2023年4月9日更新

人生を変えるかもしれない!バイブル映画おすすめ15選

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ショーシャンクの空に
©COLUMBIA

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1:『レオン』(1994年)

殺し屋と少女の純愛を描いたバイオレンス・アクション

『レオン』ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
© GAUMONT/zetaimage

映画『ニキータ』で知られるリック・ベッソン監督作。主要キャストを務めたジャン・レノ、ナタリー・ポートマンの出世作にもなりました。独特の世界観とキャストの名演技から、20年以上が経った現在でも根強いファンが存在する作品です。 ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと恵まれない家庭で育った少女マチルダの純愛と戦いが描かれました。それぞれに孤独を抱えた2人の葛藤、親子とも恋人とも付かない関係を築いていく姿に胸を打たれます。

2:『セッション』(2014年)

世界的ジャズドラマー志望の少年VS伝説のスパルタ鬼教師!!

『セッション』マイルズ・テラー、J・K・シモンズ
© BLUMHOUSE PRODUCTIONS/zetaimage

デミアン・チャゼル監督が、高校生時代に所属した競争の激しいジャズバンドでの経験をもとに制作。「呼吸を忘れるほど手に汗握る映画」とも言われ、ジャズに対する考え方で論争まで巻き起こすほど話題になりました。 名門音楽学校に入学し、世界に通用するジャズドラマーになるため奮闘するニーマン。しかし、鬼教師と名高いフレッチャーは罵声や暴力も辞さず、その指導は次第に狂気じみていって……。 2014年の公開以降、世界各国の映画祭で注目を集め、第87回アカデミー賞では3部門を受賞しました。助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズの怪演はもちろん。主演を務めたマイルズ・テラーは、作中で実際にドラムを演奏しており、叩きすぎで飛び散る血は本人のものだそうです。

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3:『ショーシャンクの空に』(1994年)

理不尽な仕打ちにも屈しない、希望を捨てずに生き抜く人間の強さ

ショーシャンクの空に
©COLUMBIA

妻とその愛人を殺害した罪に問われた若き銀行副頭取のアンディ。無実を訴えるも認められず、劣悪なショーシャンク刑務所に投獄されてしまいました。しかし、腐敗した刑務所内でくじけることなく、仲間を作り語り合うことで共に成長していきます。 アンディとレッドを始めとする囚人、刑務官らとの交流や友情を丁寧に描いたヒューマン・ドラマです。どんな状況に置かれても、諦めず生き抜こうとする人間の強さに勇気をもらえます。

4:『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(2008年)

「YES!」で人生の全てが上手く行く!?

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』ジム・キャリー
© Warner Bros./Photofest/zetaimage

3年前に妻と離婚したカールは、プライベートも仕事も「NO」ばかりのネガティブな毎日を送っていました。しかし、あるセミナーの言葉で何でも「YES」と言ってみることにすると、彼の人生は急展開を迎えることになります。 原作は、2005年にダニー・ウォレスが自身の経験を元に描いた『Yes Man』。消極的になるのではなく、日々の中にある機会を受け入れ、普段しないようなことをしてみて欲しい。そして、より良い人生を送って欲しい。というメッセージが込められているそうです。

5:『ブレックファスト・クラブ』(1985年)

休日登校を命じられた男女5人の学生が強い絆で結ばれていく青春ドラマ

『ブレックファスト・クラブ』
© UNIVERSAL/zetaimage

1984年3月24日、イリノイ州のシャーマー・ハイスクールに、休日の早朝にも関わらず5人の学生が登校してきました。彼らはヴァーノン先生に図書館に閉じ込められ、約9時間で「自分とは何か?」というテーマのエッセイを書くよう命じられます。 これまで何の関わりもなかった5人ですが、同じ境遇を共有することで友情を深めていくことに。悩みや疑問を互いに打ち明け、秘めていた心の内まで吐露していくようになります。若さゆえの感情を持て余した時、必要なのはそれを解り合える仲間なのかもしれません。

