックヴォイジャー』ホログラム・ドクター役。医者や科学者、教師などの知的なキャラクターを演じることが多くあります。

岡崎史乃/麻生美代子

岡崎史乃は朋也の祖母(直幸の母親)で、汐にとっては曾祖母。自身の元を旅行で訪れた朋也に、直幸の過去や本心を打ち明け、朋也の心境に変化が起きる大きなきっかけを作りました。直幸が家に戻った後は、朋也も交えて良好な関係を築いているようです。

岡崎史乃を演じた麻生美代子は、学生時代から演劇を志しており、アニメの草創期から活動している大御所声優です。最も有名なのは、1969年から2015年まで演じた『サザエさん』の磯野フネ役。年齢を配慮して2代目に交代しましたが、麻生にとって一番の代表作となりました。

岡崎汐/こおろぎさとみ

岡崎汐は朋也と渚の間に生まれた娘で、「AFTER STORY」の終盤に登場。ある事情で、生まれてから5年間は渚の両親に預けられていましたが、早苗が計画した旅行をきっかけに一緒に暮らすようになりました。

岡崎汐を演じたこおろぎさとみは、1988年に『それいけアンパンマン』でデビューしました。『少年アシベ』のゴマちゃん役以降、”動物声優”と呼ばれることになり、1990年代の少女・動物キャラクター担当として活躍しました。

その後も縁起の幅を広げ、『クレヨンしんちゃん』ひまわりを始めとする赤ん坊、動物などの言語がはっきりしないキャラクターを多く演じています。

謎の少女/川上とも子

朋也らとは別の世界、幻想世界に存在いる少女。初めは一人きりで住んでいましたが、ガラクタを集めた人形を作ってからは2人で暮らしています。年齢やその他一切について不明で、ガラクタの人形と同様に、物語の結末に関わる秘密を持つ重要キャラクターです。

謎の少女を演じた川上とも子は、1994年に『メタルファイター♥MIKU』で声優デビューし、『少女革命ウテナ』ウテナ役で一躍有名になりました。その後は、『ヒカルの碁』進藤ヒカル役や『AIR』神尾美鈴役などに出演。主役やそれに準ずるキャラクターを多数演じました。

2008年8月に卵巣がんが発覚して入院しましたが、2011年6月9日に41歳で亡くなりました。

ガラクタの人形/矢島晶子

謎の少女がガラクタで作り上げたロボット人形。終わってしまった世界、新たなものが何も生まれないはずの幻想世界で生まれました。いつかいた「暖かくて楽しい世界」を漠然と覚えているため、他のものが何も存在しない世界から少女を連れ出そうとします。

ガラクタの人形を演じた矢島晶子は、1989年に『アイドル伝説』田村えり子役で声優デビュー。『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役で有名ですが、少年少女から大人の女性、動物役まで幅広くこなす実力派声優です。

その他の出演作には、『新機動戦記ガンダムW』リリーナ・ドーリアン役や『ガラスの仮面(2005年版)』姫川亜弓役などがあります。