2020年7月29日更新

犬夜叉、かごめを守る戦国時代の半妖を徹底解説!最終決戦のその後は?

犬夜叉、かごめを守る戦国時代の半妖を徹底解説!他のキャラクターとの関係は? サムネイル

『うる星やつら』や『らんま1/2』などで知られる高橋留美子の漫画『犬夜叉』。犬耳と銀髪がトレードマークの主人公・犬夜叉について、過去や他キャラとの関係性、声優について紹介します。奈落との最後、そしてかごめとのその後は?

目次

白髪の半妖!犬夜叉のかっこいい魅力を徹底解説!最後にはどうなった?【ネタバレ注意】

『犬夜叉』は高橋留美子による漫画で、戦国時代を舞台に、半妖・犬夜叉と、かつて彼の恋人だった巫女の生まれ変わりの女子中学生・日暮かごめが、宝玉・四魂の玉のかけらを探す旅にでる冒険活劇です。 1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載されており、2000年から2004年にかけて日本テレビでアニメ版も放送されています。 この記事では『犬夜叉』の主人公である半妖の犬夜叉について紹介します!犬夜叉が半妖な理由、武器、殺生丸との関係性など徹底的にまとめました。 ※この記事では、『犬夜叉』のネタバレ情報も扱っていますので、読み進める際にはご注意ください。

犬夜叉って何者?半妖のいじっぱりヒーロー

犬夜叉が半妖な理由とは?

犬夜叉は母親が人間、父親が妖怪という半妖です。人間の年齢に換算すると15歳で、根はやさしい性格ですが口調がきつく暴れん坊。犬の耳と銀髪なのが特徴的なキャラクターです。 兄の殺生丸とは腹違いの兄弟なため、殺生丸は半妖ではなく完全なる妖怪です。

月に1度、犬夜叉は黒髪になる!

普段は銀髪がトレードマークの犬夜叉ですが、月に一度黒髪になります。 黒髪になるのは、月一回訪れる朔の日の夜。朔(さく)とは、月と太陽の視黄経が等しくなった時のことを意味します。現代では新月と同じ意味でもあります。 半妖である犬夜叉は、朔日の夜になると妖力を失い人間になってしまいます。その時に、妖怪のあかしである爪や牙もなくなり、髪も黒くなってしまうのです。 妖怪の力を失った時に敵に襲われると命取りになるため、朔日のことを周囲に知られないようにしています。

犬夜叉の武器や技を紹介!

父親から譲り受けた鉄砕牙(てっさいが)とは?

初期の犬夜叉は、犬の半妖ならではの爪を武器とした戦い方をしていました。ですが、妖刀鉄砕牙を手にして以降は、これを振るって戦うようになります。 鉄砕牙は、犬夜叉の父が彼のために遺した一振りの妖刀。普段は錆びたなまくら刀ですが、彼が触れることで大剣へと変化します。兄の殺生丸が持つ天生牙は、対の一振りです。 犬夜叉の父は、半妖の彼に対して過保護な一面がありました。それゆえ、彼は自身の継承者の証である鉄砕牙を、犬夜叉に譲ります。そして、犬夜叉と殺生丸の因縁は、この父親の形見から始まったのです。 鉄砕牙を使った最も有名な技は、風の裂け目を斬ることで衝撃波を放つ、風の傷。その他、刀身が赤くなって結界を破る力や、相手の妖力を吸収して得た技も多いです。

散魂鉄爪(さんこんてっそう)

爪を使って、的に突進しながら攻撃する技です。鉄骨を突き破るぐらいの力がこもっています。

飛刃血爪(ひじんけっそう)

血が爪についたとき、妖力を使って血を刃として硬化させて飛ばして攻撃する技です。敵の動きが早い場合や、遠距離にいる敵に効果的です。

爆流破(ばくりゅうは)

鉄砕牙の奥義です。敵の妖気に応じたカウンター技です。妖気と妖気がぶつかるときに生まれる風の裂け目を、風の傷と言います。爆流破は、まずその風の傷を発生させることで相手の妖気を逆流させます。そして発生した無数の渦を相手に返すという技です。敵の妖気が強ければ強いほど、この技の威力も上がります。

「おすわり」しちゃう?かごめとの関係

かごめって誰?健気で勇敢なヒロイン!