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6:『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997年)

どんな状況下にあっても、人生は生きるに値するほど美しい

『ライフ・イズ・ビューティフル』
© MELAMPO CINEMATOGRAFICA/zetaimage

第二次世界大戦下、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をユダヤ人系親子の視点から描いた作品。カンヌ国際映画祭で審査員グランプリ賞を受賞したほか、第71回アカデミー賞では主演男優賞など3部門を受賞しました。 ベニーニ監督は、ロシア革命家トロツキーの「人生は美しい」という言葉をタイトルに付けたそうです。強制収容所内で息子ジョズエを必死に励まし、どんなに過酷な状況でも笑いを忘れないグイド。笑いを生きる希望にしようとする姿、父親の息子に対する無償の愛は涙無しには見られません。

7:『アイ・アム・サム』(2001年)

知的障がい者の父親と娘の純粋すぎる家族愛

『アイ・アム・サム I am Sam』(2001年)
© NEW LINE CINEMA/All Star Picture Library/Zeta Image

知的障がいを持つ主人公サムは、養育能力を疑われて娘のルーシーと引き離されてしまいます。エリート弁護士リタの協力を得て法廷に立ちますが、有効な証言も手立てもなく、親としての権利がないと判断されてしまって……。 親子であることは、法や障がいの有無で決められるのではなく、その間に愛情があるかどうか。ただそれだけで良いのだと教えてくれる作品です。ルーシーを演じたダコタ・ファニングは、この作品をきっかけに大ブレイクして天才子役と呼ばれるようになりました。

8:『ズートピア』(2016年)

異色の動物バディが事件解決に挑む!人間社会の問題を投映したディズニー映画

『ズートピア』

ディズニー映画最新作の舞台は、肉食動物と草食動物が共存する大都会「ズートピア」!新米ウサギ警官ジュディと、キツネ詐欺師ニックが解決する事件を通して、大都会に蔓延する人種差別や欺瞞を描き出しています。 監督を務めたバイロン・ハワードとリッチ・ムーアは、「ズートピア」が人間社会の縮図であると明かしています。ジュディやニックが直面する問題は、現実世界にある「人種的な偏見」の問題。互いの違いを個性として認めることで、人生はもっと豊かになる。というメッセージが込められています。

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9:『クレイマー、クレイマー』(1979年)

当時のアメリカで社会問題となったテーマを真正面から捉えた

『クレイマー、クレイマー』ダスティン・ホフマン、ジャスティン・ヘンリー
© COLUMBIA/zetaimage

自立を求めて家を出た妻と、後に残された夫と息子に降りかかる様々な問題を描いた作品です。当時、アメリカで社会問題となっていた離婚・親権を取り挙げ、国内外で高い評価を獲得しました。 ジョアンナが出て行ってしまったことで、今まで全ての家事・育児を押し付けていたことに気づくテッド。親権争いを繰り広げた2人ですが、最後は息子ビリーのため最良の選択をすることに決めます。 主人公のテッド役に演技派俳優のダスティ・ホフマン。その妻ジョアンナ役に『ディア・ハンター』のメリル・ストリープが迎えられています。

10:『LIFE!』(2013年)

突然の災難から人生が一変!平凡男の壮大なドラマ

『LIFE!』(2013年)
©︎ 20TH CENTURY FOX/ All Star Picture Library / Zeta Image

夢を諦め平凡な暮らしを送っていたウォルターは、現実逃避のため毎日のように空想ばかりしていました。しかしある日、予想外の災難をきっかけに波乱万丈の旅へ出ることになってしまいます。 ウォルターは、壮大な旅を通して人生を見つめ直し、「本当に大切なものは何か」ということに気付いていきます。大切なのは、現実を受け止めて毎日の生活を大事にすること。そうすれば、本や夢よりも充実した人生が手に入るというメッセージが込められているそうです。

11:『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)

