カール・アーバン、『マイティ・ソー』3作目に出演するNZ俳優の全て!

2017年7月6日更新

『ロード・オブ・ザ・リング』や『スター・トレック』など、人気シリーズに次々と出演しているニュージーランド出身の俳優、カール・アーバン。この記事では、彼のプロフィールや過去の出演作、プライベートや今後の出演予定作品をご紹介します。

カール・アーバンってどんな人?

カール・アーバンは、1971年7月6日生まれ、ニュージーランドのウェリントン出身の俳優です。

幼い頃から映画業界に興味を持っていたアーバンは、学生時代から人前でパフォーマンスすることに情熱を示し、8歳のときにニュージーランドのテレビシリーズ『Pioneer Woman(原題)』で、セリフひとつの役で出演しました。その後は学校の演劇に参加しながらも、高校まで舞台に立つことはありませんでした。

アーバンは1986年から1990年にかけてウェリントン・カレッジに通った後、ヴィクトリア大学ウェリントン校の教養課程に転入します。しかし、俳優を目指すため1年で退学し、その後数年に渡ってニュージーランドのテレビCMに出演したり、舞台公演に参加したりしました。数年後、ニュージーランド北島北部の都市オークランドに移住し、多くのテレビシリーズにゲスト出演するようになります。

1992年、戦争映画『Chunuk Bair(原題)』で映画デビューを果たしました。

『ロード・オブ・ザ・リング』エオメル役で一躍有名に

カール・アーバンは人気ファンタジー『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズへの出演で、世界的に有名になりました。

『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は、世界を滅ぼす力を持つ指輪を捨てるため、ホビット族のフロドと仲間たちが。滅びの山の火口、”破滅の裂け目”を目指して旅をする物語です。

大人気三部作の二作目から登場!【2002】

旅の途中、ばらばらにはぐれてしまった仲間たち。滅びの山へ向かうフロドとサム、白の魔法使いサルマンに連れ去られてしまったメリーとピピン、そしてアラゴルン、ギムリ、レゴラスの3人はメリーとピピンを追って人間たちの住むローハン王国にたどり着きます。

ローハン王国はサルマンの呪いに苦しめられており、アラゴルンたちと合流した白のガンダルフは、ローハン王国の人々とともにサルマンと戦うことを決意します。

アーバンは、ローハンの王セオデンの甥で騎士、騎馬隊の隊長エオメルを演じました。エオメルは騎馬隊を見事に指揮し、戦いを勝利へと導いていきます。

大人気シリーズ完結編でも大活躍!【2003】

滅びの山に向かうフロド、サム、ゴラムの3人。山に近づくにつれ指輪の力が強まり、フロドはたびたび自分を見失いそうになってしまいます。一方、アラゴルンたちは人間の住むゴンドールを冥王サウロンから救うため、ローハン王国に援助を求めてのろしを上げます。ローハンのセオデン王はのろしを見てゴンドールの援護を決意し、甥であるエオメル率いる騎馬隊を出陣させます。

ゴンドールに向かったローハン軍は、ぺレンノール野でサウロンが送り込んだ闇の軍勢と激突。密かに男装して戦いに参加していたエオメルの妹エオウィンが「人間の男には殺せない」というアングマールの魔王を打ち破り、アラゴルンが「死者の軍勢」を連れて加勢し、見事勝利を収めました。

フロドは指輪の魔力に惑わされながらも、なんとかその破棄に成功しましたが、癒えない傷も負ってしまいました。そしてフロドは、叔父のビルボ、ガンダルフ、エルロンドとガラドリエル夫妻らとともに、神の国・ヴァリノールへ旅立つことにします。

『スター・トレック』シリーズのマッコイがはまり役!

J.J.エイブラムス監督によるリブート版『スター・トレック』シリーズで、カール・アーバンはU.S.S.エンタープライズ号の医療主任、ドクター・レナード・マッコイを演じています。

新たな『スター・トレック』シリーズで人気トリオのひとりを演じる【2009】

J・J・エイブラムス監督によるリブート版『スター・トレック』は、オリジナルシリーズの時間軸とは別のパラレルワールドでの物語となっています。若き日のカークがU.S.S.エンタープライズ号の船長となるまでを描くプリクエルとも言える作品です。

宇宙艦隊アカデミー在学中のジェームズ・T・カークは、「コバヤシマル」戦闘試験で不正を働き、公聴会にかけられます。その最中、バルカン星から緊急救助要請が届き、謹慎を言い渡されていたカークも友人の医療士官マッコイの機転でU.S.S.エンタープライズ号に潜り込むことに成功。そこには同期生のウフーラやスールー、チェコフのほか、公聴会でカークを尋問していたバルカン人のスポックが副長として乗船していました。

未来からタイムトラベルしてきたロミュラン人のネロは、故郷の星が崩壊したのは惑星連邦のせいだと逆恨みしており、惑星連邦を滅亡させ、より広大なロミュラン帝国を築こうと目論んでいました。

アーバンが演じる医療士官レナード・マッコイは、離婚により全てを失い、飛行恐怖症でしたが、やむなく宇宙艦隊に志願した人物です。アカデミーでクリス・パイン演じるカークと知り合い友人になります。パイク船長率いるエンタープライズ号に医療士官として乗船していましたが、ネロの攻撃により前任の医療主任が死亡したため、一時的に医療主任となります。

“ボーンズ”とあだ名されるマッコイは、カークが正式にエンタープライズ号の船長となった際には、正式に医療主任として迎えられました。

人気シリーズ続編にも続投【2011】

J・J・エイブラムス監督による『スター・トレック』シリーズ二作目。

前作での活躍で正式にエンタープライズ号の船長となったカークでしたが、未知の惑星を探索中に巨大な地殻変動に遭遇。重大なルール違反を犯してまで、原住民とスポックら上陸班を救出します。そのことが原因で降格処分となり、パイク船長の下につくことになりました。