本作のヒロインかごめは、現代からさかのぼること500年前に、犬夜叉と愛し合っていた巫女・桔梗の生まれ変わりです。 普通の中学生だったかごめですが、15歳の誕生日に神社で祀られている「骨食い井戸」から出現した妖怪に遭遇。井戸の中へ引き込まれて、戦国時代にタイムスリップしてしまいました。 ついた先で半人半妖の妖怪、犬夜叉と出会います。自らを引きずり込み、襲ってくる妖怪を倒すために、彼の封印を解いてしまいました。その時、妖怪に切られた腹部から「四魂の玉」が飛び出し、それを食らわんとする別の妖怪を射ようととして放った矢が四魂の玉に命中。 玉は砕け散り、全国中に散らばってしまいます。この出来事をきっかけに、犬夜叉と2人で四魂の玉のかけらを集めるため旅をすることになるのです。

かごめに言われると「おすわり」しちゃう犬夜叉

出会った頃の犬夜叉とかごめは、常にケンカが絶えない状態でした。しかし、共に旅を続けるうちに2人は互いの優しさに触れ、惹かれ合うようになっていきます。 また、直情型の犬夜叉にとって、感情に任せて暴走することは日常茶飯事。かごめはそんな彼を無理やり抑え込むために、「おすわり」と言い放ちます。すると彼は、問答無用で地面に叩きつけられてしまうのでした。両者の関係は、パートナーであると同時に、飼い主と犬のような関係に見えなくもないのです。 その後、犬夜叉のかつての想い人だった桔梗が復活。彼は、かごめと桔梗の間で揺れ動き、次第に優柔不断な態度をとるように。 どっちつかずの彼の態度はかごめを傷つけ、両者は少しづつすれ違います。それでもかごめは犬夜叉を信じ、犬夜叉の側にいることを決意。犬夜叉が桔梗への未練を断ち切ったことで、2人は再び歩み寄り始めるのでした。

桔梗との関係は?かごめとの三角関係?

桔梗って誰?

かごめの前世でもある桔梗は1478年頃の生まれです。妹である楓と一緒に巫女として諸国を旅していました。 故郷の村に帰った時に、妖怪退治屋から四魂の玉を清めて欲しいと依頼されたことをきっかけに、同時期に村にやってきた犬夜叉と出会います。最初は彼をぞんざいに扱っていた桔梗。しかし妖怪に襲われかけた妹を助けてもらってから、意識するようになります。 恋仲にまで発展した2人ですが、敵の策略により、桔梗自らの手で犬夜叉を封印するという運命をたどってしまうのです。

かごめと桔梗との三角関係は?

500年前の戦国時代に、四魂の玉を狙う中で出会った桔梗と恋人同士に。しかし、敵の策略により2人は引きさかれ、桔梗の封印の矢によって、犬夜叉は封印されてしまいます。 その封印から50年後、タイムスリップしたかごめによって封印が解かれます。はじめは桔梗に似ていることから彼女を嫌っていましたが、次第に心を開いていく犬夜叉。 後に桔梗が蘇ってからは、桔梗とかごめの間で揺れ動きますが、最終的にはかごめと相思相愛になっています。

殺生丸との関係をたどる!

殺生丸との因縁とは?

犬夜叉には、殺生丸という兄がいます。2人は、同じ父親と異なる母親を持った異母兄弟という、複雑な関係です。しかも、兄は完全な妖怪なのに対し、人間を母に持つ弟は半妖に生まれました。 偉大なる大妖怪であった父の誇りを重んじる殺生丸は、血統と誇りに強いこだわりを見せます。そして、人間や半妖を常に見下す、残忍で冷酷な性格となっていきました。従って、実の弟とはいえ半妖の犬夜叉のことは、一族の恥として常に蔑んでいます。 しかし父親は犬夜叉の方を気にかけていました。この扱いの差が殺生丸の神経を逆なでし、2人の仲は決定的に分かたれてしまうのです。 物語序盤の殺生丸は、犬夜叉の左目に隠された「黒真珠」を狙い、何度も襲いかかりました。その後も、父が弟に譲った鉄砕牙を奪い返そうと度々現れています。

殺生丸との関係はどうなった?

犬夜叉と殺生丸の間の兄弟仲は最悪なものとなっていました。会えば一触即発の両者の間に、歩み寄る余地など到底考えられません。 しかし、犬夜叉や奈落を追う旅を続けるうちに、殺生丸の心は徐々に変化していきました。りんや神楽と出会ったことで、彼はこれまで持たなかった感情を持つようになります。特にりんに対しては、彼女が人間であるにもかかわらず、心を開くようになりました。 アニメ犬夜叉完結編で、少しだけ柔らかくなった殺生丸は犬夜叉とふたたび衝突。この戦いを経て、鉄砕牙への執着を捨てた彼は、奥義「冥道残月破」を弟に譲りました。そして、彼自身も大妖怪へと成長を遂げます。 こうして兄弟の宿命は決着を迎え、それ以上の衝突はありませんでした。両者は一歩歩み寄ったことで、落ち着いた関係を取り戻していったのです。

完結編での犬夜叉は?奈落との死闘はどうなった?

