2017年7月6日更新

血湧き肉躍る!涙なくして観られない最高の格闘技映画15選

ロッキー

いわゆる「アクション映画」とは異なり、熱い戦いを通じて、人生の機微や悲哀が並行して描かれることの多い「格闘技映画」。今回はそんな中から特に熱量の高い、エモーショナルな15作品をピックアップしてご紹介します。

目次

譲れないものを抱えた兄弟の激突【2011年】

movhao 重い過去を持ち、今では別々の道を歩む兄弟が中心。 見所はやっぱり迫力の格闘シーン。兄弟役はガチでトレーニングをしており、コーバ役の方はアトランタ五輪のレスリング金メダリストだそうです。 格闘シーンでは、ただボコボコに殴り合ったり極めたりするだけではなく、お互いの思いを拳に乗せている迫真の演技が胸に響きます。 現実の格闘技的に見ればリアリティに欠けるかと思いますが、十二分に魅力的なストーリーかと思います。

酒浸りで暴力を振るう父から母と共に逃亡し、海軍に入隊した弟トミー(トム・ハーディ)と、父と共に暫く過ごした後、家庭を持って自立した高校教師の兄ブレンダン(ジョエル・エドガートン)。

総合格闘技の大会に臨むべく海軍を辞め、酒を断った父とのトレーニングを開始するトミーと、難病を抱えた子供の為に総合格闘技で稼いでいたブレンダンは、リングで兄弟対決をすることになります。

撮影前に亡くなったジェームス・ディーン主演の予定でした【1956年】

Keimiyazato ボクシング映画って数は少ないけど良作が多い 誰もが知っているボクシング映画はロッキーだろうけど この作品の主人公の名もロッキーで実在したボクサーの自伝が原作です、本作のロッキーを演じているのはポール・ニューマンで 不本意なデビュー作゛銀の盃゛に次ぐ2作目、若さをもてあまして暴力沙汰ばかりのロッキーがボクシングに出合い成功していく過程での親子愛や夫婦愛が描かれていて ロバート・ワイズのキャリアハイな演出が楽しめます、あと何気にマックイーンのデビュー作!

ニューヨークの貧民街で育った実在のボクシング世界ミドル級チャンピオン、ロッキイ・グラシアノの生涯を、ポール・ニューマン主演で映画化した作品です。

貧しさから、靴磨きのロメロと盗みを働いていたロッキイは、軍に入れられるもすぐに脱走。

しかし収監された刑務所でボクシングに出会い、自分の生きる道を見つけるのでした。

シルベスター・スタローンが3日で脚本を書き上げた出世作【1976年】

southpumpkin ボクシング映画と言えば『ロッキー』ですよね。ようやく鑑賞しました。女の子といい感じになってる場末のボクサーがふとしたチャンスをきっかけに猛練習してチャンピオンに挑むお話。これだけなのに!これだけなのに、めちゃ熱くなるのは映画として優れているからなのでしょう。 月に到達した宇宙船と同じ名前のアポロというアメリカを代表するヒーローと戦うことになったイタリアの種馬ことロッキー。エンタメを熟知し、ファンサービスを怠らないアポロは如何にして自らがアメリカンドリームを掴んだのかを知っているようです。ロッキーはそんなアポロを見て、自らを虐げてきた「アメリカ」を相手にしたような気分になり試合前日に弱気になる。ここまでの話が映像でのみ語られる凄まじさです。 ロッキーがチャンスを手にした事を機に擦り寄ってくる人々も、もしかするとロッキーの今後の行く末を示唆しているのかもしれません。アメリカンドリームを手にしたロッキーが2以降で描かれると思うのですがいかがでしょうか。トレーナーのおじいちゃんのシーンは観てて辛かった。最後は歳を理由に頼み込む姿に哀れさを感じました。アメリカの言うチャンスの得難さを思い知らされます。 エイドリアンの帽子が最後に脱げるシーンで回収された伏線には驚きました。ロッキーはエイドリアンが居なければあの場にいなかったことは間違いないのですが、それすらも映像で語られます。ボクシング映画で緻密な完成度を感じました。傑作ですね。

賭けボクシングと高利貸しの取り立ててで生計を立てているロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)は、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンの対戦相手としてリングに上げられることになります。

想いを寄せるペットショップで働くエイドリアン(タリア・シャイア)の為、自分がただのゴロツキでないと証明する為、ロッキーは厳しいトレーニングに挑みます。

政治的圧力とも戦った伝説的ボクサーの人生【2001年】

Maaaaaaboou ボクサーのモハメド・アリという人の話。こんなに偉大な人がいたことを知らなかった。マイケル・マンの映画はやっぱり渋い、かっこいい。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ボクシングスタイルでボクシング世界ヘビー級王座となり、挑発的な口調も相まって一躍スターとなったものの、イスラム教への入信やベトナム戦争への参加拒否でタイトルを剥奪された実在のボクサー、モハメド・アリの人生を描いた作品です。