一方、ロンドンでのテロ事件の犯人ジョン・ハリソン中佐の追跡を協議するため、サンフランシスコの艦隊本部に士官たちが集まってしたところ、そこもハリソンに襲撃され、パイク船長が命を落としてしまいます。カークはマーカス提督からハリソン殺害を命じられますが、マッコイやスポック、ウフーラらの説得により彼を殺さずに捕まえ、ハリソンの正体とその目的を本人に尋問することにするのです。

この作品で、アーバンは前作と同じくドクター・マッコイを演じました。マッコイは、ハリソンとの戦いによって絶命したカークをハリソンの血液サンプルで救えることを発見し、カークを蘇生させることに成功します。

カール・アーバンの結婚歴

アーバンは2000年のテレビ映画『The Privateers(原題)』に出演した際に知り合ったメイクアップ・アーティストのナタリー・ウィホンギと2004年に結婚しました。ふたりの間には2000年に誕生したハンターと2005年に誕生したインディアナという2人の息子がいます。

2014年に離婚を発表し、現在は2013年の『リディック:ギャラクシー・バトル』で共演した女優、ケイティー・サッコフと交際しています。

小汚い役を演じることが多かった!?

『ロード・オブ・ザ・リングス』でエオメルを演じる以前、カール・アーバンは無精ヒゲを生やし小汚い役を演じることが多買ったと言われています。

2000年のニュージーランド映画『ミルクのお値段』では、牧場に妻と117等の牛、そして引きこもりの犬とともに暮らす男性ロブを演じました。牧場主の役とあって、肉体労働に慣れていそうなマッチョで小汚い容姿になっています。

2002年のホラー映画『ゴーストシップ』では、40年前に行方不明になった豪華客船を発見するサルベージ船の乗組員のひとりで、技術者のマンダーを演じています。大柄で長髪に無精ヒゲという、こちらもあまり清潔とは言えないルックスです。

カール・アーバン出演のドラマが打ち切りに

『FRINGE/フリンジ』のJ・H・ワイマンとJ・J・エイブラムスがタッグを組み、カール・アーバンが主演したドラマ『ALMOST HUMAN / オールモスト・ヒューマン』が、2014年、1シーズンのみの放送をもって打ち切りが決定しました。

『ALMOST HUMAN / オールモスト・ヒューマン』は、2048年の未来を舞台に、アーバン演じる人間の刑事ジョン・ケネックスとアンドロイドの相棒ドリアン(マイケル・イーリー)のコンビが凶悪事件を解決していく、1話完結型のSF犯罪ドラマです。

視聴率は悪くなかったものの、バットマンの誕生以前を描く『Gotham ゴッサム』など、新たなシリーズ製作有望株が出てきたため、製作スタジオである米FOXは『ALMOST HUMAN / オールモスト・ヒューマン』の打ち切りを決めたようです。

ユニークな設定のドラマで、2014年には日本でも放送されていただけに、ファンからは打ち切りを惜しむ声が上がりました。

カール・アーバンの新作

人気シリーズ最新作!エンタープライズ号の仲間と三度冒険へ【2016】

『スター・トレック』シリーズ最新作、『スター・トレック BEYOND』にも前二作に引き続き、ドクター・レナード・マッコイ役でカール・アーバンが出演します。

カーク船長(クリス・パイン)率いるU.S.S.エンタープライズ号が、航行中に未知のエイリアンから襲撃を受け大破してしまい、クルーは命からがら近くの惑星に上陸するも、そこで死闘を繰り広げることになるようです。

前二作にも登場したエンタープライズ号のクルーが再集結するほか、『キングスマン』で義足の殺し屋ガゼルを演じたソフィア・ブテラがヒロインとして出演するなどで注目されました。『スター・トレック BEYOND』は、2016年10月21日に日本公開予定です。

名作ディズニー映画のリメイクに出演!『Pete's Dragon(原題)』【2016】

1977年のディズニー映画『ピートとドラゴン』のリメイク作品です。森で暮らす孤児ピートと心優しいドラゴンの交流を描く作品で、ストーリーは前作から大きく変更されたようです。

森の管理人ミスター・ミーチャム役のロバート・レッドフォード、彼の娘でレンジャーのグレイスを演じるブライス・ダラス・ハワード、グレイスとともにピートとドラゴンの謎を探る少女ナタリーにトニー賞受賞子役のウーナ・ローレンスなど、豪華キャストにも注目が集まっています。

カール・アーバンは田舎の工場主、ジャックの弟のギャビンという役で出演することがわかっていますが、詳細は不明。2016年12月23日に日本公開予定です。

マーベル人気シリーズ第三作目に悪役で出演!『Thor: Ragnarök(原題)』【2017】

アベンジャーズのメンバーであるソーの主演映画第三作目『Thor: Ragnarök(原題)』は、ソーとハルクことブルース・バナーのバディ映画になると噂されています。

本作では、ケイト・ブランシェット演じる「死者の女神」ヘラがヴィランとなるようで、その他にもアスガルドの女戦士ヴァルキリー役でテッサ・トンプソン、宇宙で最も長寿の種族の長老グランドマスター役でジェフ・ゴールドブラムが出演することもわかっています。

カール・アーバンは悪役スカージを演じ、ソーとハルクに立ちはだかることになりそうです。『Thor: Ragnarök(原題)』は、2017年11月全米公開予定です。

今後も話題作への出演が目白押しのカール・アーバン。ますます活躍することが期待されています。