理性を失ってしまった犬夜叉

アニメ犬夜叉完結編は、犬夜叉一行と奈落との最終決戦を描いたシリーズ。殺生丸一行とも合流した犬夜叉たちは、いよいよ奈落を追い詰めます。 この戦いの最中、犬夜叉は妖怪化してしまい、暴走状態に。犬夜叉は半妖でしたが、父親譲りの妖怪の血は非常に強力なものでした。そのため、彼が命の危機に瀕するなどすると、妖怪の血が彼の体を支配してしまうのです。 一時的に完全な妖怪となった犬夜叉の戦闘力は大幅に上昇しますが、同時に理性を失います。奈落はこれを利用してかごめたちを襲わせますが、なんとか鉄砕牙を手にして復活。逆に動揺した奈落は、四魂の玉と同化して、完全なる妖怪化を果たします。こうして、犬夜叉たちと奈落との長きにわたる戦いの幕がようやく降りるのです。

奈落の死、「唯一の正しい願い」とは

四魂の玉を取り込み、人の心を無くしたおぞましい姿の妖怪へと化した奈落。そこに、「冥道残月破」を会得した犬夜叉と、「爆砕牙」を手にした殺生丸が立ちはだかります。2人の渾身の一撃とかごめの矢を食らった奈落は、首だけの状態になって逃走。その後は、四魂の玉の内部で鎮座します。 四魂の玉は、元々宿っていたかごめの体内へと戻り、後世へと受け継がれる運命にありました。つまり、奈落は復活のチャンスを残していたのです。しかし、かごめが「唯一の正しい願い」を告げたことで、四魂の玉は浄化。奈落は、玉を生み出した翠子と共に、消滅していきました。 奈落は、人間に多くの妖怪が集まって生み出された、屈折しきった集合体の半妖。そんな彼も、四魂の玉と共に、ようやく消滅を迎えます。消えゆく奈落の顔は、安らかな笑みを浮かべていました。

戦国時代に戻った犬夜叉。かごめとの、その後の関係は?

奈落の消滅を見届け、長い戦いにようやく終止符を打つことができた犬夜叉たち。脅威を打ち倒したことで、彼らの旅は終わりを迎え、犬夜叉はかごめを現代へと帰します。こうして彼女は、いつものように骨喰いの井戸を通じて現代へと帰還。しかしこれ以降、彼女は井戸を通じて戦国時代に行き来することができなくなってしまいました。 それから3年後、かごめは普通の高校生として学校生活を送り、卒業。学校を出た彼女は、犬夜叉と共に生きることを決意します。彼女は再び繋がった井戸から、彼の生きる戦国時代へと戻っていきました。 それからは、犬夜叉とかごめは共に楓の村で暮らすように。彼女は巫女見習いとして楓の下で修業しながら、犬夜叉や珊瑚、弥勒などと楽しく生活しているようです。『犬夜叉』のラストは、時を超えて結ばれた2人のハッピーエンドだったのです。

『うる星やつら』と『らんま1/2』とコラボ?!

2009年、原作者・高橋留美子の原画展が開催されました。それを記念して、高橋の代表作である『うる星やつら』、『らんま1/2』とのコラボアニメーションが制作されています。 アニメが収録されているのは、DVD-BOX『It's a Rumic World』です。BOXには、3作品の新作オリジナルアニメが収録されており、オープニング映像では、それぞれの作品のキャラクターが共演を果たしています。 BOXには、キャラクターフィギュア3体と32ページの特典ブックレットも同梱されており、高橋留美子ファンの為の完全予約限定商品として発売されました。

犬夜叉役を担当したのはベテラン声優・山口勝平(やまぐちかっぺい)

犬夜叉の声優は、山口勝平(やまぐちかっぺい)が担当しています。 山口は、1965年生まれのベテラン声優です。もともと舞台俳優として活躍していた山口ですが、彼の声優人生の転機となった作品が高橋原作の『らんま1/2』でした。1989年にアニメ化された際、山口は主人公・早乙女乱馬役として初主演を果たします。以降、声優としてのキャリアを本格的にスタートさせ、現在でも多くの作品に出演しています。 代表作は「名探偵コナン」工藤新一/怪盗キッド役、「ワンピース」ウソップ役、「DEATH NOTE」L役など。今でも人気な名作アニメの主要キャラとして大活躍です。

半妖の主人公・犬夜叉は新作に登場するのか?活躍を見返して待機しよう!

犬夜叉は、半妖であるがゆえに様々な苦悩を抱えて今に至ります。しかし桔梗やかごめは、彼を受け止めようとしました。仲間たちとの出会いによって大きな成長を遂げ、殺生丸とも決着を付けます。 アニメ「犬夜叉」シリーズは、約10年ぶりに続編となる新作の制作が発表されました。『半妖の夜叉姫』という名の新作は、犬夜叉たちの戦いのその後の物語となっています。 犬夜叉とかごめは、旅と戦いの中で心を通わせ、想い合う関係へとなっていきました。そして最後に、数百年の時を超えて結ばれるという、ロマンチックな結末で締めくくられています。今回の新作は、そんな2人の子供にあたる世代の物語です。 果たして続編には犬夜叉も登場するのでしょうか?放送を待つ間に、もう一度原作『犬夜叉』を読み返してみてはいかがでしょう。