過酷なトレーニングで身体を鍛え上げたウィル・スミスが、主役のアリを熱演しました。

年齢を超えた、立ち直ろうとする男同士の血戦【2005年】

元メダリストのボクサーでありながら、事業の失敗で落ちぶれて「殴られ屋」として稼ぐテシク(チェ・ミンシク)と、少年院のボクシング部で自分の価値を見出す元問題児のサンファン(リュ・スンボム)が、新人戦で戦うことになる物語です。

サンファン役リュ・スンボムは、監督であるリュ・スンワンの実弟です。

自ら人生を棒に振った男と、親に人生を狂わされた男【2015年】

swingby2355 ベタといえばベタかもしれないけど、格闘シーンは迫力があって力が入るし、ドラマも重くなり過ぎず絶妙な軽さで楽しい。あと娘役の子が抜群にいい

『ツインズ・エフェクト』や『風雲決 ストームライダーズ』などで知られる、ダンテ・ラム監督による香港映画です。

香港ボクシング王者として活躍しつつ、八百長で転落したファイ(ニック・チョン)のもとに、大富豪の父を持ちながら倒産により日雇い労働者に落ちたチー(エディ・ポン)が、総合格闘技のトレーナーになってほしいとやってきます。

世界中にカンフーブームを巻き起こした大ヒット作【1973年】

Tomochika_Nakano あのBGMにあのセリフDon't think feel、雄叫びにポーズ。シャープでハンサムなリーの動きとその強さ。ストーリーはわかりやすく、今となってはベタながら、そのアクションが圧倒的なかっこよさ。アジアの至宝。

南シナ海に浮かぶミスター・ハン(シー・キエン)の島で行われる武術大会の招待状が届き、ハンの手下に追い詰められて自害した姉の復讐のため、国際情報局が手引きする内偵を引き受けつつ、出場を決めたリー(ブルース・リー)。

ハンの野望を打ち砕かんと、リーは大会を勝ち進みます。

ミッキー・ロークがゴールデングローブ主演男優賞を受賞した作品【2008年】

taira1981 タイトルを「ミッキー・ローク」としても良いぐらいに本作は彼が演じる事に意義がある。表情一つとっても哀愁が滲み出る、あの不器用さの塊のような(いやむしろそのもの)を体現した演技に拍手を。そして彼を主演に拘った監督に喝采を。

80年代に人気レスラーとして活躍しつつ、20年を経て落ちぶれたランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー・ローク )は、家族にも見捨てられて孤独な日々を送るなか、20周年記念のビッグマッチに出場する機会を得ます。

しかし長年のステロイドの影響で、ランディの心臓は限界にきていたのでした。

父と息子と、格闘ロボット【2011年】

Samurai1632 男のロマンが詰め込まれていて展開もシンプル、とても良かった。

最後の闘いはまさに手に汗握るアツく痛快な闘いでした。 マックスみたいなかわいい息子が欲しくなりますしもし息子ができたら一緒に見たいですね笑

時は2020年。人間のボクシングは飽きられ、ロボット同士の格闘技が主流になったことで仕事を失くした元ボクサーのチャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は、ロボット格闘のプロモーターとして生活していました。

ある日チャーリーは亡くなった元妻が残した息子マックスと一緒に、スクラップ寸前のロボット「アトム」を見つけます。

あるボクサー兄弟の愛憎と絆【2010年】

buntoku0921 かつてボクシングで地元のヒーローとなった兄、その影響でボクシングに身を捧ぐ弟、そしてちょっとクレイジーな父と母。 異端な家族のアツいアツいお話。 題材がボクシングなだけにもうアツすぎるったらありゃしない。

誰でも各々の悩みや問題を抱えて辛い思いをしている。でもそんな厳しい現実から目を逸らさないで、ちょっとずつでもいいから“変わるための努力”をすることが大事!!

兄弟や両親と上手くいってないなぁという人には是非観てほしい。

マーク・ウォルバーグの熱演っぷりに圧倒される。

あと、デヴィッド・O・ラッセル監督は心理描写が本当に巧い!! 登場人物の激昂した感情を爆発させたらはい、最強。笑

そんなデヴィッド監督の最新作『アメリカン・ハッスル』、今作に出演したクリスチャン・ベイルとエイミー・アダムス、そして同監督作品『世界にひとつのプレイブック』のブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが共演してるとか楽しみでしかないですよね!はい!!

