テッサ・トンプソン、『クリード』のビアンカ役が『マイティ・ソー』新作のヒロインに!
テッサ・トンプソンのプロフィール
テッサ・トンプソンは、1983年10月3日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの女優/ミュージシャンです。 ミュージシャンの父、マーク・アンソニー・トンプソンの活動拠点に合わせて、夏はロサンゼルス、冬はニューヨークで過ごしていました。サンタモニカ高校を卒業後、サンタモニカ・カレッジに進学し、文化人類学を学びました。 2002年にロサンゼルス・ウィメンズ・シェイクスピア・カンパニーの『テンペスト』に出演し、トンプソンはプロの女優として舞台デビューします。2003年には『ロミオとジュリエット』でジュリエットを演じ、全米黒人地位向上協会シアター・アワーズにノミネートしました。 2016年2月にも、SFテレビシリーズ『FRINGE』のジョシュア・ジャクソンとともにオフブロードウェイの舞台『Smart People』に出演しています。
ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』で知名度を上げる
クリスティン・ベル演じる高校生探偵が活躍するミステリードラマ『ヴェロニカ・マーズ』。トンプソンはこの人気シリーズに出演し、その名を知られるようになりました。 トンプソンが演じたのは、シーズン2から主人公らが通う高校に転校してきたジャッキー・クックです。 ヴェロニカの親友であり、助手のウォレスが想いを寄せていたキャラクターですが、他の男性と会う場面を度々目撃されていました。2歳の息子がおり、高校卒業と同時にニューヨークへ戻りました。
ミュージシャンとしても活動
SLEEPING AT NIGHT (Dear White People Remix) -Caught A Ghost
テッサ・トンプソンは、エレクトロバンド”Caught A Ghost”に参加し、ミュージシャンとしても活動しています。自身も出演した映画『Dear White People』には、楽曲提供もしました。
『ロッキー』スピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』に出演!
シルベスター・スタローンのヒット作『ロッキー』シリーズのスピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』にも、トンプソンはヒロインとして出演しました。 かつてのボクシングヘビー級チャンピオンの1人、アポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソンは、父の偉業を知らずに育ちました。 アドニスは、何不自由のない生活を捨ててプロボクサーになる決意をし、フィラデルフィアに住む、父のかつてのライバルで親友のロッキー・バルボアに、トレーナーになってくれるよう頼みます。最初は断ったロッキーでしたが、アドニスにボクサーの資質を感じ、ともにチャンプを目指すことにしました。
この作品でトンプソンは、主人公アドニスとロマンスを繰り広げるシンガーソングライターのビアンカを演じました。この役はロッキーにとってのエイドリアンに相当する重要な役です。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』のヒロイン、バルキリー役に!
テッサ・トンプソンは、2017年公開予定の『マイティ・ソー』シリーズ第3作目『Thor: Ragnarok(原題)』に出演することが発表されました。 MCUの人気シリーズ最新作は、クリス・ヘムズワース演じるソー、トム・ヒドルストン演じるソーの弟ロキが続投するとともに、同クロスオーバー作品でハルクを演じているマーク・ラファエロが出演することでも注目を集めています。 トンプソンの役どころは「ある種のスーパーヒーロー」であると説明されていることから、ソーの住む神々の国アスガルドの戦士、ヴァルキリーではないかと噂されています。 新ヒロインの登場ということで、これまでヒロインを演じていたナタリー・ポートマンは出演しないようです。 また、トンプソンはこの作品以降もマーベル映画に出演する予定です。
テッサ・トンプソンのその他の主な出演作
逃げられない空間で迫り来る恐怖【2006】
2人の子供を寝かしつけた後、ベビーシッターとして留守を預かるジルのもとに「子供たちの様子を見てみろ」という電話が何度もかかってくるようになり、恐ろしくなって逆探知してもらったところ、電話はジルと子供たちのいる家の中からかけられたものだった、というホラー映画です。 この作品にテッサ・トンプソンは、主人公の友人スカーレットを演じました。
青春をダンスにかける少女たちの物語『メイク・イット・ハプン!』【2008】
ダンサーになることを夢見てシカゴにやってきたローリンは、オーディションに落ちてしまい、仕事も暮らす家もなくさまよっていたところ、ダナという駆け出しのダンサーに拾われます。ダナの紹介でローリンが得た仕事は、ストリップクラブの帳簿係でした。 ある時チャンスを得てステージで踊ることになり、ローリンは諦めずに夢を追うことにします。 トンプソンはこの作品で、主人公と友情を育むダナを演じています。
感動のキング牧師伝記映画【2014】
アメリカ公民権運動を先導したマーティン・ルーサー・キングJr.牧師についての初めての伝記映画です。 1965年3月7日、600人ものデモ隊がアラバマ州セルマから州都を目指す行進を始めました。しかし、白人知事は警官隊を配置し、彼らを暴力で制圧した「血の日曜日事件」へと発展。 そこから抗議デモはさらに盛り上がり、世界を動かす原動力となっていきました。 この作品でトンプソンは、ダイアン・ナッシュ役で出演しています。 テッサ・トンプソンの今後の活躍から目が離せませんね!