1,人気映画『ロッキー』の続編
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『ロッキー2』は、無名俳優からスターとなったシルベスター・スタローン自身を反映した主人公のボクサー、ロッキー・バルボアの成長を描いた『ロッキー』シリーズの第2作として、1978年に制作されました。スタローン自身が監督・主演を兼任した作品。
2,『ロッキー2』のあらすじ
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壮絶なファイトの末に判定で敗れたロッキー(シルベスター・スタローン)は、内容に納得がいかないチャンピオンのアポロ(カール・ウェザース)のリターンマッチ要求を呑まずにボクシングからの引退を決意し、恋人エイドリアン(タリア・シャイア)と結婚します。ほどなくして彼女の妊娠が判明したことで新生活に張り切りますが、思うようにいかず焦ります。
そんな中アポロは、名誉回復のために改めてロッキーとのリターンマッチを画策、マスコミを使って大々的にアピールします。それを受け闘志を燃やすロッキーは再挑戦を決意、トレーニングを開始しますが、エイドリアンに反対されているためか練習に身が入りません。
それを知った兄ポーリー(バート・ヤング)の「お前が応援しないせいからロッキーがやる気にならないんだ」という言葉にショックを受けたエイドリアンは、労働からくる疲労も重なり入院し、そのままの状態で男児を出産します。晴れて父親となったロッキーは、果たしてボクサーとして再起できるのでしょうか?
3,『ロッキー2』の裏情報を紹介!
ロッキーの本当のファーストネーム
『ロッキー2』ではついに父親になるロッキーですが、生まれた息子は「ロバート・バルボア・ジュニア」と名付けられます。つまり「ロッキー」という名前は略称で、本当のファーストネームは「ロバート」ということが判明します。
妻のエイドリアンが試合会場に行かなかった本当の事情
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クライマックスのボクシングシーンでは、当初はエイドリアンも会場に帯同する設定になっていました。しかし、演じるタリア・シャイアが撮影時に他の映画の撮影に臨んでいたためにスケジュールが合わず、出産後の体調を気遣って自宅でテレビ観戦するという設定に変更されています。ちなみにテレビ観戦のシーンは、ファイトシーンを撮影した数か月後に改めて撮影されました。
役づくりにのめり込み過ぎたスタローン
撮影準備としてスタローンは、体力づくりのために220ポンド(約100キロ)のベンチプレスを欠かしませんでしたが、プレスのしすぎで右胸筋を痛めています。このケガは尾を引き、クライマックスのボクシングシーンの撮影でも再び痛めてしまいました。
あの名ボクサーもカメオ出演
ボクシング映画ゆえに実在のボクサーとも縁のある『ロッキー』シリーズですが、この『ロッキー2』では1970~80年代に“石の拳”の異名でボクシング界を席巻したロベルト・デュランが、ロッキーのスパーリングパートナー役でカメオ出演しています。
ロッキーのモデルとなった実在ボクサーも出演予定だったが…
ボクサーといえばもう一人、ロッキーのモデルとなったチャック・ウェプナーにも出演の話がありました。スタローンは彼に敬意を表する意味で、セリフもあるロッキーのスパーリングパートナー役を用意しましたが、撮影当日、ウェプナーは酔っぱらった状態で二人の女性を両脇に抱えて現場に現れた上に、セリフもまともに喋れる状態ではなかったため、結局出演はナシになってしまいました。
4,このシーンに注目!
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『ロッキー2』の見どころは、夫となり父となったロッキーの葛藤にあります。妻と子供という、初めて守るべきものが生まれた彼は、これ以上エイドリアンに負担をかけられないとボクシングを止めると告げますが、それを受けた彼女は一言「勝って!」と告げるのです。
このエイドリアンの言葉に奮起したロッキーが、これまで以上に過酷なトレーニングを行うシーンは、この作品の白眉ともいえます。観ているこちらもテンションが上がること間違いなしです。
5,『ロッキー2』のキャスト
シルベスター・スタローン(ロッキー・バルボア)
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自身で脚本、主演を務めた1976年の『ロッキー』で大スターとなって以降、40年近くトップスターの座に君臨するスタローン。この『ロッキー2』では監督も務めており、監督作としては、賭けレスリングの頂点を目指す三兄弟を描いた『パラダイス・アレイ』に続いて2作目となります。
タリア・シャイア(エイドリアン)
ロッキーを支える妻エイドリアン役のタリア・シャイアは、1作目の『ロッキー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。兄に『ゴッドファーザー』三部作を手がけたフランシス・F・コッポラ監督、甥に俳優ニコラス・ケイジ、息子に俳優ジェイソン・シュワルツマンを持つ芸能一家です。
カール・ウェザース(アポロ・クリード)
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ロッキーに再度リターンマッチを要求するアポロ役のカール・ウェザースは、1975年のパム・グリア主演のブラックスプロイテーション映画『女記者フライデー/謎の暗殺計画』で映画デビューを果たし、翌76年の『ロッキー』でのアポロ役で一躍有名となりました。『ロッキー』シリーズには第4作目の『ロッキー4/炎の友情』まで出演します。
バージャス・メレディス(ミッキー)
名トレーナーとしてロッキーを支えるミッキー役のバージェス・メレディスは、前作の演技によりアカデミー助演男優賞にノミネート、その前年の1975年の『イナゴの日』でも助演賞にノミネートされた名優です。1930年代から俳優業を始めており、他の当たり役としてはテレビドラマ版『バットマン』でのペンギン役があります。
バート・ヤング(ポーリー)
妹のエイドリアンや義弟ロッキーの手を焼かせ気味のポーリーを演じるバート・ヤングは『ロッキー』シリーズに欠かせないキャラクターとなり、第6作目の『ロッキー・ザ・ファイナル』まで出演しました。
6,『ロッキー2』の感想評価を紹介!
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Pit7775Pit
展開面白い。ロッキーのキャラがとても良かった。
Kyohei_Fukuba
ロッキー、ロッキーザファイナルを見た僕がクリードチャンプを継ぐ者を見て最高傑作なのを確信したものの2、3、4、5を見てないからわからないから見てみた
上記の3つは涙ボロボロなシーンがあったけど正直2はそうでもなかった
ただ「Win! Rocky, win!」の一言からのトレーニングのシーンと二人同時のノックダウンのシーンは上がりまくった
ririri511
最後に立てて良かった…。父親になったせいなのか後半のロッキーだいぶ成長したように感じた。