トラウマを抱えた青年と、最愛の妻に先立たれた心理学者の心の交流を描く

『グッド・ウィル・ハンティング』ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン
© Miramax Films/zetaimage

天才的な頭脳を持ちながら、虐待のトラウマによって心の殻にこもるウィル。最愛の妻を喪った心理学者ショーンとの出会い、愛や友情、信頼を知った彼はトラウマを乗り越え、小さな世界から旅立っていきます。 ウィルの治療は順調ではありませんが、ショーンは辛抱強く言葉をかけていきます。本人が気付けていないだけで、恋人や親友たちが時に優しく、時に厳しく彼を見守っていました。成長を見届けた後は、何かを許されたような、背中を押されるような気持ちになります。

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12:『ショート・ターム』(2013年)

優しさと温かな幸福感にあふれたヒューマン・ドラマ

舞台は、心に傷を抱えた子供をケアする短期保護施設「ショート・ターム12」。自身も心に傷を抱えるケアテイカーのグレイスや、彼女を取り巻く子供たちが再生していく様子を優しいタッチで描きます。 子供たちや主人公のグレイスが抱える、誰にも言えない心の闇。人に傷つけられた彼らは、人の愛情や優しさに触れることで生きる希望、喜びを見出していきます。重いテーマを扱っていますが、小さな幸せが集まった温かく穏やかな幸福感でいっぱいの作品です。

13:『17歳のカルテ』(1999年)

大人になっていく少女たちのリアル

自殺未遂を起こした主人公スザンナは、”境界性パーソナリティ障害”と診断され精神病棟に入院することになります。ボス的存在であるリサ、入院患者らとの関わりを通して精神疾患と向き合う様子が描かれました。 原作は、スザンナ・ケイセンのベストセラー自伝。自身も”境界性パーソナリティ障害で入院経験のあるウィノ・ライダーが映画化権を買い取り、主演と製作総指揮を兼任しました。しかしこの作品で注目を浴びたのは、リサを演じて多数の演技賞を受賞したアンジェりーナ・ジョリーです。 10代という不安的な時期に揺れる少女たちの、苦悩や葛藤、等身大の姿がリアルに映し出されています。等しく訪れる子供から大人への分岐点、自分と相手を見つめ直したその先に、大人になった自分が待っているのかもしれません。

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14:『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011年)

黒人差別問題に立ち上がったある白人女性の物語

『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011年) エマ・ストーン
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舞台は、黒人差別が色濃く残る1960年代アメリカ、ミシシッピ州ジャクソン。勇気ある行動で世間に差別問題を投げかけた白人女性スキーターと、”ヘルプ”と呼ばれるメイドとして働く黒人女性の友情を綴った作品です。 シリアスなテーマをユーモアも交えて描き、友情や家族愛に人種は関係ないのだと気づかせてくれます。主演のスキーター役を務めたのは、『小悪魔はなぜモテる?!』のエマ・ストーン。共演のヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサーなど女優たちの名演技が光りました。

15:『ウォールフラワー』(2012年)

内気な少年が経験した甘酸っぱくもほろ苦い青春の顛末

ウォールフラワー
©︎Summit Entertainment/Photofest/zetaimage

原作は、『ライ麦畑でつかまえて』の再来と絶賛された同名の青春小説です。原作者のスティーヴン・チョボスキー本人がメガホンを取りました。主演は『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン。『ハリー・ポッター』シリーズで有名なエマ・ワトソンが出演したことでも話題になりました。 引っ込み思案な高校生チャーリーは、パトリック&サム兄妹との出会いをきっかけに”壁の花”状態だった日々が一変。惨めでしかなかった青春が輝き始め、友人を得て恋を知り、様々な経験を経て感じた喜怒哀楽が綴られていきます。 思春期特有の葛藤や全てが新鮮に映る昂揚感、限りある時間の中で、何もかもが”無限”に感じられたあの頃の気持ちを思い出させてくれます。