実在のプロボクサー、ミッキー・ウォードとディッキー・エクランド兄弟を描いた作品です。

かつてプロボクサーとして活躍しつつもジャンキーとなった兄ディッキー(クリスチャン・ベール)に、幼少期からボクシングを教わってきた弟のミッキー(マーク・ウォールバーグ)は、窃盗で逮捕された兄に代わってついた新トレーナーのもと、快進撃を続けます。

映画『ロッキー』の正統なる新章【2015年】

southpumpkin 素晴らしい作品でした。『ロッキー』と同じく限りなく星5に近い4.5にしました。 それなりに安定していた生活を送っていた青年アドニスはふと思い立ってボクサーの道を志し、かつて亡き父がライバルとしていた伝説的ボクサー、ロッキーの元を訪ねます。ここからのサクセスストーリーは表面だけなぞればほとんど『ロッキー』と一緒なのですが、ここに素晴らしいオマージュを散りばめています。僕がその中でも気に入っているのが、序盤の大げんかなど基本的に喧嘩っ早いアドニス君を嗜めるロッキーに重なるのは5の時の自分なのでしょうか、というあたり(考えすぎでしょうか)。さらにロッキーの亡き妻エイドリアンの墓のシーンでポーリーが…、というのは『ロッキー・ザ・ファイナル』からの仕掛けでしょうか。まんまと声を出して驚いてしまいました。 繰り返されるテーマは明らかにクリードのテーマですが、時々ロッキーのテーマも流れ、そのタイミングも見事にコントロールされています。ロッキーからアドニス君へバトンタッチがなされています。これはアドニスの物語でありながらロッキーの物語でもあるのです。 自らの意思を継ぐ者の隣でリングに上がったロッキーの目もまた「虎の目」をしているのですねえ。 ヒロインが今後の作品へのドラマを残しているのが最高に素敵ですよねえ。続編が待たれます。

ボクシングヘビー級チャンピオン伝説の試合である「アポロ・クリード対ロッキー・ボルボア戦」は、もはや記憶の彼方となった時代。

アポロの愛人の息子であるアドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)は、自らの血に眠るボクサーの魂に気付き、幼い頃に死んだ父親の代わりに、ロッキー(シルベスター・スタローン)にトレーナーになってほしいと頼みます。

モノクロで綴られる孤独なボクサーの物語【1980年】

shin777 デニーロ恐るべし! ショーペシの演技も良い。 白黒なのも良かった。 オープニング、クラッシック音楽が流れている中デニーロがリング上でシャドウボクシングをやっている…カッコ良すぎですぜ旦那

デビュー以来負け知らずだったミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタ(ロバート・デ・ニーロ)は、7回ダウンを奪いつつ判定負けという試合結果に納得がいかず、マネージャーである弟や妻に当たり散らした揚句、15歳の美少女ビッキーと出会って再婚します。

主演のデ・ニーロが役作りの為に、ボクサー体型と27kg増量した肥満体型になったことも話題になりました。

37日間で撮影されたイーストウッド監督の名作【2004年】

southpumpkin クリント・イーストウッド監督作品だと一二を争うほどにビビビと来ました。よくあるボクシングのサクセスストーリーを折り返し地点とし、見るも無残な後半が待ち構えています。医学的、倫理的論争も多かったと聞きますが、それを差し引いても傑作でしょう。驚くほどに丁寧な心情の揺れ動きが描かれています。当然それは後半やラストシーンなどにも集中していますが、前半のボクシングサクセスストーリーにもしっかりと存在しています。男が女の面倒を見ることになるまでの心の変遷なども全く無理がなくすごく自然です。更にその前半部には後半に効いてくる様々な伏線が存在しているので素晴らしい。 ラストシーン直前、イーストウッドとモーガン・フリーマンがロッカールームで会話するシーン。顔とその他限定的な部分にしか光が当てられていないシーンがすごく印象に残りました。『グラン・トリノ』の揺れるライトのシーンと言い、イーストウッドの光の使い方は抜群の巧さを感じますね。

荒んだ家庭環境で育ち、トレーラー住まいの貧しい生活を送っているマギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)は、たった一つの才能であるボクシングに賭け、優秀なボクサーを育てる能力を持ちながら、不器用な性格故に人に見放された老人、フランキー・ダン(クリント・イーストウッド)のもとを訪ねます。

一晩で全て忘れてしまう学生プロレスラー【2008年】

Shohei_Ooike 気持ちよかった!展開もストーリーも設定もよかった。最後は思わず頑張れ!!!って応援したくなる、なんかそんな感じ!

人気レスラー「ドロップキック佐田」の引退で、かつての人気を失ってしまった学生プロレス団体「HWA」に、大学一の秀才という五十嵐良一(佐藤隆太)が入部します。

熱心に練習に励む五十嵐でしたが、段取りを無視してガチで戦ってしまうスタイルに、周囲から疑問が湧き上がります。

五十嵐は事故により短期記憶障害を患っているのでした。

ジェイク・ギレンホールの肉体と熱演【2016年】

怒りを原動力にしたスタイルでチャンピオンとして君臨するボクサー、ビリー・ホープ(ジェイク・ギレンホール)は、チャリティイベントの事故で妻を亡くし、酒に溺れたことで娘も奪われてしまいます。

ビリーは再起をかけ、かつて自分が恐れたボクサーを育てた老トレーナー、ティック(フォレスト・ウィテカー)のもとへ向かいます。

映画『サウスポー』は2016年6月に日本公開されます。